2006.04.25

アルミニウムで燃料電池!

Yahoo!NEWSより「水とアルミで動く燃料電池 日立マクセルが開発」(共同通信)

日立マクセル(東京)は24日、水とアルミニウムから発生させた水素を燃料に使う燃料電池を開発したと発表した。
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今もっともホットな燃料電池ですが、またユニークな燃料電池の登場です。

現在、開発が進められている燃料電池は、メタノールを燃料とする「 直接メタノール形燃料電池 (DMFC)」や、高圧ボンベなどの水素を燃料とする「固体高分子形燃料電池(PEFC)」などがあります。

しかし、DMFC では出力の低さと、燃料ロスや電圧低下、発熱の原因となる「メタノールクロスオーバー」という課題が、PEFC では改質装置および高圧ボンベによる複雑な機器およびコスト高などの課題が残されています。

今回発表されたのは、水素と空気中の酸素を燃料とする「固体高分子形燃料電池」の一種で、水とアルミニウムとの反応による水素発生システムを利用しています。

構造が簡単で低コストで発電できるのが特長。
この燃料電池を使用した10W級モバイル電源を開発し、ノート PC を動作させることに成功した。

新開発のアルミニウム微粒子化プロセス技術で水素の発生効率を向上させることにより、室温で1gのアルミニウムから1.3リットルの水素を発生させることに成功しました。

高さ16cm、幅10cm、奥行き6cm、920gの電池本体の中に、アルミニウムと水が別々のカートリッジにおさめられています。水を少しずつアルミニウムに加えることで水素を発生させます。

出力は平均10Wですが、20gのアルミニウムでノートパソコンを4-5時間動かせるとのこと。

同社は「アルミ廃材のリサイクル利用も期待できる。10-100ワット級の電源として実用化を進めたい」としている。
缶ジュースの空き缶でノートを動かせるようになるんでしょうか(笑)

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2005.12.14

熱を加えると縮む実用的な金属を開発!

毎日新聞より「新素材:温度が上がると縮む…国内で初めて開発

理化学研究所などの研究チームは13日、温度が上がると縮む国内初の新材料開発に成功したと発表した。19日付の米応用物理学誌に掲載される。
通常、物質は温度が上昇すると体積が大きくなります。ところが、ごく希に、温度が上昇すると逆に体積が小さくなる物質があります。これは「負膨張」と呼ばれ、身近には氷が水になると体積が小さくなる例があります。

今回、理化学研究所の竹中先任研究員らの研究チームは、「逆ペロフスカイト」と呼ばれる構造をもつマンガンの窒化物が、構成元素の亜鉛、ガリウムや銅の一部をゲルマニウムで置き換えると、室温付近で大きな負膨張を示すことを発見しました。

この合金を、膨張する物質と混ぜれば、温度が変化しても形状が安定した物質を作ることができ、精密な製品加工用の工作機器への活用などが期待されます。

温度上昇で縮む材料はこれまでに海外で数種類作られていましたが、膨張率の制御が難しいほか、もろいものがほとんどでした。強度があるものは、原材料が高価で実用化には向いていませんでした。

この新材料は、マンガンやゲルマニウムなど身近な原材料から作られ、負膨張の大きさを自在に制御できること、高い電気伝導性や熱伝導性を示すことなど従来の材料に比べ非常に実用的なものとなっています。

研究チームの竹中康司・同研究所先任研究員は「室内の温度変化に関係なく、ナノメートル(ナノは10億分の1)単位の加工が可能な工具を製作できるようになる。日本独自の合金のため、海外へ高額の特許料を払う必要もなくなる」と話している。
熱膨張する材料と組み合わせて、温度変化があっても全く膨張しない材料が作られると最高なんですが。

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2005.12.10

遠くの様子を伺う目玉

ITmediaより「危険な現場に飛び込む「機械の目玉」

人質事件などの危険な現場に突入する警察官が、現場に投げ込むものを新たに手に入れた――2時間分の映像と音声を本部にワイヤレス送信でき、遠くから投げても大丈夫な野球ボール大のカメラだ。
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この「EyeBall」カメラは重さ約450gで野球のボールほどの大きさ。ゴムとウレタンで覆われています。このため、窓を突き破ったり壁に跳ね返ったりしても大丈夫です。

静止後はこのボールは自らを固定し、最大で200ヤード(約180メートル)離れたところまで周囲360度の映像と音声を送信することができます。

開発したのはイスラエルの会社ODF Optronics社。すでにこの装置はイスラエル軍やアジアと欧州の軍隊、警察に販売されています。

警察官がたてこもり犯などと対峙するときや、どこかに突入しなければならないときなどに、まずこのボールを投げ、内部の様子を探ることが可能になります。

EyeBallは2個で4800ドル、約2時間使ったらバッテリーを充電する必要がある。対応するビデオ監視機器も必要だ。EyeBallの交換費用は約1700ドル。
なんか他にも使い道が見つかりそうですが。

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2005.10.20

古新聞で空気を綺麗に?

nikkeibpより「「空気清浄効果のある新聞用紙」、日本製紙と読売新聞が共同開発

日本製紙と読売新聞社は10月19日、光触媒である酸化チタンをコーティングした新聞用紙「光触媒新聞用紙」を開発したと発表した。直射日光のあたる場所に置いておくと、室内の空気に含まれるタバコ、汗、ペットの臭気などを除去、浄化するという。
光触媒とは光が当たると化学反応を促進する触媒となる物質です。その中でも特に多く用いられているのが酸化チタンです。

