2006.04.25

アルミニウムで燃料電池!

Yahoo!NEWSより「水とアルミで動く燃料電池 日立マクセルが開発」(共同通信)

日立マクセル(東京)は24日、水とアルミニウムから発生させた水素を燃料に使う燃料電池を開発したと発表した。
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今もっともホットな燃料電池ですが、またユニークな燃料電池の登場です。

現在、開発が進められている燃料電池は、メタノールを燃料とする「 直接メタノール形燃料電池 (DMFC)」や、高圧ボンベなどの水素を燃料とする「固体高分子形燃料電池(PEFC)」などがあります。

しかし、DMFC では出力の低さと、燃料ロスや電圧低下、発熱の原因となる「メタノールクロスオーバー」という課題が、PEFC では改質装置および高圧ボンベによる複雑な機器およびコスト高などの課題が残されています。

今回発表されたのは、水素と空気中の酸素を燃料とする「固体高分子形燃料電池」の一種で、水とアルミニウムとの反応による水素発生システムを利用しています。

構造が簡単で低コストで発電できるのが特長。
この燃料電池を使用した10W級モバイル電源を開発し、ノート PC を動作させることに成功した。

新開発のアルミニウム微粒子化プロセス技術で水素の発生効率を向上させることにより、室温で1gのアルミニウムから1.3リットルの水素を発生させることに成功しました。

高さ16cm、幅10cm、奥行き6cm、920gの電池本体の中に、アルミニウムと水が別々のカートリッジにおさめられています。水を少しずつアルミニウムに加えることで水素を発生させます。

出力は平均10Wですが、20gのアルミニウムでノートパソコンを4-5時間動かせるとのこと。

同社は「アルミ廃材のリサイクル利用も期待できる。10-100ワット級の電源として実用化を進めたい」としている。
缶ジュースの空き缶でノートを動かせるようになるんでしょうか(笑)

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2005.12.14

熱を加えると縮む実用的な金属を開発!

毎日新聞より「新素材:温度が上がると縮む…国内で初めて開発

理化学研究所などの研究チームは13日、温度が上がると縮む国内初の新材料開発に成功したと発表した。19日付の米応用物理学誌に掲載される。
通常、物質は温度が上昇すると体積が大きくなります。ところが、ごく希に、温度が上昇すると逆に体積が小さくなる物質があります。これは「負膨張」と呼ばれ、身近には氷が水になると体積が小さくなる例があります。

今回、理化学研究所の竹中先任研究員らの研究チームは、「逆ペロフスカイト」と呼ばれる構造をもつマンガンの窒化物が、構成元素の亜鉛、ガリウムや銅の一部をゲルマニウムで置き換えると、室温付近で大きな負膨張を示すことを発見しました。

この合金を、膨張する物質と混ぜれば、温度が変化しても形状が安定した物質を作ることができ、精密な製品加工用の工作機器への活用などが期待されます。

温度上昇で縮む材料はこれまでに海外で数種類作られていましたが、膨張率の制御が難しいほか、もろいものがほとんどでした。強度があるものは、原材料が高価で実用化には向いていませんでした。

この新材料は、マンガンやゲルマニウムなど身近な原材料から作られ、負膨張の大きさを自在に制御できること、高い電気伝導性や熱伝導性を示すことなど従来の材料に比べ非常に実用的なものとなっています。

研究チームの竹中康司・同研究所先任研究員は「室内の温度変化に関係なく、ナノメートル(ナノは10億分の1)単位の加工が可能な工具を製作できるようになる。日本独自の合金のため、海外へ高額の特許料を払う必要もなくなる」と話している。
熱膨張する材料と組み合わせて、温度変化があっても全く膨張しない材料が作られると最高なんですが。

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2005.12.10

遠くの様子を伺う目玉

ITmediaより「危険な現場に飛び込む「機械の目玉」

人質事件などの危険な現場に突入する警察官が、現場に投げ込むものを新たに手に入れた――2時間分の映像と音声を本部にワイヤレス送信でき、遠くから投げても大丈夫な野球ボール大のカメラだ。
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この「EyeBall」カメラは重さ約450gで野球のボールほどの大きさ。ゴムとウレタンで覆われています。このため、窓を突き破ったり壁に跳ね返ったりしても大丈夫です。

静止後はこのボールは自らを固定し、最大で200ヤード(約180メートル)離れたところまで周囲360度の映像と音声を送信することができます。

開発したのはイスラエルの会社ODF Optronics社。すでにこの装置はイスラエル軍やアジアと欧州の軍隊、警察に販売されています。

警察官がたてこもり犯などと対峙するときや、どこかに突入しなければならないときなどに、まずこのボールを投げ、内部の様子を探ることが可能になります。

EyeBallは2個で4800ドル、約2時間使ったらバッテリーを充電する必要がある。対応するビデオ監視機器も必要だ。EyeBallの交換費用は約1700ドル。
なんか他にも使い道が見つかりそうですが。

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2005.10.20

古新聞で空気を綺麗に?

nikkeibpより「「空気清浄効果のある新聞用紙」、日本製紙と読売新聞が共同開発

日本製紙と読売新聞社は10月19日、光触媒である酸化チタンをコーティングした新聞用紙「光触媒新聞用紙」を開発したと発表した。直射日光のあたる場所に置いておくと、室内の空気に含まれるタバコ、汗、ペットの臭気などを除去、浄化するという。
光触媒とは光が当たると化学反応を促進する触媒となる物質です。その中でも特に多く用いられているのが酸化チタンです。

酸化チタンは昔から、白色のペンキや化粧品、また食品添加物として使われてきました。この酸化チタンが光触媒として働くと、汚れの分解や消臭・脱臭、抗菌・殺菌、空気中の有機化合物やシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドの分解などの働きをもちます。

これは酸化チタンの表面に活性酸素が生じることによって起こるといわれていますが、はっきりとは分かっていません。しかし、その酸化作用とまた親水作用により、空気清浄機や建材など多くの分野で使用され始めています。

今回、日本製紙と読売新聞社は、化学反応によって紙自体の品質が劣化するという従来の光触媒技術にあった問題を解決。製品化に成功したということです。耐久性にもすぐれ、オフセット輪転印刷機による高速印刷も可能ということですので、本当に新聞紙としても使えるようです。

読売新聞社では日刊紙「読売新聞」の東京23区発行分に、同光触媒新聞用紙を使った別刷り広告特集を折り込む。また10月22日から日本コンベンションセンター(幕張メッセ)で開催される「東京モーターショー 2005」で同広告特集を約10万部配布する予定。
古新聞で空気の浄化ができるようになるんでしょうか。でも、コストが高そうです。なによりの問題は我が家は読売新聞をとってないことでしょうか(笑)

