2006.01.24
毎日新聞より「人間型ロボット:自律動作で生活支援 産技総研が開発」
産業技術総合研究所(茨城県つくば市)は23日、自律動作ができる新システムを組み込んだ人間型ロボット「HRP−2」が、人の声を聞き分けて冷蔵庫からジュースの缶をテーブルまで運ぶ様子を公開した。

またまたヒューマノイドロボットです。ヒューマノイドロボットは家事支援、看護・介助支援、消防防災等の生活分野でのサポートを行う次世代型ロボットとしての開発が主となっています。
このロボット「HRP−2」も生活環境内での人間の生活活動を支援するためのヒューマノイドロボットプラットフォームです。
ヒューマノイドロボットHRP-2プロメテに高速度・高精度のカメラシステムを搭載することで、人間の眼のように作業する環境や対象物を立体的にとらえて知覚する視覚システムの機能および精度を向上しました。また、レーザー距離センサを搭載して歩き回ることで、部屋の地図を作成したり、作成した地図から自分の位置を認識し、ステレオカメラから得られる距離情報を利用して三次元的な障害物を発見することが可能となっています。
複数のマイクロホンを用いて人間の音声と雑音を分離・除去する音声インターフェースも備え、聴覚機能とよべるものまで付加されているとのこと。
この公開では、1台目のロボットが「ジュースを持って来て」という人の声を聞き分けてもう1台のロボットに伝達。伝達されたロボットは、途中の椅子を片付けた上で冷蔵庫の扉を開けてジュースの缶を取り出し、命令者の近くまで運びました。
同研究所は、レーザー光線で自分の周りを立体的にとらえるシステムを組み込んだロボットも開発しているが、「HRP−2は、実生活で生活支援に役立つロボットの一つの形態。技術を組み合わせ、さらに機能強化を進める」と意気込んでいる。
ロボットが冷蔵庫をあけている姿はなかなかユーモラスですね。まるで盗み食いでもしてるかのような(笑)
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2006.01.12
Asahi.comより「「世界最小」のロボットハンドを開発」
ロボット開発のテムザック(北九州市)など九州の企業連合が小型ロボットハンドを開発し、福岡市内で9日、あめをすくって袋に入れる技を披露した。

今後、家事などの支援のためのロボットはますます求められるようになっていくと思われます。家事作業などで、細かい作業などをするには多指のロボットアームが必要になります。しかし、このような多指ハンドはまだまだ研究段階にとどまっています。
その理由は、アクチュエータ(モータ)や制御部がロボットに搭載するにはまだまだ大きすぎることがあげられます。
今回、テムザックを中心とする産学協同プロジェクトは、このロボットハンドの小型軽量化に成功したとのことです。
3本の指にそれぞれ関節役のモーターが3個ずつつき、手のひらの位置にある制御部分から指先まで20cmほどにおさまっています。この小ささですが指先で約1kgfの力を出すことができます。
家事ロボットや電気製品の組み立てに使えると夢は膨らむ。ただ製作費は片手だけで「高級乗用車1台分」。低価格化を実現し、商機をつかみ取ることもできるか。
せめてバイク1台分位にはならないと(笑)
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2005.12.13
YomiuriONLINEより「ロボットの発展・無事故、宗像大社で立って祈る」
交通安全の神様で知られる福岡県宗像市の宗像大社に12日、ロボット8体が安全祈願に訪れ、「二礼二拍手一礼」の参拝を行い、ロボット産業の発展と無事故を祈った。

参拝したのは、ロボット製造会社「テムザック」が早稲田大の高西研究室と共同開発した二足歩行型ロボット「キヨモリ」。何かに特化したロボットというわけでなく、テムザックのフラッグシップとして開発されました。
全高160cm、重量74kg。特徴は、歩行の際にひざの曲げ伸ばしを実現した点にあります。骨盤の2自由度回転運動を利用することで、従来のひざを曲げたまま歩く2足歩行ロボットに比べ、より人間に近い歩行スタイルを実現しています。また、全身に39の自由度を持つため、人間に近い動作も実現しています。
今回は、特注の鎧甲を身にまとい、同社の他のロボットとともに参拝。お祓いを受けた後、神殿に向かってしっかりと2礼2拍手1礼をおこなったとのこと。
祈願祭では、同社の警備ロボットなども神官からおはらいを受けた。キヨモリは来年1月15日まで祈願殿に展示される。
神社も面食らったことでしょう(笑)
<参考>「愛知万博に警備ロボット登場」
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2005.10.27
YomiuriONLINEより「入試案内ロボット、慶大三田キャンパスにお目見え」
慶応大学の入試情報などを対話形式で提供したり、資料のある場所まで案内したりする受け付けロボット「KEITA」が26日、東京都港区の同大三田キャンパス入学センターでお披露目された。

この自律移動型ロボットは「KEITA」といい漢字では「慶大」と書くようです(笑)
製作は村田機械。
身長約120cmで、底面のローラーで移動します。来場者を感知すると、自ら来場者へ向かって進み、自己紹介をした後に、大学や受験、見学に関するご質問に対話形式で応答。また、室内を移動しながら、入学センター内にある昨年度の入試問題、ガイドブック、大学紹介ビデオなどをご案内します。案内終了後は自らの席に戻り、充電を行うとのこと。
ただ「KEITA」は受付ロボットの製品化というわけでなく、研究用のプラットフォームであるということで、理工学部の研究室と連携し、これからもどんどんと進化をとげていく予定だとのこと。現在は,日本語のみですが,今後は英語など多言語化を目指しているようです。
毎週火曜〜金曜日がKEITAの“出勤日”になっている。
現在、理解できる単語は約2500とのことですが、来年、再来年とますます進化してくのでしょう。でもなによりもまず、この外観を進化させて下さい(笑)
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2005.07.26
CNET Japanより「欧州の科学者が超小型ゴキブリロボットの開発に成功」
ゴキブリと友達になって巣からおびき出すことができる超小型ロボットを使って害虫を駆除する--そんな日がもうすぐやってくるかもしれない。IEEE Robotics & Automationの6月号に掲載された論文によると、スイス・ローザンヌの科学者たちが、世界一生命力のある昆虫であるゴキブリと交流する能力を備えた超小型ロボットを、ゴキブリの巣に潜入させることに成功したという。

ゴキブリの動きをまねたロボットは今までにもいくつか作られていますが、このロボットはゴキブリロボットというよりはゴキブリホイホイロボット。
「INSBOT」と名付けられたこのロボットはマッチ箱程度の大きさで6つの2次元カラーカメラと2つの触覚アンテナ、1つの振動センサー、1つの光センサーを備えています。
このロボットはゴキブリと似た動きをし、同じにおいを発します。このロボットが巣に潜入すると、ゴキブリは仲間として受け入れたとのこと。
さらにこのロボットを使いゴキブリの集団を明るい場所へ誘導することにも成功。ゴキブリはINSBOTを仲間だと思い後を追ったようです。
この研究を行っているのは「LEURRE PROJECT」というプロジェクト。ロボットのようなものが生物とコミュニケートすることを目的としたプロジェクトです。ゴキブリでの実験の成功はその第1歩といえるでしょう。
科学者たちはロボットを使って動物を真似たり、交流を持たせたりすれば、やがては動物の行動を制御できるようになると考えている。この技術が発展すれば、羊が崖から飛び降りるのを防止したり、ゴキブリを家の中から屋外へと誘導したりするロボットが登場するかもしれない。
このロボットがハーメルンの笛吹き男のようにゴキブリを連れて家の外に出てくれたら妻の大騒ぎもなくなるんですが(笑)
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2005.06.30
Asahi.comより「燃料電池で動くロボット 頭に水素ボンベ」
ロボット開発ベンチャーのスピーシーズ(東京都)は28日、水素と空気中の酸素を反応させて電気を発生させる燃料電池で動く二足歩行のロボットを開発したと発表した。

