2006.04.12

ディープインパクト第2弾!-今度は月で水さがし

Asahi.comより「月に衝突させ、水の存在探る NASAが08年打ち上げ

米航空宇宙局(NASA)は10日、月の南極にロケットの燃えがらと小型の人工衛星を相次いで衝突させ、飛び散った物質を観測して水の存在を確かめる計画を発表した。
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NASAは昨年7月、テンペル第1彗星に探査機の子機をぶつけて噴出物を調査する計画に成功しています。今回発表された計画は、この計画の「月版」となります。

計画では、探査機「ルナリコネッサンス」と小型衛星「LCROSS」をロケットで一緒に打ち上げ、まずルナリコネッサンスを月の周回軌道に投入。これで燃料を使い切ったロケットを月の近くで「LCROSS」から分離し、南極付近の水の存在の可能性があると見られる場所に衝突させます。

「LCROSS」は、15分後に立ち上る砂煙の中へ突っ込み、水の有無を搭載機器で調べた後、自らもクレーターにぶつかり、第2の砂煙を上げます。

この様子は、ルナリコネッサンスや地球上で観測します。

この計画は、米国が2018年を目標に月へ飛行士を送り込む計画の一環として実施するものです。もともと、ルナリコネッサンスによる探査計画があったところに、衝突実験が相乗りした形となります。

酸素やエネルギー源として利用できる水の存在を確認するのが最も重要な目的となります。総予算は約8000万ドル(約94億円)とのこと。

ロケットの質量は約2トン。その後に突っ込む「LCROSS」の質量も700kgと重いため、衝突の際に舞い上がる飛散物は地球からでも天体望遠鏡などで観測できるようです。

打ち上げは08年10月の予定。

米国のブッシュ大統領が04年に発表した新宇宙戦略によると、08年までに複数の無人月面探査機を打ち上げ、早ければ15年にも月面へ飛行士を送る。その後、長期滞在用の活動拠点をつくり、火星などの探査を目指すという。
砂煙は高さ約50kmまで上がると予想されており、そこそこの性能の天体望遠鏡があれば観測できるかもしれません。

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2006.03.26

火星からの隕石に生命の痕跡?

YomiuriONLINEより「火星から飛来の隕石に細菌?の跡、米教授ら発見

火星から飛来した隕石(いんせき)に、細菌に侵食されたような跡があるのを、米オレゴン州立大のマーチン・フィスク教授らが発見した。専門誌アストロバイオロジーの最新号に発表された。
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教授らは、「ナクラ隕石」を詳しく調べ、この結論を出しました。

ナクラ隕石は1911年にエジプトのナクラに落ちた隕石ですが、同じような組成をもつ他の隕石とともにSNC隕石として分類されています。これらの隕石は火星起源であることも分かっています。

教授らはこの隕石の割れ目の部分に、長さ約10マイクロ・メートルの微細な穴を多数見つけました。

同様の穴は地球の岩石にも時々あり、DNAが検出されるため、細菌が岩石を分解してできたものと考えられています。

この隕石からはDNAの痕跡は検出されませんでしたが、研究チームは生物の痕跡であるという自信をもっているようです。

また、同教授らは、粘土成分の分析から、ナクラ隕石は約6億年前まで水に触れていたと推定。これも生物起源の穴である根拠になっているようです。

東京大の杉浦直治教授(隕石学)の話「生命体の痕跡であるとする直接証拠はないため、現段階で判断するのは難しい。火星にはかつて長期にわたり水が存在していた証拠があり、完全に否定もできない。時間をかけて詳しく検証する必要がある」
この隕石に関しては以前から生命の痕跡があるという説もありましたが、また新しい説の登場です。なかなか全否定はできない問題ですが・・・。

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2006.03.15

彗星のチリの中に高温の生成物−どこからきたのか

Asahi.comより「彗星のちりに高温生成鉱物含まれる NASA発表

米航空宇宙局(NASA)は13日、無人探査機「スターダスト」が世界で初めて持ち帰った彗星(すいせい)のちりには「かんらん石」など高温下で生成される鉱物が含まれていた、と発表した。
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彗星は「汚れた雪玉」とも呼ばれるように冷たいイメージがつきまとっています。この彗星のちりの中に、太陽の近くのような高温下で形成される鉱物結晶「かんらん石」が見つかりました。

かんらん石は鉄やマグネシウムを含む鉱物ですが、NASAのこれまでの分析では、特にマグネシウムが多く含まれており、1000度以上の高温下でできたとみられています。

ほかにも、カルシウムやアルミニウム、チタンを多く含む高温下で生成される鉱物も見つかったということです。

1999年7月に打ち上げられたスターダストは、彗星の物質を採取して今年の1月に地球に帰還しました。サンプルに含まれていた分子と星間ダストは研究のために150人以上の世界中の科学者に配布されています。

スターダストがサンプルを採取したのは「ウィルド第2彗星」と呼ばれる彗星ですが、この彗星は太陽から遠く離れた冥王星の軌道付近で形成されたと考えられています。そのため熱い場所にある成分が含まれるのは予想外のことになります。

研究チームは、誕生直後の太陽からはジェットが噴出し、付近の物質が彗星が生まれる太陽系の周縁部まで運ばれたのかもしれないと推測しています。

ただ、彗星の材料が別の太陽系から運ばれてきた可能性もあり、NASAはちりの年代測定などを進めることにしている。
彗星の成り立ちそのものが議論になるかもしれません。

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2006.02.03

10番惑星は予想より大きかった!−本当に惑星の仲間入りができるか

Asahi.comより「「第10惑星」、直径は3千キロ 冥王星より巨大

米科学者らが昨夏に発見を公表した太陽系の「第10惑星」は直径約3000キロで、冥王星(直径約2300キロ)より確実に大きいことがドイツ・ボン大学などの観測で確かめられた。
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この惑星はカリフォルニア工科大のマイケル・ブラウン教授らが03年10月に見つけ、昨年7月に発表したもの。冥王星よりも遠く、太陽から56億−145億km離れた楕円軌道を、約560年の周期で回っています。

カリフォルニア工大チームは当初直径は2600km前後との見通しを示していましたが、あまりに遠いため、可視光の観測では正確な大きさが決められませんでした。

今回、研究チームはスペインにある直径30mの電波望遠鏡と、高感度熱検知器を使い、この星から届く波長1.2ミリの電波を精密観測。太陽からの距離から表面温度を求め、大きさを算出しました。

測定誤差は400km程度で、最も小さく見積もっても「冥王星より大きいことは、疑いの余地がない」ということです。これは冥王星(約2400km)と月(約3500km)のほぼ中間の大きさで、1846年の海王星発見以来、太陽系で見つかった最大の天体になります。

さらに、観測結果からみると、表面は冥王星と同様に氷で覆われているようです。

太陽の周りを回っていても小さな天体は惑星とは認められず、「第10」を惑星と認めるかどうかは今夏の国際天文学連合で議論される。研究グループは、「これに惑星の地位を与えなければ、冥王星を惑星と呼ぶ正当な理由がなくなる」としている。
さて、惑星の仲間入りはできるのでしょうか。

<参考>「今度こそ第10番惑星発見か−結論にはまだまだ時間がかかります」・「第10番惑星(?)に衛星発見!