<参考>「ハイテクとローテク カイコから光触媒

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2005.10.12

JAXAが超音速旅客機の実験に成功−東京NY間が6時間程度に(ただし15年後)

Asahi.comより「「次世代」超音速旅客機の飛行実験、宇宙機構が成功

次世代の超音速旅客機の開発を目指して、宇宙航空研究開発機構(宇宙機構)は10日、オーストラリアのウーメラ飛行実験場で、小型実験機の飛行実験を行い、成功した。
NEXST-1この実験は次世代の超音速旅客機の開発に向けた実験です。

実験では、小型の無人実験機NEXST-1(全長11.5m、全幅4.7m、重さ2t)をロケットにのせて打ち上げ、高度19kmでロケットから分離しました。

分離された実験機は、マッハ1.9−2で約15分間、グライダーのように滑空した後、打ち上げ場から約15km離れたところにパラシュートを開いて着地しました。

最高速度で滑空していたのは約70秒間。この間に空気抵抗など約800点のデータ収集に成功したとのことです。このデータはスーパーコンピュータで設計された今回の機体の設計が適切だったかの検証などに使用されます。

実は今回の実験は2回目になります。JAXAは1機11億円の機体を2機製作。このうち1機を02年7月に打ち上げましたが、ロケットの誘導制御装置がショートして墜落しました。今回はさらに6億円かけて改造した機体での再チャレンジです。

坂田公夫理事は「計画通りデータが取得でき、技術開発に大きな一歩を踏み出せた」と話した。
超音速旅客機が実用化されれば、東京―ニューヨーク間の飛行が現在の約半分の6時間以下に短縮されるといわれています。しかしJAXAによれば実用化にはまだ15年ほどかかるとのこと(笑)

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無人自動車みごとに210kmを走破!

CNNより「ロボット運転の車、砂漠レースで初完走 米軍が賞金

ロボットが運転する車両23台を集めた自動車レースが8日、米モハベ砂漠で開かれ、4台が見事に完走した。大きな落差や障害物、トンネルなどがある道路を克服し、画期的な技術進歩を成し遂げた。このレースには、軍車両への技術活用を目的に、米国防総省が賞金を出している。
Stanley今年も「DARPAグランド・チャレンジ」が8日、ネバダ州の砂漠で行われました。

このレースは、国防総省がバックアップして行われています。目的は戦闘地帯で米軍への物資供給に使えるような無人自動車の開発です。

全くの無人の自動車が坂道や谷間、岩場などを通り抜け人工的に設けられたトンネルなどの障害物を乗り越えて全長210kmのコースを10時間以内で走破しなければいけません。

昨年開催された大会では210kmどころか、最長走破の車でも12kmほどしか走ることができませんでした。

しかし、今年の大会ではなんと4台が10時間以内に完走。10時間以上かかりましたが他の1台も完走に成功しました。

予選を勝ち抜いた23チームの中で優勝したのはスタンフォード大学のスタッフや学生によるベンチャー「スタンフォード・レーシングチーム」の「Stanley」で、132マイル(約212キロ)の距離を6時間53分58秒で走破しました。「Stanley」はVWの「トゥアレグR5」をベースに、GPS、車輪の回転数などの内部情報、レーザーやカメラ、レーダーシステムを駆使して、自律走行を実現しています。処理ユニットには6台のPentium M搭載コンピュータを用いているとのこと。

その他、カーネギー・メロン大学のレッドチームの「Sandstorm」が2位。同大学のレッドチームツーの「H1ghlander」が3位、グレイ・インシュランス社の「Kat-5」が4位でした。

スタンフォード大チームは、開発した技術は国防総省の目標実現に貢献するとした一方、同時に、数年以内により安全な車を製造することにも貢献するとしている。
優勝賞金は200万ドルだそうです。

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2005.10.06

光子の閉じ込めと呼び出しに成功

WiredNEWSより「「光の保存」に成功、量子コンピューター実現に向け前進

オーストラリアの物理学者チームが、光を結晶の中に一時「止めておく」ことに成功した。この成果は、量子コンピューターの開発に役立つ可能性がある。オーストラリアのキャンベラにあるオーストラリア国立大学の研究チームは、特殊な結晶の中にレーザー光のパルスを1秒以上捕獲することに成功した。秒速30万キロメートルの光を秒速わずか数百メートルにまで遅くしたことになる。
光の閉じこめ量子通信や量子コンピュータなど量子情報を用いた研究がさかんに行われています。特に量子コンピュータには多くの注目が集まっています。

量子重ね合わせを用いた量子コンピュータは、複数の値を一度に表現できるため従来型のコンピュータの性能をはるかに上回ることが期待されています。

ただ量子コンピュータを実現するには量子メモリの開発が欠かせません。

研究チームは結晶の中にレーザー光のパルスを1秒以上閉じこめるとともに、保存した光を再び呼び出すことに成功しました。

チームは光を遅くするために、プラセオジムという希土類元素を添加したケイ酸塩の結晶を使用しました。この結晶に照射されたレーザー光のパルスは、通常は吸収され通過することはありません。ところが、第2のレーザーを加えると結晶が透明になり、最初のレーザー光が通過するようになったとのこと。第2のレーザーを遮断すると、第1の光パルスが捕獲され、光を保存することができました。そして第2のレーザーを再び結晶に当てると、捕獲されていた光パルスが解放されました。

ラフラム所長は、量子技術がまだごく初期の段階にあることを認めながらも、オーストラリア国立大学による量子メモリ実験の成功を「画期的な出来事」と表現し、将来に向けた着実な進歩を夢に描いている。
量子コンピュータの実現にはまだ20年近い年月はかかると思いますが。

<参考>「電子2個でハイトラ-ロンドン状態の作成に成功−量子コンピュータに近づいたのか?」・「量子テレポーテーションで原子をおくる

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2005.09.15

乾燥機に入れると衣類が20%も速く乾く物質を合成

日経Healthより「乾燥機に入れれば20%早く衣類が乾く物質を発見

洗濯物を乾かすさいに、あらかじめ乾燥機にちょっと入れておくだけで、乾きが20%早まる−−そんな物質をフロリダ大学の研究者が見つけて、界面化学の雑誌「Langmuir」で報告した。
フロリダ大の研究者は繊維の間に働く表面張力を減らすことで、衣類を速く乾燥させることができるのではと考え、乾燥を20%早める物質の合成に成功しました。

この物質を乾燥機に入れると、水分子と繊維を結びつけている表面張力が弱まり、乾燥に費やす時間が少なくてすむとのことです。

米国の家庭では56%が乾燥機を所有しており、1年につき300回程度、乾燥機を使用しています。乾燥機に使われる電気量は家庭全体の使用量の5%にのぼるとのこと。

仮にこの洗濯物の乾燥に要する時間が10%少なくて済むと、全米で年間2億5000万ドル(250億円)のコスト削減になると、研究者らは推計している。
はプロクターアンドギャンブル社からの資金提供で行われた研究のようですが、現在特許出願中とのこと。しばらくすれば同社から売り出されるかもしれません。

