2006.04.14
Yahoo!NEWSより「自然界最強の接着剤あった 細菌で、市販品の倍以上」(共同通信)
水道管の内側など水が多い場所にくっついて生息する細菌の一種が、市販の「強力」接着剤の2倍以上の接着力を発揮できることを、米インディアナ大などのチームが13日までに実験で確かめた。

これは、川の中や水道管の中などに存在する「カウロバクター・クレセンタス」と呼ばれる細菌です。栄養分が貧困でも存在できる細菌なので、どのような環境でもわずかには存在します。
この細菌は、尾のように伸びた付着器官の先端を使い、水道管内部や川の中の岩など、水が豊富な場所の平面にくっつきます。
この細菌1個を、ガラスピペットの表面から引き離すために必要とされる力を測定すると、平均1マイクロニュートンだったとのこと。1平方ミリメートルあたりでは約70ニュートンの力に相当します。
現代の商用の超強力接着剤といわれるものの接着力が1平方ミリメートルあたり18-20ニュートンであることを考えるとすさまじい接着力といわざるをえません。
さらに、この細菌は人間に対して害を与える毒素を一切作り出さないという利点を持ちます。この細菌が接着力のもととしている多糖類が大量に作り出せれば、それを外科手術用の強力な生分解性接着剤として利用できる可能性があると研究者たちは考えています。
ただ問題は、製造する際に「機械にくっつかせず製造できるかどうかだ」ということだそうです(笑)
接着の仕組みは完全には解明されていません。
自然界最強の記録だという。
自然界最強の接着力は細菌でしたか。
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Yahoo!NEWSより「世界の研究者探したオス発見=カイミジンコ「メスだけ」覆す-琵琶湖博物館など」(時事通信)
メスだけで2億年間生息してきたと考えられてきた微小生物カイミジンコのオスを鹿児島県の屋久島で発見したと、滋賀県立琵琶湖博物館などの研究グループが13日、発表した。

カイミジンコは水草の多い浅い池や水田に生息する甲殻類で、体の大部分が2枚貝の貝殻に似た殻に覆われています。しかし、その最大の謎は、メスしかいないという点です。
ダーウィニュラ科のカイミジンコの約2億年前以降の化石は、すべてメスと幼体で、約30の現存種でもメスしか確認されていません。したがって、約2億年前の中生代三畳紀にオスが消滅し、メスだけで繁殖を繰り返してきた世界最古の無性生殖生物であるとするのが定説となっていました。
しかし、メスからメスが生まれる無性生殖生物は理論上、長期間生存できないという点は解明されておらず大きな謎とされてきました。
滋賀県立琵琶湖博物館のロビン・ジェームス・スミス学芸技師と金沢大大学院の神谷隆宏教授ら3人は、2003-05年にかけて、鹿児島県・屋久島の海岸近くの泉で約400個体のダーウィニュラ科のカイミジンコを採取。そのほとんどはメスでしたが雄を3匹発見。体長0.395ミリで、雌の0.45ミリより一回り小さいということです。雄は雌の幼体と形や大きさが似ており、生殖器は殻に覆われて外からは分からなかったようです。
この成果は学術雑誌「英国学士院紀要」電子ジャーナル版に掲載された。
やはりオスがいました。外見は幼生とそっくりなためこれまでは幼生だとされてきたのかもしれません。とにかくこれでオスの威厳は守られました(笑)
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2006.03.28
YomiuriONLINEより「頭は2倍、動き少なく…これがオタマジャクシ式防御法」
小さな生き物が外敵から身を守るには、隠れる、逃げる、毒を持つなどさまざまな方法があるが、北海道などに生息するエゾアカガエルのオタマジャクシは、頭の部分を約2倍の体積に膨らませ、捕食者のエゾサンショウウオに丸のみされないよう防御していることが、北海道大学の西村欣也助教授(行動生態学)らの研究でわかった。

エゾアカガエルは北海道などの森林や草原に分布しているカエルです。かつては、ヨーロッパアカガエルの同一亜種とされ、その後、チョウセンヤマアカガエルと同一種であるとされましたが、現在では独立種であるとわかっています。
このエゾアカガエルとエゾサンショウウオは、ともに雪解けのころ水たまりなどに卵を産みます。そのため、オタマジャクシはサンショウウオの幼生と一緒に暮らさねばなりません。
研究チームがこのような状況を実験的に再現したところ、オタマジャクシは動きを減らして目立たないようにするだけでなく、3−7日の間に、表面の皮膚を膨らませて頭胴部の体積を約2倍にすることが確認できたとのこと。
また、サンショウウオを取り除くと、頭胴部の大きさは元に戻りました。孵化の時期がずれ、オタマジャクシがサンショウウオに比べ十分に大きいときは、一緒にしても頭胴部はあまり大きくならなかったとのことです。
逆に、捕食者のエゾサンショウウオの幼生はオタマジャクシを捕まえやすいよう、あごを大きく発達させます。さらに、オタマジャクシもサンショウウオも捕食するオオルリボシヤンマのヤゴを一緒にすると、今度はともにヤゴから逃げるため尾びれが大きくなり、頭胴部やあごはあまり大きくならなかったようです。
西村さんは「何が刺激になって頭胴部の大きさなどを変化させているのか、そのメカニズムを明らかにしていきたい」と話している。
環境に応じて体を変化させる仕組みにはまだまだ未解明な部分が多いようです。
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2006.03.25
Yahoo!NEWSより「インドの動物園、推定年齢250歳のゾウガメが他界」(ロイター)
インドのコルカタ動物園では23日、推定年齢250歳のアルダブラゾウガメが肝不全のため死亡した。

世界最高齢のカメは、昨年175歳の誕生日を迎えたオーストラリアの動物園で飼育されているガラパゴスゾウガメだと思っていましたが、探せばいるもんです(笑)
関係者によると、ベンガル語で「唯一無二の」を意味する「アドワイチャ」と名付けられたこの亀はもともと、18世紀中頃に英領インドの基礎を築いた英軍人ロバート・クライブのペットとして飼われていたものだということです。
その後、約130年前にコルコタ動物園にやってきました。
正確な飼育記録は、150年分ほどしか残っていないようですが、様々な事実をつなぎ合わせると、アドワイチャの年齢は250歳以上だと関係者は主張しています。
アルダブラゾウガメは西インド洋セーシェル諸島のアルダブラ島原産で、平均体重は120kg。ガラパゴスゾウガメの次に大きなリクガメで、長生きすることで知られています。
西ベンガル州のバーマン森林相は「この亀が150歳以上だったことを証明する書類はあるが、信頼できる筋からの証言などを集めた結果では、250歳を超えていたと考えられる」と語った。
探せば万年生きているカメもいるんじゃないですか(笑)
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2006.03.17
YomiuriONLINEより「カエルも超音波で会話…中国の生息種、米教授ら発見」
コウモリやイルカだけでなく、カエルにも、人間には聞こえない超音波を使って会話する仲間がいることが、米イリノイ大学のアルバート・フェン教授らの研究でわかった。

コウモリ、クジラ、イルカは超音波を利用してコミュニケーションをとります。齧歯類も超音波で母親を呼ぶことが知られています。しかし、ほ乳類以外の動物が超音波を利用してコミュニケーションをとっていることは知られていませんでした。
このカエルは「カクレミミハヤセガエル」というカエルです。学名をアモロプス・トルモタスといい、中国の有名な景勝地・黄山の急流に住んでいます。
ニューヨークのコーネル大学の生物学者、クレイグ・アドラー氏が、中国で両生類の調査をしている際に、このカエルの鼓膜が外部に出ていないのに気がつき、聴覚神経学者のフェン教授に報告。フェン教授らの研究の結果、超音波を利用していることが明らかになりました。
急流に住むこのカエルは、水の音などに邪魔されずに会話をするために、超音波を利用しているようです。
フェン教授らが鳴き声の超音波部分だけを録音して8匹の雄のカエルに聞かせたところ、5匹が鳴き声をあげるなどの反応を見せたということです。そのうち1匹は、音のない状態では3分間に6回しか鳴かなかったのが、超音波を聞かせると鳴く回数が18回に増えました。
このカエルの鼓膜が外部にでていないのは、超音波を探知するためのようです。超音波を探知するには薄い鼓膜が必要ですが、耳がくぼんでいると鼓膜と耳を結ぶ管が短くなり超音波を感知しやすくなると研究チームは考えています。
両生類でこうした能力が明らかになったのは初めて。16日付の英科学誌ネイチャーに発表する。
さすが中国。しゃべって雲に乗る猿だけじゃなかったんですね(笑)
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Asahi.comより「ホタルの光、なぜ黄緑色? 京大助教授らが解明」
「ホタルの光」が黄緑色に光る秘密は、発光に関係する酵素ルシフェラーゼの立体構造にあることが、わかった。理化学研究所播磨研究所の加藤博章チームリーダーや京都大の中津亨・助教授らの研究チームが解明し、16日付の英科学誌ネイチャーに発表する。

エネルギーを光に変換する場合、熱としてロスが生じやすく、白熱電球は1割、蛍光灯では2割、発光ダイオードで3割の発光効率しかありません。しかし、ホタルの発光効率は9割と極めて高く、「この世に存在する、もっとも効率の高いエネルギー変換装置」ともいわれています。
ゲンジボタルでは、発光基質と呼ばれるタンパク質「ルシフェリン」とATPに、発光酵素の「ルシフェラーゼ」が作用して光ることは分かっていましたが、詳しい仕組みは未解明でした。ルシフェラーゼの種類により発光色が黄緑から赤に変わる現象があることも知られています。
研究チームは「ルシフェラーゼ」の立体構造を大型放射光装置「スプリング8」で解析。
その結果、ルシフェラーゼのアミノ酸のうち、288番目のイソロイシンが発光物質側の活性部位を挟み込み、発熱ロスの原因となる分子振動を抑え、黄緑に光らせることが判明しました。また、赤色に発光するように変異した酵素では、黄緑色に発光するホタル本来の酵素に比べ、挟み込みがゆるいことも確認されました。これは、発光前に振動によってエネルギーが失われてしまうためと考えられます。
中津助教授は「ホタルの光は精巧な分子装置で制御されていた。新しい発光システムの開発などにつながる可能性がある」と話している。
効率的なエネルギー利用システム開発につながるかもしれません。でも、昔みたいにホタルの飛び交う川が家の近所で見られるようになるともっと嬉しいのですが。
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2006.03.14
YomiuriONLINEより「これも生き残るため…穀類の害虫の死んだふり」
穀類の害虫のコクヌストモドキでは、天敵のクモに対して、死んだふりをすることで生き残る可能性を高めていることを、岡山大学の宮竹貴久助教授(進化生態学)が実験で確かめた。24日から新潟市で始まる日本生態学会で発表する。

動物が、敵などの危険に遭遇した時の行動パターンの一つに「死んだふり」があります。ニワトリやヘビ、カエルなど多くの生物に見られる行動です。これは動かない対象を、視覚情報で認識出来ないような目をもつ敵の脅威にさらされた時に、「死にまね行動」をとることで、敵に認識されなかったものだと考えられますが、本当にこれが生存競争に役立っているのかは分かっていませんでした。
宮竹助教授は、コクヌストモドキの遺伝的な選抜を10世代繰り返して、死んだふりを頻繁にする系統と、ほとんどしない系統を作ることに成功。それを天敵のクモと15分間一緒にして、どちらの系統が生き残る可能性が高いか比べたとのことです。
その結果、各14回の実験で、死んだふりをする系統は13匹が生き残ったのに対し、しない系統5匹しか生き残ることができませんでした。死んだふりをしない系統は、普段から活発に動き回る傾向があり、運動量は死んだふりをする系統の約2倍あったそうです。
宮竹助教授は「活動性を支配する物質があって、それが死んだふりも制御している可能性がある」と話している。
熊に出会ったときに死んだふりをしても無駄だといわれてますが(笑)
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2006.02.17
YomiuriONLINEより「大物ばかり捕っちゃダメ…魚群の生命力低下」
魚群から大きい個体ばかりを漁獲していると、魚群の小型化や生命力の低下を招き、水産資源の崩壊につながる恐れがあると、米・ニューヨーク州立大ストーニーブルック校と東京農業大生物産業学部(北海道網走市)の共同研究チームが実験で突き止めた。

かつて地球上に豊富に見られた魚の漁獲量は年々減少しています。これは魚の乱獲によるものだと考えるのが普通です。しかし、乱獲した魚を守るために漁獲量を制限した地域でも、乱獲された魚のうちある種のものは以前の個体数に戻ることはありません。これを説明するかもしれない研究結果が発表されました。
研究チームは、2002年から、トウゴロウイワシの仲間である「アトランティックシルバーサイド」を使い、大きい方から90%の個体を取り除いた群と、小さい方から90%を除いた群、規則性なく90%を除いた群の計3群に分けて、6世代にわたって実験室で飼育しました。
その結果、小型魚ばかりの群は、稚魚の体長や餌に反応する時間、生存日数など、ほとんどのデータでほかの群よりも劣っていることがわかったとのことです。
漁を行うときは、大きな魚を手元に残して、小さな魚を逃がすのが普通です。これは将来の漁獲資源を守るための行動ともいえますが、この研究では、その行動により魚類の集団の遺伝子が偏り、最終的な繁殖力をも低下させてしまうといえそうです。
研究に参加した東京農業大の千葉晋講師は「自然界への影響が証明されれば、大型魚を残すための規制や、優れた魚の遺伝子を残す『ジーンバンク』の設置を考える必要がある」と話している。
小さな魚をリリースすることが逆に悪い結果を生んでいるのでしょうか。
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2006.02.03
Yahoo!NEWSより「赤ちゃん待ってパパも太る 2種のサルで米チーム確認」(共同通信)
つがいの雌が妊娠中には雄も体重が増える現象を、米ウィスコンシン大の研究チームが2種のサルで確認し、英科学誌バイオロジーレターズに1日、発表した。

チームが研究対象に選んだのは、リスほどの大きさの小型サル、コモンマーモセットとワタボウシタマリンです。これらの種は一夫一婦婚で父親が母親と同等かそれ以上に子育てをすることで知られています。
研究チームは、29匹の雄のマーモセットと29匹の雄のタマリンの体重を追跡調査しました。このうち14匹のマーモセットと11匹のタマリンは、つがいの雌が妊娠中でした。通常、タマリンは5ヶ月、マーモセットは6ヶ月の妊娠期間をもちます。つがいが妊娠していた雄の個体はこの妊娠期間に体重が平均で約10%増えました。一方、つがいが妊娠していなかった雄の体重に変化は見られなかったとのことです。
この体重増加は食べる量が増えたためなのか、またホルモンの影響なのかなど理由は分かっていません。
研究チームによると、父親サルは、誕生直後から赤ちゃんを何匹も背負って動かなければならないため、厳しい労働に備えたエネルギー貯蔵ではと推論しています。
ヒトでも妻が妊娠すると夫がつわりになったりすることがあるといわれています。一説には10人に1人は夫もつわりを経験するとか。これらの症状は心因性だと考えられていました。しかし、このサルでの研究結果が多くの種で見られるのであれば、研究チームが言うように進化の過程で必要だったことの名残だったのかもしれません。
人間の男性でも妻の妊娠中に体重が増えたり、つわりのような症状を経験したりする例が知られており、その原因解明につながる可能性もある。
僕は妻が出産で実家に帰ると、遊びすぎて体重が増えました(笑)
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2006.01.31
Yahoo!NEWSより「劣性遺伝子押さえ込む メンデルの法則仕組み解明」(共同通信)
遺伝に関する「メンデルの法則」で、植物が“両親”からそれぞれ受け継いだ性質のうち優勢な一方だけ表れる「優性の法則」の原因の1つを、奈良先端科学技術大学院大の高山誠司教授(細胞間情報学)と東北大などのグループが見つけた。
有性生殖をする動植物は、色や形など様々な性質を生み出す遺伝子を父親と母親由来の一つずつ持ちます。19世紀半ばにエンドウマメを使った実験で修道士メンデルは表れる性質と、隠れていて子孫に伝わる性質があることを発見しました。表れる性質を「優性」、隠れているのを「劣性」と呼びますが、性質そのものに優劣はありません。これを「メンデルの優性の法則」と呼びます。
この優性の法則に関しては、遺伝病など遺伝子の働きに異常がある場合に優性・劣性の違いが生じる経過は判明していたが、二つとも正常な遺伝子の場合に、片方だけが表れる仕組みはよくわかっていませんでした。
高山教授らは、アブラナ科のカブラで、自分の花粉がめしべについても受精しないようにする「自家不和合性」の遺伝子を研究。劣性の遺伝子で、遺伝子の発現を制御する部分に炭化水素の一種が取り付いて「メチル化」と呼ばれる化学変化が起き、遺伝子の発現を押さえ込んでいることを発見しました。
「メチル化」のおきた遺伝子は性質を発現するタンパク質に変換することができず、劣性が表れなくなったとみられます。
遺伝子内部の配列自体は変化していないことから、研究グループは、交配後に起きる劣性遺伝子の化学反応により優性の性質が発現していると結論付けました。
高山教授は「今回の仕組みが、優性の法則でどれだけ一般的かを調べたい」と話している。
この仕組みが一般的なものであれば、品種改良などが行いやすくなるのではないでしょうか。
<参考>「メンデルの法則に修正の余地が?」
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2006.01.28
CNNより「体長7.9ミリ、世界最小の「魚」発見 スマトラ島」
インドネシア・スマトラ島中部の泥炭湿地林から、体長7.9ミリと世界最小の新種の「魚」が見つかった。

この魚は鯉の仲間ですが、成熟したメスでも体長はわずか7.9mmしかありません。
もともと1996年にこの魚は発見されていましたが、新種とは思われず誤って既存の種に分類していたとのことです。
この魚はその生態や体の構造がとてもユニークです。体は半透明ですが、体もそして脳も骨格により保護されていません。また、メスは体内に2、3個の卵を作ることができるくらいの小さな卵巣しかもちません。オスは大きな腹びれと発達した筋肉を持つのが特徴で、これらは交尾時にメスをしっかりつかまえるためと見られています。
何よりこの魚はpHが3という酸性度が高い泥水の中に生息することが可能です。
これまで、泥炭湿地林にはあまり生物が生息していないと考えられてきたが、最近の調査や研究の結果、非常に多様な生態系があることが判明。しかし、計画性のない開発や養殖場開設のため、泥炭湿地林は減少する一方だ。
非常に奇妙な魚です。絶滅しないようにするとともに、生態の詳しい解明も進んでいってほしいのですが。
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2006.01.17
Asahi.comより「ダイオキシンひと飲みスーパー細菌 京大グループ発表」
体長の10分の1にも及ぶ「大きな口」をあけて物質をのみ込む特殊な細菌の遺伝子を、ダイオキシンを分解する能力がある別の細菌に組み込んでその力を倍増させることに、京都大大学院農学研究科の村田幸作教授(応用微生物学)らのグループが成功した。

この大口細菌は研究グループが京都市山科区の山林で採取したものです。
通常の細菌は、糖が重合した高分子をエサにするとき、体外に酵素を出し高分子を分解してから体内に取り込みます。しかし、発見された細菌は細胞の表面に大口を開けて高分子を丸飲みしていました。
この細菌はスフィンゴモナス属の細菌の一種で、体長約1マイクロメートル、口の大きさは約0.1マイクロメートル。
遺伝子を解析したところ、物質を輸送する膜タンパク質「ABCトランスポータ」などが穴を形成することを確認しました。
研究グループは、細胞表層で物質をつかまえ、内部へ送り込むタンパク質などを作る遺伝子5個を、同じ属で土壌中のダイオキシン分解能力を持つ「RW1」に導入。
その結果生まれた新しい細菌も同じような「大口」をもち、導入前の細菌と比べ2倍程度のダイオキシン分解能力がありました。高濃度のダイオキシンの中でも死なずに増え続けたとのことです。さらにポリウレタンの原料PPGを分解する菌に遺伝子を導入しても分解能力が向上することが分かりました。
グループは、ほかの細菌にも応用できるとみており、重金属などの有害物質を浄化したり、有用物質を効率よく作ったりするさまざまな「スーパー細菌」の開発につなげたいという。
ダイオキシンを分解する細菌はこれまでにも発見されていますが、分解能力が低く実用にはいたりませんでした。この大口細菌で少しは実用に近づいたかも。
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2006.01.12
YomiuriONLINEより「足の付け根圧迫、1日1キロ歩けば筋力アップ」
足の付け根をベルトで圧迫(加圧)し、1日わずか1キロ・メートルほど歩くだけで、3週間後には足腰の筋力が10%も上昇することが、首都大学東京の安部孝教授(身体運動科学)らの研究でわかった。
現在、広く普及している筋力トレーニング法では、最適な条件下で積極的なトレーニングを実践しても、骨格筋が増大するには最短でも2−3ヶ月という長期のトレーニング期間を必要とします。
仮に早急なトレーニング効果を狙ってトレーニング頻度を高めても、高負荷による強い筋へのダメージと回復不良によって、この状態の継続は不可能です。
そこで注目されているのが加圧しながらトレーニングする「加圧トレーニング」です。この方法では従来のトレーニング法よりも少ない負荷で大きな効果をあげることができるといわれています。
この研究では、大学生18人を2つのグループに分け、一方は、足の付け根を幅5cmほどのベルトで圧迫し血流を制限した状態で、もう一方は何も付けずに、休憩をはさみながら10分程度、毎日2回歩いてもらいました。
歩行は、時速約3kmのゆっくりしたペースです。3週間後、ベルトを締めたグループの太ももの周囲は平均2cm増加。太ももの筋肉量、筋力はそれぞれ6%、10%増加したとのことです。
血液を調べると、運動の強度に比例して増える成長ホルモンの量も激しい運動におとらず増加していることが確認されました。
安部教授は「50歳を超えると足の筋力は若者と比べ30%以上減る。筋力を維持するには、強い負荷をかけて鍛えるのが一般的だが、加圧トレーニングならその必要がない」と話している。
早速やってみたくなりました(笑)
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2005.12.18
毎日新聞より「昆虫:羽ばたき、六角形に秘密 たんぱく質結晶、きれいなら素早く」
昆虫の素早い羽ばたきは、筋肉のたんぱく質の並び方に秘密があることを、文部科学省所管の財団法人「高輝度光科学研究センター」(兵庫県佐用町)などのグループが突き止めた。筋肉を作るたんぱく質が規則正しく、六角形の結晶構造を作っていると、効率よく飛び続けられると考えられるという。英学術誌「王立協会紀要」(電子版)に論文が掲載された。