このロボット「Speecys−FC」は同社がすでに発売している二足歩行ロボット「Speecys」にロボット用に最適化した燃料電池システム"CFCS"を搭載したものです。発電用の燃料電池セルを両肩に2基ずつ4基とアシストスタックを背面に1基搭載しています。
ロボットは単に直立しているだけの時は1.5−1.8A程度の低い電流しか必要としませんが、動き出したとたんに最大10A程度の大電流が必要になります。しかし通常の燃料電池では瞬時に大電流を流すとセル電圧が低下してしまうという欠点があります。そこで大電流を使用するときに背面のアシストスタックやニッケル水素充電池を組合せ、この問題を克服しました。
燃料は小型燃料電池の燃料としてよく使われるメタノールでなく、水素吸蔵合金のボンベに吸蔵した容量16リットルの水素。燃料ボンベは頭部に搭載しています。
水素の消費量は約2分で1リットルとのこと。16リットルのボンベで30分から1時間の連続動作が可能になっています。
ロボットは高さ約50センチ、重さ4.2キロ。16リットルの水素ボンベを頭部に、両肩と背中に燃料電池を着け、約1時間動くという。7月から研究や展示用に発売する。価格は262万5000円(税込み)。
ベースとなるSpeecysが49万8000円ですから、やはりずいぶんとお高くなりますね。
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2005.06.29
Asahi.comより「過去最多の420チーム参加へ ロボカップ大阪世界大会」
ロボットが世界から集まり、サッカーなどで性能を競う「ロボカップ2005大阪世界大会」の開催委員会は27日、東京都内で記者会見を開き、参加チームが35カ国・地域から過去最多の約420、参加者も約2000人にのぼる見込みであることを明らかにした。

今年で9回目となるロボカップ。昨年はポルトガルのリスボンで行われましたが、今年は大阪で行われます。
ロボカップは自律型のロボットがサッカーを行い優勝チームを決める国際競技大会。「2050年には人間の世界チャンピオンチームに勝てるロボットのチームを作る」を合い言葉に毎年行われています。
将来的には私たちの生活に深くは入り込んでくると思われるロボットですが、まだまだ未熟な部分も多くあります。ロボカップはサッカー競技を通じロボット全体の制御技術や人工知能の技術の向上をはかっています。
現在はサッカーだけでなく、救助活動を主体とするロボカップレスキューや、次世代の技術の担い手を育てるロボカップジュニアも同時に行われています。
ロボカップサッカーでは、直径18cm以内のロボットが5台一組で試合をする小型ロボットリーグ、12m×8mの大きなフィールドでフットサルのボールを用いて行う中型ロボットリーグ、コンピュータ上の仮想フィールドで行うシミュレーションリーグ、AIBOが4台1組となり試合をする四足ロボットリーグ、そして2002年から正式種目となったヒューマノイドリーグが行われます。
今年の目玉はなんといってもヒューマノイドリーグでしょう。昨年まではPK競技などしか行われていませんでしたが、今年からは2台が1組となる試合形式で行われます。自律型のロボットなのでFWのロボットはボールを追いかけシュートを放ち、GKのロボットはセービングやクリアを行います。
大会は今回で9回目。7月13日から19日までの予定で大阪市内で開かれる。開催委は約20万人の入場を見込んでいる。
昨年の優勝ロボのVisiONもパワーアップしたVisiON NEXTAとして登場します。
来年は人間のワールドカップにあわせてドイツで開催予定です。
<参考>「もう一つのワールドカップ、今年も始動」・「ロボカップ−もうひとつのサッカーワールドカップ」
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2005.06.10
Yahoo!NEWSより「NECシステムテクノロジー、世界初「味見ロボ」開発」(BCN)
NECシステムテクノロジー(本社・大阪市、高橋利彦社長)は6月9日、三重大学 生物資源学部 橋本教授の研究室と共同研究を進めていた、味覚を備えたパートナーロボット「健康・食品アドバイザーロボット」を開発したと発表した。

このロボットは食品の成分を赤外線センサーで分析し、健康や食生活のアドバイスをしてくれます。また、果物の食べ頃なども教えてくれるようです。
外見はNECのコミュニケーションロボット「PaPeRo」ですが、PaPeRoにはない手がついています。この手に食品を当てると分子の種類によって分光反射率が異なる性質を利用し、食品中に含まれる分子の解析ができます。分子解析の結果を利用して、脂肪や糖分のとりすぎを警告したりするなどの健康アドバイスを行うことができます。
また事前に登録しておいた食品サンプルと比較し、パターン認識を行うことでチーズの銘柄やパンの種類まで推定することができます。
これまで、早くから物理センサーの技術開発が進んできた「視覚」「聴覚」「触覚」に比べ、「味覚」や「臭覚」についての研究開発は遅れており、それらを持つロボットは存在しなかった。しかし、今後、味覚を備えたロボットが必要になると判断。独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「21世紀ロボットチャレンジプログラム次世代ロボット実用化プロジェクト(プロトタイプ開発支援事業)」の活動の一つに提案して採択され、五感を供えたパートナーロボットの実現に向けて研究・開発に取り組んでいた。
まだまだ美味い、不味いと判定してくれるわけではないようです。一生懸命つくった料理をロボットに不味いといわれた日には・・・(笑)
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2005.06.09
サッカーW杯最終予選では見事に日本代表がドイツW杯出場を決めましたが、もう一つのW杯も始動です。
SankeiWebより「連覇狙う2足ロボット公開 大阪のチーム、能力向上」
ロボットがサッカーをして運動能力を競う「ロボカップ」世界大会が7月に大阪市内で開かれるのを前に、昨年ヒューマノイド部門で優勝した大阪のチームが8日、連覇に向けて出場させる新型の自律型2足歩行ロボット「ヴィジオンネクスタ」を公開した。
昨年、ヒューマノイド部門で優勝した「ヴィジオン」がさらにパワーアップ。「ヴィジオンネクスタ」として登場しました。
8日に行われたお披露目会では、PK戦でキーパー役の昨年の優勝ロボット「ヴィジオン」と対戦。「用意はいいか」と声をかけてから素早く足踏みし、ボールを蹴ってシュート。ヴィジオンはボールに飛びつきましたがおよばず見事にゴールを決めました。
「ヴィジオンネクスタ(VisiON NEXTA)」を開発したのは阪大の石黒教授やベンチャー企業のヴイストンらのチーム。高さ48cm、重さ3kg。頭部のカメラでボールを見つけてゴールをめがけてシュートします。キーパーとしても働くことが可能。
前作のヴィジオンよりも処理速度が8倍になり敏捷性がましました。
大会は昨年はポルトガルで開かれ、今年は7月13日から7日間。35の国と地域から、約420チームが参加する。
今年も優勝をねらえそうです。
<参考>ヴイストン株式会社・「ロボカップ−もうひとつのサッカーワールドカップ」
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2005.06.05
Yahoo!NEWSより「300キロの球も打ち返す? 広島大が打者ロボット開発」(共同通信)
ボールの軌道をコンピューターで瞬時に予測し、バットで打ち返す―。広島大大学院工学研究科の石井抱助教授(35)は、理論的には時速300キロの投球もヒットにできるバッティングロボットを開発、9日から始まる愛知万博の「プロトタイプロボット展」に出品する。

このバッティングロボットはボールのコース、タイミングを瞬時に判断し打撃動作を行います。高速ビジョンシステム(目)と、素早い動きが可能な高速マニピュレータを備え、1秒間に1000コマ以上の画像を処理、飛んでくるボールの位置を特定します。その位置にあわせ、打撃コースを制御しばっとスイングを行いますが、打撃方向の制御も可能で、1塁線と3塁線を打ち分けることも可能です。
秒速1000コマといえば、人間の目の30倍にあたる能力。どんな一流打者でもかないそうにありません。ストライクゾーンの投球だけを打ち返します。
将来的にはピッチャーの投球練習用などに使われることを想定していますが、ストライクゾーンを全て打ち返されたのでは投球練習にならないような気もしますが(笑)
その他、野球に限らず卓球やテニスなどの用具開発の手段としても使うことを想定しているようです。
サイズは幅700mm、高さ1,200mm、100Vの交流電源で動作します。
今のところ、強度の問題から時速50キロ以下の投球で性能を試しているが、石井助教授は「時速300キロのボールを打ち返すことも可能」と説明する。
負け続けているどこかの球団にプレゼントしたい(笑)
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2005.05.26
Asahi.comより「目的地へ向け自力でGO 東大など、飛行ロボット発表」
目的地に向かって自力で飛ぶ飛行機型ロボットの実験が25日、東京都大田区昭和島のグラウンドであった。コンピューターやカメラを搭載した翼長1.4メートルの飛行機が、決められた緯度、経度、高度を目指して飛行。映像をリアルタイムで地上へ送り届けた。

経済産業省の資金協力をうけ、東京大や中央大、三菱電機、NPO法人「大田ビジネス創造協議会」のグループが製作しました。
離陸は人の手で行う必要がありますが、GPSの信号をもとに事前に設定した緯度、経度、高度情報に基づき自律的に飛行することが可能です。さらにコンピュータと携帯電話のモバイルカード、カメラを搭載しているので、上空からの映像をリアルタイムで地上に送信できます。逆に送られたデータをもとに、地上から飛行経路の修正も可能だとのこと。
地上とのやりとりには携帯電話の回線を利用します。携帯電話の圏外にでるとあらかじめ決められた地点間を自律飛行し、圏内に入った時点で通信を確保します。
今後は、ビルなどの障害物を自動的に回避できたりするよう改良を進めたいという。ロボットは6月、愛知万博でも展示、紹介される。
災害現場や交通渋滞の監視などいろいろな用途がありそうです。
<参考>大田ビジネス創造協議会
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2005.05.21
毎日新聞より「東芝:“ご主人様”について来る「お供ロボット」開発」
東芝は20日、服の色や柄などを登録した“ご主人様”を自動的に探してついてくる「お供ロボット」を開発したと発表した。高齢者や幼児を見守って様子を家族に知らせる機能なども加え、生活支援ロボットとして5〜6年後の実用化を目指す。