酸化チタンは昔から、白色のペンキや化粧品、また食品添加物として使われてきました。この酸化チタンが光触媒として働くと、汚れの分解や消臭・脱臭、抗菌・殺菌、空気中の有機化合物やシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドの分解などの働きをもちます。

これは酸化チタンの表面に活性酸素が生じることによって起こるといわれていますが、はっきりとは分かっていません。しかし、その酸化作用とまた親水作用により、空気清浄機や建材など多くの分野で使用され始めています。

今回、日本製紙と読売新聞社は、化学反応によって紙自体の品質が劣化するという従来の光触媒技術にあった問題を解決。製品化に成功したということです。耐久性にもすぐれ、オフセット輪転印刷機による高速印刷も可能ということですので、本当に新聞紙としても使えるようです。

読売新聞社では日刊紙「読売新聞」の東京23区発行分に、同光触媒新聞用紙を使った別刷り広告特集を折り込む。また10月22日から日本コンベンションセンター(幕張メッセ)で開催される「東京モーターショー 2005」で同広告特集を約10万部配布する予定。
古新聞で空気の浄化ができるようになるんでしょうか。でも、コストが高そうです。なによりの問題は我が家は読売新聞をとってないことでしょうか(笑)

<参考>「ハイテクとローテク カイコから光触媒

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2005.10.12

JAXAが超音速旅客機の実験に成功−東京NY間が6時間程度に(ただし15年後)

Asahi.comより「「次世代」超音速旅客機の飛行実験、宇宙機構が成功

次世代の超音速旅客機の開発を目指して、宇宙航空研究開発機構(宇宙機構)は10日、オーストラリアのウーメラ飛行実験場で、小型実験機の飛行実験を行い、成功した。
NEXST-1この実験は次世代の超音速旅客機の開発に向けた実験です。

実験では、小型の無人実験機NEXST-1(全長11.5m、全幅4.7m、重さ2t)をロケットにのせて打ち上げ、高度19kmでロケットから分離しました。

分離された実験機は、マッハ1.9−2で約15分間、グライダーのように滑空した後、打ち上げ場から約15km離れたところにパラシュートを開いて着地しました。

最高速度で滑空していたのは約70秒間。この間に空気抵抗など約800点のデータ収集に成功したとのことです。このデータはスーパーコンピュータで設計された今回の機体の設計が適切だったかの検証などに使用されます。

実は今回の実験は2回目になります。JAXAは1機11億円の機体を2機製作。このうち1機を02年7月に打ち上げましたが、ロケットの誘導制御装置がショートして墜落しました。今回はさらに6億円かけて改造した機体での再チャレンジです。

坂田公夫理事は「計画通りデータが取得でき、技術開発に大きな一歩を踏み出せた」と話した。
超音速旅客機が実用化されれば、東京―ニューヨーク間の飛行が現在の約半分の6時間以下に短縮されるといわれています。しかしJAXAによれば実用化にはまだ15年ほどかかるとのこと(笑)

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無人自動車みごとに210kmを走破!

CNNより「ロボット運転の車、砂漠レースで初完走 米軍が賞金

ロボットが運転する車両23台を集めた自動車レースが8日、米モハベ砂漠で開かれ、4台が見事に完走した。大きな落差や障害物、トンネルなどがある道路を克服し、画期的な技術進歩を成し遂げた。このレースには、軍車両への技術活用を目的に、米国防総省が賞金を出している。
Stanley今年も「DARPAグランド・チャレンジ」が8日、ネバダ州の砂漠で行われました。

このレースは、国防総省がバックアップして行われています。目的は戦闘地帯で米軍への物資供給に使えるような無人自動車の開発です。

全くの無人の自動車が坂道や谷間、岩場などを通り抜け人工的に設けられたトンネルなどの障害物を乗り越えて全長210kmのコースを10時間以内で走破しなければいけません。

昨年開催された大会では210kmどころか、最長走破の車でも12kmほどしか走ることができませんでした。

しかし、今年の大会ではなんと4台が10時間以内に完走。10時間以上かかりましたが他の1台も完走に成功しました。

予選を勝ち抜いた23チームの中で優勝したのはスタンフォード大学のスタッフや学生によるベンチャー「スタンフォード・レーシングチーム」の「Stanley」で、132マイル(約212キロ)の距離を6時間53分58秒で走破しました。「Stanley」はVWの「トゥアレグR5」をベースに、GPS、車輪の回転数などの内部情報、レーザーやカメラ、レーダーシステムを駆使して、自律走行を実現しています。処理ユニットには6台のPentium M搭載コンピュータを用いているとのこと。

その他、カーネギー・メロン大学のレッドチームの「Sandstorm」が2位。同大学のレッドチームツーの「H1ghlander」が3位、グレイ・インシュランス社の「Kat-5」が4位でした。

スタンフォード大チームは、開発した技術は国防総省の目標実現に貢献するとした一方、同時に、数年以内により安全な車を製造することにも貢献するとしている。
優勝賞金は200万ドルだそうです。

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2005.10.06

光子の閉じ込めと呼び出しに成功

WiredNEWSより「「光の保存」に成功、量子コンピューター実現に向け前進

オーストラリアの物理学者チームが、光を結晶の中に一時「止めておく」ことに成功した。この成果は、量子コンピューターの開発に役立つ可能性がある。オーストラリアのキャンベラにあるオーストラリア国立大学の研究チームは、特殊な結晶の中にレーザー光のパルスを1秒以上捕獲することに成功した。秒速30万キロメートルの光を秒速わずか数百メートルにまで遅くしたことになる。
光の閉じこめ量子通信や量子コンピュータなど量子情報を用いた研究がさかんに行われています。特に量子コンピュータには多くの注目が集まっています。