昆虫はすばらしい飛翔能力をもった生物ですが、飛翔には「飛翔筋」という筋肉を使用しています。
この飛翔筋の動作原理は昆虫の種類によって2種類に分類されます。バッタなど原始的な昆虫は神経の興奮が伝わるごとに、羽を動かす筋肉を、長さにして約10%ずつ伸び縮みさせ羽ばたきます。この方式を「同期型」と呼びます。しかし、この方式だと毎秒100回程度の羽ばたきが限度です。
一方、ハエやハチのような進化した昆虫は「非同期型」といわれる飛翔方法をとっています。この方式では2種類の飛翔筋が振動し、胸を覆う体の外骨格にも、筋肉の振動と共鳴する振動を起こさせます。筋肉と外骨格の振動がそろうことで、この間、筋肉はほとんど収縮したままで、長さは3%程度しか変化しません。この方式だと毎秒500回程度の高速の羽ばたきが可能になります。
高輝度光科学研究センターの岩本裕之主幹研究員らは昆虫50種類について、飛翔筋の筋原繊維に沿ってX線をあて、約4600枚の断面画像を分析しました。
その結果、ハチやハエなど羽ばたきが速い昆虫では、筋肉の動きを作り出す「アクチン」や「ミオシン」というタンパク質が、六角形に並び、長さ約3mmの筋原繊維全体が、たんぱく質の巨大な結晶になっていたとのことです。チョウ、カマキリ、カゲロウなど羽ばたきがゆっくりした昆虫は、並び方の規則性が低かったようです。
アクチンなどが規則正しく並ぶと、筋肉の張力を正確に調整でき、外骨格を共鳴させるのにちょうどよい振動を起こせると考えられるということのようです。
岩本さんは「昆虫が繁栄したのは小型で飛ぶ能力があるためだ。筋肉の収縮や弛緩(しかん)に必要なエネルギーを省くことで効率よく飛べるように進化してきたといえる」と話している。
昆虫は進化の過程でこのような見事な単結晶型の筋原繊維を手に入れたようです。
<参考>「ハチドリの空中浮揚の謎に迫る」
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2005.12.16
Yahoo!NEWSより「3メートルの“連結”クラゲ 国際海洋調査で発見」(共同通信)
さまざまな形の個体がつながって3メートル近くになるクラゲなど、新種とみられる生物を多数発見したと、日本の研究者も参加する海洋生物調査チームが15日、発表した。

この調査は国連などが中心となって10年計画で行われている「海洋生物センサス」の一環として行われました。
世界の海に生息する生物の種類を2010年までに特定し、データベース化するプロジェクトです。別名「海の国勢調査」ともいわれています。
今回、北極海の深さ1500mの深海で撮影されたクラゲは、多くの個体がつながり、最大だと長さ3m近くになるとのこと。それぞれのクラゲは移動するために水を噴き出したり、餌を採ったりするのに適した形に変化しています。
また、南極海の調査では、直径5mmほどの小さなカイメンも発見されました。通常、カイメンは海水を体内に取り込み、海水に含まれている有機物などを栄養分にしますが、このカイメンは海水中の微生物を直接のみ込んで栄養にしているそうです。
チームのロナルド・オドール博士は「深海のユニークな生態系にはさまざまな環境破壊の危機が迫っている」と保護対策の強化を求めた。
深海にはまだまだ謎がいっぱいです。
<参考>「新種の魚106種類が登録−地球上には何種の生物がいるのか」
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2005.12.15
Exciteニュースより「イッカクの牙は大型センサー」(ロイター)
イッカクの謎のらせん状の牙は、水質を調べたり、他のイッカクと接触したりするのを手助けする大型センサーであることがわかった。米国の研究グループが13日、明らかにした。

イッカクはクジラの中でも最も北の北極圏付近に生息する珍しいクジラです。その姿で、目を引くのはオスに見られる一本の長い「角」です。螺旋を描いているようにも見えるこの角は、古くから人々の興味を引きつけてきました。
以前にはこの角が「ユニコーン」の角として売買されたこともあるようです。
イッカク(一角)という名前の由来であるこの角は、実は角ではなく牙です。通常はオスだけに見られるこの角は左の1本の歯が、左まきにねじれながら伸び続け、長さ2.5mにもなり牙のような形状になります。まれに、牙のあるメスや、牙が2本あるオスが見られることもあります。
この牙が何のためについているのかは分かっていませんでした。氷を砕く、敵から身を守る、エサを探す、争いに使うなどいろいろな説があります。
ハーバード大学歯科学部のマーティン・ヌウェーイア博士を中心とする研究チームは、イッカクの牙は極めて敏感な表面を持つ膜のようなものであることを突き止めました。牙には表面と繋がっている1000万もの神経があり、それで水温、水圧、水質の変化を感知できるということです。
同研究チームはまた、イッカクのオスが牙をこすりつけることで何らかのコミュニケーションをとっているのではと考えています。
同博士は「牙のセンサー能力が明らかになったので、この独特でユニークなクジラの説明できない行動を説明するための新たな実験を考案することができます」と語った。
研究チームによると、いわゆる知覚過敏の歯のようなものらしいです(笑)
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2005.12.07
Yahoo!NEWSより「アサガオなぜつる巻くの? 重力感知遺伝子に役割」(共同通信)
アサガオがつるを巻くのは、重力を感じて上向きに成長させる特定の遺伝子に、茎の先端に円を描かせる機能があるから―。東北大大学院生命科学研究科の高橋秀幸教授(植物生理学)や基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)などのグループがアサガオのつる巻きの謎を解明し、米科学アカデミー紀要(電子版)に6日、発表した。

ダーウィンはさまざまな植物の成長運動を観察した研究結果として、1880年につる巻き動作は重力感知能力と関係があるとの仮説を立てていましたが、詳しくは分かっておらず仮説は証明されていませんでした。
研究チームは、アサガオの突然変異の「枝垂れアサガオ」に着目。このアサガオはツルが地面に向かって垂れ、支柱に巻き付きません。
正常なアサガオとシダレアサガオについて、重力感受細胞を作るSCR遺伝子を比較したところ、シダレアサガオでは正常なアサガオよりアミノ酸が1つ多いことが分かったそうです。
また、それぞれのSCR遺伝子を、茎が上に伸びないシロイヌナズナ変異体のSCR遺伝子と組み換えたところ、正常なアサガオを用いたナズナは感受細胞が生成されて上に伸びましたが、シダレの遺伝子と組み換えたナズナは感受細胞ができず、伸びる向きも変わりませんでした。
高橋教授は「無重力環境ではつる植物は巻かないはず。どう成長するかスペースシャトルで実験したい」と話している。
100年以上の時を経て、ダーウィンの宿題が完成しました(笑)
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Asahi.comより「「未知」の肉食動物か、ボルネオ島で発見 WWF発表」
世界自然保護基金(WWF)は6日、インドネシア・ボルネオ島の密林で新種の可能性のある肉食動物を発見した、と発表した。

新種だと思われるのはネコより少し大きい肉食動物。
インド洋と太平洋の間に広がるマレー諸島の中央に位置するカリマンタン島(別名ボルネオ島)で発見されました。
WWFによればこの動物の姿は同島中部のカヤン・メンタラン国立公園にWWFが設置したカメラに2003年、夜間に2度だけとらえられたとのこと。
ふさふさした長いしっぽと、大きな後ろ足が特徴で、全身は濃い赤毛で覆われ、小さい耳を持っています。
島に生息するジャコウネコやテンの仲間の可能性もありますが、地元住民は誰も見たことがなと話しているそうです。現地の野生動物専門家も照会したところ、キツネザルに似ているという人もいたが、多くの専門家は、肉食獣の未知の新種だと確信していたとWWFは述べています。
現地では、政府が世界最大規模のヤシ油農園を造る計画を進めており、WWFは「このまま計画が進めば野生動物などに回復不能な影響を与えてしまう」と訴えている。
未知の哺乳類であれば、同島では1895年のボルネオイタチアナグマ以来の発見になるそうです。
<参考>「新種の魚106種類が登録−地球上には何種の生物がいるのか」・「新種のイルカが発見−30年ぶりです」・「新種のサルを発見−でも絶滅が心配です」
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2005.12.06
YomiuriONLINEより「トイレブラシに細菌8億個!アレルギー起こす可能性も」
トイレ掃除に使うブラシは、細菌やカビの温床になっていることが、北里環境科学センター(神奈川県相模原市)の奥田舜治・技術部長らの調査でわかった。
この調査では、一般家庭10世帯が使用したトイレブラシ11本と、ブラシの受け皿8個を専用の液体で細菌とカビを分離し、培養した結果が報告されました。
その結果、掃除ブラシには1本あたり72万−8億4000万個の細菌と、7万2000−330万個のカビが付着していたそうです。また、掃除ブラシの収納箱からも平均数千万個の細菌とカビが検出されたとのこと。
また、掃除のあとトイレブラシをトイレの縁などで水切りする際に切った水が前と左右に1メートル以上飛び散り菌が周りのマットなどに付着することも分かりました。
菌がタオルやマットなどで増殖して体内に入ると、アレルギーを起こす可能性もあるとのこと。
奥田部長は「ブラシを日光消毒して十分に乾燥させるか、使い捨てブラシを使って欲しい」と呼びかけている。
トイレブラシってふつうは日光で乾燥させたりしませんよね。
<参考>「発電するトイレ−塵も積もれば・・・」・「小用はすわってしよう−男性」
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2005.12.02
Yahoo!NEWSより「水チャンネルの構造解明 白内障解明に手掛かり」(共同通信)
細胞の間で水の出入りを調節しているチャンネル(通り道)の一種、アクアポリン0の立体構造を藤吉好則京都大教授(構造生理学)と米ハーバード大が解析し英科学誌ネイチャーに1日発表、立体構造の画像は表紙に掲載された。

生物の細胞にとって最も大切な物質は水ですが、細胞への水の出入りには特別な出入り口が用意されています。これを水チャンネルといいます。
アクアポリンと名付けられた細胞膜に存在するタンパク質が水チャンネルを構成しています。このチャンネルは水の移動が必要なときには開き、移動が必要でなくなれば閉じる仕組みになっています。
水チャンネルが開く場合には、アクアポリンにリン酸基が導入されて、水が通過できる構造へと変化します。一方、リン酸基が取り除かれると、チャンネルが閉じて水が通過できなくなります。
水チャンネルを発見したピーター・アグリ博士は2003年のノーベル化学賞を受賞しています。
この水チャンネルのうちアクアポリン0は、目のレンズを形成する細胞にある膜タンパク質です。今回の研究では、アクアポリン0の立体構造が解明されました。
藤吉教授らは独自に開発した電子顕微鏡を使って液体エタンで急速凍結し、マイナス270度近い極低温にしたアクアポリン0を観察。電子線を当てた結果、0.19nmの精密さで、膜の脂質とそこに埋まったたんぱく分子の並びを観察できたとのことです。脂質がアクアポリン0を取り囲んでいる様子や、水の分子だけを通す仕組みも確認できたようです。
水チャネルがイオンを通さずに水分子だけを高速で通せるのは、チャネルの穴の中で水分子同士の水素結合が切られるためと考えられていました。今回、実際に水素結合が断ち切られた水分子を確認できました。
またアクアポリン0が細胞膜の脂質と結びつくことで穴が狭まり、水分子が通りにくくなることも見つけたとのこと。レンズの形の維持に役立っているのではないかと研究チームでは考えています。
アクアポリン0は、目のレンズ(水晶体)を形成する細胞にある膜タンパク質。レンズが白濁する白内障の発生メカニズム解明に役立つという。
白内障は水晶体の細胞同士の接着力が弱まったり、水分の通りが悪くなったりして起こるのではないかという説があり、アクアポリン0の構造がわかれば、白内障の発症の仕組みが明らかになる可能性もあります。
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2005.11.29
YomiuriONLINEより「サルにも“方言”…環境に応じて変化」
鹿児島県の屋久島に生息する「ヤクニホンザル」と、愛知県犬山市にいる子孫のサルとでは、鳴き声に違いがあることを、京都大霊長類研究所の正高信男教授(動物行動学)らのグループが突き止めた。人間以外の哺乳(ほにゅう)類で鳴き声に地域差が確認されたのは初めてで、12月5日付の独学術誌「エソロジー」で報告する。
研究チームは、屋久島に生息するヤクニホンザルの雌23匹と1956年に屋久島から愛知県犬山市の大平山に移された雌30匹を90年から10年間にわたって調査。餌を取るときなどに、群れにいることを互いに確認する際に発する「クー」という声の周波数を年齢ごとに比較しました。
声帯から出る基本的な周波数成分を分析すると、生後6−8ヶ月までは地域差はありませんでしたが、9ヶ月以降のサルは屋久島の方が高い声だったということです。1−18歳までの各年齢ごとの鳴き声の高さは、屋久島のサルが平均780Hz、大平山のサルが同670Hzと明らかな違いがありました。
樹木が多い屋久島では、鳴き声がよく伝わるためには高い声が必要で、逆に樹木が少ない大平山では低い鳴き声でも遠くまで伝わったことから、それぞれのサルが環境に適応して鳴き方を変化させたのではと考えられています。
正高教授は「鳴き声の地域差は人間の方言にあたる。親や集団から鳴き声を継承することなどから、サルの音声は人間の言語のルーツを示している」と話している。
ヒトの言語の起源は分かっていませんが、サルの音声とする説など様々な説があります。この研究で、サルの音声がヒトの言語の起源である可能性が高まってきました。
生後6ヶ月未満では鳴き声に差はなく、約9ヶ月で差が出ていますが、これは人間が言語の獲得を終える3歳ごろに相当します。これも面白い結果です。
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2005.11.19
毎日新聞より「アフリカ生息のアゲハチョウ:光で輝くりん粉は、天然のダイオード−−同じ結晶構造」
光が当たると羽が青や緑に輝くアフリカのアゲハチョウのりん粉が、最新の発光ダイオード(LED)などと同じ結晶構造をした物質を含んでいることを、英エクセター大の研究チームが突き止めた。最新のLEDはナノテクノロジーで作り出されたが、鮮やかなアゲハチョウの羽の輝きは天然のLEDが生み出していた。18日付の米科学誌サイエンスに発表した。

ヒトが長い年月をかけて我が手にした最新の高輝度LEDの技術を、アフリカのチョウは体の表面にもともとちりばめていたようです。
研究チームによれば、東アフリカから中央アフリカにかけて生息し、黒い羽に青や緑の模様を持つニレウスルリアゲハというアゲハチョウのりん粉を調べたところ、「フォトニック結晶」と呼ばれる物質を含むことが分かりました。
フォトニック結晶とは、屈折率の異なる物質を光の波長以下のサイズで規則正しく周期的に配列させた構造体で、特定の色の光だけ透過させたり遮ったりする働きがあります。そのため光デバイスの小型化にブレークスルーをもたらす材料として期待されています。
ニレウスルリアゲハが持つこの結晶物質の側面には、逃げた光を表面に効率よく返す層状の構造もありました。
フォトニック結晶と層状構造(拡散反射板)の組み合わせは、ナノテクを生かして開発された最新のLEDなどとまったく同じだった。
人間は単に自然の後追いをしているだけなのかもしれません。
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2005.11.16
Yahoo!NEWSより「世界最高齢のカメが175歳の誕生日を迎える」(ロイター)
オーストラリア、ブリスベーン近郊の動物園で飼育されているカメが15日、175歳の誕生日を迎え、ハイビスカスの花でできたケーキで祝福された。
このカメは雌のガラパゴスゾウガメで、1835年に英国の博物学者チャールズ・ダーウィンがガラパゴス諸島からロンドンに持ち帰ったとされています。3頭持ち帰ったカメはその後オーストラリアへと移されました。
このカメはもともとオスと考えられており、「ハリー」と名付けられていましたが、その後の研究でメスであることが分かり「ハリエット」と改名されました。
鑑定の結果、「ハリエット」は1830年の11月に孵化したことが判明しているとのことですが、鑑定の詳しい内容は分かりません。しかし、ギネスブックにより世界最高齢のカメとして認定されています。
この鑑定が正しければ、世界最高齢のカメというだけでなく、知られている中で最高齢の動物ではないでしょうか。他の2頭のカメは死んでしまったとのことです。
同園経営者で、自然保護論者としてテレビでも人気のスティーブ・アーウィン氏は、ギネス・ワールド・レコーズに対し、「ハリエットは明らかに、地球上で最も長寿の動物となるだろう。200歳まで長生きるに違いない」と語った。
亀は万年といいますが、カメの寿命は資料によってもまちまちで信頼すべき数値はよく分かっていないのが実状です。種類によっても異なりますが、一般には30−50年といわれています。ただ陸生の大型種は150年以上生きるのではともいわれており、飼育記録としてもアルダブラゾウガメの152年、カロライナハコガメの138年などが知られています。
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2005.11.10
Yahoo!NEWSより「早起きで、眠気すっきり=光浴び、ステロイド分泌−神戸大など」(時事通信)
体内時計が「夜」の状態で光を浴びると、副腎皮質からステロイドが活発に分泌されることを、神戸大大学院医学系研究科の岡村均教授(脳科学)らの研究グループがマウスを使った実験で突き止めた。米科学誌セル・メタボリズム11月号に掲載される。
研究チームは、人やマウスの視床下部にある「マスター時計」が、体全体の末梢細胞の体内時計を統括していることに注目。
正常なマウスとマスター時計を欠損させたマウスにそれぞれ光を当てたところ、正常マウスは1時間後に血中のステロイド濃度が約3倍に上昇。一方、欠損マウスは濃度がほとんど上がらず、ステロイド分泌には体内時計の存在が極めて重要なことが確認されました。
また、全身麻酔をかけて意識がない正常マウスに、体内時計が夜と昼の場合に分け、それぞれ暗闇の状態で光を当てたところ、体内時計が夜のマウスでは光を強く感じて副腎皮質の活発化が認められましたが、昼のマウスはほとんど反応を示さなかったとのこと。
ステロイドは朝起きる前に大量に分泌され、眠りを浅くする効果があるとされる。光を浴びるとより分泌が進むことから、岡村教授は「朝日を浴びて起きるとすっきりする仕組みが解明されたのでは」としている。
朝の苦手な僕ですが、朝日の差し込まない部屋に寝てるのが悪いのでしょうか(笑)
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2005.11.03
YomiuriONLINEより「大好きでチュー…ネズミも求愛の歌」
マウスの雄が、雌に対して求愛する時に、鳥のように歌うことが米ミズーリ州のワシントン大の研究で1日、明らかになった。

マウスも歌をクジラやコウモリのように歌うことができる哺乳類の仲間入りです。
マウスがヒトの聞くことができない高い周波数領域の音を出すことができることは以前より知られていました。この音は単調な鳴き声であると思われていましたが、どうやら違ったようです。
この歌は偶然、発見されました。研究チームは雄のマウスが雌のマウスの尿から出される性ホルモンにどのように反応するかという研究を行っていました。その過程で、雄が発する音を録音し、人間が聞き取れる音に変換して聞いたところ、マウスが「チッチチ、チッチチ」という規則的なリズムで、音程を微妙に変えながら、数十秒間も歌い続けていることが分かりました。
ラブソングの存在は、マウスが音声による意思疎通や認知の中枢機能を持つことを意味するとのことです。
発達障害や情緒障害の仕組み、遺伝子との関連性などを調べる実験動物として、新しい治療法開発にも役立ちそうだという。
ネズミのラブソング、ちょっと聞いてみたい気がします(笑)
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2005.11.01
BioTodayより「マラリア原虫を運んでマラリアを媒介する蚊がマラリアにならない理由」
マラリア原虫を運んでマラリアを媒介する蚊はマラリアになりません。Johns Hopkins UniversityのMarcelo Jacobs-Lorena等による研究の結果、感染前には発現していない遺伝子・SPRN6のスイッチが入ることで蚊はマラリアにならないと示唆されました。