東芝が今回発表したのは、登録した人を探してついてくるお供ロボット「アテンダ君(ApriAttenda)」と話しかけられた方向と内容を理解して受け答えする応答ロボット「聞き分けapri君(ApriAlpha3)」。
アテンダ君はきている服の色や柄を登録しておくと視覚センサーでその人を探し、その人が移動するときには1−1.5mの距離を保って追従します。頭部に搭載したカメラで人との距離を計算しながらスピードを調節。超音波センサで障害物を避けることもできます。
その人を見失うと、「どこですか?」と声をかけながら周囲を探索。目的の人を探す機能も搭載しています。
一方の聞き分けApri君は事前登録は必要なく、6つのマイクで全方向からの音を取り込み、その中に人の声があれば、話しかけられた方向と内容を認識します。挨拶をしてきた人には挨拶を返し、質問には返答するというような動作が可能になっています。
6月9〜19日に愛知万博で開催される「NEDOプロトタイプロボット展」で展示する。
ただ両方のロボットとも実用性は備えていないようです。アテンダ君はただ追いかけるだけですし、聞き分けApri君はただ返答するだけ。「テレビをつけて」といえば「テレビをつけます」と返答するものの、実際にテレビはつけてくれません(笑)
アテンダ君は似た色の服や柄の人が複数いると混乱してしまいます。例えばスーツを着た人を追いかけているとき、会社の中などスーツの人が大勢いると認識できない可能性もあります。
しかし、これらの技術をモジュール化し他のシステムと組み合わせることで応用範囲はずいぶん広がるのではないでしょうか。
数年後には街中でロボットが「ご主人さまぁ」と追いかけている姿を見られるかも(笑)
<参考>東芝
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2005.05.20
ITmediaより「ロボットドクター、英病院で始動」
医療用ロボットが英ロンドンの病院で働き始めた。英インペリアル大学が開発したこのRemote Presence(RP6)ロボットは、無線技術を使って、医療専門家が遠隔地にいる患者と通信できるようにする。手術の指導やビデオ会議にも利用できると同大学は説明している。

このロボットは英国のインペリアル大学が開発したRP−6(Remote Presence)ロボット。現在St.Mary's病院の一般外科病棟を救急外来で試験導入されています。
ロボットドクターといってもロボットが直接診察をするわけではありません。離れた場所からジョイスティックで医師が操作し、患者の様子を見たり、問診したり、医療記録をチェックしたり、X線検査などの結果を見ることができます。患者の前に立っているロボットには医師の顔が映し出されています。
ロボットの医師の間はブロードバンド回線でつながれています。
このロボット導入の大きなメリットは医師がその場にいなくても患者の様子を観察し、必要な指示を出せるということでしょう。特に医師の不足が問題となっている救急病棟などではニーズがあるかもしれません。
患者にとってもその場にいないが信頼できる医師とコミュニケーションできるのはいいことでしょう。
「われわれのロボットが病棟の医師に取って代わることは決してないだろうが、これは医師が離れた場所の患者にも接触できるようにするコミュニケーションツールだ」
アメリカでも同様の試みが行われているようです。
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2005.05.17
毎日新聞より「ロボット:脚と車輪併用の「チャリべえ」開発 千葉工大」
脚と車輪を併用することで段差や傾斜地でも移動できる世界初の搭乗可能ロボット「チャリべえ」が16日、千葉県習志野市の千葉工大で報道陣に公開された。愛・地球博(愛知万博)で来月9〜19日に開催されるNEDOプロトタイプロボット展で一般公開される。

開発したのは千葉工大総合研究所の中野栄二教授と未来ロボット技術研究センターの中嶋秀朗研究員。車輪と脚を両方持ち、凹凸や傾斜のある地形などを走破することを目的として開発されたロボットです。平地では車輪で移動し、不整地では脚と脚の先に取り付けられた車輪、そして胴体部分の車輪と脚を協調して使う「脚車輪モード」などで移動します。
「脚車輪モード」では車輪で体を支持しながら、4本の脚を蜘蛛のように動かして移動します。車輪と脚で加重を分担するため、本体の重量は300kg程度ですが人を乗せて移動することが可能になりました。
もう一つの大きな特徴として、従来のロボットは地面の凹凸などをセンサーなどで判断して動くのに対し、「チャリべぇ」はロボットの内部情報をとる「内界センサー」しか搭載していないことがあげられます。各関節の角度と本体の姿勢角度の内部情報のみで状況に対応することができます。外部センサーを使用した場合、雪道やぬかるみでは動作を誤る確率が高いのに対し、「チャリべぇ」はスムーズに移動することができます。障害物は脚に何かがあたり力を感じることで認識します。
歩行が困難な人の移動だけでなく、列車の脱線事故や自然災害時にも活用可能で、人が動けない場所でカメラを使って情報収集したり、重い機材を運搬するなど広範囲での応用を目指している。搭乗した同大4年の寺崎宏美さん(21)は「大きな揺れを感じることもなく、リラックスして乗れました」と話していた。
高さ69.3cm、長さ3m、横105cmで定員は大人1人。操作はリモコンを使用するとのことです。
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2005.05.13
究極のロボットは一人称の思考を持ち、自己増殖できるロボットでしょうか。
WiredNewsより「米コーネル大、自己複製ロボットを開発」
米コーネル大学の研究チームが、自己の形を複製するモジュール型ロボットを開発した。複数のキューブ(立方体)型モジュールで構成され、与えられたキューブを連結・分断して、自身と同じものを組み立てる能力を持つ。英科学誌『ネイチャー』5月12日号で発表した。

自己増殖する機械というのは1950年代初め、フォン・ノイマンが発表してからいろいろと研究が進んでいます。
今回、コーネル大学のチームは10cm角の一連の立方体のモジュールからなる自己増殖ロボットを作成しました。それぞれの立方体は6面のうち2面に連結用の電磁石を備えています。それぞれの立方体はちょうど対角線にそって旋回することができます。
3連または4連の立方体のロボットは、他の単体の立方体がおかれている場所方新しい立方体を連結し、変形と分断を繰り返しながら自己複製していきます。ビデオが公開されていますが、何ともいえぬ不思議な動きで複製を行ってます。勝手に同じものが組あがるレゴブロックといったところでしょうか。
ただ、このロボットは自分で立方体の部品を探し回るようにはできていません。人の手で定められた位置に部品となる立方体をおいてやる必要はあるようです。
だが、将来的には、進化プロセスによる形態適応システムと統合する構想を持っており、たとえば、宇宙ミッションの自己修復ロボットなどへの応用が期待できるとしている。
ただ最近では、自己複製能力をもったナノロボットができた場合、暴走したらどうなるかなども議論をよんでいますが。
これを見るかぎりは、自分で自分を修復したり、自己複製を行う作業用ロボットの開発はまだまだ時間がかかりそうです。
<参考>コーネル大学の自己複製ロボット
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2005.04.22
YomiuriONLINEより「乗って操縦できる2足歩行ロボ、1台3600万で販売」
ガソリンエンジンを積み、すり足歩行ができる搭乗型ロボットを群馬県榛東村の環境設備機器メーカー「榊原機械」(榊原一社長)が開発した。空気砲2門も装着し、外観はアニメ「機動戦士ガンダム」に登場するロボットそっくり。同社は「体感型のゲームロボットとして普及させたい」と話している。

「LAND WALKER」と名付けられたこのロボットは榊原機械開発課の南雲正章氏の発案で開発されました。2003年5月から開発が進められましたが、今年2月に完成。
実際に搭乗して動かすことができます。2足歩行はどちらかといえばすり足ですが、うまく重心の移動にも成功しています。
鉄製のこのロボットは全高3.4m、総重量1t。250ccのガソリンエンジンを搭載し時速1.5kmで二足歩行をすることができます。
ロボットの足元付近を移すモニターが操縦席についていて、画面を見ながら4枚のペダルを足で踏んで前後左右に移動します。
操縦席の左右には6本の銃身が回転する空気砲も装備。バルカンタイプとショットガンタイプのエアー砲からクッションボールを発射することもでき、遊び心満載です。
歩行速度は時速1・5キロ。公道などでは操縦できないが、同社は購入希望者がいれば、3600万円で販売するという。
ペダルで操縦ってのは、ガンダムよりむしろマジンガーZのボスボロットを連想してしまうんですが(笑)
それでもすごい。
<参考>榊原機械
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2005.04.20
根っからの関西人の僕は「吉本」という単語には敏感です(笑)
FujiSankeiBUsiness iより「絶妙の間は吉本直伝、ロボット漫才6月デビュー【愛・地球博】」
愛・地球博(愛知万博)で世界初のロボット漫才コンビがデビューする。仕掛けたのは日本最強のお笑い集団である吉本興業とロボット開発を進める三菱重工業など3社だ。