量子重ね合わせを用いた量子コンピュータは、複数の値を一度に表現できるため従来型のコンピュータの性能をはるかに上回ることが期待されています。

ただ量子コンピュータを実現するには量子メモリの開発が欠かせません。

研究チームは結晶の中にレーザー光のパルスを1秒以上閉じこめるとともに、保存した光を再び呼び出すことに成功しました。

チームは光を遅くするために、プラセオジムという希土類元素を添加したケイ酸塩の結晶を使用しました。この結晶に照射されたレーザー光のパルスは、通常は吸収され通過することはありません。ところが、第2のレーザーを加えると結晶が透明になり、最初のレーザー光が通過するようになったとのこと。第2のレーザーを遮断すると、第1の光パルスが捕獲され、光を保存することができました。そして第2のレーザーを再び結晶に当てると、捕獲されていた光パルスが解放されました。

ラフラム所長は、量子技術がまだごく初期の段階にあることを認めながらも、オーストラリア国立大学による量子メモリ実験の成功を「画期的な出来事」と表現し、将来に向けた着実な進歩を夢に描いている。
量子コンピュータの実現にはまだ20年近い年月はかかると思いますが。

<参考>「電子2個でハイトラ-ロンドン状態の作成に成功−量子コンピュータに近づいたのか?」・「量子テレポーテーションで原子をおくる

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2005.09.15

乾燥機に入れると衣類が20%も速く乾く物質を合成

日経Healthより「乾燥機に入れれば20%早く衣類が乾く物質を発見

洗濯物を乾かすさいに、あらかじめ乾燥機にちょっと入れておくだけで、乾きが20%早まる−−そんな物質をフロリダ大学の研究者が見つけて、界面化学の雑誌「Langmuir」で報告した。
フロリダ大の研究者は繊維の間に働く表面張力を減らすことで、衣類を速く乾燥させることができるのではと考え、乾燥を20%早める物質の合成に成功しました。

この物質を乾燥機に入れると、水分子と繊維を結びつけている表面張力が弱まり、乾燥に費やす時間が少なくてすむとのことです。

米国の家庭では56%が乾燥機を所有しており、1年につき300回程度、乾燥機を使用しています。乾燥機に使われる電気量は家庭全体の使用量の5%にのぼるとのこと。

仮にこの洗濯物の乾燥に要する時間が10%少なくて済むと、全米で年間2億5000万ドル(250億円)のコスト削減になると、研究者らは推計している。
はプロクターアンドギャンブル社からの資金提供で行われた研究のようですが、現在特許出願中とのこと。しばらくすれば同社から売り出されるかもしれません。

うちの妻は飛びつくでしょう(笑)

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2005.07.20

アスベストの無力化に新しい技術−毒をもって毒を制す

Asahi.comより「アスベスト無害化に新技術 フロン混ぜ加熱、別の物質に

建材に使われ、発がん性が指摘されるアスベスト(石綿)を従来よりも低い温度で加熱して無害化する技術を、群馬高専=前橋市=の小島昭教授(物質工学)らが開発した。アスベストに、オゾン層を破壊する有害物質フロンを混合させる方法で、「毒をもって毒を制す」という触れ込みだ。埋め立てより低額で処理ができるといい、アスベストの現存量を減らせそうだ。
アスベストは天然の鉱物繊維で安価なため、多く使用されてきました。火山から吹き出た溶岩が水で冷やされるとき、特殊な条件下でアスベストの結晶が成長します。

1本の繊維の太さは髪の毛の5000分の1といわれ、熱や薬品にも強く、紡いで織ることもできます。そのため「奇跡の鉱物」といわれていた時期もありました。主成分は、珪酸マグネシウム塩で蛇紋石石綿と角閃石石綿に大別されます。主な産出国はカナダ、南アフリカ、ロシアなど。

このアスベストが肺ガンや中皮腫の原因になることは日々報道されている通りです。

アスベストは処理・無毒化が困難なため、従来はセメント固化、埋め立てが主な処分方法でした。最近では溶融固化しスラグ化する方法が主になりつつあります。しかし、この場合、1000℃以上の高温にする必要があり費用がかかりました。

小島教授らはフロンを分解してできたフッ化カルシウムや酸化カルシウムをアスベストと混合させ、700℃に加熱して粉末にすることにより粒状の物質に変え無毒化することに成功しました。

小島教授はすでに特許を取得し、実用化研究も進めており、「無害化したアスベスト融解物も、タイルやコンクリートなどの原料として再資源化できるよう研究を続けたい」と話す。
費用が安くすみ、不安の残る埋め立て以外の方法が開発されることで処理が進むことを期待したいものです。

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2005.07.15

レーザーでつめに情報を記録−フロッピーの半分程度なら記録できます

Asahi.comより「レーザーでつめに情報記録 徳島大開発、カード代わりに

人間のつめのかけらの中にデジタル情報を記録する手法を、徳島大工学部の早崎芳夫・助教授らが開発した。情報は、つめが生えかわる目安の約半年間は保たれた。指1本でフロッピーディスク半分ほどの情報量を納められる。指のつめに個人識別情報を書き込めるようになれば、紛失や盗難の心配がなく、キャッシュカードや各種の会員証などの代わりになるかもしれない。
つめの中に記録した情報研究チームはつめのかけらに、フェムト秒レーザー加工技術を用いて情報を記録することに成功。つめに強い光をきわめて短い間、繰りかえし出す特殊なレーザーの光をあてると、熱で内部のタンパク質が微少な点状に変性し、蛍光を出すことを発見しました。