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2006.01.21

玉手箱の中にはしっかりと彗星のちりが入ってました−アミノ酸なんかあったりして(笑)

Asahi.comより「これが彗星のちり NASAが公開

米航空宇宙局(NASA)は18日、無人探査機「スターダスト」のカプセルが地球に持ち帰った彗星(すいせい)のちりの写真を公開した。
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彗星には、約46億年前に太陽系を形成した物質が、ちりやガスの形で閉じ込められているとされています。このちりの形状や成分を、顕微鏡やさまざまな分析法で詳細に調べることが可能になるため、太陽系の進化過程の理解が大きく進むと思われます。

NASAの彗星探査機「スターダスト」は、1999年の打ち上げ後、2000年に惑星間ダストを採取、2004年には、火星と木星の間にあるウィルド第2彗星に接近し、彗星核のまわりに広がっている彗星頭部の“コマ”を構成する粒子を採取していました。

今回、調べてみると「エアロゲル」と呼ばれる物質を詰めた採取器に、ちりがしっかり捕らえられていたそうです。粒子は黒っぽく、長さ0.01mmほどのいびつな形をしています。
この粒子以外にも、顕微鏡でしか見えない微小サイズも含めると、100万粒以上捕らえている可能性があるとのこと。

 米ユタ州の砂漠地帯に15日に着地したカプセルから、採取器が入った容器を取り出し、17日にテキサス州ヒューストンのNASAジョンソン宇宙センターに移送していました。

主任科学者のドナルド・ブラウンリー教授(米ワシントン大)は「予想を上回る大成功だ。大きなものから小さなものまで、たくさんのちりが確認できる」と話した。
生命の基となるアミノ酸が含まれている可能性もありますね。

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冥王星への旅に出発−過去最速のスピードですが

Asahi.comより「冥王星へ探査機打ち上げ NASA

太陽系の第9惑星の冥王星を目指し、米航空宇宙局(NASA)の探査機「ニューホライズンズ」が米東部時間の19日午後2時(日本時間20日午前4時)、フロリダ州ケープカナベラル空軍基地からアトラス5ロケットで打ち上げられた。
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冥王星の無人探査機「New Horizons」がいよいよ48億キロ離れた冥王星に向かって旅立ちました。

1960年代初めから、NASAは火星、水星、金星などの太陽系の惑星に無人探査機を送り込んできました。そして冥王星が残された最後の惑星になります。

「New Horizons」は、幅2.1m、奥行き2.7m、高さ0.7mのグランドピアノほどの大きさで、重さは478kg。大気の組成を調べる高性能の紫外線分光計、地形を調べる高性能カメラなど、7つの観測装置を搭載しています。

この探査では、冥王星の衛星カロンの探査に加えて、冥王星周辺の「エッジワース・カイパーベルト」と呼ばれる多数の小天体が集まる領域への接近も試みられる予定です。

実は、「New Horizons」はこれまで打ち上げられた中で最も高速の探査機です。アポロ11号では3日間かかった月までの道のりをわずか9時間で通過、1年で木星に到達する予定です。木星に到着後は木星の重力を利用して、さらに時速7万5600kmまで加速します。

冥王星周辺への到着は、15年7月ごろの予定です。

打ち上げは当初、17日の予定だったが、強風などで2日間延期された。
冥王星は太陽から遠く離れているため太陽電池は使えず、「New Horizons」はプルトニウムを動力源としています。原子力反対派の注目も集めていたようですが、無事打ち上げられました。

<参考>「冥王星探査機「ニューホライズンズ」、年明けに打ち上げ

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2005.12.21

冥王星探査機「ニューホライズンズ」、年明けに打ち上げ

Asahi.comより「初の冥王星探査機、年明けに打ち上げ NASA

米航空宇宙局(NASA)は19日、太陽系の第9惑星の冥王星を調べる無人探査機「ニューホライズンズ」を来年1月17日から2月14日の間に打ち上げる、と発表した。
0512211これは、NASAの「プルート・カイパー・エクプレス」といわれる計画です。

1930年に発見された冥王星は、最も太陽に近いときでも44億キロメートル、離れているときは74億キロメートルにもなるためハッブル宇宙望遠鏡でも詳細な観測が困難で、まだ探査がされていない唯一の惑星です。

今回打ち上げられる「ニューホライズンズ」は、重さ470kgでピアノ位の大きさ。冥王星と、その衛星カロンに接近し、2つの天体の地表の撮影、構成物質の組成の調査、大気組成の調査などを行います。

冥王星の探査を終えると、海王星以遠の領域を周回するカイパーベルト天体との遭遇を目指して飛行し、遭遇が可能であれば軌道修正の後、接近飛行により天体を撮像する予定になっています。

太陽から遠く離れた場所では太陽光発電に頼ることができないため、動力にプルトニウム電池を利用します。

順調に飛行を続ければ、9年後の15年半ばには冥王星に接近する。
いよいよ太陽系最遠の惑星のベールがはがされます。

<参考>「土星の衛星フェーベはやはりカイパーベルトから飛んできた?」・「冥王星に新たな月を2つ発見?

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2005.11.30

「はやぶさ」地球に還れるか

Asahi.comより「はやぶさ、地球帰還が微妙に 姿勢制御装置に不具合

小惑星イトカワで試料採取に成功した探査機「はやぶさ」について、宇宙航空研究開発機構は29日、「化学エンジンのジェット噴射装置が故障し、姿勢の制御が困難になっている」と発表した。原因は調査中で、状況を確認したうえで対策を検討する。
今回故障した小型ジェットは姿勢制御と軌道修正に使われる装置で、6基ずつのA系とB系に分かれており、片方が故障してももう片方で制御できる仕組みになっています。

しかし、26日に試料を採取してイトカワから浮上した際、B系の一部から燃料漏れが発生したため両系統の燃料弁を閉鎖。27日に探査機を操作したところ、A系統のエンジンの出力が十分に出なかったとのことです。

宇宙航空研究開発機構では燃料弁が開かない状態になっているか、配管の凍結が原因ではないかと考えているようです。

ハヤブサは2007年6月に地球に帰還し、イトカワで採取した試料を地球に投下する予定になっています。しかし、試料の回収を確実に行うためには、12月上旬には地球に向けた軌道に乗る必要があります。はやぶさとの通信状況も悪く、このままでは地球に帰還できない可能性もでてきました。

宇宙機構は今後、米航空宇宙局(NASA)の大口径アンテナを借りるなどして、はやぶさから詳しい情報を得る。プロジェクトマネジャーの川口淳一郎教授は「姿勢が制御できないと地球への帰還は難しい。時間的な制約もあり深刻な状況だが決してあきらめない」と話している。
また一難発生です。これまでで最大のトラブルかもしれません。何とかこの状況を乗り切ってほしいものです。

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2005.11.27

はやぶさ、おそらく試料採取に成功!