漫才を演じるのは三菱重工業が開発した「wakamaru」と国際電気通信基礎技術研究所が開発した「Robovie−R2」のコンビ。
「wakamaru」は家庭用ロボットとして、主に高齢者を対象に留守番機能や薬の服用管理などの機能をもたせたロボットです。日常生活に必要な約10,000語の言葉を認識し、人とコミュニケーションをとることができます。室内であれば自律移動も可能。
一方の「Robovie−R2」は警備や掃除、介護、エンターテイメントの分野で活躍するためのプラットフォームとして開発された製品です。主に人とロボットのコミュニケーションの研究用に用いられています。
漫才自体は有線や無線のLANを経由した遠隔操作で行うということですから人が介在するわけですが、単に漫才のネタを話すだけでなく、吉本興業の指導で実際の漫才コンビと同じようなボケやツッコミの「間」を取りながら演じるとのこと。
漫才で最も重要となる「間」については、ロボット自体の状態や観客の状態、また見ている観客数などにあわせて変化するようなプログラムも内蔵しているという。
下手な漫才コンビより面白いかもしれません(笑)
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2005.04.14
ITmediaより「学園の平和をロボットが守る」
セコムは、学校向けセキュリティシステム「セコム・スクールセキュリティ」を4月15日に発売する。ICタグを使って子どもの登下校状況をチェックできるほか、警備員や警備ロボットが敷地内を巡回。校門には金属探知機能付きゲートなどを設置して不審者の侵入を防ぐ。

学校内の安全への取り組みが重点課題となっていますが、セコムから学校内のセキュリティシステム、「セコム・スクールセキュリティ」が発売になりました。
昔の学校には夜間に宿直の人がいたものです。小学校の時などは宿題を学校に忘れてよくお世話になりました(笑)
今の学校はほとんどがセコムなどの防犯システムを導入していますが、とうとう昼間もセコムのお世話になる学校が増えるかもしれません。このシステムでは、「通用門での出入管理」「不法侵入者の監視」「カメラによる画像記録」「敷地内の巡回」「不審者への威嚇」「生徒の登下校情報」「通学路のセキュリティ」がセットになっています。
通学路のセキュリティとしては位置情報サービスのココセコムを利用。校門ではカメラや金属探知器で不法侵入や凶器の持ち込みを監視します。
ユニークなのは校内の警備。常駐の警備員かもしくは「セコムロボットX」が行います。とうとうロボットに平和を守ってもらう時代がやってきました(笑)
同社が2001年夏から発売している学校向け遠隔映像監視システムは、全国1200校に導入済み。ココセコムを内蔵できる通学服やランドセルも発売されている。
そのうち校内を守るマジンガーZなんてのも(笑)
<参考>セコム
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2005.04.13
家庭用ロボットと聞くとなぜかワクワクしてしまいます(笑)
Yahoo!NEWSより「二本足歩行のロボット発売 家庭向けに初、58万円で」(共同通信)
ロボット製作などのベンチャー企業、ZMP(東京)は12日、時計メーカーのセイコークロックなどと協力し、二本足で歩く人型ロボット「nuvo(ヌーボー)」を開発、家庭向けに今月下旬から販売すると発表した。価格は58万8000円から。

二足歩行ロボットも珍しくなくなりましたが、家庭用の愛玩ロボットも発売です。
ZMPは、「PINO」を開発した「ERATO 北野共生システムプロジェクト」から技術移転を受け、2001年に発足したロボット専業メーカー。これまでもいくつかのロボットを発売していましたが、今回のロボットは完全に家庭用に用途を絞ったロボットになりました。
「nuvo」は自律動作はしないリモートコントロールタイプのロボットですが、音声認識か専用の赤外線リモコンで動作させることができます。歩行はもちろん、左右の転回、転んだときの起きあがりなど様々な動作が可能になっています。呼びかければ愛嬌のあるリアクションとサウンドで答えます。
左目が31万画素のカメラになっているため、外出先から携帯電話で遠隔操作し家の中の様子を確認することなどができます。
15関節を備え、毎分3mの歩行速度で移動します。
ロボットの重さは2・5キロ、高さが39センチ。リモコンや声で動きを遠隔操作でき、「起動」などと声を掛けると起き上がったりする。
同社のWEBSITEで申し込む完全受注生産のようです。カラーバリエーションはレッド、メタリックシルバー、メタリックブルー、イエローの4色ですが、特別バージョンとして蒔絵が描かれたものもあるようです。
ちなみに人間が呼びかけたときのリアクションは“モーニング娘。”などの振り付けで知られる夏まゆみさんが挑戦したとのこと。
価格が10万円台なら買うんですが(笑)
<参考>ZMP
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2005.03.04
Yahoo!NEWSより「中年の夢乗せ鉄人28号発進 ロボット、35万円」(共同通信)
「鉄人28号を自由自在に操り、漫画の主人公の気分に浸りたい」−。半世紀前に登場したヒーローを懐かしむ大人の夢をかなえようと、ベンチャー企業のヴイストン(大阪市)が3日、28号をモデルにした本格的な2足歩行型ロボットを発売した。

とうとう鉄人28号が手に入る時代になりました(笑)
開発したのは、大阪市の次世代ロボット開発ネットワーク「RooBO」の会員企業であるヴイストン、ロボ・ガレージ、サンパック、三和電子機器の4社。鉄人28号を忠実に再現した1/50のモデルです。高さ38cm、重量2.5kg、足が5自由度、腕が3自由度、腰が1自由度となっています。専用コントローラを使って操縦することもできますし、あらかじめプログラミングした通りに動かすこともできます。
ロボット本体の製造開発を行ったヴィストンはロボカップ2004リスボン世界大会を制した「ヴィジオン」を作ったチームの中の一つの会社です。
この鉄人28号の特徴は、新しい自然な歩き方である「SHIN-Walk」をするところと、自分でモーションを制御できるプログラムを作れるところにあります。
価格は本体の組み立てキットが280,000円。バッテリーや充電器、専用コントローラなどのアクセサリーキットが55,000円で消費税をあわせると351,000円。
組み立て式になっているので、自分で組み立てなくてはいけませんが。
19日に実写版の映画「鉄人28号」が公開されるのに合わせた。映画で想定される身長20メートルの約50分の1の大きさ。自分で組み立て、動作パターンはパソコンであらかじめ設定する。
パンチや片足立ちなどの曲芸もできます(笑)。
難点はコントローラが正太郎君がもってたような単純なものではないことでしょうか(笑)
僕の「欲しい欲しい病」がうずいてきました。
<参考>ヴィストン株式会社・「ロボカップ−もうひとつのサッカーワールドカップ」(サイト内リンク)
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僕はなによりも「ヘビ」が苦手。あの動きだけは許せません(笑)
Yahoo!NEWSより「泳ぐ「ヘビロボット」開発 理研、人工筋肉を利用」(共同通信)
ニョロニョロとヘビのように身をくねらせて泳ぐ柔らかいロボットを、理化学研究所バイオ・ミメティックコントロール研究センター(名古屋市)の向井利春チームリーダーらが開発、3日発表した。全身が柔らかいロボットは世界初という。