うちの妻は飛びつくでしょう(笑)

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2005.07.20

アスベストの無力化に新しい技術−毒をもって毒を制す

Asahi.comより「アスベスト無害化に新技術 フロン混ぜ加熱、別の物質に

建材に使われ、発がん性が指摘されるアスベスト(石綿)を従来よりも低い温度で加熱して無害化する技術を、群馬高専=前橋市=の小島昭教授(物質工学)らが開発した。アスベストに、オゾン層を破壊する有害物質フロンを混合させる方法で、「毒をもって毒を制す」という触れ込みだ。埋め立てより低額で処理ができるといい、アスベストの現存量を減らせそうだ。
アスベストは天然の鉱物繊維で安価なため、多く使用されてきました。火山から吹き出た溶岩が水で冷やされるとき、特殊な条件下でアスベストの結晶が成長します。

1本の繊維の太さは髪の毛の5000分の1といわれ、熱や薬品にも強く、紡いで織ることもできます。そのため「奇跡の鉱物」といわれていた時期もありました。主成分は、珪酸マグネシウム塩で蛇紋石石綿と角閃石石綿に大別されます。主な産出国はカナダ、南アフリカ、ロシアなど。

このアスベストが肺ガンや中皮腫の原因になることは日々報道されている通りです。

アスベストは処理・無毒化が困難なため、従来はセメント固化、埋め立てが主な処分方法でした。最近では溶融固化しスラグ化する方法が主になりつつあります。しかし、この場合、1000℃以上の高温にする必要があり費用がかかりました。

小島教授らはフロンを分解してできたフッ化カルシウムや酸化カルシウムをアスベストと混合させ、700℃に加熱して粉末にすることにより粒状の物質に変え無毒化することに成功しました。

小島教授はすでに特許を取得し、実用化研究も進めており、「無害化したアスベスト融解物も、タイルやコンクリートなどの原料として再資源化できるよう研究を続けたい」と話す。
費用が安くすみ、不安の残る埋め立て以外の方法が開発されることで処理が進むことを期待したいものです。

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2005.07.15

レーザーでつめに情報を記録−フロッピーの半分程度なら記録できます

Asahi.comより「レーザーでつめに情報記録 徳島大開発、カード代わりに

人間のつめのかけらの中にデジタル情報を記録する手法を、徳島大工学部の早崎芳夫・助教授らが開発した。情報は、つめが生えかわる目安の約半年間は保たれた。指1本でフロッピーディスク半分ほどの情報量を納められる。指のつめに個人識別情報を書き込めるようになれば、紛失や盗難の心配がなく、キャッシュカードや各種の会員証などの代わりになるかもしれない。
つめの中に記録した情報研究チームはつめのかけらに、フェムト秒レーザー加工技術を用いて情報を記録することに成功。つめに強い光をきわめて短い間、繰りかえし出す特殊なレーザーの光をあてると、熱で内部のタンパク質が微少な点状に変性し、蛍光を出すことを発見しました。

最初の実験では2×2×0.4立方ミリメートルの切ったつめの上で行われました。1ビットの情報は3.1ミクロンの大きさを持って、表面から0.04−0.08mmのところに書き込まれました。これを3層にわけて5ミリ四方の範囲に書き込めば情報量はフロッピーディスクの半分、約630キロバイトになります。

表面近くに書き込めば痛みも感じないとのこと。読み取りには蛍光顕微鏡を用います。

この蛍光信号は170日以上たっても読み取ることが可能だったとのことです。

つめをカード代わりにし、指紋や指先の静脈で本人確認をすると、指1本だけで買い物などができるかもしれない。「点」を大きくすれば情報量は減るがネイルアートのように目立たせることも可能。ただ、色のついたマニキュアを塗ると情報は読み取れない。
今後は生きたつめにブレを抑え正確に書き込む技術や、バーコードのように簡単に読み取れる技術を開発するとのこと。

そのうち体中にこんな情報が書き込まれる日が来るのでしょうか。何を書き込んでもなくさないのはいいのですが(笑)

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2005.07.14

電源を切っても画像が残る電子ペーパーを開発

毎日新聞より「電子ペーパー:電源切っても液晶画像表示 富士通が開発

富士通は13日、電源を切ってもカラーの液晶表示が消えず、曲げることもできる「電子ペーパー」を世界で初めて開発した、と発表した。無線電波で画像を書き換えることもでき、06年度からA4サイズの電車の車内広告や案内板などで商品化を目指す。
曲がる液晶電子ペーパーは液晶分子が光を反射して画像を表示します。通常の液晶は電力がとぎれると分子の配列がくずれて光を反射しなくなりますが、この電子ペーパーでは電源を切っても表示を維持できるメモリ性を備えることに成功しました。表示だけなら電力は不要で、表示の書き換えも無線により可能とのこと。従来型に比べ数百分の1から数万分の1の省電力化を実現しました。

赤、緑、青の表示パネル3枚を積層し、カラーフィルターや偏光板は使いません。そのため、従来の反射型液晶ディスプレイ(LCD)よりも明るいカラー表示が行え、表示を維持するために書き換えを行わないため、ちらつきも生じないとのこと。また、曲げたり指で押しても表示には影響しません。

将来的には電子広告だけでなく、携帯電話などディスプレーの小さな機器でダウンロードした画像を転送して拡大表示するのに使ったり、電子新聞や雑誌などに応用したいとしている。
問題は512色の表示には3秒ほどかかること。電子書籍などには少し苦しいかもしれません。むしろ商品POPなどへの応用の方が早そうです。

<参考>「カーボンナノチューブで紙漉」・「墓石に液晶

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2005.07.06

世界最高速の電気自動車いよいよ公道を走る!−売り出し予定価格は3000万円

NIKKEI NETより「最速370キロの電気八輪車、公道に――慶大と30社が開発

慶応義塾大学とエネサーブ、大和ハウス工業など約30社が共同開発した八輪の電気自動車がナンバープレートを取得し、5日、初めて公道を走った。ガソリン車に比べてエネルギー消費が約4分の1で済み、高級スポーツカーを上回る加速性能を持つ。2008年にも約200台を受注生産する計画だ。
エリーカ最近ずいぶんと知名度が上がってきた電気自動車「エリーカ」ですが、いよいよ公道での走行試験が始まりました。

慶応大学と協賛企業により開発された「エリーカ」は電気自動車ながら最高時速370km、加速度0.68Gと高性能のスポーツカーをしのぐ性能を持ちます。電気自動車なのでエンジンの騒音もなく、使うエネルギーはガソリン車の4分の1というエコカーです。