Asahi.comより「はやぶさ、2度目の着陸に成功 試料採取もほぼ確実0509111

地球から約3億キロ離れた小惑星イトカワへの着陸を目指していた探査機「はやぶさ」について、宇宙航空研究開発機構は26日朝、「2度目の着陸に成功した」と発表した。重要な目的だった表面からの試料採取も「ほぼ確実」としている。
試料採取に成功していれば、月以外の天体に着陸し、地球へ試料を持ち帰るのは世界初の快挙となります。

思えばはやぶさは苦難の連続でした。2003年5月にM5ロケットで打ち上げられた「はやぶさ」は今年の5月に3つある姿勢制御装置のうち1つが故障。9月に小惑星「イトカワ」に到着し並走を始めましたが、10月には姿勢制御装置がさらに1つ故障してしまいました。11月4日の着陸リハーサルは、目標を見失うトラブルで中止、12日の観測ロボット「ミネルバ」の投下も、小惑星に届きませんでした。20日の第1回目の試料採取も失敗し、残された最後のチャンスでようやく成功しました。

「はやぶさ」は25日夜から降下を開始。26日午前6時すぎにJAXAは着陸実行の最終判断を下しました。地球からの指令がはやぶさに届くまで16分かかるため、着陸の最終段階では搭載したプログラムによる完全自動運転に移行。1個残っていたターゲットマーカーは結果的に使わず、20日の着陸時に投下したターゲットマーカーを目印に、レーザー光で高度を測りながら下りていきました。舞い上がる岩石の量を増やすため、試料採取のための金属球は予定の1発ではなく、0.2秒間隔で2発発射したということです。1秒程度着地した「はやぶさ」はすぐに上昇に転じ、イトカワから数キロ上空に離脱しました。

試料採取装置が正常に作動したことも確認されました。着陸時の姿勢などにより採取できていない可能性も残されていますが、おそらく採取できているだろうとのことです。

地球との位置関係などを考慮すると、はやぶさは12月上旬にイトカワを離れる必要がある。地球周辺への帰還は07年6月の予定で、オーストラリアの砂漠地帯に試料のカプセルを落とす。
実際、確実に試料が採取できているかどうかはそのときにならないと分かりませんが、採取できていることを信じましょう。

「はやぶさ」は惑星探査で初めてイオンエンジンを主な推進機構として用い、太陽のまわりを2周、約20億キロを旅しています。これも立派な成果です。また、かかった費用も127億円と宇宙探査としては驚くほど安くなっています。

それにしても関係者の皆さん、まだまだ帰還までは大変でしょうがとりあえずお疲れ様でした。

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2005.11.20

はやぶさ、いよいよ試料採取へ降下開始−とれたかどうかは2年後まで分かりません

Asahi.comより「探査機はやぶさ、イトカワに向け降下

宇宙航空研究開発機構の探査機「はやぶさ」は19日夜、小惑星「イトカワ」に着陸するための降下を始めた。表面に着陸して、砂や岩の破片などの試料を採取することが目的だ。順調に行けば、20日午前6時ごろ着陸する見通しだ。はやぶさは姿勢制御装置の故障などを抱えながら、最大の任務に挑む。
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はやぶさがいよいよ小惑星イトカワに向けて降下を開始したようです。

現在、イトカワは太陽をはさんで地球の公転軌道の反対側近くにあり、通信には片道約16分かかります。そのため、地球からのリアルタイムの指示ができないので、はやぶさは計測した距離や画像などをもとに自律的に行動します。

自律行動に切り替える判断は午前5時頃になされる予定になっています。

イトカワに高度40mまで近づくと、着陸の目印として反射板付きのターゲットマーカーを投下。この中には世界149の国と地域からつのった約88万人の名前がプリントされたフィルムが入っています。

その後エンジンを止め、小惑星の重力に従って落下。下につきだした長さ1mのメガホン状の試料採取装置の先端だけを地表に押しつけ、直径約1cmの金属球を秒速300mで発射します。舞い上がった岩石の破片や砂埃をメガホン状の装置で集め上昇します。

これまで、人類が地球以外の天体から持ち帰った試料は、米アポロ計画での「月の石」しかありません。今回の計画が成功すれば世界初の小惑星からの岩石採取ということになります。日本にとっても地球以外の天体に機器を着陸させる初めての計画です。

惑星や月などは、重力の影響や地殻変動で、太陽系が誕生した約46億年前の姿をとどめていません。しかし、このような小惑星の岩石には、太陽系の起源に迫る当時の情報が化石のように保存されており、科学的な価値は高いと思われます。

ただ、はやぶさは自ら危険を判断する機能を持っていることから、イトカワに接近するのを途中でやめる可能性が3分の2程度あるということです。

また、実際に試料がとれたかどうかもはやぶさが小惑星を離れて2007年に地球に帰還し、投下されたカプセルが回収できた後でしか知ることはできません。

着陸の予定は25日にも設定されている。
今回の着陸に際して運用室の模様が、インターネットで生中継されます。アドレスはhttp://jaxa.tv/。11月20日2:00−9:00の予定です。

<参考>「「はやぶさ」、探査ロボット「ミネルバ」の投下に失敗−次は頑張れ!」・「はやぶさがイトカワに接近−月の石以来のサンプル採取

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2005.11.13

「はやぶさ」、探査ロボット「ミネルバ」の投下に失敗−次は頑張れ!