このロボットは全長14cm、幅1.2cm、厚さ0.2mmのフィルム状になっており、電圧を掛けると曲がる人工筋肉でできています。
生物のように柔軟に行動できるロボットを作るときの課題は、いかに筋肉のような柔軟な動きを出せるかということでした。筋肉の代わりになるものとしては電磁モータが主に使われてきましたが、電磁モータでは柔軟な動きを再現することはできません。そこで今まではセンサーを装着し、フィードバック制御を行うことで柔らかさを演出してきました。
このロボットではモータの代わりにIPMCアクチュエータを用いました。IPMCアクチュエータは高分子電解質ゲルの両面に電極を接合したものです。電圧をかけると片面に陽イオンが移動し、それに伴い水分子も移動するため、片面が膨張、逆の面が収縮し、その結果屈曲します。これにより簡単な構造で柔軟な筋肉の動きを表現することに成功しました。
このヘビロボットは浮具を付けた状態で、全身をくねらせて泳ぎます。前方に秒速約4mmで進み、後退や進路変更もできるとのこと。
向井さんは「電源や制御のコードをなくして小型化し、血管の中を泳いで医療に役立つロボットにつなげたい」としている。
血管の中をヘビが泳ぐのはたとえロボットでもちょっと(笑)
もう少し別なイメージのものにしてください。
<参考>理化学研究所
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2005.03.02
潜水艦というと心をそそられるのはなぜでしょう。
毎日新聞より「うらしま:全自動航行で世界新の317キロ達成 駿河湾」
海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)は1日、深海探査機「うらしま」(全長約10メートル、約10トン)が静岡県沖の駿河湾で、全自動航行の無人探査機として世界最長距離となる317キロの航行に成功したと発表した。

「うらしま」は海洋研究開発機構が地球規模の気象変動をとらえるための海水サンプルを採取や地形調査の目的で平成10年から建造している無人の深海巡航探査機です。全長9.7m、幅1.3m、最大使用深度は3,500mに達します。
燃料電池を内蔵しており、あらかじめコンピュータに経路を入力しておくことで全自動で長距離を潜行することが可能です。自力走行できるため海底火山や地震の発生区域、氷の下などを探査することが可能です。
今回の潜行は2月26日から28日にかけて駿河湾で行われました。南北に25kmの区域を水深800mで56時間かけて6往復し世界記録を更新しました。
長時間の発電が可能な燃料電池に切り替えたことが大記録につながったようです。昨年末にも潜行試験を行っていますがその時はコンピュータのトラブルで230kmを潜行した段階で中断しました。
これまでの深海探査機は、母船からケーブルで電力や航行指示を受けていたが、うらしまは内蔵したコンピューターによって全自動航行を実現、母船の伴走が難しい活動中の海底火山などの調査や、精密な海底地形図の作製で活躍が期待される。
潜水艦と言うよりは海洋探査ロボットというほうがあっているかもしれません。
<参考>海洋研究開発機構
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2005.03.01
最近のマネキンは本物の人かと思うくらい精巧に出来ているものも多いですが、
ITmediaより「人が近づくとポーズを決めるマネキン型ロボット「Palette」」
日本SGIは、ロボットデザイナーの松井龍哉氏が率いるフラワー・ロボティクスと共同開発したマネキン型ロボット「Palette」(パレット)の事業展開を発表した。Paletteは人感センサーを備え、人が近づくとさまざまなポーズを披露するマネキン型ロボット。

Peletteと名付けられたこのマネキンロボットはモーションキャプチャーによりスーパーモデルのポージングを再現するとのこと。台座の全面3ヶ所に人感センサーが内蔵されており、Paletteの最も近くにいる人に向けて、肩、肘、首などの関節が稼働して衣服を美しく見せるようです。ポージングのデータはSDメモリーカードに収められており、それを差し替えることで変更できます。
さらに頭部にネットワーク接続されたカメラを装備し、セキュリティ機能を付加したり、頭部のカメラからの映像を分析して客層などのマーケティング・データを取得することも可能だとのこと。
マネキン型ロボットを開発した理由としては、ショーウィンドウにマネキン人形という形態は100年間変化していないため新しい変化が目立ちやすいこと、マネキンが世界共通であること、動き回るものでないので安全性を確保しやすいことなどだそうです。
発売時期と価格については未定だが、「今年中にできるだけ早く発売したい。日本だけではなく、世界市場でも発売する」(日本SGI 代表取締役社長CEO 和泉法夫氏)、「可能な限り、既存マネキンの値段に近づけたい」(日本SGI ブロードバンド・ユビキタスソリューション推進本部 新規事業推進オペレーション統括 大塚寛氏)と、日本SGIでは早期・低価格での市場投入を目指す。
マネキンは10数万円するものも多く、結構高価なので量産すれば案外と似たような価格になるかもしれませんね。
しかし、今まで以上に人と区別がつかなくなりそう。願わくばリアルな顔がつきませんように。声かけてしまいそうです(笑)
<参考>日本SGI株式会社
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2005.02.22
WiredNEWSより「二足歩行に重力利用、「省エネ」ロボット3種公開」
米国の2大学とオランダの大学のロボット研究チームがそれぞれ、重力をうまく活用することでエネルギーを節約して二足歩行するロボットを開発、米国科学振興協会(AAAS)の全国大会で17日(米国時間)公開した。同18日付の英科学誌『サイエンス』でもレポートを発表している。

二足歩行ロボットとしてまず思い浮かぶのはHONDAの「ASIMO」ですが、ASIMOなどの二足歩行ロボットはすべての動きをモータで駆動しています。そのため消費するエネルギーが多いというのが特徴。
この度マサチューセッツ工科大学、コーネル大学、オランダのデルフト大学がそれぞれ開発したのは重力を利用することでエネルギーを節約して歩行する受動駆動システムのロボット。エネルギーはモータ駆動型の10分の1ですむとのこと。
これらのロボットは左右に、ぐらつきながらも何とかバランスを取りながら二足歩行します。まるで歩くのを覚えたての幼児のようです。
MITのToddlerと名付けられたロボットは、腹部に700MHzのPentiumチップを搭載しているだけですが学習能力も持つとのこと。
MITが開発したロボット『トドラー』はさらに、歩行を学習する機能も備える。センサーで自らの動作や地面の状態などを計測し、モーターの動きに反映させて動作を調整するという。サイエンス誌のウェブサイトでは、3体のロボットが歩く動画も公開している。
二足歩行もどんどんと進化しています。
<参考>3体のロボットの動画・AAAS
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2005.02.10
なんとも不思議な造形ですが・・・
yahoo!NEWSより「新型警備ロボットお目見え 愛知万博に出展へ」
北九州市のロボット開発会社テムザックは8日、巡回警備や不審物の回収を行う新型の警備ロボットを開発したと発表した。ロボットは、高精度の衛星利用測位システム(GPS)や高感度センサーなどの最新技術を搭載。3月25日開幕の愛知万博に出展予定で、同社は「実際に会場で警備もさせたい」と意気込んでいる。

これらの2体のロボットは巡回警備ロボットとして開発されました。今のところ万博会場で警備をする計画はいまのところないようですが。
高精度のGPSにしたがって自動巡回し、異常があれば警備センターに通報。高感度の人感センサーはマイクロ波により50mまで先の物体検出が可能です。ガラスやプラスティック、薄い壁くらいであれば透過することもできます。不審物を発見した場合は警備員の遠隔操作により不審物を回収します。
安全性のため普段はボディ内に腕を格納。サイズは高さ150cm、重さ130kg。バッテリーで動作します。
デザインは子どもには優しく、悪者には怖く見えるようにつくられているそうですが。
ロボットは2台で、名前は「ムジロー」と「リグリオ」。デザインは、アニメ「機動戦士Vガンダム」のメカデザインで知られる石垣純哉氏が考案した。
ムジローのネーミングは暖かさの子音Mに、郷愁の子音Jを組合せ、一目おかれる存在感の音Roで締め、タフさと母性の共存を特徴とするらしいです(笑)
<参考>テムザック
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2005.01.24
小学生の頃の雑誌などでは21世紀になれば、自動調理システムでメニューを押せば食事はでてくるし、車は透明のチューブを通って自動運転だったし、必ずお手伝いロボットがいたし・・・。あの未来はどこへ行ってしまったんでしょう。少なくとも朝のゴミ出しはしなくていいはずだったのに(笑)
YomiuriONLINEより「「あればいいな」が現実に…今後30年を科学者が予測」
2015年までに家事を手伝うロボットが普及し、2025年までに巨大地震の直前予知が可能に――。文部科学省が30年以内に実現可能な科学技術を一線科学者らに予測してもらったところ、こんな未来像が明らかになった。
記事からでは不明ですが、おそらく文科省の科学技術政策研究所が行っている技術予測調査の途中経過だと思われます。
これは今後の30年間の科学技術の将来動向を予測する調査で5年ごとに行われています。
大学教授や民間の技術者、研究者など4200人に「生命科学」「エレクトロニクス」など13分野の計860項目について、技術的に可能になる時期や応用され普及する時期をアンケート調査したものです。何度か結果を示しながら同じアンケートを繰り返し行い、結果を収斂させていくというデルファイ法で行われます。
集計結果によると、「一家に1台、掃除・洗濯などができるお手伝いロボットが一般化する」時期は、2011―2015年とする回答が最も多かった。「がん化の機構解明に基づく治療への応用」は、その次の10年間と見込まれた。
「同時通訳機能が付いた電話の一般化」は2011―2015年、「マグニチュード7以上の地震予知技術」「アルツハイマー病の根治薬」は2016―2025年に登場しそうだ。
ロボットに関する技術の予測は前回調査より早まっている感じですね。
でも、10年後にホントにお手伝いロボットがわが家にいるんでしょうか。狭いわが家では邪魔なんですけど(笑)
<参考>科学技術政策研究所
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2005.01.18
ITmediaより「ネズミ細胞を使った微小なロボット」
微小なシリコンチップ上で培養したネズミの細胞を、小さなロボットとして動作させることに成功したと米国の研究者が1月16日に報告した。これは自己組織化するデバイスの実現に向けた最初の一歩と言えるだろう。
ナノテクがそこら中で研究されている状況ですが、ナノテクの問題点は大量生産の手法にあります。
ナノマシーンなどでもいろいろな研究成果が報告されていますが、大量生産できないことには普及はできません。
そこで注目されているのが「自己組織化」です。これは文字通り、組み立てなくても勝手に材料が構造化していく方法のことです。今ひとつ定義がはっきりしない用語ではありますが。
エントロピーが増大しているようで気持ち悪いのですが、世の中には自己組織化の例は多く見られます。雪の結晶などはそのいい例ですし、動物の細胞もそうだといえるでしょう。
研究では、ネズミの心臓細胞をシリコンチップの上に付着させ、細胞の収縮により自力で動く微少なデバイスを製作したようです。
何かピンときませんが(笑)
次に作成したデバイスは、非常に小さな一対のカエルの足のような外見をしていた。「このマイクロデバイスは、45度開いた2本の『脚』が体から伸びている。それぞれの脚には45度の角度で曲がった『足部』がついている」と研究者らは説明する。この手法を使って、いつか自己組織化するマシンを育成することができるかもしれないと彼らは話している。
メカニカルなものが自己組織化されると世の中はどうなっちゃうんでしょうか。
やっぱり機械化人間に征服されるのか(笑)
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2005.01.13
Yahoo!NEWSより「人型ロボット師範と共演 踊りの動きデジタル化」(共同通信)
東京大と産業技術総合研究所が、二足歩行の人型ロボットに「会津磐梯山踊り」を舞わせることに成功し12日、師範らとの共演が実現した。