マラリアは、熱帯・亜熱帯地域に広く分布する重要な感染症で、全世界で1年間に3億〜5億人の患者、150万人〜270万人の死者があると推測されています。そのほとんどはアフリカ熱帯地方で発症しています。
日本でも1935年頃までは年間数万人の患者が発生していましたが、媒介する蚊の撲滅などの結果、現在では海外で感染し国債に持ち帰る患者だけとなっていますが、それでも毎年100名〜150名が報告されています。
マラリアを媒介するのはハマダラカ属の蚊です。この蚊の雌がマラリア原虫を持つ人を吸血することでマラリア原虫は蚊の体内に入ります。この蚊がさらに別の人を刺すとマラリアに感染します。しかし、当然のことながらこの蚊はマラリアを発症することはありません。
この報告によればそれには「SPRN6」という遺伝子が関係しているようです。
マラリアを媒介する蚊ではSPRN6は通常スイッチが切られた状態になっています。しかし蚊の体内にマラリア原虫が侵入すると、この遺伝子のスイッチが入ります。
SPRN6遺伝子発現を抑制したままにしておくと、この蚊の体内でマラリア原虫の数が3倍に増え、また、SPRN6遺伝子をノックアウトすると、体内のマラリア原虫が取除かれにくくなったということです。
したがって、SPRN6を活性させると蚊のマラリア原虫駆除能力が高まると考えられます。BBCによると、研究者等はSPRN6の発現を増強させる薬剤を開発したいと考えているようです。
マラリア原虫と,それを媒介するハマダラカのゲノム情報はすでに解析されています。
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YomiuriONLINEより「しょうゆ・みそ作る好塩菌、黄砂に乗って飛来」
しょうゆやみそなどを作るときに活躍する「好塩菌」の仲間が、黄砂に乗って中国奥地から日本に飛来している可能性の高いことが、東洋大工学部の宇佐美論教授(応用微生物学)らの調査でわかった。
塩分濃度が高いと、通常は細胞の中から水分が出て行くため細菌などは生きていくことはできません。腐敗菌なども生きていけないため食べ物も腐りにくくなります。塩が食品の保存に使われるのはこういった理由によります。
しかし、菌類の中には高い塩分濃度でも生きていくことができる「好塩菌」というものがいます。この菌類は細胞外の高い塩分濃度にも耐えられるように細胞内の浸透圧を高くしています。
この好塩菌は古来から生活に利用されている菌でもあります。醤油や味噌などの製造では高塩分濃度で雑菌が繁殖しないようにすると同時に、有用な好塩菌が活躍できる環境をつくり出すことで、独自の風味を醸し出す食品を製造してきました。
この好塩菌は黄砂にのって中国から飛来しているとのことです。
東京周辺の畑や道ばたの360ヶ所の土壌を分析したとところ、塩分がほとんどないにもかかわらず、132ヶ所で好塩菌が発見されました。本来は日本にはいない菌で、中国内陸の塩湖周辺など海水よりも塩分濃度が高いところで生息している種類だったとのことです。
中国は生物資源の国外持ち出しを厳しく制限しており、近ごろは菌であっても入手困難になっている。同大大学院生の越後輝敦さんは「中国奥地に行かなくても、好塩菌を採取して研究できるのは素晴らしいこと」と話している。
醤油や味噌など日本独自の味ももともとは中国から来たものなのでしょうか(笑)
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2005.10.25
Yahoo!NEWSより「「オキシトシン」不足、協調性に影響 東北大、マウスで確認」(河北新報)
東北大大学院農学研究科の西森克彦教授(分子遺伝学)らのグループは、オキシトシンというホルモンが機能しなくなると、コミュニケーション能力が低下して異常行動を起こすことを、マウスの実験で確認した。オキシトシンは協調性などの社会的規範を維持する役割を担っていると推測され、医学分野への応用も期待される。
オキシトシンは下垂体後葉から分泌されて,子宮の収縮と射乳を引き起こすホルモンです。このオキシトシンは動物実験で母親と子どもの絆をささえる物質であることはわかっています。ヒトでも信頼感を強める効果があるようです。
このオキシトシンを抑制すると攻撃性が高まるというのが今回の実験結果です。
研究チームはオキシトシンの働きを調べるため、オキシトシン受容体を欠損させたマウスと通常のマウスで、さまざまな行動を比較。その結果、欠損マウスでは「雌が離れた場所の子を巣に連れ帰る時間が4倍かかった」「雄が他の雄にかみつく回数が8倍になった」「同じかごに入れた相手マウスを見極めにくくなる」「子が母を求めて泣く回数が9分の1以下に減った」といった異常行動を把握したとのこと。
保育行動の減退や攻撃性の向上、相手の認識低下などは、コミュニケーション能力が低下したためとみられ、グループは「オキシトシンが共存姿勢や社会的な相互関係を形成する重要な役割を果たしている」と考えています。
オキシトシンが発現する場所や量は個体差があると考えられることから、グループはその差が親しみやすさなどの性格の違いを決定付けている一因ではないかと推論し、今後も裏付けるために研究を進める考え。
やはりオキシトシンは相互の信頼関係にとって非常に重要なホルモンのようです。
<参考>「人を信頼させるホルモン発見−悪用されませんように」
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2005.10.18
nikkeibpより「妊娠中に水銀が少ない魚をたくさん食べると子供が賢くなる、米研究」
新たな研究の結果、妊娠中に魚の摂取量が多いほど、生後6カ月時の子どもの認知能力が高く、水銀摂取量が多ければ、逆に認知能力は下がることがわかった。
魚介類には有機水銀が含まれている可能性がある一方、エイコサペンタエン酸やドコサヘキサエン酸といった有益な成分も含まれています。
また、妊娠中に食品を介して水銀を摂取した母親から生まれた子供の発育や認知能力は、そうでない子供に比べると劣るという報告もありますが、それを否定するデータもあり、議論は続いています。
この研究では、135組の母子について妊娠中の魚介類の摂取量と生まれた子どもの生後半年の時点での認知能力の関係について調べました。
その結果、魚の摂取量が多いと産児の認知能力も高いことが示されたということです。しかし、体内に摂取する水銀量が増加した場合は逆に認知能力が低下したことも明らかになりました。
一般に、魚介類の有益な脂肪酸の量と水銀含有量は相関しています。研究チームは、水銀が少なく有用な脂肪酸が多いと考えられるビンナガマグロの缶詰やイワシなどを勧めています。
米Harvard大学のEmily Oken氏らが、Environmental Health Perspectives誌2005年10月号に報告した。
妊婦にとっては気になる情報ですが、気にしすぎるのもよくないかと。
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2005.10.07
Asahi.comより「オスの涙にはセックスアピール 東大が性フェロモン発見」
オスのマウスの涙腺から、オス特有のフェロモンが分泌されていることを、東京大の東原和成(とうはら・かずしげ)助教授(生命科学)らのグループが明らかにした。

フェロモンは、異性を引きつける「性フェロモン」や、仲間に警報を発する「警報フェロモン」など、空気中を漂って遠くにいる仲間に情報を伝達する揮発性の化学物質です。
マウスは、鼻の中の特殊な期間でフェロモンを感知することは知られていました。そこでこの研究では、雄が出す物質のうち、どの物質に雌が反応するかを調べました。
マウスの尿の中にフェロモンがあることはわかっていましたが、反応したのは涙に含まれる物質でした。涙の中からフェロモンが発見されたのは初めてのことになります。
さらに、今回見つかったフェロモンはタンパク質の一種で、揮発性がありません。雌は雄の顔に鼻をくっつけ涙に含まれているフェロモンを受けとり、性別を確認しているようです。
おそらく仲間のマウスの顔を手入れするときに、相手が雄であることを涙の中のフェロモンで確認しているのだろうと思われます。
この物質を作る遺伝子は思春期以降の雄だけが持っていますが、雌でも同じような物質が作られている可能性が考えられます。ただ、ヒトにはこの物質をつくる遺伝子はないようです。
東原さんは「この遺伝子は進化の過程で失われてヒトにはないが、顔をすりつけ合ってあいさつをする民族は今も多い。全くの推論だが、太古の記憶が残っているのかも知れない」といっている。
マウスの涙は男らしさの証明なのでしょうか(笑)
<参考>「ゴキブリの性フェロモンを特定−オスのゴキちゃんはやっつけられるかも」・「性フェロモンをキャッチする仕組み−僕が持ってたら即離婚です(笑)」・「ロマンスを高める物質発見?−ぜひ僕に追試をさせて下さい(笑)」
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2005.10.06
SankeiWebより「チョウザメ絶滅のピンチ キャビア目当ての乱獲」
卵が高級食材のキャビアとして珍重されるチョウザメの仲間が乱獲によって急減し、世界全体の漁獲量はピーク時の10%以下に落ち込んだとの調査結果を米マイアミ大などの研究グループが5日までにまとめた。

世界三大珍味の一つとされるキャビアはチョウザメの卵ですが、チョウザメに関する初の包括的な生息調査が行われました。
チョウザメは世界に27種類が生息していますが、そのうち多くの種類は生息数が急速に減少しています。それが更にキャビアの値をつりあげる原因にもなっているわけですが。
この調査によると、ピーク時の1975年ごろには3万トンを超えていた世界のチョウザメの漁獲量は80年代以降急減し、ここ数年は2500トン程度になっているということです。特に、キャビアの主要な産地であるカスピ海と黒海で減少が深刻なものとなっています。
27種類のチョウザメのうち、25種類に絶滅の恐れがあるとされ、既に絶滅した個体群のあるものも19種類にのぼっています。
キャビアが最も高級だとされるベルーガ(オオチョウザメ)などは極めて絶滅の恐れが高いとのこと。
グループは「禁漁なども含めた強力な漁獲規制や密漁、密輸対策を行わない限り、チョウザメ漁は過去のものになるだろう」と警告している。
先月の29日にはアメリカがロシアやカザフスタンなどカスピ海沿岸5カ国からのベルーガのキャビアの輸入を禁止する措置をとっています。
個人的にはキャビアがなくても何にも困りませんが(笑)
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2005.10.05
gooニュースより「チンパンジーでも禁煙できる=音楽療法が奏功―中国」
新華社電によると、中国陝西省の動物園で、16年間にわたって喫煙を続けてきたチンパンジーが禁煙に成功した。

このチンパンジーは27歳のメスの「アイアイ」。最初のパートナーの雄が死んだあと、落ち込んだ気持ちを紛らわすために喫煙を始めたようです。その後、97年に2番目のパートナーと子どもが死亡。アイアイが面倒をみていた別の子どもも他の動物園に移るなど、ストレスの増加により喫煙量が増え、ヘビースモーカーとなってしまいました。
動物園側も禁煙させるためにさまざまな対策を講じました。
飼育係が散歩や音楽療法、運動など、厳しい日課を用意。食事には通常のミルクとバナナ、ライスに加え、揚げ物やゆでだんごを与え、ヘッドホンステレオでポップスを聞かせたとのこと。「
その結果、最初のころはタバコを求めて暴れたりしましたが、だんだんとタバコを忘れることに成功したとのことです。
中国は世界最大のたばこ消費国。たばこの害を周知する教育も遅れている。
中国は世界の喫煙人口の3分の1をかかえているといわれています。
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2005.10.04
Yahoo!NEWSより「観賞用ピンクの稲開発 田んぼが3色に」(共同通信)
九州沖縄農業研究センター(熊本県西合志町)が、穂の一部がピンク色となる観賞用稲の新品種を開発したと発表した。観光用に田んぼの景観を彩ったり、ドライフラワーにも使えそうだ。

この綺麗な稲の品種名は「西海観246号」。現在、新品種として登録申請中です。長い芒を持つ西海観246号は、出穂直後はやや淡いピンク色の芒をしていますが、出穂から4−5日すると鮮やかなピンク色になります。
見頃は出穂から約10日間。
モチ米ですが、さすがに収穫量は通常のモチ米の8割程度だとのこと。米の色も少し赤みを帯びていますが、精米すると赤みがとれ、普通のモチ米のように白くなるそうです。
品種の交配中に偶然ピンクの穂を持つ稲が混じり、7、8世代を重ねて、ピンクの穂しかつけない種を作ることに成功したということです。
開発にかかわった同センターの岡本正弘(おかもと・まさひろ)研究調整官は「今後も観賞用の作物に取り組み、新しい需要を開発していきたい」と話している。
生花なんかにも使えるかもしれませんね。
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2005.10.01
YomiuriONLINEより「野生のゴリラが道具を使った、コンゴ共和国で初確認」
コンゴ共和国の森にすむゴリラが、木の枝で沼地の水深を探りながら歩いたり、湿地に木を敷いて渡ったりする様子が、米国の野生生物保護協会の研究者らによって撮影された。

ヒトや類人猿は道具を使うことが知られています。昨年は類人猿以外のフサオマキザルも道具を使うことが報告されました。海に住む哺乳類でもイルカが道具を使うという報告もありました。
今回は、ゴリラが道具を使っていることが確認されました。類人猿であるゴリラが飼育下で道具を使うことは確認されていましたが、野生での確認はこれがはじめてのこととなります。
研究チームは昨年、ゴリラが道具を使う様子を2例確認しました。1例目は昨年10月。メスのゴリラが川を渡る際に、手近にあった1mほどの枝をもち、川の中の深さをはかりながら川に入っていきました。2例目は11月。別の雌ゴリラが、長さ約1.3m、太さ約5cmの木の幹を地面から両手で引き抜き、湿地を横切る際、その木を橋の代わりにして2足歩行で渡ったとのことです。
チンパンジーが道具を使うのは餌をとるときに限られます。ゴリラはそれよりももっと複雑な道具の使い方を知っているようです。
野生ゴリラが道具を使うことが確認されたのは初めてという。30日の米生物学誌「プロス・バイオロジー」電子版に掲載される。
観察した140頭のゴリラのうち、道具を使ったのはこの2頭だけとのことですが、道具を使うゴリラと使わないゴリラの差も気になります。
<参考>「フマキオザル、石でヤシを割る」・「道具を使って餌を探すイルカ−雌の方が学習能力が高いようです」
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2005.09.29
YomiuriONLINEより「ダイオウイカの深海での生態…国立科博チームが初撮影」
巨大な「ダイオウイカ」が深海でえさに迫る姿を、国立科学博物館の窪寺恒己・動物第三研究室長らが撮影し、英国の科学雑誌に27日発表した。

ダイオウイカは世界のあちこちで死骸が発見されていますが、どの位大きくなるものなのかはあまり定かではありません。一説には20mをこえるものもあったとか。正確に分かっているものでも1993年にノルウェーで体長13mのものが報告されています。その生態もはっきりと分かっていませんでした。
ダイオウイカを発見したのは小笠原・父島の南東沖。昨年10月下旬にえさとカメラをつけたナイロン糸を水深900メートルの海中に沈めたところ、ダイオウイカが針にかかりました。全長は8mと推定されています。
約4時間にわたってもがいたイカは、最終的に腕を残して逃げました。しかしこの様子は遠隔操作のカメラにおさめられました。体色は赤紫色で、獲物を激しく攻撃していたとのことです。
ダイオウイカは比較的動きのにぶい動物だと思われていましたが、予想以上に活発に動くようです。
動作は鈍く、海中を漂いながらえさが来るのを待っていると考えられていた。科博の連続画像は、ふつうのイカのように腕を伸ばしてえさに襲いかかる瞬間をとらえており、意外に行動的であることがわかったという。
しかしまだダイオウイカの生態の一端を覗いたにすぎません。生きたままのダイオウイカをしっかり観察できなければ生態の解明は難しいでしょう。
<参考>「深海の神秘、ダイオウイカの生態を調査−イカ焼き何人前?」
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2005.07.17
UKTodayより「ペットにもアルツハイマー病――英国で最高100万頭の犬が罹患?」
ペットにも人間と同じように、加齢に伴いアルツハイマー病の症状が現れることがあり、しかも飼い主はペットの異常な行動を単に「年をとったため」と考え、アルツハイマー病であることに気づかないケースが多いと指摘されたことが伝えられた。

ヒトと同じく高齢化が進むペットですが、それにともない介護を要するペットも増えてきています。犬がアルツハイマーになることは知られていますが、その数は予想以上に多いのかも知れません。
猫にはほとんど見られない(あっても分からない?)とされるアルツハイマーですが、犬の場合は13歳以上になると急増するといわれています。ヒトの場合は発症のメカニズムや原因も少しずつ明らかになっていますが、なぜ犬がアルツハイマーになるのかはよく分かっていません。
犬のアルツハイマーは注目されているとはいえ、発症する率は数%と低いものだと思われていました。しかし、この調査によれば予想以上に多くの犬が発症している可能性があります。発症年齢も考えられているよりも低いのかもしれません。
獣医学関連の製品メーカー「VetPlus」が、ペットの飼い主1,000人を対象に行った調査によると、7歳以上という高齢ペットの3分の1に、物事を忘れやすい、気難しくなる、自分がどこにいるのか分からなくなるといった、アルツハイマー病の主な症状である「認知能力機能の著しい低下」がみられたということです。
症状としては方向感覚の喪失、睡眠パターンの乱れ、トイレ習慣の変化、知っているはずの人にも攻撃的になるなどがみられます。しかし、飼い主の多くはこれらの症状がアルツハイマーでなく単なる加齢によるものだと考えているようです。
動物行動学の専門家は、「ペットは8歳を過ぎると認知能力の低下が見られるようになり、犬は特にその傾向が強く、ネコにも同じような症状が現れることが少なくない」とする一方、自分のペットがアルツハイマー病にかかっていると気づく飼い主はほとんどいないと指摘しているという。
この調査では英国では5分の1近い100万頭がアルツハイマーにかかっている可能性があるとしています。
猫でもかかる可能性がやはりあるんですね。
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2005.07.10
CNNより「マウンテンゴリラ、呼吸器系の病気での死亡高いと」
科学誌「ニュー・サイエンティスト」は6日、アフリカ中部、ウガンダやルワンダに生息し、絶滅の危機にあるマウンテンゴリラが、インフルエンザなどの呼吸器系の病気で死亡する確率が予想外に高い、との報告書を掲載した。

マウンテンゴリラは国際自然保護連合(IUCN)により絶滅危惧IA類(ごく近い将来に絶滅の危険性が極めて高い種)に分類されています。現在700頭あまりが確認されていますが、半数はウガンダの国立公園に、残りはルワンダやコンゴの国立公園に生息しています。
幸いなことに生息数が増加しつつある数少ない絶滅危惧種です。
米国のノースカロライナ州立大学の研究者らはゴリラの死因を探る調査を行いました。1968年間でさかのぼり死亡した100頭の新を調査したところ密猟などによる外傷でなくなっているケースが一番高いことが分かりました。
しかし、2番目に高かった原因はインフルエンザやウィルス性疾患の呼吸器系の病気だったとのことです。約4分の1がこれが原因で死んでいます。
原因はどうやら観光客が持ち込んだインフルエンザや風邪によるものではないかとのこと。無秩序な観光客を遠ざけ、地元に利益をもたらし、ゴリラの保護に関心を向けるために現在はエコツーリズムとしてマウンテンゴリラを観察することができます。一年間に数千人の旅行者が訪れるということですが、
報告書は、ゴリラへのインフルエンザ感染などを防ぐため、野生のゴリラを見学する、環境保護重視のエコツーリズムは少なくとも個体から「7メートル」は離れて実施すべきだと主張。時間も1時間以下にすべき、と提唱している。
ゴリラの保護に関心を持ってもらうために始められたエコツーリズムですが、それがゴリラを死に近づける要因になっていたとは・・・。
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2005.07.09
Yahoo!NEWSより「CO2吸収量多い植物可能? 気孔数決める遺伝子発見」(共同通信)
植物の葉や茎の表面に存在し、二酸化炭素(CO2)と酸素の出入り口となる「気孔」の数を決める遺伝子を、米ワシントン大の鳥居啓子助教授らの研究チームが突き止め、8日付の米科学誌サイエンスに発表した。

植物は二酸化炭素の吸収などガス交換を行うために気孔という小さな孔を葉や茎の表面にもっています。気孔は2つの唇のような孔辺細胞を持ち、膨圧で開閉することにより二酸化炭素の吸収などを行っています。
気孔の数や密度は生育環境などによって大きく変化しますが、それにはTMMと呼ばれるタンパク質が関係するといわれてきました。しかし、このタンパク質だけでは気孔の分化を説明しきれないため、その他にも別の要因があるとも推定されていました。
この研究では、気孔の分化にERECTA, ERL1, ERL2という3つの遺伝子が関与することを発見。これらの遺伝子を取り除いたところ気孔の数が大幅に増加しました。
TMMはこれら3つの遺伝子を抑制的に制御することで気孔の形成に関与しているようです。
植物は気孔からCO2を取り入れ、太陽エネルギーを利用して光合成を行い、気孔から酸素を出すため、鳥居助教諭は「今回の発見は、光合成を利用したCO2削減の研究を進めるための道具になるかもしれない」と話している。
さすがにそこまでいくには時間がかかりそうですが(笑)
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2005.07.07
gooニュースより「イルカの新種発見=豪州」
オーストラリアの研究者イサベル・ビーズリー、ピーター・アーノルド両氏は5日、同国の北部沿岸でイルカの新種を発見したと発表した。イルカの新種発見は30年ぶりという。

このイルカはスナブフィン(snubfin dolphin)と呼ばれている部類のイルカで、発見されたのはオーストラリア北東部の浅い海。発見当初はイラワディ・イルカ(Irrawady dolphin)だと考えられていました。
しかし、イラワディとは色合いが異なり、頭蓋骨の形やひれ、ひれ足などが異なることが判明。タウンズビルのジェームズ・クック大学のビーズリー氏らがDNAを調べたところ、異なる種類であることが分かりました。
この新種のイルカもイラワディ・イルカもともに浅瀬に住むイルカです。
この新種のイルカが何頭生息しているかは分かっていません。少なくとも200頭のグループがオーストラリアの北東部にいると考えられています。またパプアニューギニアにも住んでいる可能性があります。
新種イルカには60−70年代にイルカの研究で実績を残した同大学のジョージ・ハインソーン氏にちなんでオルカエラ・ハインソーニ(Orcaella heinsohni)という学名がつけられた。
イルカのような動物でもまだまだ新種がいるものなんですね。ただ生息数は少ないと思われ、絶滅危惧種である可能性はありますね。
<参考>「道具を使って餌を探すイルカ−雌の方が学習能力が高いようです」・「新種のサルを発見−でも絶滅が心配です」
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2005.07.05
CNNより「「敵の大きさ」伝える野鳥のさえずり 米研究」
北米に広く分布する野鳥「アメリカコガラ」は、鳴き声で予想以上に複雑な情報を仲間に伝えていることが、米研究者の観察で分かった。鳴き方のパターンで、目の前にいる敵の体の大きさまで正確に伝えることができるという。

「chick-a-dee-dee」と鳴くことから「black-capped chickadee」と呼ばれるアメリカコガラは北米に生息しているシジュウカラ科の鳥です。この鳥は思っている以上に複雑な情報を鳴き声で仲間に伝えていたことが分かりました。
ワシントン大のクリス・テンプルトン氏によると、アメリカコガラは危険な敵を認識すると、「チッカディー」と聞こえる鳴き声の「ディー」の部分を何度も反復することが分かったということです。
研究チームは6羽のアメリカコガラを自然に近い状態で飼育。それらに13種類のネコやイタチなどの動物を見せどのように反応するかを調べました。その結果、危険の度合いが大きくなるほど仲間に警告として発した「ディー」の回数が多くなりました。逆に、天敵ではないものに対しては何の反応も示さなかったとのこと。
コガラはこの警戒音に反応し、大小様々な群れを作って敵を一斉に追い払う行動をとることが知られています。この研究ではさまざまなパターンの鳴き声を録音して、アメリカコガラの群れに聞かせる実験も行いました。テープを聴いた群れは、鳴き声に示された敵の大きさに応じて敵を追い払う行動を見せたということです。
「動物の伝達行動には、人間が考えるよりはるかに複雑な情報が含まれている可能性がある。われわれがその言語を理解していないだけかもしれない」と、同氏は話している。
アメリカコガラの鳴き声には他にも、微妙な間の取り方など様々な違いがあるようです。その中には人の耳では聞き取れず、周波数の違いを分析しないと分からないものもあるとのこと。敵の危険度や大きさだけではないさらに多くの情報をやりとりしている可能性もあります。
<参考>「ヒョウアザラシのオスは歌でメスを口説く?」・「アリの「こっつんこ」は意味がある−敵味方の識別をしています」・「ニモは音で生まれ故郷を知る−目は小さくてもいいのか?」・「鳥はやっぱり賢かった−みんな分かってましたけど」
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2005.07.02
gooニュースより「南氷洋アザラシのオスは歌でメスを口説く=豪科学者が発見」
南氷洋にいるアザラシのレパード・シール(ヒョウアザラシ)のオスは複雑なメロディーの歌を歌ってメスを引きつける能力があることをオーストラリアの研究者が発見した。