Asahi.comより「探査機「はやぶさ」、投下したロボットが行方不明

地球から約2億9000万キロ離れた小惑星「イトカワ」の観測を続けている宇宙航空研究開発機構の探査機「はやぶさ」は12日午後3時半ごろ、イトカワへ小型探査ロボット「ミネルバ」を投下したが、イトカワ表面には到達せず、行方不明になった。
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2003年5月に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ」は、目標の小惑星「イトカワ」に到着し、いよいよ着陸と試料採取の本番をむかえようとしています。

今日はその前哨戦として、小型探査ロボット「ミネルバ」の投下を行いましたが残念ながら失敗に終わってしまいました。

「はやぶさ」は太陽系や惑星の成り立ちを解明する手がかりとするため、小惑星「イトカワ」から地表の試料を採取し地球に持ち帰るために打ち上げられた探査機です。

今日は着陸・試料採取に向けた誘導航法機能の確認と、近距離レーザ距離計(LRF) の較正、および探査ロボット「ミネルバ」の投下を目的として、地上からの指令で高度約1.4kmから降下を開始しました。

探査ロボット「ミネルバ」は高度60mの地点で切り離す予定で、実際、「はやぶさ」が高度60mに達したときに切り離し指令が出されました。しかし、地上からの切り離し指令が届いたときには「はやぶさ」は予想以上に高い200mの位置にいたと思われ、放出された「ミネルバ」はイトカワの重力につかまることなくあたりを漂ってしまっているようです。

「はやぶさ」は、イトカワ表面の明るい部分を目標に、自律的に接近する仕組みを持っていますが、先日はイトカワの表面が予想以上にでこぼこしていたため、この仕組みがうまく働かず、降下実験が失敗に終わっています。

今回も同じようなことが原因となっているのではないでしょうか。

はやぶさは今後、「ミューゼスの海」という地点に一瞬だけ着陸。金属球を表面に打ち込んで舞い上がってくる物質を採取し、07年6月に地球へ帰還する計画になっている。着陸時には岩を避けるため、30メートル四方の位置に下りなければならず、より難しい機体制御が必要だ。成功すれば、小惑星からの物質採取は世界で初めてとなる。
本番が無事に終わることを祈りましょう。

<参考>「はやぶさがイトカワに接近−月の石以来のサンプル採取

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2005.11.10

金星探査に出発!−ビーナス・エクスプレス

Asahi.comより「欧州宇宙機関の金星探査機打ち上げ 来春に到着予定

欧州宇宙機関(ESA)の金星探査機「ビーナス・エクスプレス」が9日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から、ロシアのソユーズロケットで打ち上げられた。来年4月に金星に到着する予定。
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金星探査は、90年に厚い大気に遮られていた地表の観測に成功したNASAの探査機マゼラン以来となります。

金星は地球の兄弟星ともいわれています。金星の大きさや太陽からの距離など地球と近い条件を兼ね備えています。ところが実際には地表は高温の二酸化炭素に覆われ、硫酸の雲が浮かぶ地球とは全く異なる環境です。

また金星は太陽系の惑星の中で唯一逆方向に自転し、その時点周期も243日と大変ゆっくりしたものです。しかしなぜこのようになってしまったのかは、まだ分かっていません。

特に謎とされる現象が「スーパーローテーション(大気超回転)」といわれるものです。これはゆっくりした自転をしているにもかかわらず、4日間で金星を一周するような強い風が吹いているという不思議な現象です。

ビーナス・エクスプレスは、金星を上空から詳細に調べ、様々な金星の謎を明らかにすることを目的にしています。探査機は来年4月に金星を周回する楕円軌道に到着。金星表面から250キロの距離まで近づき、表面近くの大気を詳しく調べて水分や酸素の存在を確かめます。雲があっても透過して先を見られる赤外線カメラなどを搭載、鮮明な画像が得られると期待されています。

日本の宇宙航空研究開発機構も、08年に金星探査機「プラネットC」を打ち上げる計画を進めている。
今回の打ち上げにかかった費用は2億2000万ユーロ(約304億円)とのことです。

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2005.11.02

冥王星に新たな月を2つ発見?

YomiuriONLINEより「冥王星に新衛星?2つの天体を発見…ハッブル望遠鏡で

米ジョンズホプキンス大などのチームは31日、ハッブル宇宙望遠鏡の観測で、冥王星を周回する新たな衛星と見られる二つの天体を発見したと発表した。
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1930年に発見された冥王星は、太陽系の9番目の惑星とされていますが、最近の研究では、単に質量が極端に大きい小惑星(カイパーベルト天体)であるという説が有力になってきています。

冥王星のこれまで知られていた唯一の衛星は、1978年にアメリカの天文学者ジェームズ・クリスティーによって発見された「カロン」でした。

今回、ハッブル望遠鏡の観測で衛星は3つに増えることになりそうです。

新たに発見された衛星は直径45−160キロと推定され、カロン(直径1200キロ)よりはるかに小さいと思われます。まだ正式名称がないため、暫定的にP1、P2と呼ばれています。P2は冥王星から4万9000キロ、P1はさらに遠く6万5000キロの地点を公転しています。

ハッブル望遠鏡が最初にこれらの天体を観測したのは5月15日。その3日後にも再び観測されました。

冥王星は太陽系最遠部にある小天体群「カイパーベルト」の一員との見方もあり、惑星としての地位が危ぶまれているが、観測チームは「衛星が3個に増えても、惑星であることの証にはならない」としている。
冥王星もそろそろ白黒つけてもらいたいんじゃないでしょうか(笑)

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幻の流星群の正体を49年ぶりに解明

SankeiWebより「幻の流星群の正体解明 49年ぶり、母彗星を特定

1956年に観測されたが正体が分からず、天文関係者の間で幻の流星群とされていた「ほうおう座流星群」は、1819年に出現したブランペイン彗星(すいせい)が発したちりで起きたことを、国立天文台の渡部潤一(わたなべ・じゅんいち)助教授らのグループが1日までに解明した。
これまで「幻の流星群」と言われてきたもののひとつに、「ほうおう座流星群」があります。この流星群は1956年12月5日、日本の南極観測船「宗谷」が南極へ向かっている途中、インド洋上で遭遇した流星群で、第一次南極越冬隊の隊員らにより目撃されました。1時間に500個程度の流星が出現する派手な流星群だったとされていますが、それまでもまたそれ以降も流星の出現はほとんど見られず、幻の流星群となっていました。

この流星群は1819年に出現したブランパン彗星との関連が指摘されていましたが、彗星自体がそれ以降行方不明となっていたため詳しく分かっていませんでした。

ところが最近になって、2003年に発見された小惑星2003WY25が、ブランペイン彗星と同じ天体であることが判明。軌道を基に1760―1830年にちりを放出したと仮定し、ちりの動きを計算したところ、越冬隊員らが流星群を目撃した時間帯に地球と交差したことが分かりました。帯状のちりの幅が狭いため、それ以外では観測されなかったということです。

ブランペイン彗星は、太陽を挟んで地球の軌道と木星の軌道の間を、約5年周期で回っている。2014年12月2日に南半球で流星群が見える可能性があるという。渡部助教授は「正体不明の流星群はたくさんあるが、謎中の謎だった。今後はほかの流星群の正体もはっきりするだろう」と話している。
ほうおう座といえば不死鳥。流星も不死鳥のようによみがえるようです。

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2005.10.21

月でも酸素が手に入る!