日々失われていく文化遺産を守ろうというのがこの研究の狙いです。
文化遺産をデジタルで保存するという試みは以前からなされていましたが、絵画や工芸品など「静」の文化財の保存が主でした。
ところが、後継者不足などで失われていく舞踊や神楽などの伝統芸能なども多くあります。このような「動」的な無形文化財をデジタルで、つまりロボットで保存できないかというのがこの研究の主たる目的のようです。
この試みでは、人が踊る様子をモーションキャプチャシステムで測定し、特徴となる動きを抽出、ロボットにプログラムしたとのことです。
ロボットは同研究所が開発し、身長154センチ、体重58キロ。金属の体とは思えない軽やかさでステップを踏み、関節などの微妙な動きで舞を表現した。福島県会津若松市で踊りを保存する「会津民謡玉水会」の師範、山田久子さんは「大変メリハリのある動き。自分のくせまで再現している」と驚いた。
踊りなどで重視される「心」の部分の復元は難しいでしょうが、みすみす失われていくのを見ているよりはずっと現実的ではないでしょうか。
ビデオなどの映像とロボットのプログラムを保存しておけば、失われた伝統芸能を復活させることも比較的容易になるかと思いますが。
<参考>産業技術総合研究所
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2004.12.16
いつかはASIMOが会社や家庭の中をウロウロとするんでしょうか。
毎日新聞より「人間型ロボット・アシモ:改良し「お利口」に−ホンダが公開」
ホンダは二足歩行する人間型ロボット「ASIMO(アシモ)」の改良型を開発し、15日公開した。歩行時のスリップ防止や着地時の衝撃を吸収する新技術を導入、関節の動作数も増やして、より「人間らしい」歩き方に。歩行の速度は時速1・6キロから2・5キロにアップし、時速3キロのスピードでゆっくり走ることも可能になった。

ASIMOは2000年に初代が開発され、02年に顔や体の輪郭を識別する技術を追加。今度のASIMOはVer.3ということになります。
身長が10cmのび130cmに、首をかしげられるなど表現力もアップしています。関節の自由度が26から34へと増したためしぐさに滑らかさがでてきました。歩行速度も時速1.6kmから2.5kmに。今回のウリはセンサで得た周囲情報とあらかじめ入力しておいた地図情報を照合し、立ち止まることなく目的地まで到達できる、つまり自立走行ができること。そしてなによりも走れることです。
ハードウェアの応答速度を4倍以上に早め、高剛性の脚機構を備えたことで脚の蹴り、振り出し、着地をきわめて短時間に行い、着地時の衝撃も吸収させています。
映像を見たとき「お猿の駕籠屋」を思い出してしまいました(笑)
人の動きに同調して自然に握手したり、ものの受け渡しもできるようになるなど、改良型アシモはずいぶん「お利口」になった。
ホンダによれば2010年までには会社などで書類運びができるロボットに進化させたいとのこと。
2010年とはいいませんが、あと10数年もすればロボットがウェイターなどをやっているのが当たり前になるかも。フリーターの働き口がなくなりそうです(笑)
<参考>HONDA
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2004.11.30
ロボットが家庭に進出する大きな要因は「便利さ」より「癒し」と「話し相手」のようですね。
ITmediaより「高齢者向けロボット「よりそいifbot」登場〜脳のトレーニングも」
ドリームサプライ、ビジネスデザイン研究所、フタバ産業の3社は11月29日、高齢者向けのパートナーロボット「よりそいifbot」を発表した。ifbotの会話コンテンツを刷新し、高齢者に対応した会話や、クイズや“なぞなぞ”など“脳をトレーニングする”ゲームも可能になっている。販売価格は60万4800円。

脳の活性化とともに高齢者の孤独感や寂しさを和らげる目的で販売されるロボットのようです。
昨年に発売した数万パターンの会話をこなすコミュニケーションロボットを高齢者向けに改良したものがこの製品。会話内容を高齢者向けに改良し、計算、なぞなぞ、クイズ、ゲームなどの脳を活性化するコンテンツを追加。他にも日替わりひと言や昔のニュース、歌など高齢者が楽しめるようになっています。
情報系のコンテンツとしては献立アドバイスやカロリー計算、マナー、そしていくつかの簡単な質問に答えていくとその症状に考えられる病気をあげてくれる健康チェックを収録しています。
高齢者にマナーを教えてどうするんでしょう(笑)
ドリームサプライは、12月1日から「ロボットライフ21」というブランド名で「よりそいifbot」のレンタル・販売事業を展開する。販売ルートは、直販および全国の大手百貨店。松坂屋本店(名古屋市中区)では12月1日から店頭販売を開始する予定だ。一方、レンタル事業も12月1日から受付を開始する。レンタル料金は月々1万6800円(税込み)で、36カ月の契約が前提だ。
うちの母親にプレゼントしたら、一日中息子の悪口を言ってそうな気がします(笑) 僕も老後はロボットを話し相手に過ごすんでしょうか。ちょっと寂しい。
このビジネスデザイン研究所はあのキティちゃんロボを作ってるところですね。
<参考>ビジネスデザイン研究所
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2004.11.16
毎日数通のウィルスメールがやってきます。今日は8通でした。近い将来は自分の体のためにアンチウィルスソフトの更新料を払わなくちゃいけないんでしょうか(笑)
CNETJapanより「「将来の人間はコンピュータウイルスに感染する」、英教授が警告」
サイバネティックスを専門とする英レディング大学教授のKevin Warwickは、再度サイボーグになれる日を心待ちにしている。しかし、RFIDチップを腕に組み込み、自分の神経系をコンピュータに接続する同教授は、PCと同様に人間にもコンピュータウイルスが感染する日が来るだろうと警告する。
この警告を発するのに彼ほど適任者はいないでしょう。なんせサイボーグですから(笑)
ケビン・ウォリック教授は1998年に自らの体内にRFIDチップを埋め込み、研究室のコンピュータに信号が送られるようにする実験をしています。どうやらこのチップは現在でも生きているようで、研究室への入室認証などを行っているようです。
それだけではなく2002年には体にチップを埋め込むことで自分の神経系とコンピュータを直接接続するという驚くべき実験をまたもや我が身を挺して行ってます。この実験では、車椅子やロボットアームを操ることに成功したようです。
さらに自分の妻にも同じチップを埋め込み神経の興奮(つまり痛みなど)を純粋に電気的に妻に伝えることに成功しています。まさに一心同体(笑)
人間同士がネットワーク化された世界では、ハッキングがさらに深刻な問題となる。そして、ハッカーに対する処遇は根本から変わるだろうとWarwickは述べた。現在のところ、ネットワークへの不法侵入者は、さほど厳しくとがめ立てされていないと同氏は述べ、人間がインターネットに接続された状態では大きく状況が変わると付け加えた。
確かにそうなればネットワークへの侵入イコール究極のプライバシー侵害です。
確かに体内へのコンピュータ埋め込みは心理的障壁が高いでしょう。技術がどこまでヒトの中に入り込めるかというのは技術でなく倫理哲学です。今は笑い話ですみますが、しかし数十年後はどうでしょう。今でも人工臓器を埋め込んだ人は多くいます。障害を持った人のためとして開発された技術が普遍的に広がっていくことがないとは言い切れません。
倫理哲学がこの問題の答を出してくれるでしょうか。少し残念なのは20世紀の哲学がこれら新しい技術と人間の問題に対して少し背を向けているように感じられることです。
<参考>kevinwarwick.org
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2004.10.29
考えるだけでものを動かせるのは「ドラえもん」の秘密道具の専売特許ではなくなってきたようです。
WiredNEWSより「脳の信号で人工腕をコントロールする実験、サルで成功」
もしサルがお腹をすかせていても、手を縛られていたら、できることはほとんどないだろう。しかし、近くにある人工腕を自分の脳でコントロールできるとしたら、話は別だ。ピッツバーグ大学のアンドルー・シュウォーツ教授の神経生物学研究所にいるサルには、それができる。このサルは、自分の頭で考えるだけで人工腕をコントロールし、その腕を使って食事をするのだ。