積んでいるのは大型のリチウムイオン電池。自宅のコンセントで充電可能です。1回5時間のフル充電で300kmを走行することができます。

全長5100mm、全幅1900mmの少し大きめの車体ですが、床下の厚さ15cmの空間に電池、インバータなどの主要部品を収めており、車輪にモータや減速ギアを組み込んでいるためエンジンハウスはありません。

全長約5メートル、幅約2メートルの銀色の車体にはカーブでの走行安定性を高めるため、前方に4つ、後方に4つのタイヤがついている。5人乗りで、ナンバープレートの370は最高時速370キロメートルを意味する。時速160キロメートルまで加速するのにかかる時間は約7秒で最高級スポーツカーの9.2 秒をしのぐ。
売り出す場合はおそらく3000万円程度の価格になるのではということです。手が出る価格じゃないですが、ぜひ一度乗ってみたい。

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2005.06.26

自動で打ち水、その名も「打ち水ロード」

Asahi.comより「真夏の道「打ち水」で涼しく アスファルト舗装に新技術

炎天下のアスファルト舗装を「打ち水」で涼しく――そんな技術を大林組と大林道路が共同開発した。
打ち水ロード暑い夏がやってきました。町の真ん中では体感温度が40度をこえることもしばしば。いわゆるヒートアイランド現象ですが、これは主にアスファルト舗装の面積の増加や高層建築物による風の遮断、空調や車による人口排出熱によっておこります。このうちアスファルト舗装の面積は都市部では20−25%に達し、路面温度も60度に達することもあります。したがって路面温度を下げる技術の一刻も早い実用化が求められていました。

実用化されている路面温度低下策としては保水性舗装があります。これは雨水を保水性の舗装材に吸収・蒸散させ舗装面の温度をおさえる手法です。ただこの場合は雨水を利用するため晴天が続くと効果が減る問題があります。

この「打ち水ロード」は、アスファルト舗装の中に給水管を敷設し、雨が降らなくてもつねに水がしみ出すように工夫されています。舗装の隙間に砂を入れることで、水が表面に伝わり、路面全体から蒸発します。

給水には、地下の貯留槽に蓄えた雨水や地下水、下水処理水、工業用水を利用。給水の制御にはタイマーや雨水センサを用い、常に必要最小限の給水を自動的に行います。

愛知県の実験住宅の校内道路での実験では、気温23度の日、周辺道路は38度でしたが打ち水ロードは34度だったとのこと。真夏には、一般のアスファルトより20度ほど下がると推定されています。

従来の「保水性舗装」に比べると費用は2〜3割増しになるが、子供が何時間も並ぶような遊園地の歩道や、駐車場などへの利用が期待される。
打ち水といえば今年も打ち水大作戦は行われるようです。

<参考>「100万人の打ち水大作戦−温度を2度下げよう」・「大阪でも打ち水大作戦2004

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2005.06.25

タイムやラップ数を映し出す水泳のゴーグル

CNNより「ゴーグルにタイムとラップ数を表示 英学生が発明

水泳選手がタイムを確認する際、腕時計やプールの時計板を見る時間を節約できないだろうか――。英ブルネル大でデザイン学を専攻する学生が、そんな発想からユニークなゴーグルを発明した。タイムや泳いだラップ数が、レンズの内側に表示される。
デジタルゴーグルブルネイ大のケイティ・ウィリアムさんが卒業制作の一つとして作ったものです。

高校時代にプールの監視員のアルバイトをしていたときの経験から思いつきました。

このゴーグルのストラップの後部にはコンパスを収納した電子機器がついています。ゴーグルの横にある小さなボタンを押すと、装置が作動。コンパスによりターンしたことが感知されます。ターンごとにラップ数が更新、またラップごとのタイムが記録されます。

タイムやラップ数、速度は、小さな鏡に反射させる仕組みを使ってレンズに表示されます。泳ぎながらまったく脇見をすることなくスイマーはこれらの数値を確認できます。

軽さやつけ心地も、一般のゴーグルとあまり変わらないとのこと。

ケイティさんは「需要はきっとある。市場のすき間を埋めることができるはず」と、商品化に自信を示す。
最大の問題は表示機能にコストがかかりすぎることだそうです(笑)

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2005.06.17

世界最大の金塊を鋳造−なんと250kg!

毎日新聞より「三菱マテリアル:世界最大250キロの金塊の鋳造に成功

三菱マテリアルは16日、重量が250キロで、時価総額約4億円に上る世界最大の金塊の鋳造に成功したと発表した。金塊を金ぱくに延ばすと広さ7万畳以上になり、東京ドームが2.6個以上収まる換算になる。同社は金塊をギネスブックへ申請中で、7月11日から静岡県伊豆市内の関連テーマパークで一般公開を予定する。
世界最大の金塊厚さ0.2ミクロンの金箔に例えられても実感はわきませんが、1gが1600円とすると250kgで何と4億円。

三菱マテリアルは2000年に200kgの金塊を鋳造し、世界最大の金塊としてギネスに認定されています。しかし昨年、台湾で220kgの金塊を作成したとのニュースが流れたことで、金のリーディングカンパニーとしてのこの会社の闘志に火がついたようです(笑)

サイズは底面が455mm×225mm、上面が380mm×160mm、高さが170mmといいますから結構大きいものです。

これだけ大きな金塊を作るのはやはり相当高い技術がないと難しいようです。特に表面全体を美しく仕上げることが難しさを伴うようです。

この金塊、静岡県のテーマパーク「土肥金山」で7月11日から一般公開するとのこと。

巨大な金塊を造るには温度管理が難しく、表面がでこぼこになるケースもあるが、独自の鋳造技術で、表面を鏡のように、なめらかに仕上げたという。
ここまででかいと余り有り難みもないような(笑)

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2005.05.31

ビッグ・ベンのキーンコーンカーンコーンが謎の停止?

CNNより「ロンドンのビッグベン、謎の停止2回 原因は暑さ?