YomiuriONLINEより「月面にチタン鉄鉱、NASA観測…酸素の供給源に期待

米航空宇宙局(NASA)は19日、月面には、酸素を含んだチタン鉄鉱が広く分布している可能性が高いとする観測結果を発表した。ハッブル望遠鏡の高性能カメラによる初の紫外線観測で明らかになった。
月酸素の供給源と考えられているのはチタン鉄鉱(イルメナイト)。チタン鉄鉱に水素を加え、900度程度に加熱することなどで酸素を取り出すことができます。チタン鉄鉱は米アポロ計画で持ち帰られた月の砂にも10−15%含まれており、月における有力な酸素供給源と考えられていました。

今回、ハッブル望遠鏡の紫外線カメラで1971年と72年に月に着陸したアポロ15号、17号の着陸地点と、これまで詳しく探査されていなかった「アリスタルコス」といわれるクレーターの周辺を探査。

その結果、クレーターの周辺と17号の着陸地点付近でチタン鉄鉱と考えられる鉱物の分布を発見しました。

アリスタルコスは数億年前にいん石の衝突でできた比較的若いクレーターで、周辺地域は過去に激しい火山活動があったと考えられています。

倉本圭・北海道大院助教授(地球惑星学)の話「酸化チタンが月面に広く存在することは予想されていたが、高精度で確認できたことは有人探査に有益なデータとなるだろう。酸化チタンからは酸素を取り出しやすく、大量に存在するならば有効な供給源になる」
NASAは賞金をかけたセンテニアルチャレンジとして、月の砂から効率的に酸素を取り出す方法を公募しています。

将来的に月面を基地として火星への有人飛行を考えているNASAとしては酸素やロケット燃料の供給源となる可能性のある物質の発見は非常に心強いことでしょう。

08年には無人探査機「LRO」を打ち上げ、周回軌道から詳細に月面の観測を行う予定のようです。

<参考>「NASAの始めた懸賞金付きコンテスト−今度は月の石から酸素を取り出します

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2005.10.04

第10番惑星(?)に衛星発見!

Asahi.comより「「第10惑星を回る衛星発見」 米研究チームが発表

太陽系の「第10惑星」を発見したと7月に発表したばかりの米カリフォルニア工科大の研究チームは2日、今度はこの惑星を回る衛星(月)を見つけたと発表した。
第10番惑星の衛星この衛星は9月10日にハワイのケック望遠鏡により観測されました。

直径は約250kmと推定されています。直径が約2700kmの問題の「惑星」の100分の1ほどの明るさで、惑星との距離は、地球と月との距離の5分の1−10分の1(4万−8万km)ほどではないかということです。

約2週間かけて問題の惑星の周りを一周しているようです。

「第10惑星」の直径は約2700キロで、冥王星(直径約2300キロ)の1.2倍ほどだと推定されているが、国際天文学連合はまだ正式に惑星と認定していない。
衛星をもてば惑星というわけではありませんが、でも、惑星っぽくなってきましたね(笑)

<参考>「今度こそ第10番惑星発見か−結論にはまだまだ時間がかかります

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2005.09.22

火星表面に刻まれた2本の溝

YomiuriONLINEより「火星に3年間で2本の「溝」、活発な侵食活動

火星表面に、3年前にはなかった溝ができていることが、米探査機マーズグローバルサーベイヤーが今年4月に撮影した画像で分かった。
火星の溝写真は97年から火星周回軌道で観測を続ける探査機「マーズ・グローバル・サーベイヤー」が撮影したもの。

2002年7月の撮影時(写真左)にはありませんでしたが、今年4月の撮影画像(写真右)には砂丘の表面に2本の溝がくっきりと写っています。長さは400m程度と考えられます。

地球上にも「ガリー」と呼ばれる同様の地形がありますが、これは部分的に溶けたシャーベット状の雪や氷によって地表が削られることで形成されます。

しかし、火星の溝は水による浸食の可能性は低いとのこと。むしろ、冬に砂地の中で凍結した二酸化炭素が暖かくなるとともに急激に気化して高速で砂を吹き飛ばし、斜面を削った可能性が高いとのこと。

NASAは他にも、岩石が斜面を転がった跡、南極の冠氷の後退のさま、若い隕石クレーター−の画像を航海しました。クレーターは80年代半ばに隕石の落下で生じたとみられます。また岩石の転がった跡は、地震か強風の影響ではないかとのこと。

米航空宇宙局(NASA)が20日発表した。火星で地形を作り出す作用が続いていることがわかる。
南極の冠氷の後退ということは、火星でも温暖化が進行している?

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2005.09.17

月のクレーターは小惑星の爆撃によるもの−そろそろ中秋の名月です

毎日新聞より「月のクレーター:小惑星が集中的に落下しできた

月のクレーターはほとんどが約40億年前にできたが、これは、火星と木星の間の軌道にある小惑星が集中的に落下してできたことを国立天文台などの研究チームが突き止めた。月の表面のクレーターの大小の比率と、小惑星の大小の比率の分布が一致した。従来は、すい星の集中衝突の可能性もあるとされていた。16日付の米科学誌「サイエンス」に掲載される。
月のクレーター太陽系の生成期からしばらくの間、太陽系内では小惑星などのはげしい衝突が繰り返されてきました。月も約45億年前の地球の形成期に、火星程度の大きな惑星が地球に衝突したことによりできたとするジャイアント・インパクト説が有力です。

その後40億年−38億年前にかけて何かが激しく月の表面に衝突し、あのクレーターを作ったとされています。このとき何が衝突したかは、小惑星であるとする説と、彗星であるとする説がありました。

今回、米アリゾナ大と国立天文台の共同研究チームは月の表面のクレーターのサイズを詳しく分析。これがすばる望遠鏡などで観測した小惑星約10万個の大きさの分布状況と非常によく一致していることをつきとめました。

さらに、火星や水星の表面にある同時期にできたクレーター数千個でも同様の比較をしたところ、やはりよく一致したとのことです。

この結果、これらのクレーターは彗星でなく小惑星が降り注いでできたものと、研究チームは結論づけました。

また同時に、これらのクレーターには古い高地にある群と、火山活動でできた新しい平地にある群の2種類があり、古い高知のクレーターは火星と木星の間にある小惑星帯「メインベルト」からの小惑星により形成、新しい物は地球付近に分布する小惑星群が落下してできたものであることも判明しました。

同天文台の伊藤孝士・主任研究員は「約40億年前は、天王星と海王星が形成された時期とされる。その影響で木星と土星の軌道がずれ、小惑星の軌道も不安定になったことが集中落下の原因ではないか」と話している。
日曜日は中秋の名月。こんなことを考えながら月をながめるのもまた一興かも。

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ディープインパクトで100mのクレーターが

Asahi.comより「彗星にでっかいインパクト 探査機子機衝突でクレーター

米航空宇宙局(NASA)の探査機ディープインパクトの子機が衝突したテンペル第1彗星(すいせい)の表面に、直径約100メートルのクレーターができたとみられることが分かった。国立天文台や東京大、NASAなどの国際研究チームがハワイにある国立天文台「すばる望遠鏡」で観測した。16日発行の米科学誌サイエンスに発表する。
テンペル第1彗星7月4日の独立記念日に探査機ディープインパクトはテンペル第1彗星にむけて衝突体を打ち込み、彗星の組成をさぐりました。