脳内の信号をひらってコンピュータやロボットを操作する研究は思いの外すすんでいます。実際に人間を使ってコンピュータを操作する実験も行われています。
この研究では脳内に埋め込んだマイクロチップでニューロンの信号をキャッチすることにより義手を動かしています。サルが義手を動かす際のニューロンの興奮パターンを読み取り、動作、方向、速度を計算する仕組みのようです。
一番大変だったのはサルに義手を操れるという認識を持たせることだったようです。
シュウォーツ教授は、実用化にたどりつくまでにはかなり時間がかかるとしながらも、脳の理解に関して今回の実験がもたす進歩に大きな期待を寄せる。「技術が進歩するたびに、脳内で起こっていることを深く理解できるようになり」、理解が深まれば、さらに新しい科学的発見へとつながると、シュウォーツ教授は語った。
この研究が進めば四肢麻痺患者などにとっては明るい未来が開かれることになります。
でも、一般に広く広まったら運動不足になるだろうな(笑)
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2004.09.18
世間は癒し、癒しといいますが、みんなそんなに癒されたいのですか(笑) 癒しってなんだか分かったような分からないような概念なんですが。
Yahoo!NEWSより「アザラシで癒やされて ロボットのリース開始へ」(共同通信)
「世界で最も癒やし効果があるロボット」とギネスブックに認定されたアザラシ型ロボット「パロ」のリースを始めると、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)が17日、発表した。

世界で最も癒し効果があるロボットとして本当にギネスに認定されているようです。1台1台が手作りで顔つきが微妙に違うそうです。体長は57cm、体重2.7kg。なでたり話しかけたりすると上体や足、まぶたが内蔵モータで動き、名前を繰り返して呼ぶと反応します。学習機能により当たらしい名前を学習したり、飼い主の好みに応じた行動をとるようにもなります。AIBOのアザラシ版かな。
スタンフォードの付属病院やスウェーデン・カロリンスカ病院、その他の病院・施設でバロによるロボットセラピーの研究を実施し良好な結果を得たためギネスに認定されてとのこと。
高齢者の福祉施設などが対象で、リース期間は3年、料金は月額1万2000円を予定。産総研の開発者などが設立したベンチャー企業、知能システム(富山県城端町)が、20日から注文を受け付ける。個人向け販売は来年春からを予定し、30万円程度になる見通し。
個人向けは30万円ですか。ちと高いかな。買ったとしてもわが家ではデカレンジャーになりきっている息子(4歳)の椅子からの跳び蹴りでゴミと化しそうです(笑)
<参考>独立行政法人産業技術総合研究所
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2004.09.12
市販されるのならぜひ欲しい!
YomiuriONLINEより「水の上をスイスイと、体長1・5センチのあめんぼロボ」
水の上をアメンボのように走る超小型ロボットを、米カーネギー・メロン大学の研究チームが開発した。

アメンボは足の先の毛と油で表面張力を利用して浮いていますがこのロボットも同じような原理でできているのでしょうか。
1.5cmの炭素繊維製の胴体に鋼鉄製の足が8本生えているとのこと。アメンボって昆虫だから足は6本なんですけど(笑)
電圧をかけると変形する金属で筋肉をつくり2本の足を動かして水の上を走るそうです。このあたりアメンボの動きと同じですね。
研究チームによれば、化学センサーを取り付けて水質汚染を監視したり、小さな網を付けて水面を掃除するロボットなどに応用できそうだという。
こんな小さいものが掃除しても・・・(笑)。特殊な用途にならつかえるのかも知れません。思いつきませんが。
それより市販してくれたら買いますよ(笑)。
ちなみにアメンボはその姿に似合わず、はねがあるので長距離を飛んで移動することができます。
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2004.07.16
母親が今入院していますが、自力で移動ができないため車椅子にのっています。しかし、病気のために自分で車椅子で移動するのは危険とのことで、リハビリ等に行くにも看護師さんやボランティアの方の手をわずらわすことになり本人も申し訳ないという気持ちを常にもっているようです。
山梨日日新聞より「車椅子ロボットを病院内で試験運用 県内ベンチャー企業 改良加え実用化めざす」
障害者や高齢者向けの「車椅子(いす)ロボット」を開発している、山梨大の森英雄名誉教授らで立ち上げたベンチャー企業「ロッタ」は十四日、一宮町坪井の一宮温泉病院で、同ロボットの運用試験を行った。車椅子ロボットの開発は、看護師らの介添えがなくても障害者らが移動できるようにするのが目的。ロボットは、取り付けたビデオカメラの画像を解析し、記憶された経路に従い車いすの向きを調整。センサーで障害物がないかを感知しながら両輪を回す仕組みになっている。
病院内の使用に限定すれば、ガイドラインなどをあらかじめ廊下に引いておきそのルートにしたがって移動できるので実現も早いでしょう。
この車椅子ロボットはビデオカメラでこのサイトパターンを感知し設定されたルートをたどるようです。病室から理学療法・作業療法室、診察室などへの移動は自動で行えるんじゃないでしょうか。あとは障害物検知と安全確保ですね。
このロボット、愛知万博にも出品されるようです。来年の実用化を目指しているとか。
<参考>山梨大清弘・小谷研究室
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2004.07.14
ロボットにも殿堂があります。
PCWEBより「元祖ロボット「Shakey」が、ASIMOや鉄腕アトムと一緒に殿堂入りへ」
米SRI Internationalが開発した自律型ロボット「Shakey」は、米カーネギーメロン大学の設立したロボット殿堂「Robot Hall of Fame」へと正式にノミネートされた。10月11日に米国ペンシルバニア州ピッツバーグにあるカーネギー科学センターにおいて表彰式が行われ、殿堂入りが果たされることになっている