この研究結果を発表したのはオーストリアのタロンガ動物園の女性科学者トレーシー・ロジャーズ氏。
ヒョウアザラシは南極周辺に生息するアザラシで大きいものでは3m以上になります。寿命は26年以上ですが雄は2−6歳で性的に成熟します。
非常に鋭い歯をもつヒョウアザラシですが、その攻撃的な外見とは裏腹に非常に繊細な一面を持っているようです。
ロジャーズ氏によると、単独で行動する習性のヒョウアザラシの雄は海中で逆立ちし、体を前後に揺らしながらソウル調の歌を歌うとのこと。歌は単調なぶつぶつ声と複雑なメロディーの2種に分類でき、後者の方はザトウクジラの美しい歌声に匹敵し、海中では40キロ先まで届くそうです。パートナーを見つけることができない雄は最高13時間も歌うと報告されました。
ロジャーズ氏によれば、ウェッデル・シールと呼ばれる群生のアザラシのオスは聴衆の前でジャズ歌手のように歌うのが好きで、メスの通り道で、海中ステージに上がっているかのように「公演」するという。
歌がうまい雄ほどもてるんでしょうか(笑)
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2005.07.01
Yahoo!NEWSより「シャチの母子は眠らない 天敵避け、体温保つためか」(共同通信)
シャチやハンドウイルカ(バンドウイルカ)はほかの哺乳(ほにゅう)類と違って、出産後ほぼ1カ月間、母親も生まれた子供も、ほとんど眠ったり、休んだりしないとの研究結果を米カリフォルニア大などの研究チームがまとめ、30日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

子どもが生まれて一番辛いのはやはり眠れないことでしょうか。うちの子どもたちは2人ともあまり夜寝なかったので大変でした。息子(4歳)は生まれたばかりの頃、睡魔に負けた妻の下敷きなっていたのを僕に救出されたことも(笑)
しかし、シャチやバンドウイルカは他の哺乳類と違って、出産後ほぼ1ヶ月にわたり母親も生まれたばかりの子どもも、ほとんど眠ったり、休んだりしないとの研究結果が出されました。
研究チームはサンディエゴのシーワールドの2匹のシャチとその生まれたばかりの子ども、黒海の海洋哺乳類研究所の4匹のイルカとその生まれたばかりの子どもを5ヶ月間にわたり観察しました。
普通のシャチの成獣は、1日のうち5−8時間は水面に浮かんだり、水底に沈んだまま動かずに休息をとります。しかし、出産後の母親のシャチは1ヶ月間はほとんど活動を続け、生まれた子どもにいたっては数ヶ月後まで、母親以上に休息しなかったことが観察されました。これはイルカでも同様でした。
成長にともない睡眠や休息をとるようにはなっていきますが、それにしても1ヶ月間ほとんど眠らない母親には脱帽です(笑)
研究チームは「生まれた直後から休まずに動き続けることは、天敵に食べられることを防いだり、体温を保ったりという有利な点があるのだろう」としている。
寝る子は育つといいますが、どうやらイルカやシャチは眠らないでも育つようです(笑)
<参考>「睡眠時間を操る遺伝子を発見−僕もショートスリーパーにして下さい」
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2005.06.30
UKTodayより「鳥のフン害、避ける決め手は車の色選びにあり!?」
鳥のフンによる被害を避けて、車をなるべくきれいに保ちたいと思っている人は、近隣に多く住む鳥の様子を調べて、その鳥の羽色とは異なる色の車を選ぶようにすべきとのアドバイスがなされていることが伝えられた。
鳥の糞害に困っているのは僕だけではないはず。洗車すると次の日に必ず鳥の糞が落ちているのはなぜでしょう(笑)
今回、鳥の糞と車の色についての調査を行ったのは、ブリストル大学のチャールズ・ウエストさん。きっかけはパブで、カモメが青い車に糞を落とすのは海と間違えているからではないかとの会話を聞いたからだそうです。
1700台の車を対象に糞をかけられた回数を調査。その結果白い車ほど多く糞をかけられていたそうです。逆に被害にあいづらいのは黒や青の車だったとのこと。パブでの会話は間違ってたのでしょうか(笑)
この理由は詳しく分かっていませんが、
英国の野鳥団体「the British Trust for Ornithology」では、理由として考えられる点はいくつかあるとコメント。鳥は排泄を一種の自衛行為としており、自分と同じ色の車を見ると縄張りが侵されたとみなし、フンをかけて攻撃すると説明。これに基づけば、ブリストルのようにカモメの多い地域では白い車、ハトの多いロンドンではグレーの車、クロウタドリの多い地域では黒い車に特に注意が必要といえるとしている。
赤い僕の車に糞がかけられてるのはどうしてでしょうか。赤い鳥なんか周りにいないんですが(笑)
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2005.06.28
CNNより「ハチドリの静止飛行、最新技術で仕組み解明 米チーム」
ハチドリが空中の同じ位置にとどまる「静止飛行」の仕組みを最新技術でとらえる実験に、米研究チームがこのほど成功した。ハチドリの羽は、一般の鳥類と昆虫類のちょうど中間に当たる動きを示すことが分かったという。

ハチドリはブラジルやペルーなど中南米や北アメリカ各地に分布している世界一小さい鳥です。体長は10cm前後、重さは2−20g。ブンブンというハチのような羽音をたてるため、ハチドリと名付けられました。
ハチドリの特徴はその飛び方にあります。1秒間に80回も羽ばたいて空中にホバリングし静止しながら花の蜜を吸います。その様子は鳥というよりは昆虫に近いものといわれています。
この研究では液体やガスの流れを調べるために使われる「デジタル粒子画像流速測定法(DPIV)」という技術を採用。ハチドリを入れた実験器の空気にオリーブオイルの微小な粒を加え、その動きを300マイクロ秒ごとに記録しました。
このデータを分析した結果、ハチドリは羽を下向きに動かすことで体重の75%を支え、上向きに動かすことで残り25%を支えていることが明らかになりました。
一般的な鳥類の場合は、下向きの羽ばたきで全体重をささえます。一方、ハチドリが似ているとされる昆虫の場合は上方向の羽ばたきで50%、下方向の羽ばたきで50%の体重を支えることが分かっています。
ハチドリはどうも昆虫と鳥類の中間の仕組みを持っているようです。
チームでは、「上向きの羽ばたきの役割が予想より小さいのに驚いた。ハチドリが静止飛行するようになった進化の過程を探る上で、新たな手がかりが得られた」と強調する。
ハチドリはこの激しい運動を維持するために毎回、自分の体重と同じくらいの餌を食べる大食漢です(笑)
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Asahi.comより「酒の香りにリラックス効果 脳からアルファ波、快適感」
ビールや日本酒などの香りが人をリラックスさせる効果があることが、サッポロビールの実験で明らかになった。香りの強いお酒をかぐと脳からアルファ波が出て快適感が高まることがデータで裏付けられたという。
僕のような酒飲みにとってはなんともありがたい実験結果です(笑)
ビールや日本酒の香りは主に、酵母の働きでできるエステル香です。脂肪酸とアルコールが縮合してできるエステルは果実の香りの成分でもあります。
実験では33人の人にエステル濃度の違う2種類の市販品のビールを2分間、においをかいでもらいました。そしてその間の脳波の周波数を測定。快適度を計算したとのこと。
結果としてエステル濃度が2倍高い香りの方が、落ち着いた気分の際に出るアルファ波が安定して検出され、快適度も1.2倍高かったようです。
同社では今後、エステル類の濃度を変化させ、リラックスするビールや反対に精神を高揚させやすいビールなど、さまざまな新製品開発につなげたいとしている。
これからは妻にビールの飲み過ぎを指摘されれば「リラックス」を錦の御旗にすることにしましょう(笑)
<参考>「お酒の歴史、3000年以上もさかのぼる−紀元前9000年やっぱり中国で」・「ビールで白髪がなくなる?」
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2005.06.25
Yahoo!NEWSより「イネの収量決める遺伝子=「増産コシヒカリ」試作成功−名古屋大、理化研など」(時事通信)
イネの種子の量を左右する遺伝子を特定し、交配により収量をアップさせたコシヒカリを作ることに、名古屋大と理化学研究所、ホンダの共同研究グループが成功した。直接的に収量増加につながる遺伝子の発見は初めて。24日(日本時間)、米科学誌サイエンス電子版に発表した。

一つの茎につく米の粒数は花芽の成長に関係する植物ホルモン「サイトカイニン」に左右されます。サイトカイニンの蓄積が多いと穂の枝分かれが増え、枝につく粒数も多くなります。
研究チームは昨年12月に前解読されたイネのゲノム情報を用いて、実る粒数がコシヒカリの約2倍あるインディカ種の「ハバタキ」と「コシヒカリ」の遺伝子を比較しました。その結果、種子の数を調節する「CKX2」という遺伝子を特定。この遺伝子がサイトカイニンの分解酵素を生み出していて、ハバタキのCKX2遺伝子が突然変異で機能低下を起こしていることを確認しました。
さらに4年がかりでコシヒカリにハバタキを5回掛け合わせ、この遺伝子をハバタキの遺伝子に置き換えることに成功しました。ただコシヒカリは茎が細いため実る粒数が増えると倒れやすくなります。そこでイネの背丈を決める遺伝子も同時にハバタキの遺伝子におきかえました。
この新しいイネを育てると、収量は20%増え、背丈が18%小さくなったとのことです。
遺伝子組み換えを行っていないため、直ちに実用も可能。遺伝的に近い小麦やトウモロコシなど他の穀類にも応用できる可能性があり、世界的な食糧不足への対策として期待される。
遺伝子組み換えを使えば、もう少し効率的に品種改良できたのでしょうが、イネということで慎重になっているようです。
米とともに三大穀物とされるコムギやトウモロコシも同じイネ科でゲノムがよく似ているということで、他の穀物への応用も期待できます。
また、この遺伝子以外にも収量に関する遺伝子がほかに4種類特定されています。これら全てを置き換えれば理論的には「ハバタキ」と同じ程度の収穫量が可能になるかもとのこと。
収量が一気に2倍になれば米も安くなりますね。それ以上に世界の食糧危機の救世主になるかもしれません。
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2005.06.21
Yahoo!NEWSより「コーヒーの目覚めを解明 睡眠障害治療にも」(共同通信)
コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは、脳の細胞膜上にある特定のタンパク質と結び付いて目覚め作用を起こすことを、大阪バイオサイエンス研究所の裏出良博研究部長らが確認、米科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス(電子版)に20日、発表した。

コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは眠気をとってくれます。これはカフェインが眠気を促す神経伝達物質の「アデノシン」と結びついて、その働きを阻害するためだと分かりました。
研究チームは、アデノシンの受容体である「A2A」を持たないマウスと持つ正常なマウスに人間のコーヒー1−3杯分に相当するカフェインを注射器で投与、睡眠時間を比べました。
その結果、正常なマウスはカフェインの投与量が増すにつれ睡眠時間が短くなっていきましたが、A2Aを欠損させたマウスは投与量による変化は見られませんでした。同様の可能性を指摘されていたアデノシンA1受容体というタンパク質を欠損させたマウスは普通のマウスとかわりがなく、カフェインの働きと関わりはないことが分かりました。
睡眠障害の治療や、眠気を防ぐ方法の開発につながるのではないかという。
副作用なく眠気をとる物質が見つかればとても嬉しいのですが、そこまで働かなければいけないのも少し悲しいです(笑)
<参考>「コーヒーは肝臓ガンを予防する−コレステロールはたまるかもしれませんが(笑)」
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2005.06.17
Yahoo!NEWSより「元は一つの集団か アフリカ沖のシーラカンス」(共同通信)
アフリカ南東沖の複数の海域で見つかっている「生きた化石」と呼ばれるシーラカンスは、互いの遺伝子に大きな違いはなく、元は1つのグループだったとみられるとの研究結果を、ドイツのマックス・プランク研究所などのチームがまとめ、16日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

生きた化石「シーラカンス」は古生代のデボン紀に出現し、中生代白亜紀に絶滅したと思われていました。しかし1938年、アフリカのコモロ諸島の近くで生きた個体が発見されそれ以来、ケニア、タンザニア、モザンビーク、南アフリカなどアフリカ南東部に沿った海域で200体以上が捕獲されています。
体長は1.5−2mで200m−300mの深海を中心に捕獲されています。背骨は原始的で貧弱で、水のような液体が中心にあります。ウキブクロには脂肪がつまっています。化石から卵胎生であることが推測されていましたが、捕獲したシーラカンスを解剖したところ30cmほどの稚魚が5体ほど確認され証明されました。
先日には日本の研究チームがインドネシアでシーラカンスのビデオ撮影を試みましたが、残念ながらかなわなかったとの報告もありました。
チームは、アフリカ沖のシーラカンス47匹について「ミトコンドリアDNA」の配列などを分析。その結果、海域が違っても、ミトコンドリアDNAには大きな違いが見られず、単一の大きな集団に属していることが推定できたという。
離れたところで捕獲されたシーラカンスは迷い子ではないかと以前から言われていましたが、全体が一つの集団から派生したものだったんですね。
ちなみにシーラカンスの肉は食べるととても不味いそうです(笑)
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2005.06.14
Asahi.comより「はげは母方から遺伝 独の研究チームが有力遺伝子発見」
ドイツ・ボン大学の研究チームが「はげの遺伝子」の有力候補の一つを発見し、米専門誌アメリカン・ジャーナル・オブ・ヒューマン・ジェネティクス7月号(電子版)に発表した。はげに直結するとみられる遺伝子が見つかるのは初めてという。男性が母親から受け継ぐX染色体上にあるため、母方の祖父の頭髪で自分の将来を占えるかもしれない。
はげは遺伝するかというのは大きな問題です。男なら誰もが一度は気にしたことがあるかもしれません。はげには遺伝が関与すると言われていますが、はっきりとしたことは分かっていません。ハゲの遺伝子を持った人がハゲになりやすい生活習慣をおくることが一番悪いといわれてはいますが。
ただ20代や30代ではげる場合は遺伝的影響が大きいといわれています。
独・ボンダイ学の研究チームは40歳以前にはげている人と、その兄弟、両親などから血液サンプルを提供してもらい、はげていない人との遺伝子の違いを調べました。
その結果、男性ホルモンであるアンドロゲンの受容体の遺伝子がはげに関係していることがわかりました。この遺伝子はX染色体上にあり、母親由来のものです。この遺伝子の変異のため頭皮で男性ホルモンのアンドロゲンの働きが強まり、髪の毛が抜けやすくなるのではと研究チームは推測しています。
この遺伝子以外にもハゲに関係する遺伝子はありそうだとのことですが、この遺伝子の与える影響は非常に大きいとのこと。
母方のおじいちゃんの髪の毛を見れば自分がはげるかが判別できそうです。僕の場合はもう若ハゲという年ではないのであまり関係がないですが(笑)
男性はXとYの二つの染色体を持ち、X染色体は母親から受け継ぐため、母方の祖父がはげていれば、自分もはげる可能性がある。ただ、研究チームは「ほかにもはげの遺伝子があると思われるので、一概には言い切れない」としている。
10代の頃に君は若ハゲになるよといわれればそれはそれでショックですけど(笑)
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2005.06.11
SankeiWebより「アリの「こっつんこ」に意味 触角センサーで敵識別」
アリさんとアリさんが「こっつんこ」をして、同じ巣(コロニー)の仲間と侵入者を区別するメカニズムを、京都工芸繊維大学と福岡大学の研究グループが突き止めた。触角にある“化学センサー”で、アリの体から出る化合物を識別しているという

社会性昆虫のアリは、同じ巣の仲間とは協力して巣づくりや餌の運搬を行い、別の巣のアリに対しては攻撃的な行動をとります。触角で化学的な信号を検出し、仲間と侵入者を区別していると考えられていましが、詳しいメカニズムは分かっていませんでした。
アリの体表には複数の炭化水素化合物が混じった化学物質が分泌されています。この分泌物は巣が同じだと組成が同じであることはわかっていました。
京都工芸繊維大の尾崎まみこ助教授らのグループは18種類のクロオオアリで実験を行いました。異なる巣のアリから採取した分泌物をガラス玉に塗って観察したところ、触覚で触った後にたまを攻撃することが判明。
この時にの触覚の神経から脳に伝わる電気信号を調べると、違う巣の分泌物を触った場合だけ強い反応を示し同じ巣の場合は反応しませんでした。
さらに詳しく触覚の構造を調べると、触覚の表面にある突起状の「感覚子」と呼ばれるものの中にセンサーの働きをする構造があることがわかりました。数千から数万ある感覚子のうちセンサーの働きをするのは約2%。一つのセンサーの大きさは約15ミクロンで、中にある感覚細胞で分泌物を認識するということです。
尾崎助教授は「アリさんの“こっつんこ”にも意味があることを、多くの人に知ってほしい」と話している。
アリさんがこっつんこするのは急いでいたからではないんですね(笑)
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2005.06.08
Asahi.comより「イルカにも道具使う文化? 豪大学などの研究チーム確認」
水族館のショーで人気者のハンドウイルカ(バンドウイルカ)が、オーストラリア西岸のシャーク湾では、カイメン(海綿動物)を鼻先に引っ掛け、海底の砂に潜む魚を探すのに使う文化を持つとの調査結果を、同国のニューサウスウェールズ大学などの国際研究チームが7日までにまとめた。

陸上に住むチンパンジーやオランウータンが簡単な道具を利用することはよく知られていますが、海に生息する哺乳類で道具を利用することが確認されたのは初めてです。
この研究ではオーストラリア西部のシャーク湾に住む野生イルカを1998年から2000年にかけて観察。その中に改訂で餌を探すとき、海底から引きはがしたカイメンなどを鼻先に引っかけてまるで手袋をするかのように鼻先を守るイルカがいました。おそらく毒をもつ一部の生物から身を守るためではないかと考えられます。
このような行動をとるイルカは13頭。このうち雄は1頭だけで残りは全て雌でした。
この行動が遺伝子によるものかどうかを調べるためDNAの解析を行ったところ、カイメンを使う群れは全て共通の雌を祖先に持つことが判明。しかし、これらの行動を支配する遺伝子の存在は確認できませんでした。また、雌だけに遺伝が見られるとは考えにくく、むしろ母親からこの行動を学んだと考える方が自然かもしれません。
陸上では、チンパンジーやオランウータンが棒や石などを使う文化を持つが、海に生息する哺乳(ほにゅう)類で、現存する文化が確認されたのは初めてという。論文は米科学アカデミー紀要に発表される。
昨年、チンパンジーでも雄と雌で親から学ぶことの取得率が異なるという報告もありました。イルカでも雌の方が社会的なことを学ぶ能力が高いのかもしれません。
我が家の息子と娘でも同じです(笑)
<参考>「フマキオザル、石でヤシを割る」
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2005.05.27
YomiuriONLINEより「傷んだ髪にタウリン…東工大などの研究で修復作用判明」
魚介類などに多く含まれるアミノ酸の一種、タウリンに、傷んだ髪を健康な状態に修復する働きがあることを、毛染めメーカーのホーユー(本社・名古屋市)と東工大大学院の西敏夫教授らの研究グループが突き止めた。
タウリンは魚介類や軟体動物に多く含まれているアミノ酸の一種です。アミノ酸といってもタンパク質に合成されるわけでなく、正確にはアミノ酸様物質という分類になります。
多くの栄養ドリンクに入っていて、肝機能の回復や疲労回復などが効能としてうたわれています。具体的には、胆汁酸の合成の促進、脂肪分解の促進、インスリンの分泌の促進、総コレステロールや血圧の恒常性維持などの働きがあるといわれています。
このタウリンが傷んだ髪の修復機能をもつとの報告です。研究グループは原子間力顕微鏡で脱色とパーマを繰り返して傷めた毛髪と健康な毛髪を比較。その結果、毛染めやパーマなどを行った髪は、水分を含むと繊維組織をつなぐタンパク質が膨張して緩み、修復されにくくなることがわかりました。
しかしこの毛髪を、タウリンを含んだ水溶液中で観察したところ、毛髪内部のタンパク質の結合が強まることが判明。
。ホーユー総合研究所基礎研究室の丹羽正直室長は「髪を傷めない染色剤の開発に生かせるのではないか」と話している。
毛染め液も「タウリン○○mg配合!」となるんでしょうか(笑)
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2005.05.25
Asahi.comより「天井の電気コード、ネズミがかじるのは出入り口の目印に」
住宅にすみついているネズミは、天井穴付近の電気コードを出入り口の目印としてかじっている――。名古屋市消防局の職員が、ネズミを捕獲して行った実験でこんな結果が得られた。

ネズミがコードをかじったりすることで発生する火災は東京都に限っても95−03年で112件発生しています。一年間に十数件は発生していることになります。ところがネズミがなぜコードなどを囓るのかはよく分かっていなかったようです。
そこで名古屋市西消防署の間瀬裕司さんが市街地でドブネズミやクマネズミ計20匹を捕獲。電線などをおいた飼育箱で育てました。
その結果、電気コードの囓られた場所が飼育箱の各部屋に通じる出入り口に集中していました。警戒心の強いネズミが出入り口近くの電気コードを集中的に囓るのは、安全な出入り口の目印にしているのではないかとのことです。
ネズミはまた、部屋の端やすみを走り回るほか、前歯が一日0.5ミリ伸びるため、歯を研いだり、目の前の障害物をかじったりする習性がある。このため、電気コードが部屋のすみや端に集中しているとかじられ、その部分に炭化したフンや尿が接触すると、火災につながりやすいという。実際、火災が起きた住宅の天井を調査すると、多数のフンが見つかり、近くのコードがかじられていた。
ネズミに火事を起こされたんじゃ泣くに泣けません。これがネズミによる火災を防ぐきっかけになってくれればいいのですが。
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2005.05.21
先日はラオスの市場で新種のネズミが発見されていましたが、
Yahoo!NEWSより「アフリカで新種のサル発見 絶滅が心配」(共同通信)
アフリカ・タンザニア南部の山岳地帯で昨年、体長90センチほどの新種のサルを、米国やタンザニアなど2つの研究チームがほぼ同時に発見した。
比較的大きな霊長類が新たに見つかるのは珍しく、アフリカでの新種のサルの発見は1984年以来20年ぶり。

このサルは2つの研究チームが約370km離れた場所でほぼ同時に発見しました。
オナガザルの仲間で、尾の長さが体長と同じ90cm程度のサルです。茶色の毛を持ち、顔は黒っぽい色をしています。山麓部の樹木の上で暮らしますが、鳴き声に特徴があり、成体は低く大きな声を出すということです。
このサルは「Lophocebus Kipunji」と名付けられました。
本来樹木の上でしか暮らさないこのサルが370km離れた2つの山地で見つかったということは、現在は低い草原となっているこの2つの山地の間が以前は森が続いていたことを示しているのかもしれません。
しかし、発見と同時にこのサルは絶滅危惧種として登録されることになるようです。
このサルの個体数は1000頭を下回るほど少ないとみられ、発見と同時に絶滅が心配されることになった。
まだまだ新しい動物の発見は続くでしょうし、それは地球環境の豊かさを物語っています。が、発見と同時に絶滅を心配しなければいけないということは逆に地球環境の破壊の象徴なのかもしれません。
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2005.05.20
Yahoo!NEWSより「赤い服は勝利呼び込む? 英チーム分析で有利性浮上」(共同通信)
スポーツでは、実力が同程度なら赤い競技服が有利−。こんな調査結果を英ダーラム大の研究チームがまとめ、英科学誌ネイチャーに19日発表した。