テンペル第1彗星は太陽から近い軌道にあり、長期間にわたって表面が焼け焦がされてきた彗星です。そのため、この彗星には、粉塵からできている風化層が内部の氷に富む新鮮な層を覆った構造ができています。ディープインパクト計画は、この風化した彗星表面を掘り返し、彗星の内部に隠された本来の姿のままのダストや氷を調査するために計画されました。

研究チームは、すばる望遠鏡の赤外観測装置で衝突の様子を観測。分析の結果、彗星から有機物やチリなど約1000トンの物質が宇宙空間に放出されたことを明らかにしました。また、衝突の結果、表面には直径100メートルほどのクレーターができたと推定されます。

画像の赤色は炭素に富む彗星表面の物質、緑色はケイ酸塩を含む内部物質でした。これにより彗星内部はケイ酸塩、水、有機化合物が複雑に混じり合っていることが分かったとのこと。

国立天文台の渡部潤一助教授は「放出物が大量だったことは彗星の表面が壊れやすいことを示している。放出物を詳細に調べ、太陽系の成り立ちに迫りたい」と話している。
この彗星は太陽を中心に5.5年の短い周期で公転していますが、その組成は長周期の彗星と非常によく似ているそうです。

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2005.09.11

はやぶさがイトカワに接近−月の石以来のサンプル採取

毎日新聞より「探査機はやぶさ:12日にも小惑星「イトカワ」接近

小惑星から岩石などを地球に持ち帰る世界初の試みを目指して宇宙を飛んでいる探査機「はやぶさ」が、12日にも、目標の小惑星「イトカワ」から約20キロに到達する。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機で、11月に「イトカワ」に着陸する予定だ。
はやぶさこれまで人類が宇宙から持ち帰った岩石のサンプルは月のものだけです。しかし、月はできてから変成してしまったため太陽系の生成時の物質については知ることができません。

そこで旧宇宙科学研究所(現宇宙航空研究開発機構)が03年5月9日にM5ロケットで打ち上げたのが小惑星探査機「はやぶさ」です。はやぶさは地球と火星の周辺を楕円軌道で回る小惑星イトカワの表面から岩石などを採取し持ち帰る予定になっています。

ターゲットのイトカワは98年にアメリカの研究チームが発見した小惑星です。日本側の依頼で、日本のロケットの生みの親、故糸川英夫博士にちなんだ名前が付けられました。長径500mのジャガイモのような形で、太陽の周囲を約1年半の周期で回っています。

イトカワに到達したはやぶさは、しばらくイトカワと並んで飛び、エックス線計測装置や赤外線観測装置などで表面を調べたあと、11月に第1回の着陸をします。着陸時間は約1秒間で、探査機から地表に金属球を撃ち込み、舞い上がった岩石の破片などを採取。さらに2回目の着陸とサンプル採取をした後、地球に2007年6月に帰還する予定になっています。

JAXA宇宙科学研究本部の川口淳一郎・プロジェクトマネジャーは「類のない試みなので慎重に計画を進めたい」と話している。
いよいよプロジェクトは佳境に入ってきました。

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2005.09.08

テンペル第1彗星に有機物発見!

Asahi.comより「テンペル第1彗星の素顔は? 表面近くに氷の存在も

細かい粉末の層で覆われ、有機物もかなり豊富――米航空宇宙局(NASA)の探査機ディープインパクトが子機を衝突させたテンペル第1彗星(すいせい)の素顔が、明らかになってきた。
テンペル第1彗星探査機ディープインパクトは約46億年前の太陽系生成当時の塵やガスを含むとされる彗星内部の構成物質を調べるために、今年1月に打ち上げられました。7月4日にテンペル第1彗星の核に向けて衝突体(インパクター)を衝突させ、内部の成分の分析を行っています。

彗星の核には、約46億年前に太陽系ができたころの惑星の原材料が閉じ込められていると考えられています。

このディープインパクトの観測データを分析した報告によれば、彗星の表面はクレーターらしい丸いへこみがいくつも見つかりました。逆に、つるつるした滑らかな部分も少なくとも2ヶ所発見されたとのこと。彗星の核が複数の層からなり、内部の層が衝突の衝撃で顔を出したのが滑らかな部分かもしれないと研究チームは分析しています。

衝突時の噴出物の分析では、表面は直径1000分の1−10分の1ミリの微粉末の層に覆われていることが判明。この層は厚さ数十メートルあるとみられるということです。噴出物からは、水や二酸化炭素、シアン化水素のほか、有機シアン化合物のシアン化メチルらしき物質も検出されました。いずれも衝突の2、3分後に噴出量が急増していることから、核の内部に存在しているとみられるとのことです。

国立天文台の関口朋彦研究員の話 彗星の核が微粒子で出来ていることは予想されていたが、それが実際に確認された。核の内部に有機物が豊富に存在することも初めて分かり、地球の生命の源となった有機物が大昔に彗星によってもたらされたとする学説を裏付ける証拠の一つになると考えられる。
太陽系の秘密がまたひとつベールをぬぎ始めました。

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2005.09.07

土星の輪が薄くなっている?

YomiuriONLINEより「土星の輪が薄くなる…NASA探査機で観測

米航空宇宙局(NASA)は5日、土星の輪の一部が薄くなっていることが判明したと発表した。土星探査機カッシーニが今年実施した観測と1980年に探査機ボイジャーで行った観測のデータを比較して分かった。
土星の輪土星の輪は土星の赤道から6,630kmから120,700kmの範囲で広がっており、内側から順にD環、C環、B環、A環、F環、G環、E環と名付けられています。

このうち最も内側に位置するD環がこの25年のうちに薄くなっていることが分かりました。さらに、その一部は、土星側に200kmも移動していたとのことです。

土星の輪は、太陽の周りをガスや塵が囲み太陽系が生成した時のモデルになるとも考えられているため、土星の輪を研究することは惑星が45億年前に生成した時の重要な手がかりになるとも考えられています。

カッシーニによって観察されたこの現象がなぜ起こるのかはまだ分かっていません。現在NASAが分析中ですが、もともと氷の粒子などでできている土星の輪は刻一刻とその状態を変えているとも考えられます。

研究チームの担当者は「土星の輪がすぐに消えてしまうとは思わないが、観測によって、輪の起源や寿命が明らかになるだろう」と話している。
しかし25年という天文学的にみればごく一瞬ともいえる時間の中で土星の輪にそれほど大きな変化が起きているというのも驚きです。