科学技術部門からは他にホンダの「ASIMO」がノミネートされ、またSF部門では「アトム」や「C3PO」(スター・ウォーズ)、「Robby the Robot」(禁断の惑星)がノミネートされたようです。
「Shakey」はSRI InternationalのArtificial Intelligence Center(AIC)が1966年から開発を始めた自律型ロボットで、ロボットの元祖といってもいいでしょう。テレビカメラと距離計・衝突センサーをもちDECのPDP-10によって制御されていました。
移動・回転・最適ルート探索などをおこなうことができます。今となってはあたりまえの技術です。なんせ掃除機でもできます(笑)。ただ、当時としては自律型のロボットが動くことが衝撃的でした。
Robot Hall of Fameは、ロボット史上の発展に大きく貢献した名誉ある功績を賞する目的で、カーネギーメロン大学が2003年に設立したという。今年の審査員であるマサチューセッツ工科大学(MIT)のRodney Brooks博士は、Shakeyの選考理由として「ロボットのパイオニアとしての役割を果たし、現在の人工知能およびロボット工学分野の研究にも大きな影響を与えたことが評価される」とコメントした。
すでに殿堂入りしているのは「HAL9000」(2001年宇宙の旅)や「R2D2」(スター・ウォーズ)、「マーズ・パスファインダー」(火星探査機)など。
Robot Hall of Fameでは殿堂入りのロボットへの投票も可能です。鉄人28号はダメかなぁ(笑)
<参考>Robot of Fame
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2004.07.08
SFやマンガの世界ではよく見かけましたが、以前から研究が進んでいたロボットスーツがいよいよ発売されるようです。
毎日新聞より「ロボットスーツ:販売ベンチャー会社設立 筑波大教授ら」
体の動きを助けてくれる「ロボットスーツ」を開発している山海嘉之・筑波大大学院教授らが7日、同ロボットを販売するベンチャー会社「CYBERDYNE(サイバーダイン)」(本社・茨城県つくば市千現)を発足させたと発表した。販売価格は1機100万〜200万円の予定で、福祉や研究関係者などから百数十件の引き合いがきているという。
開発されたロボットスーツはHAL(Hybrid Assistive Limb)と呼ばれるもので、足の周りに装着することによりモーターが人間の動きを補助するようにできています。人が動こうとしたときに筋肉に流れる電流を皮膚表面から計測しどれだけの力を出したいのかを予測、アシストするようです。
他にもあらかじめプログラムされた動きを再生する方法もあります。
人は足につけた骨格の他に背中にコンピュータ、モータードライバ、計測回路などが入ったバックパックを背負わなくてはいけません。スーツの重量は17kg。個人の身体機能にあわせたオーダーメイドで製造するようです。
パワードスーツの研究はいろいろと行われているようで、アメリカでは当然のごとく兵器として身体能力アップのスーツが開発されています。
今回のロボットスーツ販売の目的は、下半身が病気などで不自由な人の補助やリハビリが目的のようですが、将来的には災害救助などにも使えるんじゃないでしょうか。でもつけたまま壊れちゃうなんてことは・・・。壊れたらそのまま動き続けるんだろうか(笑)。
しかし、こんなのみてるとハインラインの宇宙の戦士をおもいだすなぁ。
<参考>筑波大学機能工学系山海研究室
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2004.07.06
ポルトガルで行われていたユーロ2004は予想もつかない結果で終わりましたが、同じポルトガルでサッカーのワールドカップが同時に開催されてました。
といっても人間のサッカーではなくロボットのサッカーですが、
Yahoo!NEWSより「大阪のロボットが優勝 ポルトガルでサッカー大会」
大阪市は4日、ポルトガルの首都リスボンで開かれたロボット・サッカー大会「ロボカップ2004世界大会」で、大阪の大学や企業が共同で開発したロボット「ヴィジオン」が優勝した、と発表した。
ロボカップは自律型ロボットの発展のために日本の研究者らが提唱して始まったロボットのサッカー大会です。外寸18cm以内の小型ロボットリーグ、50cm以内の中型ロボットリーグなどに分かれ白熱した試合を展開します。自分で考えて動く自律型ロボットなのでエンターテイメントとしても面白いんじゃないでしょうか。
大阪市経済局によると、リスボン大会は37カ国、346チームが参加。人間型ロボットのリーグ戦には大阪のチームなど12チームが参加、PKやパス技術で得点を競った。

ヴィジオンを作ったのは大阪大学と機械製造会社システクアカザワ。大阪市が支援しています。ヒューマノイドリーグは実際の試合をするレベルではありませんが、歩行・PK・フリースタイルなどの種目別に競技が行われます。ザクを彷彿とさせるロボットですね。
今回は中型リーグでも慶応義塾大学のEIGENが優勝しています。
ロボカップの目標は2050年までに人間のチャンピオンチームに勝てるロボットチームを作ること。道のりは長そうですが(笑)、がんばってください。
<参考>ロボカップオフィシャルサイト・ロボカップジャパンHP
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2004.06.18
良くも悪くも何かと話題の多い愛知万博ですが、ロボットが身近に感じられる万博になりそうです。
Yahoo!NEWSより「未来ロボット100体投入 愛知万博で掃除や接客」(共同通信)
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は17日、2005年日本国際博覧会(愛知万博)に、掃除や接客などにあたる次世代ロボット約100体を投入することなどを柱とした出展計画を明らかにした。
NEDO(新エネルギー・産業技術開発機構)は本来石油にかわる代替エネルギーの研究開発機関ですが現在では新規産業創出のための研究開発なども行っています。ロボットの開発・バックアップもその一環でしょう。
愛知万博では、掃除ロボットや子どもをあやすロボット、案内ロボット、警備ロボットなど実用化間近のロボットが実際に見られるようです。
以前紹介した東京理科大学の受付ロボットも登場するのでしょうか、あれちょっと表情が...(笑)。
実用化前のロボットとしては、介護、レスキューなどのロボットのほかに時速160kmのボールを打ち返せるイチローロボット(ネーミング安直すぎ)やゴルフのキャディロボットなども。
愛知万博は2005年3月25日から9月25日までです。
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2004.06.09
ロボット、特に人間型の二足歩行ロボットの日本での開発はめざましいものがありますが、
ITmediaより「12万円の2足歩行ロボットキット プロポの近藤科学から」
ラジコン用プロポで知られる近藤科学はこのほど、価格12万円(税込み12万6000円)の2足歩行ロボットキット「KHR-1」を発売した。九十九電機などで販売している。
とうとうキットとして二足歩行ロボットが発売されました。
高さ340ミリ、重さ約1.2キロ、関節数17の本格的な2足歩行ロボ。近藤科学が開発したロボット専用新型サーボモーターと、PICマイコンによるコントローラを搭載した。
RS232CでPCと接続し、マウスでロボットの動作を設定できるそうです。近藤科学のサイトでは動画も見られます。側転や後転をしてます。歩行の動作はスムーズとはいえませんが立派な二足歩行です。
欲しい! でも12万円だしなぁ(涙)。これ買うっていったら毎晩の発泡酒がお茶になってしまうでしょう(笑)。
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2004.05.26
子どもに折り紙をせがまれますが、なかなかレパートリーが増えないので子どもに怒られてたら
WIRED NEWSより「米大学生、「折り紙ロボット」を開発」
米カーネギー・メロン大学の学生が、折り紙を折るロボットを開発している。「山折り」や「谷折り」のような基本的な折り方ができ、飛行機や帽子などを作らせることに成功している。より複雑な「袋折り」や「つまみ折り」などの動作は現在研究中だという。
開発したのは、同大学ロボット工学研究所の博士課程に在籍するデビン・バルコムさん。工場の工作機械のような外観で、アーム部分には刃状の薄板と吸盤を備え、台の部分に紙を挟みこむクランプがある。同氏のウェブサイトでは、紙飛行機と帽子を折る様子を収めた動画が公開されている。
折り紙を折るロボットなんていうので、人の手のようなものが動く様子を想像してしまいましたが全く違うようです。
動画を見れば分かるようにフライス盤みたいな外観をしてます。山折り谷折りはなんとかできるよう。でも袋折りができないのは折り紙ロボットにとっては致命傷でしょう(笑)。山折り谷折りだけならできるものは僕のレパートリーとかわりません。
ここはひとつがんばってもらって袋折りにチャレンジしてほしいものです。できれば外観をやさしいおばあちゃん風にしてもらえると。
ロボットの画像はこちら
動画は飛行機と帽子があります。
参考までに折り紙のすごいサイトをいくつか。
国際折り紙研究会
現代折り紙
K's折り紙(折り紙の数学的考察)
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2004.04.16
最近ロボット関係のニュースが目立ちますね。技術を集積させるには、アピール度も高く分かりやすいというのもあるのでしょう。
カレル・チャペックがrobotという言葉を使ってからまだ100年たってないと思いますが、今のロボットは
・走れます
・四つんばいで狭いところも通れます
・子どもたちとも遊べます
・会話もできます
・芝刈りが得意です
・泳げます
・トランペットも上手に吹けます
・回れ右ができます
・オーケストラの指揮をしました
・留守番は任せて下さい
・歌も歌えます
なんだ。これで4次元ポケットがあればドラえもんができるじゃないか(笑)。
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2004.03.24
Wired Newsから「世界初、ロボットのオリンピック『ロボリンピック』開催」
サンフランシスコで先週末、ロボット界初のオリンピック『ロボリンピック』が開催され、世界中から集まった400以上のロボットが技を競い合った。戦闘ロボットによる格闘技やサッカーなど、スピードやパワーを競う種目に混じって、一部には、模型の家の中でロウソクの炎を探してその消火を競うといった、現実社会における貢献につながる技術を競う種目も用意された。
最近、ロボット関連のニュースが目につく。でも、これは面白そうだ。ロボリンピックの正式なサイトはこちら。
出場しているロボットの写真はこちら。
そういえば先日は無人ロボット自動車レースも国防総省主催(軍事がらみだけど)でやっていたし、アメリカ人ってこんなのが好きだなあ。
でも、これはテレビでも放映してほしいと思った。
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