研究チームは、2004年のアテネ五輪で行われたボクシング、テコンドー、レスリングのグレコローマンとフリースタイルの格闘技4種目で、赤と青、どちらの色の服やプロテクターを身につけている方が勝ったかを調べました。これらの種目においては服やプロテクターの色はランダムに割り当てられます。
その結果、調査した21試合のうち16試合で赤い競技服を身につけた選手が勝利を得るなど、4つの競技全てで、赤が勝つ傾向が強いことが分かりました。
なぜ赤がいいのかについては分かっていません。赤い色がテストステロン濃度を上昇させるのかもしれません。また、赤い顔は怒りや攻撃性の表れですので、赤のシャツやヘッドギアが対戦相手を圧倒しているのかもしれません。
ただユニフォームが赤だから必ず勝つというわけでは当然ありません。実力が伯仲しているときに赤のユニフォームの方が有利に働くのではないかというのが研究チームの結論です。
一方、同年にポルトガルで開かれたサッカー欧州選手権で、赤いユニホームを着る5チームを調べたところ、白や青のユニホームを着た試合に比べてゴール数が多いなど、結果が良かった。
ところでサッカーのW杯予選、北朝鮮もバーレーンもユニフォームは赤でしたよね(笑)
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2005.05.14
食事の後でも、甘いものを平気で食べる女性の味覚は信用できないと思っていた僕は間違っていたようです(笑)
Yahoo!NEWSより「味覚感度は若い女性が一番 佐賀大が800人調査」(共同通信)
甘味、塩味、酸味、苦味を認知する感度は4つすべてで女性が男性を上回り、年齢が若いほど感度が高いことが佐賀大の水沼俊美教授(栄養学)らの大規模な調査で13日までに分かった。
味覚は食物に含まれる化学物質によってひきおこされます。味覚は大きく分けると甘味、塩味、酸味、苦味に分けられますが、それぞれ舌の感受性の高い部分が決まっており、舌の表面にある味蕾で味を感知します。
どの位の薄い味を感知できるかという閾値は、年をとるほど上昇することが分かっています。つまり年齢を重ねれば味に鈍感になるということですが、この閾値には当然大きな個人差があります。
この研究では佐賀県に住む男女815人を対象に調査を行いました。甘味はショ糖、塩味は塩化ナトリウム、酸味は酒石酸、苦味は塩酸キニーネを使い、それぞれ30段階の濃度の水溶液を作成。その水溶液に浸した濾紙を濃度が薄い順に舌の上にのせ、どの濃度で味を認知できるかを調べました。
その結果、どの感度も女性が男性を上回り、さらに若い女性ほど感度が高いことがわかりました。
水沼教授は「一番味覚の鋭い若い女性に人気のある店はおいしい店と思って間違いない。味覚に鈍感だと味付けが濃くなるので、健康によい薄味の調理をするには女性が有利」と話している。
これから美味しい店は若い女性に聞くことにしましょう(笑)
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2005.05.01
毎日新聞より「ジュウイチ:翼の模様で仮親だまし餌運ばせる 米誌掲載」
他の鳥の巣に卵を産みつけて育ててもらう托卵鳥の一種「ジュウイチ」のヒナが、両翼にある黄色い模様をくちばしに見せかけ、仮親に餌を運ばせていることを立教大大学院生の田中啓太さん(30)らが突き止めた。ヒナがたくさんいると誤認した仮親は、より多く餌を運ぶようになっていた。29日付の米科学誌サイエンスに掲載される。

ジュウイチは鳴き声が「ジュウイチー」と聞こえることからその名のついたホトトギス科の鳥です。この鳥はカッコウなどと同じく、他の鳥の巣に卵を産んで育ててもらう「託卵」の習性があります。オオルリやコマドリなどの巣に1個だけ産卵し、孵化したヒナが他の卵やヒナをすべて巣の外に出し、仮親の鳥が運んでくる餌を独占します。
しかし、仮親は通常、大きく開かれた複数のくちばしやヒナが発する声を刺激としてヒナに餌を与えるため、他のヒナを排除してしまうと刺激が自分のくちばしだけとなり仮親が餌を運んでくる回数が減ってしまいます。
今回、研究では静岡県の富士山五合目付近で、ジュウイチに托卵された巣6カ所をビデオカメラで観察。巣の中のジュウイチのヒナは、仮親が餌を運ぶ回数が減ると頻繁に翼をもちあげて黄色い部分を見せることが分かりました。
さらにヒナの翼の黄色い部分を黒い塗料で塗りつぶすと、仮親が餌を運ぶ回数が2割減ったということです。
このため、ヒナは翼の黄色い部分をくちばしに見せかけ、巣の中に多くのヒナがいるように偽装していると結論づけた。田中さんは「翼の黄色い部分はとても特徴的で、何か役割があると思っていた。くちばしに似てはいないが、巣は暗い場所にあることが多いため、仮親をだませるのだろう」と話している。
息子(4歳)は自分のおやつを娘(5歳)にとられたとありもしない事実を訴え、余分にお菓子をもらおうという小賢しい真似をしておりました。妻にこっぴどく怒られてましたが(笑)
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2005.04.17
ahoo!NEWSより「「ウォルフィン」に2世誕生=鯨・イルカ交配種−米ハワイ」(時事通信)
米ハワイ・オアフ島の海洋施設シーライフパークは14日、飼育施設では世界唯一とされる鯨とイルカの交配種「ウォルフィン」に、メスの赤ちゃんが誕生したと明らかにした。誕生は昨年12月23日だが、パーク経営者の交代もあり発表が遅れた。

ウォルフィンは小型鯨のオキゴンドウとイルカの交配種。イルカとクジラを同じ水槽の中で飼育していたところたまたま生まれてきた交配種だということです。
こういった交配種は繁殖能力がなく、1代限りというのが普通ですがこのウォルフィンは父親のオキゴンドウと母親のイルカが近縁種なため繁殖能力を持つようです。
この度生まれた赤ちゃんの父親は同じ場所で飼育されている「mikioi」というバンドウイルカだと思われます。イルカとクジラのクォーターということになるんでしょうか(笑)
ただ体長はイルカとしては大きく1歳児なみとのこと。やはりクジラの血を受け継いでいますね。
赤ちゃんウォルフィンはまだ母乳を飲んでおり、時々母親をまねて、飼育員が手渡す冷凍シシャモを口に入れているという。
夏までには一般公開されるようです。
でももともとウォルフィンも見た目はイルカと見分けがつきませんけど(笑)
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2005.04.16
Yahoo!NEWSより「生物時計、試験管で再現=たんぱく質だけで24時間周期−名古屋大と科技機構」(時事通信)
約24時間周期の生体リズムを生み出す生物時計(体内時計)が、細菌類の藍藻(らんそう)では3種類のたんぱく質だけで構成されることを、名古屋大と科学技術振興機構の研究チームが試験管内で再現、確認した。遺伝子が重要な役割を果たしているとの従来の常識は完全に否定された。研究成果は15日付の米科学誌サイエンスに発表された。
生物が生きていくのに必要不可欠な生物時計ですが、これまでは特定のタンパク質の生産量を「時計遺伝子」が制御していると考えられていました。しかし、実際はタンパク質の化学変化が時間を測定しているということのようです。
この研究では、シアノバクテリアという単細胞生物から、生物時計に関係するKaiA、B、Cという3種類のタンパク質をとりだし、ATPと混ぜて観察。すると、タンパク質にリン酸がつく「リン酸化」といわれる現象がほぼ24時間周期で起こることを確認しました。
普通、化学変化は温度の高低で反応速度が変化しますが、この反応は温度が変化しても24時間周期が維持されたということで、温度変化に左右されないという生物時計の条件を満たしています。
藍藻は光合成を行うが、植物とは異なる。この3種類のたんぱく質は植物や動物にはないが、人間の体内時計の根本メカニズムを解明する手掛かりにもなると期待される。
ヒトなどの高等生物の生物時計の仕組みの解明はこれからです。
でも、この試験管を飛行機に載せれば時差ボケするなんてことは・・・(笑)
<参考>「体内時計の新たなメカニズムを発見」(サイト内リンク)
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Yahoo!NEWSより「優勝馬のクローンが誕生 イタリアで世界2例目」
英BBC放送(電子版)などによると、イタリア・クレモナのスパランツァーニ畜産研究所は14日、耐久レースに優勝した馬(アラブ種)の遺伝子をコピーしたクローン馬の生産に成功したと発表した。

クローン馬が誕生したのは世界で2例目のこと。前回は2003年5月に同じ研究所で誕生した「プロメティア」という馬ですが、今回は優勝馬ということで注目されます。
ピエラズ2と命名されたクローン牡馬は2月25日生まれで、出生時の体重は42キロ。
耐久レースは10数キロの距離の持久力を争う競技で、特にアラブ首長国連邦などで人気ということです。このピエラズ2はレースに参加することはありませんが、種馬としての働きを期待されています。
競走馬のサラブレッドなどでもクローンをという声も上がりそうですが、残念ながらサラブレッドの競走馬は人工授精や不妊治療でさえも認めていません。
“親”のピエラズは去勢された牡馬で、1994年と96年に耐久レースで優勝。現在は米国で引退生活を送るが、去勢されたため子孫を残せず、フランスの研究機関が細胞を採取し保存していた。
でも優秀な馬をかけ合わせて作るサラブレッドはクローンよりすごいという見方もありますが。
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2005.04.15
NNより「ブッシュ大統領、新種の虫の名前に」
ブッシュ米大統領とチェイニー米副大統領、ラムズフェルド米国防長官の3人の名前がそれぞれ、新種の昆虫の学術名に付けられた。体長1─5ミリほどのタマキノコムシ科の3種で、それぞれ北米地域に生息している甲虫。
タマキノコムシは森や林の土の中で生息している甲虫で、キノコなどの菌糸を食べています。
これら動物の学名は、その動物がこれまでに発見されている他のどの動物とも別種のものであることを証明することが必要なため、発見者が命名者になれるとは限りません。むしろその動物をきちんと分類した論文の発表者が命名することがほとんどのようです。
今回、この3人の名前をタマキノコムシ科の甲虫に命名したのはロンドンの自然史博物館で昆虫学の主任を務めるクエンティン・ウィーラー氏ら2人。新たに分類されたタマキノコムシ科の65種類の名前を発表した中の3種にブッシュ大統領らの名前をつけたようです。
新種の動物の学名をつけるときには動物命名法国際審議会(ICZN)の「国際動物命名規約」に従う必要があります。このとき、最初に動物の分類を示す「属名」、続いてその種を表す「種小名」がつけられるますが、種小名が人物の名前に由来する場合は、語尾が「i」で終わる必要があるようです。
そのため、今回3人の名前が付いた甲虫もそれぞれ「Agathidium bushi」「Agathidium cheneyi」「Agathidium rumsfeldi」となりました。
ブッシュ大統領らの名前を付けたことについて、ウィーラー氏は「自由と民主主義に従って非常に難しい仕事を達成しようとする信念を持った米国市民として、立派な3人のリーダーをたたえた」と語り、それぞれの虫の見た目や特徴などと命名には、なんの関係もないとしている。
立派なリーダーの名前がタマキノコムシになりました(笑)
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2005.04.13
Yahoo!NEWSより「クローン牛肉や牛乳は安全 日米が研究、品質もOK」(共同通信)
牛の体細胞から作ったクローン牛の肉や牛乳の成分は一般の牛と変わらず、安全性、品質面ともに問題ないとする研究を、鹿児島県肉用牛改良研究所や米コネティカット大などのグループがまとめ、米科学アカデミー紀要に11日発表した。

1996年にクローン羊のドリーが誕生してからクローン技術は飛躍的に発展しました。現在は、将来の食糧危機を見据えたクローン牛などの研究が盛んに行われており、日本国内でも多くのクローン牛が誕生しています。
この研究では肉の質を調べるために、鹿児島の雄の黒毛和牛「神高福」の皮膚細胞から作られたクローン牛2頭と、通常の方法で生まれた「神高福」の孫8頭を同じ環境で飼育し、肉付きやタンパク質、脂肪など肉の品質の指標になる100項目を調べました。
その結果、肉質や含有物に関しては最高級の肉であるとのお墨付きを得、安全面や品質面でも問題なかったとのことです。
またこの研究では同時に、アメリカ産のクローン牛のミルクの検査も行いました。1000以上のサンプル検査の結果、こちらも問題なしとのこと。
100を超す項目についてクローン牛と一般牛を比較したこれまでで最も詳細な分析で、クローン牛肉や牛乳の販売解禁を求める畜産業界には追い風となるデータ。だが、消費者の抵抗感をどこまで減らせるかは未知数だ。
クローン牛を食べる勇気は今の僕にはありませんが、将来世界の人口が急増して食糧危機になればどうなるか。
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2005.04.09
毎日新聞より「魚の里帰り:エビや小魚の音が頼り ニモの舞台の海で確認」
サンゴ礁で生まれ、いったん大海へと出た魚の稚魚は、エビや小魚の出す音を頼りにしてサンゴ礁に戻ることが英エディンバラ大などの研究で分かった。海中スピーカーからサンゴ礁の音を流し、魚を引き寄せる効果があることを実証した。8日付の米科学誌サイエンスに掲載される。

珊瑚礁で生まれた魚の稚魚は、泳ぐ能力が低いため海流などに流されていきます。成魚になると餌が豊富な珊瑚礁に戻ってきますが、何を頼りに珊瑚礁に戻ってくるかは分かっていませんでした。
この研究では、オーストラリアのグレートバリアリーフ近くにサンゴの死骸で作った暗礁を24ヶ所設置。そのうちの半分にエビや他の魚などが出す音を水中に響かせる拡声器を設置しました。
その結果、音を出している暗礁が音を出していない暗礁よりはるかに多くの魚を引きつけました。
流した音は、エビのはさみのこすれる音や、小魚の発する歯ぎしりなど珊瑚礁で録音した音です。集まってきたのは主にテンジクダイとスズメダイ。音を流した暗礁では325匹、流していない暗礁では108匹が捕獲されました。
特にスズメダイはエビのはさみがこすれる音に引き寄せられやすいことも分かったとのことです。
魚の回遊行動に詳しい塚本勝巳・東京大海洋研究所教授の話 海中では光やにおいの情報は限られる。魚は聴覚が発達しており、音を頼りにしているとの説が有力だったが、実験的に証明されたことは興味深い。
ニモもあの大きな目でなく耳が発達していたのでしょうか。
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2005.04.07
UKTodayより「もう「ヘルシー」じゃない――現代の鶏肉はたんぱく質よりも脂肪がたっぷり!」
一昔前までは、脂肪が少なくたんぱく質が豊かな、健康によい食肉とみられていた鶏肉だが、養鶏環境の悪化により、今日の鶏肉はたんぱく質よりも脂肪が多く、以前ほど健康的な選択肢とはいえないことが調査の結果明らかになった。

調査したのは ロンドン・メトロポリタン大学の脳化学・栄養学部のマイケル・クローフォード教授率いる研究チーム。1970年代の鶏肉と現代の鶏肉に含まれる栄養成分を比較調査した結果、現代の鶏肉は70年代の鶏肉に比べ脂肪が3倍近く増加しているのに対し、タンパク質は3分の2に減っていることが分かったそうです。
鶏肉100gあたりの脂肪は、1970年代には平均8.6gであったのに対し、現代の鶏肉は22.8g。一方タンパク質は24.3gだったものが16.5gしか含まれていなかったとか。
鶏肉のどの部位での調査結果かは分かりません。鶏肉といえども皮付きの場合は脂肪の含有量は増加し、ささみなどでは脂肪はほとんど含まれていません。
一般的に脂肪が少ないと思われている鶏肉ですが、皮付きの場合は牛や豚の赤身肉よりも脂肪の量は多くなります。
しかし昔の鶏肉に比べて脂肪の量が増えているのは事実のようです。
クローフォード教授は、現代の鶏肉の品質低下は、養鶏段階でニワトリが運動不足となっていること、虫やハーブ、種子類といったエサのバラエティがなくなり、代わりに高カロリーの穀類をベースとしたエサを常にたっぷり与えられることが原因と分析。
平飼いの地鶏がもてはやされるわけですが、なんせ高いからわが家の食卓にはなかなかのぼりません(笑)
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2005.03.26
まるで昔のB級映画の火星人のようです(笑)
毎日新聞より「タコ:2足歩行のメジロダコを撮影−−米カリフォルニア大バークリー校など」
タコが2本の足で器用に「歩く」様子を、カリフォルニア大バークリー校などのチームが撮影し、25日付の米科学誌「サイエンス」に報告した。2本足歩行は、筋肉が骨を支えている動物だけができると考えられているが、チームは「運動学的にみて歩行と呼んでもいい」と分析している。

米カリフォルニア大バークレー校とインドネシアの北スラウェシにある大学の研究チームによる研究によれば、インドネシアからオーストラリアにかけての熱帯域に生息する2種類のタコが2足歩行する様子がビデオに撮影されたようです。
動画を見れば、なるほど二足歩行というしかありません。タコなのに立派に歩いています(笑)
二足歩行が確認されたのはメジロダコ(胴長約8cm)と藻ダコ(胴長約6cm)の2種類のタコ。インドネシアとオーストラリアの海中にカメラを設置しタコの二足歩行をとらえました。
二足歩行するには硬い骨と骨格筋が必要だと考えられてきましたが、このタコたちは内部の液体に支えられた柔軟な筋肉を使って歩行するようです。8本のうち2本の足を交互に動かし、残りの足は胴体に巻き付いていました。
どちらのタコも後ろ向きに歩いています。這うように進む通常の動きよりはわずかに速く、タコにとっては「小走り」ともいうべき移動です(笑)
このタコはココナツの殻を巣にしており、ハファードさんは「海底を転がるココナツの殻に見せかけることで、捕食者にさとられないようにしている」と推測した。
タコは8本の足を生殖や触覚など役割に応じて使い分けてはいますが、本物の足が2本紛れ込んでたんですね(笑)
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2005.03.19
娘(5歳)が幼稚園の皆勤賞で折り紙の300枚セットをもらってきました。喜ばしいことですが、これで折り紙をひたすら折るのは僕の役目です(笑)
YomiuriONLINEより「自然界にも三浦折り…木の芽や蝶の羽、米大学が発見」
素早く小さく畳める折り紙の技術で、人工衛星の太陽電池の展開方法にも応用された「三浦折り」が、木の若芽や羽化前の蝶(ちょう)の羽など自然界にも存在することを、米ハーバード大などの研究チームが突き止めた。18日付の米科学誌サイエンスに発表した。

三浦折りは、三浦公亮・東大名誉教授が簡単に広げられる地図の折り方として考案したものです。山折りと谷折りを交互に繰り返して折っていくのですが、折り目が直交せずまた全ての折り目が同期するように折っていきます。ここで折り目の端と端をもって引くと折り曲げた紙が綺麗に開きます。逆に同じように縮めることで自動的に細かくぱたぱたとたたまれていきます。
このとき、折り目が微妙にずれるため折った後もかさばらないのが特徴です。
この三浦折りは宇宙ステーションの太陽電池を折りたたむ際に利用されています。大きな太陽電池はそのままではスペースシャトルに積み込むことができません。また積み込む際や展開する際の作業効率を考え三浦折りが採用されました。
研究チームは、セイヨウシデという落葉樹の葉が芽の時に、葉脈を折り目にして三浦折り状になっているのを発見。端から順に折られていくのではなく、成長過程のある時に、葉全体に力がかかって一様に折り畳まれることが分かりました。まさに三浦折りの様子にそっくりです。
三浦折りは、花びらや虫の羽にも見られることから、研究チームは「薄皮状の組織全体に力がかかって折り目を作る共通の仕組みがある」と推定している。
ちょっと奇抜な感もある三浦折りですが、なかなか自然の理にかなっていたということでしょうか。
しかし、折り紙で三浦折りをしても娘は何も喜びませんでした。わかっちゃいないね(笑)
<参考>「ミウラ折りの落書き紙」
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2005.03.06
サルは暖かいところを好む生き物なため欧米の多く国ではサルは生息していません。これが日本がサルの研究で世界の最先端を走っている理由でしょうか。
SankeiWebより「石遊び 伝えなさる? 外国人学者 小豆島で研究」
餌付けされた野生ザルだけにみられる“石遊び”と呼ばれる行動が、京都大学霊長類研究所(愛知県犬山市)に留学している動物学者によって解明されようとしている。瀬戸内海に浮かぶ香川県・小豆島での調査で約二十の行動パターンが確認され、世代間で伝承されている可能性もあるという。研究成果は六月までにまとめられ、同研究所で発表される予定だ。

調査をしているのは、スリランカのチャマリ・ナハラゲ氏と、フランス外務省の特別研究員ジョン・レカ博士。
京都の嵐山に岩田山というサルの餌付けポイントがあります。嵐山のサルには両手に石を持ってこすりあわせたり打ち鳴らしたりする「石遊び」が見られることは1960年代から知られていました。この「石遊び」の本格的な研究は京都大学霊長類研究所のM・ハフマン教授によって80年代に始まりました。
その後、餌付けされたサルであれば嵐山のサルに限らず各地のサルでも観察されることが分かってきました。
しかし、なぜこのような遊びをするのか、幼いサルがどのようにして石遊び行動を獲得するのか、など詳しいことは分かっていませんでした。
今回の研究では、今まで研究されてきた嵐山や高崎山以外のサルにも研究対象を広げたとのこと。
生後六カ月から八歳前後をピークに、約二十歳まで幅広く分布。行動は餌をほお張っているときに顕著に表れ、「小豆島では同園が与える小麦より、見学に来た観光客から与えられるピーナツをほお張っているときの方がより頻繁に遊ぶ」という。
レカ博士は、百匹から三百匹が互いに体を寄せ合う“サル団子”など他地域に比べて集団性が強く、親密に生活していることが世代間の遊びの伝承に深くかかわっているのではないかとみて、今後は各地の自然環境と伝承方法の関係について調べ、研究に反映させていくという。
嵐山のサル山は自転車で5分の距離にあるので、よく子どもと遊びに行くのですが、「石遊び」についてはちゃんと見たことがありませんでした。
こんどちゃんと見てこよう。
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2005.02.25
Yahoo!NEWSより「約3万年前の細菌が復活 アラスカの永久凍土で発見」(共同通信)
米アラスカの永久凍土の中で約3万2000年間生き続けていたとみられる微生物を米航空宇宙局(NASA)マーシャル宇宙飛行センターの研究者が発見、新種の細菌と認定された。同センターが23日発表した。