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2005.07.31

今度こそ第10番惑星発見か−結論にはまだまだ時間がかかります

毎日新聞より「太陽系惑星:「最も遠い10番目」を発見 NASA研究所

米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)は29日、冥王星の外側の軌道を公転周期約560年で回る冥王星(直径約2300キロ)より大きな天体をカリフォルニア工科大などの研究チームが発見したと発表した。JPLは「太陽系で最も遠い10番目の惑星だ」としている。新惑星と確定すれば、1930年の冥王星発見以来となる。同チームは03年にも、太陽系最遠の惑星状天体とされたセドナ(同約1700キロ)を見つけている。
新発見の天体の想像図今度こそ10番惑星が生まれるんでしょうか。

前回このチームが発見したセドナは直径が1700kmと冥王星の4分の3の大きさだったため惑星とは認められませんでした。

今回発見された天体は03年10月にパロマー山天文台の望遠鏡で初めて撮影されました。太陽系内の天体なら恒星の間を移動する様子が観測できます、距離が地球から太陽までの距離の97倍と遠いため、当時は動いていることが確認できませんでした。今回、データを再解析し惑星と分かったということです。現在の名称は「2003UB313」ですが、すでに国際天文学連合に新名称を申請中です。

直径は2700−3000kmとみられ、地表にメタンが存在しており、表面温度は氷点下243度程度と推測されています。太陽からの現在の距離は145億km。冥王星の太陽からの平均距離より2倍以上遠いことになります。最も近づいたときでも53億km。楕円軌道で、軌道面も約45度傾いています。

研究チームを率いる同工科大のマイク・ブラウン准教授は「非常に遠く、軌道が大きく傾いていたため、今まで発見されなかった」と説明し、新天体を「惑星」としたことについては「冥王星より大きい」ことを根拠に挙げた。
惑星かどうかの検討は来年夏に開かれる国際天文学連合(IAU)の総会でスタートします。

現在、太陽系で最も小さい天体は冥王星ですがあまりにも小さいため惑星とは認めていないという意見も多くあります。実際、地球の月の直径が3476kmであるのに対し、冥王星は2320kmしかありません。米国の学者が見つけた唯一の惑星を失いたくないという政治的な意味合いもあり冥王星が惑星にされているという意見もあります。

今回、この天体を惑星と認めるかどうかは議論噴出ではないでしょうか。

<参考>「第10番惑星

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2005.07.30

火星のクレーターの氷塊の映像を公開

YomiuriONLINEより「火星のクレーター内に巨大氷塊、欧州宇宙機関が公開

欧州宇宙機関は28日、火星の北極付近にある巨大な氷塊の画像を公開した。
火星の氷この画像は欧州宇宙機関(ESA)の探査機「マーズエクスプレス」が撮影したもの。クレーターの内部に氷塊が綺麗に写っています。

クレーターは北極付近の北緯70.5度、東経103度にある無名のもの。幅35kmほどで最大深度2km程度と思われます。この中に白く見えているのが氷塊。氷塊はクレーターの底から200mほどの高さでそびえています。ただ内側には盛り上がった砂丘があると思われ、北東の端には砂丘が露出している様子がうかがえます。

この白い塊は一年中存在することが分かっていますが、火星の北半球が晩夏となる撮影時に観測されたことで、二酸化炭素が凍ったものでなく水の氷であることが判明しました。夏には北極の二酸化炭素の塊も昇華しています。

周辺のクレーターの縁にもうっすらと氷が残っていることがうかがえます。

探査機は赤道付近でも広さ約900キロ四方の氷の海を発見しており、火星にはかつて、大量の水が広範囲に存在していたことを改めて証明する成果となった。
あとはいよいよ生物の痕跡だけ?

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2005.07.22

マーズ・リコネサンス・オービターを公開−火星の水を探せるか

毎日新聞より「NASA:火星探査機公開 水を追えと地形のデータを取る

米航空宇宙局(NASA)は20日(日本時間21日)、8月10日に打ち上げる火星探査機「マーズ・リコネサンス・オービター(MRO)」を公開した。
MROブッシュ大統領は昨年1月、月に有人基地をつくり、そこから火星へ人間を送り込む計画を発表しました。

それに向けての第1歩となるのが「マーズ・リコネサンス・オービター(MRO)」です。現在火星では「マーズ・オデッセイ」と「マーズ・グローバル・サーベイヤー」が観測を続けています。

このMROはそれよりも地表に近い軌道を回り、将来の火星有人探査の際の着陸に適した場所を探したり、生命の存在に不可欠な水や鉱物資源などの痕跡を探査することになります。

8月10日にケープカナベラル空軍基地からアトラス5ロケットで打ち上げられる予定のMROは7ヶ月後の来年3月に火星に到達。火星の上空250−320kmを約110分で一周する軌道に入ります。

幅13.6m、高さ10m、重さ10tのこの探査機は30cm程度の大きさの物体を軌道上から識別できる高性能カメラなど6種類の観測装置を備えており、軌道上からレーダーで地下1kmまでの状態を調べることも可能になっています。

計画責任者のジェームズ・グラフ氏は「火星の過去と現在を見通せる大量のデータが得られるだろう。技術的にも挑戦的な計画だ」と話している。
火星に人類が到達することにどれだけの意味があるのかは分かりませんが、得られるデータは貴重なものになるでしょう。

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2005.07.10

彗星の表面は化粧パウダーのようだった!

Yahoo!NEWSより「彗星の表面は粉状物質 NASA衝突実験で判明」(共同通信)

米航空宇宙局(NASA)は9日までに、無人探査機「ディープインパクト」による衝突実験でテンペル第1彗星(すいせい)から噴出したちりは、極めて細かい粉状の物質であることが分かったと発表した。
ディープインパクト彗星の本体である核には約46億年前に太陽系が形成された頃の記録が閉じこめられていると考えられています。

太陽系の母体となったのはガスと塵からなる回転円盤です。これが衝突・合体を繰り返すことで次第に大きくなり惑星に成長しました。彗星の起源はまだ定まっているわけではありませんが、これらの塵の中で原始太陽から離れた密度の薄い部分にあった塵は惑星サイズにまで成長できずに彗星のような小さな天体になったのではという説もあります。

彗星の核を構成している塵を調べることがこの計画の最大の目的になります。

ディープインパクトの衝突の時のデータを調査している研究チームは、衝突時に細かい粒状の物質が巨大な雲を形成していたと発表しました。この粒は砂浜の砂などよりもさらに細かい化粧パウダー程度の粒子径の粒だったようです。

彗星の本体(核)は岩や氷からできていると考えられてきたが、NASAの研究チームは「今回の結果は、彗星が粉状物質で覆われていることを示している」と分析。
また、解析中のデータによればやはりクレーターもできていたようです。

<参考>「NASA版ディープインパクト、見事に命中−彗星は壊れませんでしたね(笑)