最初の実験では2×2×0.4立方ミリメートルの切ったつめの上で行われました。1ビットの情報は3.1ミクロンの大きさを持って、表面から0.04−0.08mmのところに書き込まれました。これを3層にわけて5ミリ四方の範囲に書き込めば情報量はフロッピーディスクの半分、約630キロバイトになります。

表面近くに書き込めば痛みも感じないとのこと。読み取りには蛍光顕微鏡を用います。

この蛍光信号は170日以上たっても読み取ることが可能だったとのことです。

つめをカード代わりにし、指紋や指先の静脈で本人確認をすると、指1本だけで買い物などができるかもしれない。「点」を大きくすれば情報量は減るがネイルアートのように目立たせることも可能。ただ、色のついたマニキュアを塗ると情報は読み取れない。
今後は生きたつめにブレを抑え正確に書き込む技術や、バーコードのように簡単に読み取れる技術を開発するとのこと。

そのうち体中にこんな情報が書き込まれる日が来るのでしょうか。何を書き込んでもなくさないのはいいのですが(笑)

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2005.07.14

電源を切っても画像が残る電子ペーパーを開発

毎日新聞より「電子ペーパー:電源切っても液晶画像表示 富士通が開発

富士通は13日、電源を切ってもカラーの液晶表示が消えず、曲げることもできる「電子ペーパー」を世界で初めて開発した、と発表した。無線電波で画像を書き換えることもでき、06年度からA4サイズの電車の車内広告や案内板などで商品化を目指す。
曲がる液晶電子ペーパーは液晶分子が光を反射して画像を表示します。通常の液晶は電力がとぎれると分子の配列がくずれて光を反射しなくなりますが、この電子ペーパーでは電源を切っても表示を維持できるメモリ性を備えることに成功しました。表示だけなら電力は不要で、表示の書き換えも無線により可能とのこと。従来型に比べ数百分の1から数万分の1の省電力化を実現しました。

赤、緑、青の表示パネル3枚を積層し、カラーフィルターや偏光板は使いません。そのため、従来の反射型液晶ディスプレイ(LCD)よりも明るいカラー表示が行え、表示を維持するために書き換えを行わないため、ちらつきも生じないとのこと。また、曲げたり指で押しても表示には影響しません。

将来的には電子広告だけでなく、携帯電話などディスプレーの小さな機器でダウンロードした画像を転送して拡大表示するのに使ったり、電子新聞や雑誌などに応用したいとしている。
問題は512色の表示には3秒ほどかかること。電子書籍などには少し苦しいかもしれません。むしろ商品POPなどへの応用の方が早そうです。

<参考>「カーボンナノチューブで紙漉」・「墓石に液晶

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2005.07.06

世界最高速の電気自動車いよいよ公道を走る!−売り出し予定価格は3000万円

NIKKEI NETより「最速370キロの電気八輪車、公道に――慶大と30社が開発

慶応義塾大学とエネサーブ、大和ハウス工業など約30社が共同開発した八輪の電気自動車がナンバープレートを取得し、5日、初めて公道を走った。ガソリン車に比べてエネルギー消費が約4分の1で済み、高級スポーツカーを上回る加速性能を持つ。2008年にも約200台を受注生産する計画だ。
エリーカ最近ずいぶんと知名度が上がってきた電気自動車「エリーカ」ですが、いよいよ公道での走行試験が始まりました。

慶応大学と協賛企業により開発された「エリーカ」は電気自動車ながら最高時速370km、加速度0.68Gと高性能のスポーツカーをしのぐ性能を持ちます。電気自動車なのでエンジンの騒音もなく、使うエネルギーはガソリン車の4分の1というエコカーです。

積んでいるのは大型のリチウムイオン電池。自宅のコンセントで充電可能です。1回5時間のフル充電で300kmを走行することができます。

全長5100mm、全幅1900mmの少し大きめの車体ですが、床下の厚さ15cmの空間に電池、インバータなどの主要部品を収めており、車輪にモータや減速ギアを組み込んでいるためエンジンハウスはありません。

全長約5メートル、幅約2メートルの銀色の車体にはカーブでの走行安定性を高めるため、前方に4つ、後方に4つのタイヤがついている。5人乗りで、ナンバープレートの370は最高時速370キロメートルを意味する。時速160キロメートルまで加速するのにかかる時間は約7秒で最高級スポーツカーの9.2 秒をしのぐ。
売り出す場合はおそらく3000万円程度の価格になるのではということです。手が出る価格じゃないですが、ぜひ一度乗ってみたい。

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2005.06.26

自動で打ち水、その名も「打ち水ロード」

Asahi.comより「真夏の道「打ち水」で涼しく アスファルト舗装に新技術

炎天下のアスファルト舗装を「打ち水」で涼しく――そんな技術を大林組と大林道路が共同開発した。
打ち水ロード暑い夏がやってきました。町の真ん中では体感温度が40度をこえることもしばしば。いわゆるヒートアイランド現象ですが、これは主にアスファルト舗装の面積の増加や高層建築物による風の遮断、空調や車による人口排出熱によっておこります。このうちアスファルト舗装の面積は都市部では20−25%に達し、路面温度も60度に達することもあります。したがって路面温度を下げる技術の一刻も早い実用化が求められていました。

実用化されている路面温度低下策としては保水性舗装があります。これは雨水を保水性の舗装材に吸収・蒸散させ舗装面の温度をおさえる手法です。ただこの場合は雨水を利用するため晴天が続くと効果が減る問題があります。