この細菌はアラスカの永久凍土の中から2000年に発見されました。この永久凍土の地層は常に零下4度に保たれており、更新世の氷河期のものと考えられています。
この地層のサンプルを顕微鏡で詳しく観察すると氷が溶けた水の中を微生物が泳ぎ始めたのが確認できたとのこと。
この微生物は新種で凍土の中に3万2000年もの間閉じこめられていたようです。寒さを好む好冷菌ではなく、低温になると活動を停止し温度が上がると活動を再開する細菌の一つとみられています。
凍土中では“冬眠状態”だったとみられ、顕微鏡で観察中に動き始めたという。研究者は「こうした過酷な環境で生き延びられる生物は、火星の氷の中でも見つかる可能性がある」としている。
もともと火星などの寒冷化した水の中で生物が発見できるかということを確かめる調査だったようですが思わぬ拾いものになったということでしょうか。
<参考>NASA Marshall Space Flight Center
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2005.02.19
僕はゴキブリのあの動きがどうも苦手。妻も苦手なのでゴキブリがでた日には家中がひっくり返ります(笑)
Asahi.comより「ゴキブリ退治に妙薬? メスの性フェロモン解明」
日本にはびこる2大ゴキブリのひとつ、チャバネゴキブリのオスが引きつけられるメスの性フェロモンが特定された。人工合成したその化合物を使って、1晩に30匹以上のオスを捕まえることにも成功した。オスにしか効かないが、ゴキブリ退治の妙薬として使える可能性がある。

ゴキブリは普段の生活でフェロモンを活用しています。集合フェロモンは糞の中に含まれるフェロモンですが、これにより集団生活を行うことができます。逆に集団に危険を知らせる分散フェロモンなどもあります。雌が雄に対し求愛を表現するのは性フェロモンです。
この性フェロモンは93年に行動記録などから確認されていましたが、少量しかなく特定は困難でした。
今回、米コーネル大の元研究員、野島聡さんらのチームは熱を加えた質量分析法を編み出し、1万5000匹の雌を使ってこの性フェロモンを特定しました。この化合物は「ブラテラキノン」と名付けられたようです。
フェロモンに詳しい佐久間正幸・京都大農学研究科教授は「このゴキブリには性フェロモン以外に、仲間を見分けるものなど数種のフェロモンがあるので、使い方を工夫すれば、メスや子にも効果が上がるはずだ」と話す。
この性フェロモンを利用すれば餌で釣るゴキブリ誘引剤よりも強力なため少なくともオスのゴキブリは僕の目の前から消えてくれそうです。
ちなみに日本に生息するゴキブリの数は236億匹と推定されています。1人あたり200匹。勘弁して下さい(笑)
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2005.02.14
これってやはり普及していくんでしょうか。
Yahoo!NEWSより「クローンネコの代金36%安 米企業、顧客拡大狙いか」(共同通信)
1匹当たり5万ドル(約530万円)でペットのネコのクローンづくりを請け負ってきた米ベンチャー企業が12日、今後は代金を大幅に値下げし3万2000ドル(約340万円)で販売すると発表した。

クローン猫を販売しているのはアメリカのジェネティック・セービング・アンド・クローン社。
クローン猫をつくる(?)場合、一番問題になるのが生まれる確率です。体細胞クローンでは、ある程度の大きさにまで育てたクローン胚を仮親の体内に移植。体内で育て出産させるという方法をとっていますが、仮親の体内で上手く育たず流産したり死産するケースが多いのが問題でした。
正常なクローンが生まれる確率は通常の方法だとせいぜい数%とのこと。
これでは採算がとれないことと、多量の仮親を用意しなければいけないため批判も大きいということで他の企業は乗り出していません。
それに対し、この会社が使っている手法は「クロマチン移植」といわれる方法です。通常は分裂期にない体細胞を未受精卵に移植するのですが、この方法では分裂期に染色体が赤道面に集まっているときに移植します。これにより流産や死産の確率が大幅に小さくなるようです。
今回の根さあ下の理由について同社は、技術が向上し、代理の母親役のネコを多く確保しないで済むようになったといっていますが・・・。
発表によると、同社は今月8日、40代の男性顧客に、昨年死んだペットの雌ネコのクローンを販売。クローンネコの販売は昨年12月に続き2件目で、今後2、3カ月でさらに3人の顧客にクローンネコを届けられる見通しだという。
ただクローンについてはまだまだ解明できていない部分もあり、寿命も短いようです。
<参考>Genetic Savings&Clone,inc.
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2005.02.06
もし僕にヒトの性フェロモンをかぎつける能力があったら・・・間違いなく離婚されてるでしょう(笑) なんせ綺麗な女性とすれ違ったときにフッと振り返るだけで夕食のおかずが一品なくなります(笑)
Asahi.comより「2種類のセンサーでフェロモン感知 カイコの実験で確認」
カイコの成虫カイコガのオスが、メスの出す性フェロモンを遠くからかぎつけるのは、2種類のセンサーを組み合わせて使っているからだとわかった。高感度センサーの開発に役立つ可能性をもつ成果だ。東京大と京都大の研究チームが3日付の米科学誌サイエンス電子版に発表した。
昆虫の情報伝達手段としてのフェロモンの研究は1950年代からはじまりました。その中でもメスがオスをおびき寄せるために使う性フェロモンが最初に発見されました。始めにその物質が同定されたのはカイコガの性フェロモンでボンビコールと命名されました。
昆虫の性フェロモンは強烈で、1マイクログラムもあればオスが匂いをかぎつけるには十分だといわれています。数km先からでもオスが集まってくるとか。
多くの昆虫が性フェロモンを放出していますが、昆虫によって違った構造の分子を使っているため別の種のメスにおびき寄せられることはありません。
今回の研究では、オスが微量のフェロモンをどのようにして感知しているのかということが解明されました。着目したのは「BmOR2」というタンパク質。これを性フェロモンの受容遺伝子とともにカエルの卵細胞に組み込みました。
その結果、性フェロモンの受容遺伝子だけを組み込んだときと比べて数百倍の感度を示したとのことです。
人ではフェロモンの存在は確認されていないが、同じ寮に住む女子大生の生理の周期が同調するなど存在を示唆する現象は報告されている。東原助教授は「人の味覚では二つのセンサーがペアで働くものもある。嗅覚(きゅうかく)でも同様のしくみがあるのかもしれない」と話す。
明らかにフェロモンを放出してそうな女性はよく見かけますが(笑)
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2005.02.05
子どもの頃好きだった本にジュール・ヴェルヌの「海底2万マイル」がありました。でもよく考えると2万マイルって深度3万2000km。地球突き抜けちゃいますけど(笑) ネモ船長ってどこ潜ってるんでしょう。
YomiuriONLINEより「海底1万メートルは原始的微生物の天国、13種を発見」
世界で最も深い1万メートル以上の海底から、新種の微生物を13種も採取することに、日本の海洋研究開発機構など日英共同チームが成功した。
海洋に広く生息する近縁の微生物とは、8億―10億年前に枝分かれして、独自の進化を遂げたとみられる。研究者らは「海の最深部は、極限の環境に適応した微生物の天国だ」と驚嘆、4日付の米科学誌サイエンスに発表する。

02年秋の探査で、深海無人探査船「かいこう」がグアム島沖のチャレンジャー海淵(水深1万896メートル)の海底から持ち帰った泥を分析した結果のようです。
分析の結果。表面積10平方センチ、厚さ1cmの泥から有孔虫13種類449個体が見つかりました。大きさは平均0.1mm、最大でも0.7mmだったとのこと。すべて新種の有孔虫でした。
有孔虫はアメーバに近い単細胞生物で、珊瑚礁の海で見られる星砂はその死骸です。世界で5000種が報告されていますが、それらはほとんどが石灰質の硬い殻を持っています。ただ、今回発見されたものの99%は硬い殻を持っていませんでした。
1万メートルの深海というと、有機物などの栄養が少ないため、本来有孔虫は生息できないと思われていました。柔らかい殻をもつ有孔虫は浅い海では食べられてしまうため生き延びられず生息域が深海に押しやられたという説も出ているようです。でも、深いとこへ行きすぎだって(笑)
同機構の北里洋プログラムディレクターは「共生する細菌が栄養となる有機物を合成しており、極限環境に適応している。外敵が住めない環境なので、硬い殻は不要なのだろう」とみている。
共生させた細菌とともに光もない深海でひっそりと暮らしている・・・なんか荘厳なムードが漂います。
ちなみにこの深海無人探査船「かいこう」は世界で最も深く潜れる探査船ですが、03年に室戸岬沖を探査後に行方不明になっちゃいました。
<参考>海洋研究開発機構
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2005.02.02
娘(5歳)がよちよち歩きの頃、彼女が鳩に餌をあげたがったので近所の鳩の多いところへ連れて行ってパンを持たせました。するとみるみるうちに数十羽の鳩が彼女の体に群がってきました。それ以来どうも彼女は鳩がトラウマになっているようです(笑)
Yahoo!NEWSより「鳥類の頭脳は原始的でない、評価改めるべき=研究チーム」(ロイター)
国際的な鳥類専門家による研究チームが31日、鳥類は下等ではなく、頭脳も原始的ではないとして、科学者らは鳥類に対する評価を改めるべきとする報告を発表した。

ほ乳類の脳では大脳新皮質が発達しています。鳥類の脳もほ乳類と同様、体重に比較して大きな脳を持っていることは分かっていますが、鳥類の場合は大脳新皮質をつくらず構造的には爬虫類に似ているといわれています。
カラスなどを見ていると明らかに知能が発達しているようですが、鳥類の頭脳に関する解釈は100年前に定着しており、主に基本的な神経節から構成され、原始的な頭脳の機能と本能に基づく行動をつかさどっているとされてきました。
しかし、体の構造が違うため単純に鳥類の脳とほ乳類の脳を比較することはできませんが、鳥類の脳も脳内に占める大脳の割合は大きいことは分かっています。
最近の研究では、鳥類にはイヌやネコよりも高い知能があるとの結論に達しているものもあるようです。
研究の中心となった米ノースカロライナ州デューク大学のエーリッヒ・ハルビス氏は、鳥類の頭脳はより人類のものに似かよっており、基礎的な神経節は原始的な領野ではないと指摘。
鳥がどのようにして歌や人の言葉のまねをするかを研究する同氏は、鳥は歌、人の言葉の模倣などをコミュニケーションの方法として利用することもできるし、数を数えることもできると述べた。
カラスなどは、もしかしたら娘(5歳)よりも賢いかもしれません(笑)
<参考>「カラスの知能はチンパンジーなみ」(サイト内リンク)
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2005.01.29
わが家の娘(5歳)と息子(4歳)に最も気を使うのは「不公平にしない」ということです。特に食い物の恨みは恐ろしいようで、昨日もミートボールの数が違うといって大泣きしていました(笑)
CNNより「差別待遇、相手が友人なら許せる? チンパンジー研究」
不公平な扱いを受けると腹が立つけれど、得をした相手が家族や友人なら我慢しよう――。人間社会ではよくある状況だが、チンパンジーの間でも同様の行動がみられるとの研究結果を、米国の研究者らがこのほど発表した。

この研究成果を発表したのは米エモリー大のサラ・ブロスナン氏ら。
同氏らのチームは以前にオマキザルの研究で、サルが不公平な扱いをすると不満を示すとの結果を報告していました。
今回はチンパンジーが不公平な扱いに対してどのような反応を示すかを調べたようです。チンパンジーにプラスティックの棒を渡し、それをきちんと返すと褒美として餌を与えるという実験を繰り返しました。
この時、チンパンジー2匹に同じ作業をさせた後、片方にはブドウなどの餌を与え、もう片方にはキュウリやセロリなど見劣りする餌を与えたところ、もう1匹をよく知っているかどうかによって、異なった反応を示すことが分かったとのことです。
見劣りする餌をもらったチンパンジーは、その後作業を拒否したりするなど明らかに不満を示す態度をとったのですが、いい餌をもらった相手が長年連れ添ってきた仲間だったりすると、こうした態度は見られなかったとのこと。
ブロスナン氏らはチンパンジーの反応について、「人間の行動が相手との関係によって左右されるのと同じ」と説明する。霊長類の進化の歴史の中で、オマキザルは約4000万年前、チンパンジーは500―700万年前に、人類と枝分かれしたとされる。チームによれば、相手との関係を測る高度な判断力は、この間のいずれかの時点で発達した可能性が高いという。
もしかしてうちの娘と息子はオマキザルなみなんでしょうか(笑)
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2005.01.20
子どもがいる今は全員でフトンで寝ていますが、子どもができるまではベッドでの生活でした。ただ、僕が起きた後にベッドをきちんと直さないのでいつも妻に怒られていましたが・・・
UkTodayより「ベッド・メーキングが面倒な人には「願ったり叶ったり」!?――起きてほったらかしの寝床はダニの繁殖を防ぐ!」
英国のティーンエージャーの99%は、朝起きても乱れたシーツやふとんをそのままにしておくとされるが、一見だらしないだけのこのような寝床は、毎朝きちんと整頓される寝床に比べてダニの繁殖が抑えられるという研究結果が発表されたことが伝えられた。
この研究を発表したのはキングストン大のスティーヴン・プレットラヴ博士。ボランティア36人に様々な種類のダニを持ち帰ってもらい、それぞれのダニの異なる環境での生態を調べたとのこと。
もちろんダニを放し飼いにしたのではなく、外気に通常通りふれることはできるが外へは逃げられない特殊な容器に入れておいたそうですが(笑)
その結果、毎朝きちんと整頓されるベッドは適度な温度と湿度が保たれるため、ダニの好む環境となる一方、乱れたまま放ったらかしのベッドはシーツの表面が空気にさらされ乾燥して、ダニが繁殖しにくい環境になり、最終的にはこのようなベッドのダニは干からびて死んでしまうケースが多いことが分かったという。
ダニが好む環境は、温度が20−30度、湿度60%以上の状態です。
きっちりベッドメーキングすれば、湿度が適度に保たれるけど掛け布団やシーツを散乱させておくと、天日干ししたのと同じ事になるからでしょうか。
それにしても不精者には最高の言い訳ですね(笑)
でも、やっぱり天日干しをこまめにするのがいいんでしょうね。
ちなみにダニって分類すると50万種以上います。
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2005.01.16
やはり深海に住む生物で心ひかれるものといえばダイオウイカでしょうか。
YoimiuriONLINEより「ダイオウイカの生態解明、海洋研究開発機構が探索へ」
深海に棲む巨大な生物「ダイオウイカ」の神秘の生態を解明するため、海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)が17日から沖縄近海で海中を探索する。調査船「かいよう」から探査カメラを深海に降ろし、遊泳する巨大イカの直接撮影を狙う。
世界各地に巨大イカ(クラーケン)の伝説がありますが、そのもととなっているのはダイオウイカだと思われます。
ダイオウイカは世界のあちこちで死骸が発見されていますが、どの位大きくなるものなのかはあまり定かではありません。一説には20mをこえるものもあったとか。正確に分かっているものでも1993年にノルウェーで体長13mのものが報告されています。
このダイオウイカ、生態もほとんど分かってはいません。マッコウクジラの胃の中から発見されていることから、おそらく深海200−1000m位に生息しているといわれています。世界中にどの位いるのか、何種類のダイオウイカがいるのかなど謎だらけの生物いってもいいでしょう。
おそらく平均寿命は2−3年で、一度子を産むと死ぬのではといわれています。ただ、その程度の年数でどうしてそこまで大きくなれるのでしょうか。
海洋研究開発機構のドゥーグル・リンズィー博士らは、曳航式の深海無人探査機「ディープ・トウ」に高解像度カメラを取り付け、水深400―1000メートルの範囲を17―26日の間探査する。
生きたダイオウイカの生態を観察できればすばらしいですね。
イカ焼き何人分ができるんだろう(笑)
ただ、アンモニア臭くて食べてもまずいらしいですけど(笑)
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2005.01.11
Yahoo!NEWSより「「ヒーター付き」の目が決め手=深海でも視力維持−メカジキやマグロ・豪大学など」(時事通信)
メカジキやマグロの一部が、暗く冷たい深海でも素早く動く魚を捕らえられるのは、目や脳の中枢神経の温度を高く保ち、視力を維持しているためであることが分かった。オーストラリアのクインズランド大や米海洋大気局などが、11日付の米科学誌カレント・バイオロジーに発表した。
魚類は人間より色彩を豊かに感じることができる錐体細胞をもっているため体色もあざやかだとは聞いたことがありますが、眼の働きに関しては哺乳類よりはるかにうえのようです。
暗いところでも目が見えるのは桿体細胞が発達しているからというだけではないんですね。確かに動くものを捕らえなければいけないので視力が働く必要はあると思います。
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2005.01.09
息子(4歳)の好きな戦隊シリーズの敵が、最後に必ず巨大化するのはなぜでしょうか(笑)。
Yahoo!NEWSより「百万年で空前の巨大化=絶滅ワシ、ニュージーランドで−化石を分析・国際チーム」(時事通信)
ニュージーランドにかつて生息し、約700年前に人間が流入して絶滅した超巨大な「ハーストワシ」は、ワシ・タカ類のうち大型のイヌワシ属ではなく、世界最小級のヒメクマタカ属に最も近いことが分かった。英オックスフォード大などの国際研究チームが8日までに、骨の化石のDNAを分析した成果を米生物学誌プロス・バイオロジーの電子版に発表した。
研究によるとニュージーランドに生息していた体重10−15kgのハーストワシのDNAを現存する16種類のワシやタカのDNAと比較した結果、オーストラリアに生息する体重約1kgのヒメクマタカに最も近かったそうです。
ハーストワシは羽を広げると2−3mにもなる巨大なワシでした。一方ヒメクマタカは体長50cmほどでこの種の鳥類としてはさほど大きい方ではありません。
動物が孤立化した島で進化すると島嶼化という現象がおこり、大陸などに生息する動物とは異なった進化をすることがあります。ただこの場合は、飛べる鳥類であることや、島嶼化では大抵の場合は狭い島に順応するために小さくなることが多いのですが、巨大化しているということで珍しい例だと思います。
100万年前にニュージーランドにすみ着いた小さな祖先が、地上に敵となる動物がいない環境で、10〜15倍に大きくなったらしい。こうした急速な巨大化は、鳥や獣では極めて珍しいという。
戦隊シリーズの敵も数秒で進化してるんでしょうか(笑)
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2004.12.26
息子(4歳)は動物園のペンギンが大好き。ペンギンを家で飼いたいと叫んでいました(笑)。
Yahoo!NEWSより「ペンギンに同性ペア多い? 国内水族館などで調査」(共同通信)
飼育されているペンギンでは同性同士とみられるペアが珍しくない−。こんな調査結果を、立教大理学部の上田恵介教授(行動生態学)らが25日までにまとめた。「性別判定が難しいため野生での状況が分からず比較できないが、飼育下だと同性ペアをつくりやすくなる可能性がある」と上田教授。施設ごとの平均飼育数が20羽程度と少ないため雌雄のバランスが偏り、同性ペアを組みやすくなっていることなどが考えられるという。
男女比が偏ると同性愛がさかんになるっていうのは初期の江戸の町なんかと似てますね。妻がこの間まではまっていたらしいドラマ「大奥」の家光も有名な男色家ですよね。
ただペンギンは基本的には一夫一婦制で一度カップルになったオスとメスは滅多なことで相手を変えず毎年同じカップルを作る動物です。
営巣地から離れて一度バラバラになった夫婦も、オスが先に営巣地へと戻りメスが帰ってくるのをひたすら待ちます。わが身を見ているようですが(笑)
国内で最も多く飼育されているフンボルトペンギンは、大きな群れで飼う方が死亡率が低く、ひなもよく育つとの調査もあり、水族館関係者は「国内のペンギン飼育の現状は望ましいとは言えない。費用など難しい点があるが、改善を進めるべきだ」と指摘している。
動物園の愛らしいペンギンも同性愛だと思うとちょっと・・・(笑)
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2004.12.22
先日、久しぶりに鯨肉を食べました。僕らの世代にとっては懐かしい味ですが、娘(5歳)は一言「ふつうのお肉がいい」(笑)
YomiuriONLINEより「北太平洋に謎の歌声、新種クジラか」
これまで知られているどの種類のクジラとも違う声で“歌う”謎のヒゲクジラが、北太平洋に生息していることが、米ウッズホール海洋研究所の研究で明らかになった。海洋学の国際専門誌「ディープ・シー・リサーチ」の最新号に掲載された。
クジラは1年前に発見されたツノシマクジラを含めて現在84種類が知られています。大きく分けると歯クジラと髭クジラに分けられます。
これらは音声でコミュニケーションをとっていると言われていますが、それが感情を表現しているだけのただの鳴き声なのか、言語のようなものをもっているのかについてははっきりとは分かっていません。世間では言語のようなものの存在が何故か信じられていますが・・・。
この2種類のクジラのうち歯クジラは100−150kHz、髭クジラは10-15Hzの周波数の音を発しています。どちらも人間にはほとんど聞き取れない音です。
研究チームによると1989年から米海軍の対潜水艦用音響監視システムや水中聴音器による調査で52Hzの周波数のクジラの声が観測され続けているとのこと。声の性質は髭クジラ特有のもののようですが髭クジラにしては明らかに高すぎる音だということです。
声の重複や“会話”が観測されていないことから、既知のヒゲクジラの中に、風変わりな1頭がいるとの見方もある。しかし、声の主の航跡が毎年異なり、速度や距離の変化が大きいことから、研究チームは「新種のクジラが複数個体いる可能性がある」としている。
新種のクジラが発見されることは不思議ではありません。
ちなみにクジラの耳は目の後の小さなくぼみにありますが、中は耳あかでふさがっています。鋭い聴覚をもつクジラですが、実は音を聞く仕組みもまだ完全に解明されているわけではありません。
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2004.12.14
そろそろ年末、大掃除です。妻には「カバみたいにごろごろするな!」と怒られる季節なのでカバさんにはとっても親近感を持ってます(笑)
CNNより「カバが10カ月の逃避行 南アフリカ」
今年2月に南アフリカ・ケープタウン近くの自然保護区から逃げ出したオスのカバがこのほど、約10カ月後にやっと捕獲された。ヒューゴやフーディ二の愛称で呼ばれるこのカバは、年上のボス・カバにいじめられ、10カ月前にロンデブレイ自然保護区の破れたフェンスから逃走した。今月9日に、約3時間半にわたって水路やアシの茂み中を逃げ回り、6本の麻酔銃を撃たれた末に、捕獲された。
カバは哺乳類偶蹄目カバ科カバ属。なんとも間抜けな印象を受けてしまうんですが(笑)
カバといえば「まきふん」。動物園のカバの前にも「糞をまくことがあります」という注意書きが。基本的には特に緊張したオスがする行動ですが、他のオスがなわばりに侵入してきたときに行います。相手がそれでも退かないと大口を開けてひたすら戦うことになります。
ちなみに遺伝子的にはクジラにもっとも近いともいわれています。
しかしこのカバ。10ヶ月間もどこでどうしてたんでしょうか。
ヒューゴは今後、ケープタウンから東へ1000キロ離れた、民間の自然保護区に放される予定。ヒューゴはここで、群れのボスになると見られている。10カ月間の行動内容は不明。
ちなみに他のカバよりも大きく口を開けることができるカバがボスになるとの話もありますが、真偽は不明(笑)
<参考>「カバの赤い汗」(サイト内リンク)
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2004.12.12
Asahi.comより「南米フサオマキザル、石でヤシ割る 英米チーム観察」
ブラジルの野生のフサオマキザルが、日常的に石を使ってイモ掘りやヤシの実割りをしていることが、英米などの2チームの観察でわかった。ヒトに近いチンパンジーが、野生でも石や小枝などの道具を使っていることは知られていたが、類人猿以前から道具の使用が始まっていたことが確実になった。