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2005.07.05

NASA版ディープインパクト、見事に命中−彗星は壊れませんでしたね(笑)

Asahi.comより「探査機の子機、彗星の核への衝突に成功

米航空宇宙局(NASA)は米独立記念日の4日未明、彗星(すいせい)探査機ディープインパクトの子機をテンペル第1彗星の核に衝突させることに成功した。
ディープインパクトディープインパクトは多くの不安と未知の要素に囲まれた計画でしたが見事成功した模様です。

探査機ディープインパクトは約46億年前の太陽系生成当時の塵やガスを含むとされる彗星内部の構成物質を調べるために、今年1月に打ち上げられました。

ターゲットとなる彗星は「テンペル第1彗星」、縦15km、横5kmの細長い形でニューヨークのマンハッタン島ぐらいの大きさです。ほぼ5年周期で火星と木星の間の楕円軌道を公転しています。

探査機ディープインパクトは直径1m、重さ370kgの銅製の衝突体(インパクター)を発射。インパクターは24時間後の独立記念日である4日1時50分過ぎ(日本時間同日午後2時50分過ぎ)、地球から1億3000万kmの距離でテンペル第1彗星の核に衝突しました。

秒速10kmでインパクターが衝突した衝撃は、TNT火薬約5tに匹敵すると見られ、衝突の瞬間をとらえた画像には衝撃で彗星の表面が割れ、内部の成分が噴出した様子が写っています。

もともと彗星の核については詳しいことは分かっておらず、この計画でも衝突体が彗星の中にブスッとささったり、衝突せずにかすめるなど思い通りの結果にならないのではという意見も多く出されていました。中には彗星が割れてしまうのではという専門家の説もあったようです。

しかし、そのような予想を見事に裏切り劇的な成果を収めました。

NASAのドン・ヨーマンス博士は「予想していた以上に劇的だった」と語った。親機は直後に核へ接近し、さらに観測を続けた。地上の望遠鏡でも、衝突後に彗星が明るくなった様子が観測された。
これから今回のデータ解析が進むと太陽系の成り立ちや生命誕生の秘密についても何か分かってくるかもしれません。

しかしアメリカらしい計画ですね(笑)

<参考>「ディープ・インパクト、いよいよ目標の彗星にロックオン!」・「NASA版ディープインパクト打ち上げ

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2005.06.30

タイタンにメタンの湖か?

NIKKEI NETより「土星の衛星タイタンにメタンの湖?NASAが発見

米航空宇宙局(NASA)は28日、無人探査機カッシーニが土星の衛星タイタンで湖とみられる地形を見つけたと発表、その映像を公開した。湖を満たしているのは、液化したメタンの可能性があるという。
タイタンの湖土星の衛星タイタンの地表を観測しているカッシーニ探査機は、周囲よりも暗い斑上の模様がうつった画像を数点撮影しました。それらを分析した結果、湖ではないかと考えられる地形がタイタンの南極近くで発見されました。

発見された、湖らしきものは縦73km、横234kmほどで米・カナダ国境にあるオンタリオ湖ほどの大きさです。その縁は水による侵食などで滑らかになった地球の湖とよく似ています。また、このあたりはタイタンの中でも最も雲の多い地域であり、おそらくメタンの雨が降っていると考えられています。

したがって湖だとしてもそこにあるのは液体メタンだと考えられます。タイタンの気温は低いため液体のメタンが蒸発するには時間がかかります。メタンの湖が存在する可能性はあります。

以前からタイタンの表面に液体があるのではとの推測はされていましたが、その確実な証拠は見つかっていません。カッシーニも液体の表面がきらめいている様子を撮影したことはまだありません。

タイタンの南極は同衛星でも最も雲が多い地域。液化したメタンの雨が地表に降り注いでいるとみられ、それがたまって湖になっている可能性があると研究者らは指摘している。
湖でなく単なる堆積物が描いた模様や火山のカルデラなどである可能性も残っています。

まだカッシーニはタイタンの詳しい表面観察を続けています。今後の観測で何か分かることがあるかもしれません。

<参考>「タイタンの表面に謎の明るい点」・「タイタンはぬかるんでいた−マイナス180度ですけど」・「タイタンの地表はこんなだった

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2005.06.19

火星の夕焼けは青かった

YomiuriONLINEより「火星の「青い」夕暮れ…NASAが画像公表

米航空宇宙局(NASA)は、火星探査車スピリットの高解像度カメラが撮影した珍しい火星の夕暮れの画像を公表した。
Shakeyこの美しい夕焼けは火星探査車のスピリットからおくられてきた画像です。太陽は火星のグーセフクレーターの縁に沈んでいこうとしています。

非常に青みがかった美しい夕焼けです。スピリットのパノラマカメラは人間が見るものとほぼ同じ色彩を再現するカラーフィルターを使って撮影しました。

夕焼けが赤く見えないのは、火星大気に含まれる粒子径の大きなちりが、赤い光が届くのを邪魔するためということです。

画像は先月19日に撮影。太陽からの距離が遠いので、太陽は地球で見る大きさの約3分の2しかない。日没後約2時間ほど「薄明」が続くことも確認されたという。
太陽の小ささが美しいですね。

<参考>「オポチュニティ、5週間ぶりに砂丘を脱出!」・「行方不明の火星探査機、5年半ぶりに火星の南極で発見?」・「火星に氷の海」・「火星の赤道付近に水がある?

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2005.06.07

オポチュニティ、5週間ぶりに砂丘を脱出!

YomiuriONLINEより「火星の砂丘で立ち往生、探査車が5週間ぶりに脱出

米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所は、火星探査車オポチュニティーが約5週間ぶりに、車輪がはまって立ち往生していた砂丘からの脱出に成功したことを明らかにした。
オポチュニティオポチュニティと相棒のスピリットは3ヶ月間の定められた任務を完了してからも1年以上の間火星の両側に分かれ地質の観察を行ってきました。

このオポチュニティが砂丘で立ち往生してしまったのは4月26日のことです。高さ約30cmの砂丘を越えようとしたところ、6個の車輪のうちの一部が砂にはまってしまいました。NASAは脱出を試みましたが、1ヶ月かかっても約30cmも前進しないなど難航していました。

そこでこの状況を打破するために、チームは模型のローバーを使い、オポチュニティが陥っている状況を地球上で再現。脱出方法を検討し無事脱出に成功した模様です。

オポチュニティーは昨年1月から別の探査車スピリットとともに火星の地質調査を続けており、火星にかつて浅い海が存在したことを示す岩石などを発見している。

<参考>「火星はかつて温暖だった−opptunityの3ヶ月

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2005.05.28

タイタンの表面に謎の明るい点

CNNより「土星の衛星タイタン、明るい点の正体は?

米カリフォルニア州パサデナ(AP)