テムズ川のほとりに建つ、英国会議事堂の時計塔ビッグベンが27日夜、2度にわたって止まり、再び動き出す奇妙な出来事があった。原因はわかっていないが、5月としては1953年以来となる暑さが、ビッグベンの動きをおかしくさせた可能性があるという。
Shakeyテムズ川の河畔にそびえる時計台ビッグ・ベン。ロンドンの象徴でもあり15分ごとに時をつげています。その鐘が聞こえるところで生まれた人が生粋のロンドンっ子だとか(笑)

このビッグ・ベンは正確にはウェストミンスター宮殿(国会議事堂)の時計塔です。塔の高さは95m、鐘の直径は9フィート、重さ13.5トンです。16世紀から国会議事堂として使われてきたウェストミンスター宮殿が焼失したため1852年にたてられました。1856年に時を知らせる鐘が取り付けられたのですが、重くて1度鳴らしただけで壊れてしまいました。そこで再び少し軽めの鐘が1859年に取り付けられ、それ以来ロンドンに時を知らせ続けています。

第2次世界大戦の戦火も逃れ、これまでグリニッジ標準時からの誤差が1分30秒以内で時を刻んできた鐘。止まったり遅れたりしたのは数度しかありません。1962年に、時計に雪が積もって10分遅れたほか、76年に機械の一部が故障。97年にはブレア政権が誕生した総選挙の24時間前に止まり、その3週間後にも再び止まったというのが全てです。

英国下院の報道官によると、ビッグベンは27日夜10時7分ごろ、動きが止まった。しばらくしてゆっくりと動き始めたが、10時20分に再び止まり、約90分にわたって動かなかった。突然止まった理由として、気温の上昇が挙げられている。ロンドンは27日、最高気温が31.8度に達した。
ちなみにビッグ・ベンの鐘の音色は日本人にはおなじみの「キーンコーンカーンコーン」というあのチャイムです。学校などで鳴っているこのチャイムですが、正式名称を「ウェストミンスター・チャイム」というそうです(笑)

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NASAの始めた懸賞金付きコンテスト−今度は月の石から酸素を取り出します

CNNより「月の土から酸素抽出 NASAの新コンテスト

米航空宇宙局(NASA)はこのほど、月面の土から酸素を取り出す技術の開発者に25万ドル(約2700万円)の賞金を与える新たなコンテストを発表した。この技術が確立すれば、月面基地での生活や宇宙船の燃料に酸素を利用できるようになる。
センテニアルチャレンジの新しい課題です。センテニアルチャレンジはNASAが宇宙関連の技術の発展を促す目的で行っているものです。これまでにも宇宙エレベータに利用するロープの開発やロボットへのワイヤレス給電技術の開発などに賞金をかけています。

今回のチャレンジの賞金は25万ドル。期限は2008年6月1日までとなっています。

このチャレンジでは火山灰から作成した月の石を模した物質から、8時間以内に呼吸できる酸素5kgを取り出す装置を開発することが目的とされています。これまでも酸素を月の表面の土から取り出す方法はいくつか考案されていますが、実際にしようできるほど多量に取り出せる方法はありませんでした。

この技術が実現すれば、宇宙飛行士が月や火星に滞在するのに利用できるかもしれません。

ブッシュ米大統領は昨年、新宇宙計画として、月面基地の建設を足がかりに火星有人飛行などを目指す構想を発表。「月にはロケットの燃料や呼吸可能な空気になり得る物質がある」として、酸素活用の重要性にも言及していた。
おそらく熱や化学物質を利用して取り出すことになるんでしょうが、あと3年で可能でしょうか。

<参考>「NASAが始めた軌道エレベータを実現するための賞金付きコンテスト−X−PRIZEをこえるか

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2005.05.24

倒れない自転車−ゆっくり走ると三輪車

娘(5歳)と息子(4歳)はただいま補助輪なしの自転車の特訓中。息子の方が早く乗れそうなので娘はちょっと投げやりになってます(笑)

WiredNEWSより「乗車中に二輪車に「変身」する三輪車

二輪車と三輪車を組み合わせたまったく新しい自転車が登場した。発明者によると、これを使えば必ず、とても簡単に自転車の乗り方をマスターできるという。『シフト』と呼ばれる3つの車輪を持つこの自転車は、乗り手が体重をどのようにかけるかによって二輪車へと変化したり、三輪車に戻ったりする。
シフトこの自転車の後部には車輪が2つついています。自転車をゆっくりとこいでいるときは2つの車輪は適度に間隔をとっており三輪車になっています。

逆に重心を前にかけて加速していくとバネ付きハブが作動し2つの後輪が中心部に引き寄せられ、最後には一体化して二輪の自転車となります。

この自転車はスコット・シム助教授たち米バーデュー大のチームによって開発されました。彼らが自転車に乗りたてのころの恐怖感がこの開発の原動力になったとのこと(笑)

台湾で開催された「国際自転車デザインコンペティション」(IBDC)で大賞に輝いたそうです。

まだ市販されていないにもかかわらず、この受賞のおかげで、台湾のジャイアント社をはじめとする有名メーカーから、ライセンスに関する問い合わせの電話や電子メールが相次いでいるという。シフトは現在市場に流通している標準的なパーツで製造が可能だと、シム助教授は説明する。シフト独自のパーツは、フレームと後部のバネ付きハブのみだ。
まだ特許の申請中のようですが、娘が自転車をイヤになる前に発売して下さい(笑)

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2005.04.28

世界最大の旅客機の試験飛行−A380です

nikkeibpより「世界最大の超大型旅客機、初の試験飛行◇ロイター

欧州の航空機大手エアバスは27日、本社のあるフランス南部トゥールーズ郊外で、世界最大の超大型旅客機A380の初の試験飛行を行った。
A380A380はボーイング社のジャンボ機747をしのぐ、世界最大の旅客機です。全長73m、全幅80mの総2階構造で、通常のファースト、ビジネス、エコノミーの座席使用だと定員は555人。全席エコノミーのチャーター機使用だと最大853人の乗客を運ぶことが可能です。

燃費も747よりも15%も良く、最大航続距離は1万4800キロ。

この試験機は1月に完成し、パイロット、航空技師ら6人が乗り込み大西洋上で飛行状況のチェックを行いました。

一方、2003年以来、納入数でエアバスに首位の座を奪われているボーイング社も、A380に対抗した747の新型機を計画中とされています。

旅客機の離陸とともに、現場に集まった群衆の間からは歓声が沸き起こった。
価格は最大で2億1800万ユーロということですが、すでに154機の注文が入っており、開発費用はすでに取りかえしたとのこと。

最初に就航予定なのはシンガポール航空で、2006年の春の予定です。

<参考>エアバスジャパン

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2005.04.12

目的地まで引っ張っていってくれる携帯電話ができるかも?