霊長類学では霊長類の中の真猿類を、ヒト、類人猿(テナガザル、ゴリラ、オランウータン、チンパンジーなど)、コロブス類、オナガザル類、マーモセット類、オマキザル類に分類しています。
このフサオマキザルは体長約50cm前後の小さなサルで、真猿類ですがヒトにより近い類人猿ではありません。
道具を使う動物はラッコなど高等な霊長類以外にもいますが、道具を使うことの理由と結果を認識して使うことができる動物はヒトやチンパンジーなどに限られているといわれていました。カラスは例外ですが(笑)
ヒトや類人猿以外のサルが道具を使うこととが分かったことは、進化の過程において類人猿以前から道具を利用していたことの裏付けになります。
ケンブリッジ大の研究チームはブラジル北部の40平方キロの範囲にいる複数のグループを観察しました。
石を使って食料を入手した例が154回あり、そのうち65%は、地中のイモや木の根、昆虫を石で掘り出していた。19%は石をハンマーのように使い、種や木の根、枝を砕いていた。米ジョージア大などのチームによる03年の4日間の観察でも、大きな岩の上にヤシの実を置き、石を打ち付けて割って食べるグループが見つかった。
冷蔵庫の下に入ったビー玉をとれないと騒いでいた息子(4歳)に教えてやりたい(笑)
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2004.11.17
子どもの頃、忍者の本を読んで本気で水蜘蛛を作ったことがあります。忍者が足に履いて水の上をあるくあの大きな丸い下駄のようなものです。結果は、もちろんあえなく沈(笑)
Yahoo!NEWSより「トカゲの水上走行、秘訣解明=後ろ脚で体重以上の反発力−米大学」
中米の熱帯雨林に生息するトカゲの一種が、伝説の忍者のように水上を走る詳しいメカニズムを、米ハーバード大の研究チームが16日までに実験で解明した。
水面を走るトカゲとは中米に生息するイグアナの一種、バシリスク。全長60−70cmですが体長の半分を尾がしめています。通常は熱帯雨林の木の上で過ごしますが、敵に襲われそうになると2本の後ろ足で立って走り出します。そのとき、短距離ですが水面を時速12km前後で走ることができます。
長い後ろ足の指先には剛毛が生えていて、これが水面を走るときに表面積を広げるのに役立っているようです。水面を走行するときには1秒間に20回くらいの足の動きをしています。これこそ、「沈む前に次の足を出す」。水面走行の基本ですね(笑)
最初に後ろ脚で水面をほぼ垂直にたたく際、体重を1割上回る上方への反発力を生み出しているのが秘訣(ひけつ)。研究成果は米科学アカデミー紀要の電子版に掲載される。
バシリスクを研究しても忍者にはなれないんでしょうか(笑)
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2004.11.14
海釣りは全くやらない僕は(川は大好きなんですが)、「左ヒラメに右カレイ」か「左カレイに右ヒラメ」かいつも頭が堂々巡りをします(笑)
Asahi.comより「ヒラメの天敵はイシガニ 幼魚激減の謎、水産総研が解明」
放流されたヒラメの子供の多くはイシガニに食べられてしまっていることが、独立行政法人水産総合研究センターの調査で明らかになった。同センターによると、放流ヒラメの数が減る原因が解明されたのは初めて。

漁獲目的で放流する幼魚の数はヒラメがトップのようです。このヒラメの幼魚、毎年2000万匹(!)も放流していますが放流直後に幼魚の数が急減する減少があったとか。
イシガニに食べられていたんですね。確かに食ってくれといわんばかりだ。
イシガニは潮干狩りなどに行くと普通に見つけることができるカニです。大きさは数cm位。甲羅の形が円形で碁石のように見えることからこの名がつきました。
水産総合研究センターは01年と02年に新潟県の佐渡島で、全長6センチ前後のヒラメを約5万匹放流。追跡調査した。放流後1週間で7割以上が姿を消したため、周辺の海域にすむ肉食動物の胃を調べたところ、減ったヒラメの半数以上はイシガニに食べられていたことが明らかになったという。
ヒトに食べられるために放流されたヒラメの幼魚の大部分がイシガニに食べられる。なんだかもののあわれを感じます。
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2004.11.13
わが家には人間集蚊装置の娘(5歳)がいてくれるので夏の夜でも僕は安心です(笑)
Yahoo!NEWSより「音に誘引される蚊確認 宮城琉大名誉教授」(琉球新報)
カエルの鳴き声を感知し、吸血行動を開始する蚊の生息を、宮城一郎琉球大学名誉教授(東南アジア・南太平洋蚊族研究室長)がこのほど、西表島で確認した。蚊は一般に、動物が吐く二酸化炭素の濃度や体温、体臭に誘引されることが知られている。同氏によると、音による誘引は世界で初めての発見。
音に引かれる蚊がいることは驚きです。
蚊を吸引する原因といえば一般的には呼吸で排出される二酸化炭素や体温が知られています。それ以外にも汗とともに分泌されるL−乳酸が蚊に刺されやすいかどうかの個人差の一因になっています。
宮城氏は今年6月、西表島の古見森林周辺で同島に生息する8種類のカエルの鳴き声を一晩中放送し、隣に吸引式の捕獲機を設置した。比較のため、約10メートル離れた地点に同じ捕獲機を設置。採取された蚊を比較した。その結果、五夜で、鳴き声のそばの捕獲機で、マクファレンチビカ580個体、ルソンコブハシカ39個体、ハラグロカニアナチビカ19個体と、蚊の近縁のケヨソイカ科のヤマトケヨソイカ106個体が採取された。すべてが吸血する雌の蚊だった。一方、鳴き声のない捕獲機では、これらの蚊は、ゼロまたは1個体採取されただけだった。
蚊はある周波数帯の音を嫌いますから不思議ではないのかもしれません。全ての蚊ではないのでしょうが。ここに出てくる蚊は全然知りません(笑)。
でも、他の蚊もそんな性質を持っているとしたら、これから蚊にさされないように静かに暮らした方がいいのでしょうか(笑)
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2004.09.26
娘(5歳)と息子(4歳)の通う幼稚園にはクジャクがいますが、かわいそうなほど目立ってません。むしろニワトリなんかのほうが目立ってます(笑)
毎日新聞より「クジャク:メスのオス選び 飾り羽でなく鳴き声がポイント」
クジャクのメスが交尾相手のオスを選ぶポイントはきらびやかな飾り羽ではなく、鳴き声だったことが東京大大学院総合文化研究科の高橋麻理子特任研究員(28)らの研究で明らかになった。91年に英国の研究グループが発表した「飾り羽の目玉模様の数が多いオスほどもてる」とする説が定説となっていたが、これを覆す結果だ。
動物の世界では雄がきらびやかで雌が地味なのが多く、すべて求愛行動に関係があるといわれてきましたがクジャクに関しては関係ないという調査結果です。
クジャクには2種類ありマクジャクは中国南部からマレー半島に書けて分布し、インドクジャクはインドに多く分布しています。マクジャクの羽は緑色、インドクジャクは藍色をおびています。
クジャクは繁殖期になると雄が求愛行動を行い雌の気を引きますが、実際に交尾できる雄は20%以下といわれています。可哀想な大多数(笑)
同大学院の長谷川寿一教授(認知行動科学)のグループは95年から、静岡県伊東市の伊豆シャボテン公園で放し飼いにされているインドクジャクを観察し、英グループの結果の追認を試みたが、目玉模様の数とメスの配偶者選択の間には相関が見られなかった。
その他飾り羽の長さや対称性、羽の動き、縄張りの広さなどすべて交尾行動との相関は見いだせなかったとのことです。
02年からは繁殖期特有の「ケオーン」「カー」という2種類の鳴き声に着目し、オス17羽の鳴き声と交尾行動の相関を調べた。その結果、「ケオーン」「カー」の音節が5回以上続くオスが高い確率で交尾に成功していることが分かった。また、5音節以上連続して鳴くオスほど、男性ホルモンのテストステロン濃度が高かった。
おしゃべりな雄ほどもてるんでしょうか。人間社会をみてるような。今は寡黙な男よりは楽しいしゃべりのできる人がもてますもんね(笑)
でもあの飾りはなんのため?
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2004.09.25
実家は古い家だったので毎晩のように屋根裏でネズミとイタチが追いかけっこする音が聞こえていました。でも突然無音になるんですよね。何が起こっていたのか(笑)
Yahoo!NEWSより「災害に「救助ネズミ」 米グループが実用化研究」(共同通信)
25日付の英科学誌ニューサイエンティストは、米国防総省の研究機関の財政支援を受けた米フロリダ大などの研究グループが、ネズミの臭覚の鋭さや狭い場所にも入り込める特性に着目、地震などの災害でがれきの下敷きになった人を探し出す“救助ネズミ”を実用化しようと研究を進めていると報じた。
ロボットではありません。本物のネズミです。救助犬でなく救助ネズミを作り上げようというプロジェクトです。ネズミが好みのにおいをかいだときの神経系統の信号を特定したことが研究の発端となったようです。
人のにおいを探すよう訓練したネズミの脳の臭覚をつかさどる部位などに電極を埋め込み、背中には電極と連動した小型の信号送信機を装着する。
ネズミが人にたどり着けば、脳波の信号が送信機を通じて救助隊に送られ、位置を特定できるようにする仕組み。
ネズミの脳に電極を埋め込み、ある特定のにおいをかいだときに報酬中枢を電気で刺激することにより人間のにおいを探索するようにネズミを訓練しています。救助を求める人を見つければ、「ここ掘れチューチュー」とやるのではなく、その脳波シグナルを背中に固定した送信機から直接人間の持つ受信機に送るようです。
すでにTNTなどの爆発物では成功しているとのこと。
犬などより小回りもきき、ロボットに比べて障害物などに柔軟に対処できるのは確かでしょう。災害の時にはそこら中をネズミがはい回るんでしょうか。
しかし、脳に電極を埋め込んで背中に送信機を固定したネズミってもはやサイボーグの世界ですね。動物愛護団体からクレームがつきそうです(笑)
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2004.09.22
子どもとザリガニ釣りをして遊んでいるとカメが釣れてしまいました。息子(4歳)がいじめようとするので「そんなことをしてはだめだよ」と助けてあげたのに、いっこうにカメは恩返しにやってきません。首を長くして待ってるんですけど(笑)
WiredNEWSより「絶滅危惧種アカウミガメを衛星で追跡」
希少種のアカウミガメが行方不明になるまでの数日間の足取りを、国際的な科学者チームが追跡しようとしている。1匹のアカウミガメが、人工衛星によって不自然な移動パターンが観測された後、完全に姿を消してしまったのだ。
このアカウミガメには7月末から発信器をつけてありました。ところが8月半ばに海面付近にいることが確認されてから1週間後の23日にアフリカ沖のカーボベルデ諸島の近くで行方不明になったそうです。
プロジェクトのメンバーは密猟者に捕まったか、網にかかった可能性を指摘しています。
責任者を務めるマイケル・コイン氏は、次のように説明する。「一連のあのような信号を発信したということは、何らかの理由でウミガメが海面にずっといたことを意味している。それに加え、通常よりも速いペースで決まった方向に移動していたということは、ウミガメがボートに乗せられていたと考えるのが筋だ。
絶滅危惧種に指定されているアカウミガメは日本でもおなじみのカメです。世界中の温帯や熱帯に分布しており、日本では徳島県日和佐町、御前崎町、日南海岸、屋久島などが主な産卵場所となっています。
甲羅長は70−100cm程度。前肢で水をかいて泳ぎ、後肢は方向舵としてのみ働いています。最近は産卵場所の護岸工事やオフロード車の乗り入れなどが問題となっていますし、世界的にも食用や観賞用の密猟、トロール漁船などの網にかかり生息数は激減しています。
ちなみに、産卵時のカメの涙といわれるものは浸透圧の関係上体外に放出せざるをえない塩分でカメの場合塩類腺が目頭に位置しているために涙に見えます。産卵時だけでなく水中でも常に流してます。
<参考>アカウミガメ追跡プロジェクトseaturtle.org公式サイト
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2004.08.30
飼い主が留守にすると妻の実家の犬はとても寂しそうにしてます。でも猫は全然平気です(笑)。
CNNより「見慣れた顔で寂しさ和らぐ ヒツジで実験」
ひとりぼっちで寂しい時、家族や友人の写真に慰められたことのある人は多いはず。こうした効果は人間だけでなく、ヒツジでもみられることが、英グループの研究で明らかになった。
ヒツジという選択が微妙ですね(笑)。バブラハム研究所のキース・ケンドリック教授らが40匹のヒツジで実験したそうです。
ヒツジを暗い小屋に隔離し、仲間のヒツジの顔や単純な図形などを見せて反応を観察。ストレスの変化を調べるために、鳴き声をあげる回数や動き回り方、心拍数を記録した。さらに血液を採取し、ストレスの指標となるアドレナリンやコルチゾールといった化学物質の濃度を測定した。その結果、見慣れた仲間の顔を見ると、ヒツジのストレスが弱まるとの結果が出たという。また、ヤギの顔や三角形を見せると興奮状態を示すのに対し、仲間の顔ではこれが鎮まることも明らかになった。
体内にはストレスに関連して分泌が変化するいわゆるストレスホルモンがあります。代表的なものとしては循環器系に作用するアドレナリンやノルアドレナリン、糖代謝に関係するコルチゾールなどがあります。これらを測定することで、どの程度のストレスを感じているかを調べることができます。
羊は臆病者のイメージが強いですが、やはりストレスに敏感なのでしょうか。ちなみに僕は未年生まれの牡羊座です(笑)。
ケンドリック教授は「サルやヒツジに顔を見分ける能力があることはすでに知られているが、ほかの動物でも犬などは似たような能力を持っているとみられ、同様の反応を示すことが予想される」と話している。「ペットが留守中に興奮したり家の中を荒らしたりするような場合、飼い主の写真を残しておけば鎮静効果があるかもしれない」と、同博士は語る。また、幼い子どもが親と離れる時も、写真を持たせておけば寂しさが和らぐ可能性があるという。
家を留守にするときは犬小屋の前に飼い主の写真をつるしておくのも一つのてなんでしょうか(笑)。
でも、幼い子どもは逆に里心を持つようなきがするんですけど。
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2004.08.28
その昔、友人が飛び出してきたタヌキをよけそこねて田んぼに車をつっこんだことがありました。あまりの損害の大きさに泣いていました(笑っちゃいけないかな)
YomiuriONLINEより「ふんでライオンの存在感!JR盛岡、動物よけ薬剤開発」
シカやタヌキなど野生動物と列車の衝突事故を減らそうと、JR東日本盛岡支社がライオンのフンを使った動物よけの薬剤開発を岩手大に依頼した。
水に溶かしたフンを岩手県内の山間部の線路で試験散布したところ、半年にわたって事故ゼロだったのがきっかけ。同支社は「動物保護の観点からも事故はなくしたい」と薬剤完成を期待している。
動物が車や列車にはねられるのは可哀想になります。ぜひとも完成させてほしいものです。
でもなんでライオンのふんなんでしょうか。岩手のシカやタヌキはライオンをご存じなんでしょうか(笑)。誰が思いついたのかとっても気になります。
試験散布は昨年12月から今年3月にかけ、山あいを縫うJR釜石線で実施。シカやタヌキとの衝突がたびたび起こる約2キロの区間に、水に溶かしたライオンのフンをまいた。その結果、“天敵”の存在をかぎとったのか、6月まで事故が1件もなかった。
岩手のシカやタヌキにとってライオンは「天敵」だったんですね。
最初にこれを行ったのはJR西日本の和歌山支社のようです。なるほど白浜にはアドベンチャーワールドがありますからきっとそこからふんをもらってきたんでしょう(笑)。
依頼を受けた岩手大農学部の松原和衛助教授は「半年間も効果が続いていることから、シカはにおいではなく、フンに含まれる何らかの成分を忌避しているとも考えられる。その成分をつきとめ、刺激臭の少ない薬剤を開発したい」と話している。
ライオンにかぎらず肉食動物に共通のなにかの成分があり、彼らはそれを避けてるのかもしれませんね。
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2004.08.24
なんかタイトルと記事の内容がちぐはぐですね。
毎日新聞より「巻き貝:貝の巻き方、関与の物質解明 東大チーム」
巻き貝の右巻きと左巻きを決めるのは、細胞骨格を構成するたんぱく質線維「アクチン」が深くかかわっていることが、黒田玲子・東京大総合文化研究科教授らのチームが明らかにした。24日発行の国際学術誌「カレント・バイオロジー」に発表した。
巻き貝の9割は右巻きです。別にコリオリの力が働いているわけでなく南半球でも右巻きです(笑)。巻き貝の仲間のカタツムリもほとんどは右巻きです。この右巻きと左巻きに関する調査のようですが
研究チームは、タケノコモノアラガイの受精卵で、細胞の形態を維持するアクチンの生成を阻害したところ、受精卵は右巻きにも、左巻きにもならず死滅した。卵割段階で、アクチンが巻き方を決めている可能性が高いという。
なんでしょうか。アクチンの生成を阻害したら死滅したのでアクチンが巻き方を決めているというのは少し説明が不足しすぎてませんでしょうか(笑)。アクチンはどの真核生物ももつタンパク質です。阻害したら死んじゃうのはすごくうなずけますが。
むしろ面白かったのは後半部分です。
また、卵割の初期段階では、右巻きと左巻きは、卵割の進み方に差があることも判明した。4細胞から8細胞へ分裂する際、右巻きは最初から右へねじれながら分裂したが、左巻き貝は途中まで右巻きでも左巻きでもない対称な形で卵割が進み、最後に左へねじれた。
左巻きの場合は卵割の最終段階までねじれないんですね。
黒田教授も「今回の研究成果を、巻き型遺伝子の決定につなげたい」と話されてることですし、この成果を貝の巻き方を決める物質を解明したとして記事にしたのはちょっと新聞社の勇み足かなとは思いますが。
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2004.08.15
わが家でも庭にできたアリの巣と妻が先日、格闘しておりました。
YomiuriONLINEより「豪で巨大なアリの巣発見、全長100キロも」
オーストラリアのメルボルンで、全長100キロにも及ぶ巨大なアリの巣が見つかった。豪モナシュ大のエリサ・スア博士らが発表した。
このアリは「アルゼンチンアリ」。原産地のアルゼンチンでは異なる巣のアリが攻撃し合うため、巣は数十メートルにしかならない。オーストラリアに移入したものは遺伝的な変化によって性質が温和になり、隣同士が融和しながら巨大化したらしい。
全長100kmのアリの巣ですか。アリの巣ころりでは対処できませんね(笑)。隣同士が融和しながら大きくなったって、なんかM&Aで大きくなるどこかの会社のようです。
アルゼンチンアリは、世界に広がりながら土着のアリを駆逐し、植物や他の小動物の多様性まで脅かすため、国際自然保護連合によって悪質な外来種100種にも指定されている。
日本でも1993年に広島県廿日市市で最初に発見されて以来、広島県の他地域や山口県遠くは兵庫県でも生存が確認されています。生態系の影響が心配されているようです。
このアルゼンチンアリは他のアリと違い、ひとつの巣に多数の女王アリがいること、巣の間での干渉がないこと、巣の場所を選ばず屋内や戸外のちょっとした隙間にでも巣をつくることから非常に強い繁殖力を持っています。
屋内にもどんどんとやってくるようです。
願わくば日本では全長100kmの巣を作りませんように。
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2004.08.11
日本にはチンパンジーの「アイ」がいますがアメリカにはゴリラの「ココ」がいます。
CNNより「約1000語を「話す」ゴリラ、手話で歯痛を訴え」
米サンフランシスコ郊外にあるゴリラ財団で、約1000語のアメリカ手話(ASL)を「話す」ことで知られる雌ゴリラの「ココ」が、口が痛いと合図で示し、人間と「会話」することに成功した。

実は僕も数日前から歯痛で苦しんでます。他人ごととは思えません。人じゃないですけど(笑)。
1976年に設立されたゴリラ財団はゴリラの保護を目的とした財団です。ここで行われているココ・プロジェクトは手話(アメリカン・サイン・ランゲージ)を通じてゴリラとコミュニケーションをとろうとする試みで現在では1,000近くの語彙力を持っているようです。
体重約150キロのココは、33歳の誕生日を迎えた7月4日すぎから、飼育係らに「痛み」を訴え始めた。飼育係らは、1─10までの数字で痛みの度合いを示す表を使って、ココに「問診」。ココが「とても痛い」を意味する「9」や「10」を頻繁に指すようになったため、歯科診療を開始した。麻酔治療が必要だったため、それに伴う全身の健康診断も行った。
歯痛の苦しみはゴリラにとっても同じ事なんですね。僕も9か10です(笑)。3人の歯科医と3人の麻酔医、2人の獣医のほか、耳鼻科医、心臓医、消化器医、婦人科医の12人の医師団で葉の治療の他健康診断も行ったとのこと。医師が名刺を差し出したところココは名刺を食べちゃったとか(笑)。名刺差し出すほうもどうかと思うんですが。
<参考>ゴリラ財団
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2004.07.27
Yahoo!NEWSより「酵素の「毒」を敵に注入 仲間を守る兵隊アブラムシ」(共同通信)
アブラムシの中で捕食者を攻撃して集団を守る「兵隊アブラムシ」は、体内でつくる消化酵素を毒に流用し、敵に注入していることが産業技術総合研究所(茨城県つくば市)のグループによる26日までの研究で分かった。