この「打ち水ロード」は、アスファルト舗装の中に給水管を敷設し、雨が降らなくてもつねに水がしみ出すように工夫されています。舗装の隙間に砂を入れることで、水が表面に伝わり、路面全体から蒸発します。

給水には、地下の貯留槽に蓄えた雨水や地下水、下水処理水、工業用水を利用。給水の制御にはタイマーや雨水センサを用い、常に必要最小限の給水を自動的に行います。

愛知県の実験住宅の校内道路での実験では、気温23度の日、周辺道路は38度でしたが打ち水ロードは34度だったとのこと。真夏には、一般のアスファルトより20度ほど下がると推定されています。

従来の「保水性舗装」に比べると費用は2〜3割増しになるが、子供が何時間も並ぶような遊園地の歩道や、駐車場などへの利用が期待される。
打ち水といえば今年も打ち水大作戦は行われるようです。

<参考>「100万人の打ち水大作戦−温度を2度下げよう」・「大阪でも打ち水大作戦2004

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2005.06.25

タイムやラップ数を映し出す水泳のゴーグル

CNNより「ゴーグルにタイムとラップ数を表示 英学生が発明

水泳選手がタイムを確認する際、腕時計やプールの時計板を見る時間を節約できないだろうか――。英ブルネル大でデザイン学を専攻する学生が、そんな発想からユニークなゴーグルを発明した。タイムや泳いだラップ数が、レンズの内側に表示される。
デジタルゴーグルブルネイ大のケイティ・ウィリアムさんが卒業制作の一つとして作ったものです。

高校時代にプールの監視員のアルバイトをしていたときの経験から思いつきました。

このゴーグルのストラップの後部にはコンパスを収納した電子機器がついています。ゴーグルの横にある小さなボタンを押すと、装置が作動。コンパスによりターンしたことが感知されます。ターンごとにラップ数が更新、またラップごとのタイムが記録されます。

タイムやラップ数、速度は、小さな鏡に反射させる仕組みを使ってレンズに表示されます。泳ぎながらまったく脇見をすることなくスイマーはこれらの数値を確認できます。

軽さやつけ心地も、一般のゴーグルとあまり変わらないとのこと。

ケイティさんは「需要はきっとある。市場のすき間を埋めることができるはず」と、商品化に自信を示す。
最大の問題は表示機能にコストがかかりすぎることだそうです(笑)

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2005.06.17

世界最大の金塊を鋳造−なんと250kg!

毎日新聞より「三菱マテリアル:世界最大250キロの金塊の鋳造に成功

三菱マテリアルは16日、重量が250キロで、時価総額約4億円に上る世界最大の金塊の鋳造に成功したと発表した。金塊を金ぱくに延ばすと広さ7万畳以上になり、東京ドームが2.6個以上収まる換算になる。同社は金塊をギネスブックへ申請中で、7月11日から静岡県伊豆市内の関連テーマパークで一般公開を予定する。
世界最大の金塊厚さ0.2ミクロンの金箔に例えられても実感はわきませんが、1gが1600円とすると250kgで何と4億円。

三菱マテリアルは2000年に200kgの金塊を鋳造し、世界最大の金塊としてギネスに認定されています。しかし昨年、台湾で220kgの金塊を作成したとのニュースが流れたことで、金のリーディングカンパニーとしてのこの会社の闘志に火がついたようです(笑)

サイズは底面が455mm×225mm、上面が380mm×160mm、高さが170mmといいますから結構大きいものです。

これだけ大きな金塊を作るのはやはり相当高い技術がないと難しいようです。特に表面全体を美しく仕上げることが難しさを伴うようです。

この金塊、静岡県のテーマパーク「土肥金山」で7月11日から一般公開するとのこと。

巨大な金塊を造るには温度管理が難しく、表面がでこぼこになるケースもあるが、独自の鋳造技術で、表面を鏡のように、なめらかに仕上げたという。
ここまででかいと余り有り難みもないような(笑)

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2005.05.31

ビッグ・ベンのキーンコーンカーンコーンが謎の停止?

CNNより「ロンドンのビッグベン、謎の停止2回 原因は暑さ?

テムズ川のほとりに建つ、英国会議事堂の時計塔ビッグベンが27日夜、2度にわたって止まり、再び動き出す奇妙な出来事があった。原因はわかっていないが、5月としては1953年以来となる暑さが、ビッグベンの動きをおかしくさせた可能性があるという。
Shakeyテムズ川の河畔にそびえる時計台ビッグ・ベン。ロンドンの象徴でもあり15分ごとに時をつげています。その鐘が聞こえるところで生まれた人が生粋のロンドンっ子だとか(笑)

このビッグ・ベンは正確にはウェストミンスター宮殿(国会議事堂)の時計塔です。塔の高さは95m、鐘の直径は9フィート、重さ13.5トンです。16世紀から国会議事堂として使われてきたウェストミンスター宮殿が焼失したため1852年にたてられました。1856年に時を知らせる鐘が取り付けられたのですが、重くて1度鳴らしただけで壊れてしまいました。そこで再び少し軽めの鐘が1859年に取り付けられ、それ以来ロンドンに時を知らせ続けています。

第2次世界大戦の戦火も逃れ、これまでグリニッジ標準時からの誤差が1分30秒以内で時を刻んできた鐘。止まったり遅れたりしたのは数度しかありません。1962年に、時計に雪が積もって10分遅れたほか、76年に機械の一部が故障。97年にはブレア政権が誕生した総選挙の24時間前に止まり、その3週間後にも再び止まったというのが全てです。