毎日新聞より「ジャイロキューブ:「引く、浮く」体感装置を開発 産総研

握っていると、引っ張られたり、浮き上がるような感覚(力覚)を体感できる円筒形の装置「ジャイロ キューブ センサス」を産業技術総合研究所(茨城県つくば市)ベンチャー開発戦略研究センターの中村則雄シニアリサーチャーと、筑波大大学院の福井幸男教授が共同で開発し、11日に試作品を公表した。
Shakeyこの装置はモータと錘をを組合せ、中に組み込まれた複数の回転体の角運動量を生後することで、バーチャルに力覚を示すことができる装置です。

簡単に言えば、握るだけでどちらかに引っ張られたりする感覚が味わえるということでしょうか。

これまでも同じような装置はありましたが、これまでの装置は接地が必要だったため携帯するわけにはいきませんでした。

今回の装置はモーターの回転数や錘の回転のずれを制御することで、実際には装置が振動しているだけなのに、引っ張られたり押されたりするような一定方向の力が出ている感覚を得ることができます。

この試作器は長さ約30cm、直径約5cmの円筒形。将来的にはピンポン球程度まで小型化することが可能だということです。

中村氏は「携帯電話に組み込んで、電話が引っ張る方向に歩いていけばいいというナビゲーション(経路誘導)や、つえに組み込んで案内する機器への利用などが考えられる」と話している。
手に持った携帯電話が行きたいところまで引っ張っていってくれるとなればラクチンですが、もう自分がバカの極みになった気分です(笑)

でも応用範囲は広そうです。

<参考>産業技術総合研究所

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2005.04.02

何もない空中に次を書く技術

YomiuriONLINEより「空中に絵や文字描く装置、川崎の企業と慶大が開発

ソフトウエア開発会社「バートン」(川崎市川崎区、木村秀尉社長)と慶応大学理工学部は、スクリーンや霧など反射物がない空間に自由に絵や文字を映し出す装置を開発した。
空中に書いた文字この装置では、目に見えないレーザー光線を1点に照射。焦点となった場所の空気分子を急加熱して青白く発光させます。

この焦点の一を動かせば残像によりヒトは簡単な図形や文字を認識することができます。
装置は、0.1秒間に10ヶ所を発光させることが可能。約0.1秒に1度発光すれば残像が起きるため、10個の光の点を表示できることになるようです。

現在は約1メートル四方の平面画像しか描き出せないが、発光させる回数などの改良が進めば、10メートル四方以上の平面画像や立体像を、大空に描くこともでき、実用の可能性が広がる。
使い方はいろいろとありそうです。でも青空に企業広告を載せるのだけは勘弁して欲しい(笑)

<参考>株式会社バートン

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群れ行動をするパラグライダー

WiredNewsより「無人航空機:群れ行動アルゴリズムによる編隊飛行に成功

米アテア(Atair)・エアロスペース社はこのほど、群行動生成アルゴリズムを使った無人航空機(UAV)の自律飛行に成功したと発表した。自然界で鳥や昆虫などが群れになって飛行・移動するパターンをヒントに開発したアルゴリズムで、世界で初めてUAVの編隊飛行を実現させたという。
ONIXS渡り鳥などが群れを作るアルゴリズムに関してはこれまでもいろいろと研究されてきました。「群行動生成アルゴリズム」と呼ばれるこのアルゴリズムは1987年にグレイグ・レイノルズによって提案されました。

彼はコンピュータの画面上を飛び回る鳥の群れを作ったのですが、それは「近くの鳥たちと飛ぶスピードをあわせようとする」、「鳥たちが多くいる方向に向かって飛ぶ」、「近くの物体に近づきすぎたら、ぶつからないように離れる」というシンプルな3つのルールからなっていました。

現在は、このアルゴリズムもいろいろと研究されて映画などのCGで動物の群れを動かすのにも使われています。

今回、自動操縦による群れ行動を成功させたのは「ONYX」といわれる自律的に操舵するパラグライダーたちの編隊です。昨年12月にアリゾナ州で、5機のONYXからなる2つの編隊を空中で投下。緊密な編隊を保ったまま目標地点に到達させることに成功しました。

オニキスは、米陸軍兵士システムセンターとの契約で開発された。軍用物資を吊り下げて高度1万メートルから投下可能で、約50キロを自律的に滑空して、設定された目標地点に約50メートルの誤差で着地できるという。
軍事的な応用を目指した技術であるのは間違いないですが、何かと便利に使えそうです。

<参考>アテア・エアロスペース社

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2005.03.27

NASAが始めた軌道エレベータを実現するための賞金付きコンテスト−X-PRIZEをこえるか

WiredNEWSより「『スペースシップワン』に続け――NASAも懸賞コンテスト実施

米航空宇宙局(NASA)は23日(米国時間)、宇宙時代のロープと、ロボットへのワイヤレス電力供給のそれぞれについて、最初の開発チームに5万ドルを授与すると発表した。
軌道エレベータのためにたとえわずかでも賞金がかかるとわくわくするのは人間の特性でしょうか(笑)

NASAもとうとう賞金をつけたコンテストを開始しました。「Centennial Challenges」と名付けられたこのコンテストの最終目的は軌道エレベータを作ることです。それ以外にも目的は追加されるようですがまだ発表されてはいません。

過去にも1919年のオーティグ賞がリンドバーグのパリ−ニューヨーク間の無着陸飛行を成功させたり、その他X−PRIZEやソーラーカーのレースなど各種賞金のかかったコンテストにより技術革新がなされてきた例にならって技術革新を進めるために考え出されたコンテストです。

軌道エレベータを作ると行っても一気に行うのではなく、2005年の賞の目的は驚異的な強度を持つロープの素材を作ることと、ロボットが50mのケーブルの先端まで3分以内に登れるだけの電力をワイヤレスで供給することです。

この2つのコンテストの勝利者には、1位から3位までそれぞれ10万ドル、4万ドル、1万ドルの賞金が贈られることになっています。

200年度は、この結果を用いて実際にロープを登るシステムを開発することが目的になるようです。毎年、少しずつ目的を発展させ最終的には軌道エレベータの開発につなげたいようです。

米国議会は現在、NASAが授与する賞金を25万ドル以下に制限している。これに対しNASAは、賞金の上限を4000万ドルまで引き上げるよう議員たちに働きかけている。これが認められれば、センテニアル・チャレンジ・プログラムでも、有人軌道飛行のような、より高度なコンテストの企画が可能になる。
確かに10万ドルでは他のコンテストに比べて見劣りしますね。

でもなかなかそそられるコンテストです。

<参考>NASA Centennial Challenges

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2005.03.23

失敗ばかり集めたデータベース

毎日、失敗の連続の僕は過去の失敗をあえて忘れるように努めています。そうでもしないと反省ばかり(笑)

毎日新聞より「失敗の研究:科学技術分野1000件をデータベース化

科学技術振興機構(JST)は23日、国内外で過去に起きた科学技術分野の失敗約1000件を網羅したホームページ「失敗知識データベース」を開設する。タイタニック号の沈没(1912年)や茨城県東海村での臨界事故(99年)など、過去の大事故やよくある失敗を教訓に、失敗防止を目指す取り組みへの活用を呼びかける。
「失敗学」の提唱者、畑村洋太郎・工学院大教授が中心となり、過去100年余りの事例を分析。事故に関する公の調査報告書や報道を基に、各事例ごとに概要、原因、対処、対策、後日談など約30項目のデータを掲載してあります。各事例がコンパクトにまとめられていて読み物として読んでも興味深いかも。