動物で毒をもつものはほ乳類や鳥類などの高等動物にはほとんどなく、ヘビなど爬虫類、ヒキガエルなど両生類、ハチなどの節足動物のように身を守るすべの少ない動物たちがもっています。
昆虫類の毒といえばやはりハチでしょうか。ハチの場合は毒で人が死ぬわけではなくハチに刺されたときに体内にできるIge抗体というものがアレルギー反応をおこすのが原因です。ハチの毒の成分はアミン、ペプチド、酵素などの混合物のようですが詳しくは分かっていません。
この調査では兵隊アブラムシが対象になっています。アリなどと違いアブラムシが社会性をもった昆虫であることが確認されたのはそれほど昔のことではありません。アブラムシは同じ親から単為生殖によって生まれますが、この中に普通に脱皮・生長して生殖に参加する個体とコロニーに侵入してきた外敵を攻撃する脱皮成長しない個体に分かれます。この兵隊アブラムシの毒が今回の研究のテーマのようです。
遺伝子の働き方の違いを調べると、兵隊アブラムシはほかの虫と比べ、消化管内で、タンパク質を分解するカテプシンBという酵素をつくる遺伝子が特によく働いていた。アブラムシに攻撃されて死んだガの幼虫を分析すると、この酵素が大量に検出され、毒として使われていることが分かった。
酵素だけを毒としているわけではないと思いますが、酵素が毒として働く過程を詳しく調べれば殺虫剤などに応用がきくかもしれません。
<参考>産業技術総合研究所
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2004.07.25
つまらない会議の途中はあくびをこらえるのに必死ですが、誰かがあくびをしちゃったらもうダメ。連鎖反応です。
YomiuriONLINEより「チンパンジーもあくび“伝染”、人間以外で初めて確認」
チンパンジーも、人間のようにあくびが“伝染”することが、京都大学霊長類研究所(愛知県犬山市)の松沢哲郎教授らの実験で確認された。人間以外の動物であくびの伝染が認められたのは初めて。「他者に共感する能力」の高さを裏付けているという。英国王立協会報の最新号で発表した。

京大の霊長類研究所はあの天才チンパンジー親子「アイ」と「アユム」のいるところですね。
あくびの伝染は部屋の中の酸素が不足しているのが原因だと思っていましたがそればかりでもないようですね。
松沢教授らはチンパンジーの雌6頭に、他のチンパンジーがあくびをしているビデオ映像を繰り返し見せてあくびの回数を観察したそうです。
その結果、あくびの回数は、口を開けただけのあくびではない映像を見せた場合の約2倍に達した。特に2頭では、「口開け映像」の2―9回に対し「あくび映像」では24―25回と差が著しく、あくびの伝染が確認された。
人間では42−55%の人であくびの伝染がおこるそうですが5歳以下の子どもには伝染しないとのこと。チンパンジーも3歳以下の子どもでは伝染しなかったそうです。
松沢教授は「人間にも、あくびがうつりやすい人とそうでない人がいるように、チンパンジーにも個体差がある。あくびの伝染は、他者に共感する能力と関連があるのではないか」と話している。
見ていても親近感を覚えるチンパンジーですから、感情の面で人間と変わらない部分が多くあっても不思議とは思えませんね。でも、動物園のチンパンジーってしょっちゅうあくびしてませんか(笑)
<参考>京都大学霊長類研究所
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2004.07.23
こんなに小さな体で大きなことをしています。
WIRED NEWSより「雲を作って紫外線対策をする植物プランクトン」
米航空宇宙局(NASA)の地球科学部門から資金提供を受けて行なわれた最新の研究が明らかにしたことだが、この非常に小さな海の生物は、太陽の有害な紫外線がとくに強い日中、雲を形成する化合物を大量に放出する。この化合物は一連の化学的なプロセスを経て大気中に広がり、雲を形成する。そしてこの雲が、太陽からの紫外線を反射し、植物プランクトンを守るのだ。
植物プランクトンが雲の形成に関係しているという説は以前からありました。植物プランクトンが発生するジメチルスルホニオプロピオン酸(DMSP)といわれる物質がバクテリアによって硫化メチルに分解されます。硫化メチルは海水が蒸発するときに一緒に大気中に運ばれ、酸化されて硫酸エアロゾルとして水滴の核となり雲を形成します。ちなみにこの硫化メチルは磯の香りの原因物質です。
今回の研究はこの説を裏付ける一つのデータというところでしょうか。この研究では海水に含まれるDMSPの濃度と紫外線レベルの間に直接的な相関関係があることをあきらかにしました。
このようなプロセスが起こるということは、地球が、紫外線を遮断するオゾン層の減少といった気候変化への対処能力を、これまで考えられていた以上に備えていることを示唆しているのかもしれない。しかしシーゲル博士は、このような評価を下すのは時期尚早だと考えている。この現象がどれほど広範囲に及んでいるか、またこのシステムで紫外線などの自然の力にどの程度まで対処できるかが不明だからだ。
植物プランクトンがこのようなシステムで、自分たちに害をもたらす紫外線を防いでいるということであればこれぞ自然の素晴らしさといったところでしょうね。
目に見えない小さな体で気候を左右する。ミクロがマクロを操作していることに感動を覚えます。
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2004.07.22
ヒトの間では代理母が行われていますが、魚類でも借り腹です。
SankeiWEBより「ニジマスからウナギ誕生? 北大「借り腹養殖技術」研究へ」
北海道大は21日、文部科学省から「21世紀COEプログラム」に選ばれた事業として、ウナギの生殖細胞をニジマスの稚魚に移植し、ウナギを生ませる「借り腹養殖技術」の研究を進めると発表した。
ウナギの完全養殖に成功したのは2003年のことで、養殖ウナギといっても天然の稚魚から育てています。問題は天然ウナギが乱獲などで減少していること。ウナギ好きの日本人にとっては何とかしてウナギの安定供給をはかってほしいもの。そこで考え出されてのが借り腹作戦のようです。
ウナギの稚魚の雄と雌から生殖細胞をそれぞれ採取。ニジマスの受精卵か稚魚に移植すると、成長して受精したニジマスの卵からウナギが生まれる仕組みという。
完全に代理母とかしているニジマスです(笑)
ただしこの技術あくまでこれから研究し、実用化を目指すもので5年以内には実用化したいとのこと。
7/21は土用の丑の日。これからもずっとウナギを食べられるようにがんばって下さい(笑)
<参考>北海道大学水産学部
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2004.07.21
パンダの生息数は激減しています。でも思わぬ原因が。
東京新聞より「パンダの危機偏食が原因」
絶滅の可能性さえ指摘されるパンダの繁殖力の低下は、竹ばかりを好む食生活が原因とする研究結果が、上海市で開かれた生物学に関するシンポジウムで公表された。十八日の日刊紙・文匯報が報じた。

パンダはかつては他の熊と同様雑食性でしたが進化の過程で竹を主食とするようになったといわれてきました。分類も食肉目になります。
ただ、動物性タンパクは必要ないといわれており動物園などでは肉類を与えていません。繁殖力のとても弱い動物でこのままでは絶滅の危機をむかえているとも(逆の調査結果もありますが)。ワシントン条約では「絶滅危惧種」に認定されています。
上海系統生物研究所が同市で飼育されているパンダ三頭を対象に調べたところ、主食である竹の栄養素が消化、吸収されたのは食べたうち20%にすぎず、残りは排せつされていることが分かった。パンダの消化器官内に生息する微生物類は肉類を分解するタイプで、竹には適合しないことが原因。消化不良がもたらす栄養不足が、パンダの体格、健康に大きく影を落としているという。
吸収効率の悪さからか、パンダの食べる竹は尋常な量ではないです。一日に2200本あまりの若竹の茎と、1400本分の葉、計14kgも食べるという報告もあります。
今までは、この竹が少なくなっていることと繁殖力の弱さが危機をむかえた原因とされていましたが、
同研究所の趙立平教授は「繁殖力の弱さは原因ではなく結果。食物と消化器内の微生物の不適合の問題がその背後に存在する」と指摘している。
パンダも好き嫌いせずしっかり食べろということでしょうか。
<参考>「パンダもストレス」・「パンダの性教育ビデオ」(サイト内リンク)
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2004.07.09
インドやタイへの観光ではやはり象に乗るのが定番なのでしょうか。
SankeiWebより「危機に直面するタイの象 酷使、開発で生息数激減」
タイで国のシンボルとして人々に愛されている象が、深刻な生存の危機に直面している。労働力として人間に酷使され体をむしばまれたり、森林伐採で生息域が減り続け、かつて10万頭ともいわれた国内の生息数は今や20分の1近くに。専門家は「人々の理解と適切な対策がなければ、タイの象に未来はない」と警告している。
20世紀初頭に約10万頭が生息したといわれるタイの象は現在、飼育象が3500頭、野生象が5500頭しかいないようです。
タイの国内の70%をしめた森林が25%程度に減少したのがおおきな要因のようです。飼育象も以前は森林伐採などの作業に従事していたのですが、1989年に政府が伐採を禁止したため今は多くが観光キャンプに暮らしているとのこと。
飼育象のうち約2000頭は、観光客と象の触れ合いの場である観光キャンプで暮らすとされる。一方で約1000頭は依然として違法伐採に従事し、中には長時間労働に耐えられるよう覚せい剤を投与され働かされる例も。また、約300頭はバンコクなど大都会の街頭を象使いとともに歩いて餌代を稼ぐ。町中をほとんど一晩中歩かされ、汚れた空気で体を壊しているのが実態だ。
日々の暮らしのためにはかまってられないのかもしれませんが結局はおのれの首を絞めてしまうんですよね。
でもタイの人たちが象を絶滅に追い込もうという意識があるわけではなく、むしろ僕たちなんかよりはるかに愛しているんでしょうね。象の専門病院まであるようです。
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2004.07.01
バラの花なんてずいぶん長いこと買ったことありません。妻に買うのはもっと安い花(笑)。
Asahi.comより「遺伝子組み換えで「青いバラ」 サントリーなど開発」
「青いバラ」を遺伝子組み換え技術で開発したと、サントリーと関連会社の豪フロリジンが30日発表した。バラに青い花はなく、「青いバラ」は不可能なものの代名詞ともされる。従来の交配育種でも様々に試みられ、青っぽい花は作られてきたが、「どれよりも青に近い」という。青みを強める改良を進めながら、早ければ2年半〜3年後の商品化を目指す。
英語で「blue rose」といえば不可能なものの代名詞。青をのぞいてはどの色もつくられてきたバラですが、青だけはできませんでした。
サントリーも以前から取り組んでいましたが、青というよりは紫のものばかり。今回ようやく青に近い色が出せたようです。
両社は、青い花が咲くパンジーからデルフィニジン合成に必要な遺伝子(青色遺伝子)を取り出して導入しようと研究。色素がほぼすべてデルフィニジンというバラを誕生させた。
以前はベチュニアからデルフィニジン合成の遺伝子を導入していたようですが、どうしても青というよりは紫のバラになっていました。今回ようやく青といってもいいバラの花になりました。まだ紫だよなんていちゃもんつけるのは簡単ですけど(笑)。
遺伝子組み換えのため、安全性が確認されるまでは出回ることはないようですが意地とロマンを感じます。青いバラは故佐治敬三元会長の夢だったようです。
浜名湖花博にも、別の方がつくった青バラが出品されています。こちらはちょっと色が薄いか。(静岡新聞)
<参考>Suntory News Release(青バラの写真)
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2004.06.27
ストレスは現代人の生活と切り離して考えることはできませんが、
Yahoo!NEWSより「パンダも悩む、胃かいよう=米中合同チームが初めて発見」(時事通信)
中国四川省で行われた米中合同チームによるパンダ13頭を対象にした生物医学検査で、1頭の胃にかいようがあることが胃カメラで初めて発見された。愛くるしいパンダも実は人間同様、胃かいように悩まされることが確認された。
パンダもストレスでしょうか。ストレスから胃潰瘍になるのは人間だけではなく、多くの動物でも確認されています。神経質なパンダのことですからストレス性の胃潰瘍になっても不思議じゃありませんね。もしかしたら調査隊の存在がストレスになったのかも(笑)。
胃潰瘍は胃酸が多くなり胃の粘膜を傷つけておこりますが原因は心因性のものだけではありません。食生活や過労、ピロリ菌の感染などもあげられます。
新華社電によれば、かいようは長さ1.5センチほどで、健康と思われていたパンダから見つかった。原因については報じていない。また、多くのパンダから腹水がたまる現象も発見された。年齢が高いほど腹水の量は多く、同チームは食料である竹の葉の消化能力の変化にかかわりがあると見ている。
これ以上胃潰瘍がひどくならないことを祈りましょう。
パンダについては日本パンダ保護協会のサイトへ(名誉会長は黒柳徹子さんのよう)
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2004.06.24
どうも僕は周りからストレスをためないタイプの人間だと思われているようです。それがストレスになる(笑)。
Yahoo!NEWSより「宍道湖シジミもストレス? 大量死原因は湖水低塩分化」(共同通信)
島根県の宍道湖で特産のヤマトシジミが大量死する問題を調査している同県内水面水産試験場は23日、昨年の大量死は、湖水の低塩分状態の長期化による産卵時のストレスなどが原因の可能性が高いと発表した。
宍道湖では1997年以来シジミの大量死の問題が起こっています。ひどい年は9割以上が死滅したとか。宍道湖は海水と淡水がまじる汽水湖です。宍道湖のシジミの大量死はヘドロなどによる湖底状態の変化によるものだと思っていましたが湖底の塩分濃度も関係しているようです。他の要因も関係しているかどうかは詳しい調査が必要でしょう。
97年にも低塩分化が起こっていたが、毎年の大量死については湖底部の貧酸素水塊が原因との指摘もあり、同試験場はさらに関連を調べる。
しかしシジミのストレスって。ストレスを感じるのはシジミでも同じなのでしょうか。産卵したくてもできなくてストレスをためてしまう。何か悲哀を感じて食べられなくなりそうです(笑)。
<参考>島根県内水面水産試験場
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2004.06.18
以前どこの局だかテレビでも紹介していたように思いますが、
CNNより「パンダの性教育ビデオが成功、妊娠を確認 中国」
米カリフォルニア州のサンディエゴ動物園で生まれ育ち、今年2月中旬から両親の故郷の中国・四川省で生活している雌パンダ「華美(ホアメイ)」が、妊娠していることがわかった。中国大衆紙・北京晨報が16日、伝えた。出産予定は今年9月。華美は今年3月、パンダの交尾風景を映したビデオや、パンダが実際に交尾している現場を見させられるなどの「性教育」を受けていた。
華美は野生で暮らしたことがなく繁殖行動を学ぶ機会がなかったためパンダ保護研究センターでビデオを見せられるなどして性教育を行われたそうです。
その甲斐あって見事に妊娠。おめでとうございます。
記事の最後には、先日のパンダが増加しているとの報告についてWWF(世界自然保護基金)が調査手法が向上しただけで必ずしも実際の生息数が増えていることを示してはいないとの見解が。こっちの方が重要な記事なのに。
ただ世界で2000頭弱しかいない仲間の数をどんどんと増やして下さい。少子化の我が国にもビデオが必要なのだろうか(笑)。
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2004.06.16
息子(3歳)はおとといの食卓にのぼったイカを見て、これはタコだとひたすら主張しておりました。彼によればタコにはペッタン(どうも吸盤のことらしいです)があるがイカにはないそうです。本の写真をみせても信念はゆらぎませんでした。こんど魚屋に連れて行くしかないでしょう(笑)。
さて、何カ所かで話題になっていた記事です。
nature.comより「タコには利き腕(足?)がある」
動物学者はほとんどのタコが利き腕を持つことを発見した。タコが何かをするとき、どの腕を使うのがよいかを選ぶ傾向があることの報告はこれがはじめてである。
この生き物は隅っこや隙間を探索するときに最も信頼できる足を使うとオーストリアのVienna大学、Ruth Byrneが言う。
訳文の稚拙さはお許しください。あんまり得意じゃないもんで(笑)。
タコの足は、どの8本も同等の機能を持っているのですが調べてみると利き足があったということです。タコが最も得意とするのは獲物をつかんで8本の足全てでかかえ込むことなのですが、
しかし、byyneや彼女の同僚がタコの前によく知らない対象をおくとタコは探るためにその足のうち特定の1つを使う傾向があった。
さらに足を1本だけまたは2本、3本だけ使うときの組合せも限られていたそうです。
その理由を記事では利き目に関係があるのではないかと結論づけています。
8本の足があって間違わないんでしょうか(笑)。
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動物の不思議な行動は解明されていないことが多いですが、
WiredNEWSより「3万羽弱のペリカン、卵を放棄して謎の失踪」
大量のアメリカシロペリカンがノースダコタ州にある国立野生動物保護区内の夏場の営巣地から姿を消しており、米内務省魚類野生生物局の推計によると、その数は2万7000羽近くにのぼるという。
2万7000羽のペリカンが忽然と姿を消してしまいました。その後には数多くの卵がそのまま残されていたそうです。
集団で移動するといえばレミングが有名です。レミングの場合は集団自殺をするという説もあるようですが、それは間違いであることが指摘されています。
ペリカンはもともと集団で行動する(ただし、こんなに大集団じゃないですが)性質があるため、何か集団にせまる危機などがあったのでしょうか。
保護区に残っているペリカンが普段よりも用心深くなっているように見えることから、何らかの混乱――人間あるいは動物によるもの――が起きた可能性が疑われるとハンソン氏は説明する。
集団で新興宗教にでもはまったのでしょうか(笑)。
<参考>アメリカシロペリカンについて
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2004.06.03
ニンニクは大好物なんですが、
Yahoo!NEWSより「ニンニク悪臭は全身から…歯磨きでは消せずとライオン」(読売新聞)
ニンニクを使った料理を食べた後に出る悪臭は、口内だけでなく、全身のさまざまな場所で作られることを、ライオン生物科学センターの平山知子研究員らが突き止めた。
焼き肉のときニンニクをまるごと焼いたのなんか大好きです。ただやはり昼食にニンニクを食べるのはちょっとはばかられますね。一応常識あるつもりなんで(笑)。
でも昼にラーメン食べることもあるし、ラーメンはやっぱりニンニクたっぷりじゃないと・・・。
平山さんらは、口内を薬剤で洗浄しても、芳香で悪臭を覆い隠す効果しか期待できないことから、ニンニクの悪臭が発生する仕組みを研究。その結果、悪臭のもとになる物質はニンニクの消化や代謝を経て生成されることや、口内の粘膜だけでなく、肝臓や消化器などでも作られることを解明した。また、おろし生ニンニクを小さじ1杯食べた場合、少なくとも16時間継続していた。
ニンニクの臭いのもとになる物質はアリシンと呼ばれるアミノ酸です。ニンニクを食べるとこのどうもアリシンが体中で分解・生成されるということなのでしょう。
じゃぁ焼き肉屋さんで時々くれるガムは意味なかったんだ(笑)。
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2004.05.27
カバの汗が赤色なのはよくいわれてたので知ってましたが、動物園にいったときに見てみようと思ってもカバさんたちはいつも水の中。ちゃんと観察できたことはありません。
Asahi.comより「カバの汗に日焼け止め効果 京都薬科大などが分析」
カバがかく赤い「汗」に日焼け止め効果があった――。京都薬科大と慶応大のチームが、カバの汗に含まれる色素に紫外線を吸収する働きがあることを見つけた。ほかに抗菌作用もうかがえた。汗は乾燥を防ぐためだけでなく、皮膚を守る様々な役割を担っているようだ。
抽出できた色素は赤とオレンジの2種類。様々な波長の光をあてて調べたところ、人では日焼けして皮膚がんの原因になったり、シワなどを招いたりする紫外線を吸収することがわかった。
カバの皮膚は薄く、陸上に上がって乾燥するとすぐにひび割れてしまう。汗には、こうした傷を化膿(かのう)させる細菌などを抑える抗生物質のような働きもみられた。
紫外線を吸収するんですか。カバの汗は正確には汗じゃなく粘液のようなものだそうでこれはもしかすると「カバの汗から作りました、日焼け止め薬」なんていうのが発売される・・・わけはないか(笑)。
カバといえば、彼らは陸上では時速50kmくらいのスピードで走れるそうです。あの体からは想像もつきません。でもカバは草食動物なのになんであんなに口が大きいのでしょうか。
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2004.04.16
クローンについては倫理上、生物学上の問題が山積しているが、
Yahoo! NEWSより「クローン猫、世界初販売 米企業、ビジネスに批判も」
米サンフランシスコのベンチャー会社「ジェネティック・セービング&クローン」は15日、猫のクローンをつくって販売するサービスを始めることを明らかにした。
費用は1匹約5万ドル(約540万円)で、既に8匹分が予約済みだという。
ビジネスとしてペットに目をつけた会社がある。すでに予約が入っているところをみるとニーズはあるのだろう。ペットだけにもしかして大量のニーズがあるかもしれない。
同社は2001年に米テキサス農工大と協力し、体細胞クローンの技術を使ってクローン猫づくりに成功。「CC(クローンキャット)」と名付けられた雌猫は、今も元気だという。
体の組織がきちんと冷凍保存されていれば、クローンづくりは可能なため、同社は生きている猫だけでなく、死んだ猫でも注文に応じる。
倫理上の線引きがどこでできるかは、正直言ってわからない。大きな一石を投じることになるだろう。でも、これだけは人類の総意が必要ではないか。
いろいろな意見はあろうが、僕自身は倫理的に古い考えの持ち主なので体細胞クローンにはなじめないものを感じている。
クローン誕生までには約半年かかり、今年11月までに9匹をつくる予定。
クローンってやっぱり「つくる」ものなのか。
<追記>04/08/06にとうとうクローン猫誕生が発表されました。
米サンフランシスコのベンチャー企業「ジェネティック・セービング・アンド・クローン」は5日、従来より成功率が高い新手法を使い、ペット用のクローン猫2匹を誕生させたと発表した。
発表やロイター通信によると、新手法はクローンづくりに使う細胞の核の中にある染色体から、細胞の分化にかかわる特定のタンパク質を取り除く前処理を施すのが特徴。
こまかなクローンづくりの手法については発表されていません。1匹550万円で将来的に猫に問題が生じた場合は払い戻すとのことです。また同社は犬のクローンにも取り組んでいると発表しました。
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