英国下院の報道官によると、ビッグベンは27日夜10時7分ごろ、動きが止まった。しばらくしてゆっくりと動き始めたが、10時20分に再び止まり、約90分にわたって動かなかった。突然止まった理由として、気温の上昇が挙げられている。ロンドンは27日、最高気温が31.8度に達した。
ちなみにビッグ・ベンの鐘の音色は日本人にはおなじみの「キーンコーンカーンコーン」というあのチャイムです。学校などで鳴っているこのチャイムですが、正式名称を「ウェストミンスター・チャイム」というそうです(笑)

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NASAの始めた懸賞金付きコンテスト−今度は月の石から酸素を取り出します

CNNより「月の土から酸素抽出 NASAの新コンテスト

米航空宇宙局(NASA)はこのほど、月面の土から酸素を取り出す技術の開発者に25万ドル(約2700万円)の賞金を与える新たなコンテストを発表した。この技術が確立すれば、月面基地での生活や宇宙船の燃料に酸素を利用できるようになる。
センテニアルチャレンジの新しい課題です。センテニアルチャレンジはNASAが宇宙関連の技術の発展を促す目的で行っているものです。これまでにも宇宙エレベータに利用するロープの開発やロボットへのワイヤレス給電技術の開発などに賞金をかけています。

今回のチャレンジの賞金は25万ドル。期限は2008年6月1日までとなっています。

このチャレンジでは火山灰から作成した月の石を模した物質から、8時間以内に呼吸できる酸素5kgを取り出す装置を開発することが目的とされています。これまでも酸素を月の表面の土から取り出す方法はいくつか考案されていますが、実際にしようできるほど多量に取り出せる方法はありませんでした。

この技術が実現すれば、宇宙飛行士が月や火星に滞在するのに利用できるかもしれません。

ブッシュ米大統領は昨年、新宇宙計画として、月面基地の建設を足がかりに火星有人飛行などを目指す構想を発表。「月にはロケットの燃料や呼吸可能な空気になり得る物質がある」として、酸素活用の重要性にも言及していた。
おそらく熱や化学物質を利用して取り出すことになるんでしょうが、あと3年で可能でしょうか。

<参考>「NASAが始めた軌道エレベータを実現するための賞金付きコンテスト−X−PRIZEをこえるか

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2005.05.24

倒れない自転車−ゆっくり走ると三輪車

娘(5歳)と息子(4歳)はただいま補助輪なしの自転車の特訓中。息子の方が早く乗れそうなので娘はちょっと投げやりになってます(笑)

WiredNEWSより「乗車中に二輪車に「変身」する三輪車

二輪車と三輪車を組み合わせたまったく新しい自転車が登場した。発明者によると、これを使えば必ず、とても簡単に自転車の乗り方をマスターできるという。『シフト』と呼ばれる3つの車輪を持つこの自転車は、乗り手が体重をどのようにかけるかによって二輪車へと変化したり、三輪車に戻ったりする。
シフトこの自転車の後部には車輪が2つついています。自転車をゆっくりとこいでいるときは2つの車輪は適度に間隔をとっており三輪車になっています。

逆に重心を前にかけて加速していくとバネ付きハブが作動し2つの後輪が中心部に引き寄せられ、最後には一体化して二輪の自転車となります。

この自転車はスコット・シム助教授たち米バーデュー大のチームによって開発されました。彼らが自転車に乗りたてのころの恐怖感がこの開発の原動力になったとのこと(笑)

台湾で開催された「国際自転車デザインコンペティション」(IBDC)で大賞に輝いたそうです。

まだ市販されていないにもかかわらず、この受賞のおかげで、台湾のジャイアント社をはじめとする有名メーカーから、ライセンスに関する問い合わせの電話や電子メールが相次いでいるという。シフトは現在市場に流通している標準的なパーツで製造が可能だと、シム助教授は説明する。シフト独自のパーツは、フレームと後部のバネ付きハブのみだ。
まだ特許の申請中のようですが、娘が自転車をイヤになる前に発売して下さい(笑)

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2005.04.28

世界最大の旅客機の試験飛行−A380です

nikkeibpより「世界最大の超大型旅客機、初の試験飛行◇ロイター

欧州の航空機大手エアバスは27日、本社のあるフランス南部トゥールーズ郊外で、世界最大の超大型旅客機A380の初の試験飛行を行った。
A380A380はボーイング社のジャンボ機747をしのぐ、世界最大の旅客機です。全長73m、全幅80mの総2階構造で、通常のファースト、ビジネス、エコノミーの座席使用だと定員は555人。全席エコノミーのチャーター機使用だと最大853人の乗客を運ぶことが可能です。

燃費も747よりも15%も良く、最大航続距離は1万4800キロ。

この試験機は1月に完成し、パイロット、航空技師ら6人が乗り込み大西洋上で飛行状況のチェックを行いました。

一方、2003年以来、納入数でエアバスに首位の座を奪われているボーイング社も、A380に対抗した747の新型機を計画中とされています。

旅客機の離陸とともに、現場に集まった群衆の間からは歓声が沸き起こった。
価格は最大で2億1800万ユーロということですが、すでに154機の注文が入っており、開発費用はすでに取りかえしたとのこと。

最初に就航予定なのはシンガポール航空で、2006年の春の予定です。

<参考>エアバスジャパン

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2005.04.12

目的地まで引っ張っていってくれる携帯電話ができるかも?