JCOウラン加工工場での臨界事故やスペースシャトルコロンビアの爆発事故などのように社会的なインパクトの強かったものから、アメリカのシステム手帳で担当者が確認しなかったばかりに宣伝していた能力よりも劣るカラー機能しか持たなかったというような小さな例まで満載です。

原因や対策もふれられてあり非常に面白いデータベースに仕上がっています。

「鉄道」「自然災害」「原子力」などの項目別に検索できるほか、「不注意」「検討不足」「操作変更」「連絡不備」「死亡」など、失敗の特徴から該当する事象を選び出すこともできる。
でもこのデータベースをじっくり読んでいると、毎日生活するのが怖くなってくるんですけど(笑)

<参考>「失敗知識データベース

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2005.03.03

バチカンの古写本、消された文字を復元

Asahi.comより「バチカンの写本、消された文字をデジタル解析

バチカン教皇庁図書館は所蔵する羊皮紙の写本約200冊から消された古文書を探すため凸版印刷(東京都千代田区)と共同で研究に乗り出す。
パリンセストこの共同研究は「パリンセスト・プロジェクト」と命名されています。

パリンセストとは何度か上書きされた羊皮紙の写本のこと。紙が普及していない古代では羊皮紙が一般的に使われていましたが、非常に高価なものだったため書いてある文字を削ったり洗い流してからその上に新しい文字を書いていました。この下に書かれた文字を解読することで、現在発見されていない重要な文章が見つかる可能性もあります。

元に書かれた文字は肉眼では判別不可能ですが、開発中の機器で紫外線をあて画像を取り込み解析することで下に書かれた文字が浮かび上がったとのことです。

紫外線や化学薬品でパリンセストを解読する方法は従来からありましたが、写本に負担がかかるため避けられてきました。今回の機器は負担をかけないように開発されているもののようです。

バチカンに伝わる写本をデジタル解析する試みは今回が初めて。写本のデジタル化や解読の作業は、図書館で写本を研究する専門家が担当する。
ダン・ブラウンばりの面白老い文書が出てくるでしょうか。

<参考>凸版印刷

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2005.03.01

世界最長の陸上トンネル開通−つかの間の夢ですが・・・

YomiuriONLINEより「世界最長26・5キロ、東北新幹線の陸上トンネル貫通

陸上トンネルでは世界最長となる東北新幹線「八甲田トンネル」(青森県天間林村―青森市、26・5キロ)が27日、貫通した。
八甲田トンネルこのトンネルは東北新幹線のトンネルです。平成14年12月に盛岡・八戸間が開通した東北新幹線はさらに八戸・新青森間の工事も進んでいます。この八甲田トンネルは、天間林村市ノ渡地区から青森市深沢地区に至り、延長は八戸−新青森間81.2キロの約3分の1に当たります。

1998年から工事の始まったこのトンネルですが、標高約700mの山岳部の下を抜け、幅9.5m、高さ約7.7mのトンネルが開通しました。ここまでの総工費は約667億円。今後、コンクリートの巻き付けや電気設備の取り付け、レール敷設を行い、実際に使われるのは2010年の予定です。

これで陸上トンネルとしては世界最長となりました。海底トンネルとしてはもちろん全長53.9kmの青函トンネルが世界最長のトンネルです。

八甲田山系の北端を貫く同トンネルは1998年に着工し、貫通までの事業費は約667億円。これまで世界最長だった東北新幹線「岩手一戸トンネル」(25・8キロ)を抜いた。
しかし残念なことに、このトンネルの世界最長記録も長くは続きません。この春にはスイスのレッチベルグベース(34.6km)、スペインのグアダラマ(28.4km)の両トンネルが貫通予定で、陸上世界一の座を譲ることになります。

ただ断面の広い複線の鉄道トンネルとしてはそれでも最長だそうで・・・微妙なこだわりが(笑)

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2005.02.22

ナタデココから薄型ディスプレー

まさかあれがナタデココだったとは(笑)

Asahi.comより「ナタデココ、次世代の薄型ディスプレー基板に活用

紙のように曲げられる次世代の薄型ディスプレーの基板づくりに、デザートなどの食材「ナタデココ」が活用できることが、パイオニアと三菱化学、京都大の産学連携の共同研究で分かった。強度や耐熱性などはガラス基板並みという。材料費も安く、開発が急速に進む薄型ディスプレー生産のコスト削減につながりそうだ。
透明基盤と有機発光トランジスタ先日の発表の中に「曲げられる薄型ディスプレー」というのがありましたが、その基板材料がナタデココだったとは(笑)

ナタデココが日本で知られるようになったのは1990年代始め。

ココナッツの果汁から作られる寒天状のナタデココは、99%の水と1%の食物繊維からできています。その食物繊維も非常に細い網目状構造になっていて強い弾力の由来となっています。ココナッツの果肉に水や斎藤を加え、アセトバクター・キシリナムという菌を加えて発酵。表面にできた膜を取りだしたものがナタデココです。

この基盤を作るには、ナタデココかを圧縮機でつぶし水分を飛ばして乾燥。繊維だけが残ったナタデココに樹脂を注入すると、樹脂が繊維の間に浸透し透明な色になります。そこに紫外線を照射して柔らかな基盤を作るとのこと。有機ELを貼り付ければ曲げられる薄型ディスプレーの完成です。

樹脂を注入するということはやはり食べられませんね。ちょっと期待したんですが(笑)

ナタデココを使えば、既存のガラス基板よりも安くつくれる見込みで、研究グループは早期の実用化を目指す。
ナタデココのメーカーにはとんでもないところから注文が入りそうですね(笑)

<参考>「袖に縫いつけられるディスプレーの開発−これって洗濯できませんよね(笑)」(サイト内リンク)

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2005.02.20

握手しただけで名刺交換−皮膚を伝わります

Asahi.comより「握手で「電子名刺交換」、人体通じ瞬時にデータ NTT

NTTは18日、人体の表面に微弱な電気信号を伝わせることでデータをやり取りする「人体通信」を06年度中に実用化する、と発表した。専用のカード端末を身につけた人同士が握手するだけで、端末に保存した個人情報をやり取りする「電子名刺交換」などができるようになる。
RedTacton端末レッドタクトンと名付けられたこのシステムは人体が発生する弱い電界を伝送経路にする短距離の接触式ネットワークです。この技術は他社も開発を進めていますが、他社の技術に比べ伝送距離が長く速度も最大10Mbpsと高速になっているのが特徴です。

人が送信機と受信機にふれると、人の体を伝ってデータが移動する、つまりは人の体をケーブル代わりに利用する技術です。人が送信機にふれると送信機の電極が人の体に微弱な電界を形成します。この電界が人の体の表面を伝わり受信機に。受信機に到着した電界はフォトニック電界センサーによりキャッチされます。