毎日新聞より「ジャイロキューブ:「引く、浮く」体感装置を開発 産総研

握っていると、引っ張られたり、浮き上がるような感覚(力覚)を体感できる円筒形の装置「ジャイロ キューブ センサス」を産業技術総合研究所(茨城県つくば市)ベンチャー開発戦略研究センターの中村則雄シニアリサーチャーと、筑波大大学院の福井幸男教授が共同で開発し、11日に試作品を公表した。
Shakeyこの装置はモータと錘をを組合せ、中に組み込まれた複数の回転体の角運動量を生後することで、バーチャルに力覚を示すことができる装置です。

簡単に言えば、握るだけでどちらかに引っ張られたりする感覚が味わえるということでしょうか。

これまでも同じような装置はありましたが、これまでの装置は接地が必要だったため携帯するわけにはいきませんでした。

今回の装置はモーターの回転数や錘の回転のずれを制御することで、実際には装置が振動しているだけなのに、引っ張られたり押されたりするような一定方向の力が出ている感覚を得ることができます。

この試作器は長さ約30cm、直径約5cmの円筒形。将来的にはピンポン球程度まで小型化することが可能だということです。

中村氏は「携帯電話に組み込んで、電話が引っ張る方向に歩いていけばいいというナビゲーション(経路誘導)や、つえに組み込んで案内する機器への利用などが考えられる」と話している。
手に持った携帯電話が行きたいところまで引っ張っていってくれるとなればラクチンですが、もう自分がバカの極みになった気分です(笑)

でも応用範囲は広そうです。

<参考>産業技術総合研究所

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2005.04.02

何もない空中に次を書く技術

YomiuriONLINEより「空中に絵や文字描く装置、川崎の企業と慶大が開発

ソフトウエア開発会社「バートン」(川崎市川崎区、木村秀尉社長)と慶応大学理工学部は、スクリーンや霧など反射物がない空間に自由に絵や文字を映し出す装置を開発した。
空中に書いた文字この装置では、目に見えないレーザー光線を1点に照射。焦点となった場所の空気分子を急加熱して青白く発光させます。

この焦点の一を動かせば残像によりヒトは簡単な図形や文字を認識することができます。
装置は、0.1秒間に10ヶ所を発光させることが可能。約0.1秒に1度発光すれば残像が起きるため、10個の光の点を表示できることになるようです。

現在は約1メートル四方の平面画像しか描き出せないが、発光させる回数などの改良が進めば、10メートル四方以上の平面画像や立体像を、大空に描くこともでき、実用の可能性が広がる。
使い方はいろいろとありそうです。でも青空に企業広告を載せるのだけは勘弁して欲しい(笑)

<参考>株式会社バートン

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群れ行動をするパラグライダー

WiredNewsより「無人航空機:群れ行動アルゴリズムによる編隊飛行に成功

米アテア(Atair)・エアロスペース社はこのほど、群行動生成アルゴリズムを使った無人航空機(UAV)の自律飛行に成功したと発表した。自然界で鳥や昆虫などが群れになって飛行・移動するパターンをヒントに開発したアルゴリズムで、世界で初めてUAVの編隊飛行を実現させたという。
ONIXS渡り鳥などが群れを作るアルゴリズムに関してはこれまでもいろいろと研究されてきました。「群行動生成アルゴリズム」と呼ばれるこのアルゴリズムは1987年にグレイグ・レイノルズによって提案されました。

彼はコンピュータの画面上を飛び回る鳥の群れを作ったのですが、それは「近くの鳥たちと飛ぶスピードをあわせようとする」、「鳥たちが多くいる方向に向かって飛ぶ」、「近くの物体に近づきすぎたら、ぶつからないように離れる」というシンプルな3つのルールからなっていました。

現在は、このアルゴリズムもいろいろと研究されて映画などのCGで動物の群れを動かすのにも使われています。

今回、自動操縦による群れ行動を成功させたのは「ONYX」といわれる自律的に操舵するパラグライダーたちの編隊です。昨年12月にアリゾナ州で、5機のONYXからなる2つの編隊を空中で投下。緊密な編隊を保ったまま目標地点に到達させることに成功しました。

オニキスは、米陸軍兵士システムセンターとの契約で開発された。軍用物資を吊り下げて高度1万メートルから投下可能で、約50キロを自律的に滑空して、設定された目標地点に約50メートルの誤差で着地できるという。
軍事的な応用を目指した技術であるのは間違いないですが、何かと便利に使えそうです。

<参考>アテア・エアロスペース社

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2005.03.27

NASAが始めた軌道エレベータを実現するための賞金付きコンテスト−X-PRIZEをこえるか

WiredNEWSより「『スペースシップワン』に続け――NASAも懸賞コンテスト実施

米航空宇宙局(NASA)は23日(米国時間)、宇宙時代のロープと、ロボットへのワイヤレス電力供給のそれぞれについて、最初の開発チームに5万ドルを授与すると発表した。
軌道エレベータのためにたとえわずかでも賞金がかかるとわくわくするのは人間の特性でしょうか(笑)

NASAもとうとう賞金をつけたコンテストを開始しました。「Centennial Challenges」と名付けられたこのコンテストの最終目的は軌道エレベータを作ることです。それ以外にも目的は追加されるようですがまだ発表されてはいません。

過去にも1919年のオーティグ賞がリンドバーグのパリ−ニューヨーク間の無着陸飛行を成功させたり、その他X−PRIZEやソーラーカーのレースなど各種賞金のかかったコンテストにより技術革新がなされてきた例にならって技術革新を進めるために考え出されたコンテストです。

軌道エレベータを作ると行っても一気に行うのではなく、2005年の賞の目的は驚異的な強度を持つロープの素材を作ることと、ロボットが50mのケーブルの先端まで3分以内に登れるだけの電力をワイヤレスで供給することです。