例えばドアノブにふれるだけで瞬時に個人認証をしてドアをあけたり、薬ビンにこのデバイスを埋め込むことで薬ビンをさわっただけで薬の情報などを知ることができるなどの使い方が提案されています。

もちろん握手するだけで名刺のデータが相手のもつPDAなどに流れ込むなんて芸当も。これが普及すると日本も欧米なみに握手するようになるんでしょうか(笑)

今後、メーカーと協力して電子名刺交換などの応用商品の開発を進める。例えば、社員が部屋に入る際、端末をポケットに入れたまま特定の床を踏めば入室できるシステムなどが想定されている。接続線がなくてもパソコンとプリンターに同時に触れれば印刷も可能になる。
でもパソコンとプリンタの間にたってケーブル代わりに触ってるという絵もいまひとつ笑いを誘いそうですが(笑)

ちなみにこの「レッドタクトン」というネーミングですが、触れる(Touch)ことで反応を起こす(Act on)という意味を込め、さらにBluetoothに対抗する意味からRedにしたとのことです(笑)

<参考>NTT RedTacton・「Microsoft 皮膚を通じてデータのやりとりをする特許」(サイト内リンク)・「人体をケーブル代わりに−指先でピッ」(サイト内リンク)

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2005.02.13

温泉濾過して一攫千金?

わが家の近所では温泉発掘がブームなようです。旅館などが共同して温泉を掘っていたのはまあいいとしても何故かスーパーの駐車場でも掘ってました(笑)

毎日新聞より「希少金属:草津温泉から採取計画 原研が捕集布開発

日本有数の湧出(ゆうしゅつ)量を誇る群馬県・草津温泉に溶け込んだ希少金属を採取しようと、日本原子力研究所高崎研究所(群馬県高崎市)と同県草津町が、4月から共同研究を始める。工業用触媒に使われるバナジウムや、1キロ200万円もするスカンジウムなど産出量が少なく高価な金属を、同研究所が開発した捕集用の布を使い、温泉から取り出すという世界初のユニークな試みだ。
これは放射線クラフト重合法を用いて、日本原子力研究所高崎研究所のグループが開発した金属の採取方法です。

ポリエチレンでできた不織布に放射線をあてイオン交換基や錯体形成機能を布自身にもたせる手法で、液体中の微量金属を集めることができるとのこと。

実際に海水からイエローケーキや酸化バナジウムなどを回収することにすでに成功しているようです。

同研究所の試算によると、草津温泉の源泉の一つ「万代鉱」からは1分あたり6000リットルの温泉がわき出し、スカンジウムが年116キロ、バナジウムが年725キロ、ヒ素が年32トン採取できるという。スカンジウムはエックス線の研究材料として貴重、バナジウムは重要金属として国家備蓄の対象だ。ヒ素は半導体の原料になる。金が含まれている可能性もある。
採算がとれればすごいですね。スカンジウムなんかがどんどんとれたらゴールドラッシュ(笑)

その布で近所の温泉を濾してみたいんですけど(笑)

<参考>日本原子力研究所高崎研究所

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2005.02.10

角砂糖大の原子時計

最近、腕時計を持ち歩かなくなりました。携帯に時計はついいるし部屋の中ではどこかに必ず時計があるので不便を感じなくなったからです。というのは表向きの理由で、もってる腕時計が1日で5分くらい遅れるようになったからというのが真相(笑)

CNETJapanより「米科学者、角砂糖大の原子時計を開発--1秒の誤差に300年

角砂糖大の原子時計を開発した研究者が、ここで用いられた消費電力削減技術はいずれ携帯電話やその他の機器に応用されるだろうと話している。
 ミシガン大学教授のClark Nguyenは、サンフランシスコで開催中の国際固体素子回路会議(International Solid State Circuits Conference:ISSCC)で、この原子時計の詳細に説明した。同教授によれば、この時計は1日の誤差がわずかに1ミリ秒で、1秒の誤差が生じるには274年から300年かかるという。
クォーツ時計では、水晶の振動を基準に1秒を測っています。一般的なクォーツ時計の精度は6桁−7桁程度。これは2週間弱で1秒ずれるくらいの精度です。

原子時計はセシウム原子やルビジウム原子などの振動を基準にした時計で、誤差は3000年から30万年に1秒程度。日本の産業技術総合研究所が開発した原子時計「JF−1」はなんと2000万年に1秒しかずれません。

しかし、このJF−1は設置面積が約3.7平方メートルあります。

今回開発されたこの小型原子時計は、精度こそ300年に1秒程度と原子時計としては少し落ちますが、大きさがなんと1立方センチメートルと角砂糖なみです。

消費電力も75mWと小さく、普通のバッテリーで動作します。

原子時計に使うセシウムは常温では固体ですが、原子時計として扱うにはこれを気体にする必要があります。

セシウム蒸気で満たされた空間(ベイパーチャンバ)の奥行きが2センチの場合は、これを15ワットの電力で摂氏80度まで熱するのに15分かかる。今回の試験的原子時計に用いられたベンパーチャンバは一面が0.6平方ミリメートルで、摂氏80度に達するのに3秒強しかかからず、また電力も数ミリワットで事足りるという。
原子時計の進歩は携帯電話やGPSなど様々なところに有効利用されます。

今回の原子時計、さらに小型化が進めば普及する可能性もあります。

それはともかく、僕の腕時計はなんとかならんのでしょうか。高かったのに(笑)

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2005.02.04

世界最大の風車−ドン・キホーテもびっくりです

先日、庭に風車をつくってくれと息子(4歳)がしつこく言うのでつくりました。うちの庭は塀に囲まれてるので風が通りません。当然回らぬ風車に息子は激怒。だからつくっても無駄だよって言ったのに(笑)

Yahoo!NEWSより「世界最大の発電風車が稼働=回転翼の直径61.5メートル−独」(時事通信)

世界最大の風力発電用の風車が2日、ドイツ北部のブルンスビュッテルで本格稼働を開始した。風車は高さ183メートル、回転翼の長さは61.5メートルで、1枚の重さは18トンある。この1基で約4500世帯分の消費電力を賄える。
世界最大の風車人類が自然の力をエネルギー源として利用したのは風力と水力が最初です。

風車がどこで最初に使われたかははっきりとしていませんが、紀元前3600年頃にはエジプトで揚水や感慨などに風車が用いられたという記録が残っています。中世になると、ヨーロッパ各地で相当数の風車が稼働していたようです。

風車を使って初めて発電を行ったのはイギリスのJ・ブライスといわれています。1887年のことです。垂直軸の風車により3kwの発電を行いました。

日本でも各地で風車による発電プラントが稼働・建設されています。コスト的にうまくいっていないところも多いようですが、せっかくの自然の理、利用しない方がもったいないですね。

でもこの風車、でかすぎる。ドン・キホーテもビックリです(笑)

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