この2つのコンテストの勝利者には、1位から3位までそれぞれ10万ドル、4万ドル、1万ドルの賞金が贈られることになっています。

200年度は、この結果を用いて実際にロープを登るシステムを開発することが目的になるようです。毎年、少しずつ目的を発展させ最終的には軌道エレベータの開発につなげたいようです。

米国議会は現在、NASAが授与する賞金を25万ドル以下に制限している。これに対しNASAは、賞金の上限を4000万ドルまで引き上げるよう議員たちに働きかけている。これが認められれば、センテニアル・チャレンジ・プログラムでも、有人軌道飛行のような、より高度なコンテストの企画が可能になる。
確かに10万ドルでは他のコンテストに比べて見劣りしますね。

でもなかなかそそられるコンテストです。

<参考>NASA Centennial Challenges

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2005.03.23

失敗ばかり集めたデータベース

毎日、失敗の連続の僕は過去の失敗をあえて忘れるように努めています。そうでもしないと反省ばかり(笑)

毎日新聞より「失敗の研究:科学技術分野1000件をデータベース化

科学技術振興機構(JST)は23日、国内外で過去に起きた科学技術分野の失敗約1000件を網羅したホームページ「失敗知識データベース」を開設する。タイタニック号の沈没(1912年)や茨城県東海村での臨界事故(99年)など、過去の大事故やよくある失敗を教訓に、失敗防止を目指す取り組みへの活用を呼びかける。
「失敗学」の提唱者、畑村洋太郎・工学院大教授が中心となり、過去100年余りの事例を分析。事故に関する公の調査報告書や報道を基に、各事例ごとに概要、原因、対処、対策、後日談など約30項目のデータを掲載してあります。各事例がコンパクトにまとめられていて読み物として読んでも興味深いかも。

JCOウラン加工工場での臨界事故やスペースシャトルコロンビアの爆発事故などのように社会的なインパクトの強かったものから、アメリカのシステム手帳で担当者が確認しなかったばかりに宣伝していた能力よりも劣るカラー機能しか持たなかったというような小さな例まで満載です。

原因や対策もふれられてあり非常に面白いデータベースに仕上がっています。

「鉄道」「自然災害」「原子力」などの項目別に検索できるほか、「不注意」「検討不足」「操作変更」「連絡不備」「死亡」など、失敗の特徴から該当する事象を選び出すこともできる。
でもこのデータベースをじっくり読んでいると、毎日生活するのが怖くなってくるんですけど(笑)

<参考>「失敗知識データベース

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2005.03.03

バチカンの古写本、消された文字を復元

Asahi.comより「バチカンの写本、消された文字をデジタル解析

バチカン教皇庁図書館は所蔵する羊皮紙の写本約200冊から消された古文書を探すため凸版印刷(東京都千代田区)と共同で研究に乗り出す。
パリンセストこの共同研究は「パリンセスト・プロジェクト」と命名されています。

パリンセストとは何度か上書きされた羊皮紙の写本のこと。紙が普及していない古代では羊皮紙が一般的に使われていましたが、非常に高価なものだったため書いてある文字を削ったり洗い流してからその上に新しい文字を書いていました。この下に書かれた文字を解読することで、現在発見されていない重要な文章が見つかる可能性もあります。

元に書かれた文字は肉眼では判別不可能ですが、開発中の機器で紫外線をあて画像を取り込み解析することで下に書かれた文字が浮かび上がったとのことです。

紫外線や化学薬品でパリンセストを解読する方法は従来からありましたが、写本に負担がかかるため避けられてきました。今回の機器は負担をかけないように開発されているもののようです。

バチカンに伝わる写本をデジタル解析する試みは今回が初めて。写本のデジタル化や解読の作業は、図書館で写本を研究する専門家が担当する。
ダン・ブラウンばりの面白老い文書が出てくるでしょうか。

<参考>凸版印刷

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2005.03.01

世界最長の陸上トンネル開通−つかの間の夢ですが・・・

YomiuriONLINEより「世界最長26・5キロ、東北新幹線の陸上トンネル貫通

陸上トンネルでは世界最長となる東北新幹線「八甲田トンネル」(青森県天間林村―青森市、26・5キロ)が27日、貫通した。
八甲田トンネルこのトンネルは東北新幹線のトンネルです。平成14年12月に盛岡・八戸間が開通した東北新幹線はさらに八戸・新青森間の工事も進んでいます。この八甲田トンネルは、天間林村市ノ渡地区から青森市深沢地区に至り、延長は八戸−新青森間81.2キロの約3分の1に当たります。

1998年から工事の始まったこのトンネルですが、標高約700mの山岳部の下を抜け、幅9.5m、高さ約7.7mのトンネルが開通しました。ここまでの総工費は約667億円。今後、コンクリートの巻き付けや電気設備の取り付け、レール敷設を行い、実際に使われるのは2010年の予定です。

これで陸上トンネルとしては世界最長となりました。海底トンネルとしてはもちろん全長53.9kmの青函トンネルが世界最長のトンネルです。

八甲田山系の北端を貫く同トンネルは1998年に着工し、貫通までの事業費は約667億円。これまで世界最長だった東北新幹線「岩手一戸トンネル」(25・8キロ)を抜いた。
しかし残念なことに、このトンネルの世界最長記録も長くは続きません。この春にはスイスのレッチベルグベース(34.6km)、スペインのグアダラマ(28.4km)の両トンネルが貫通予定で、陸上世界一の座を譲ることになります。

ただ断面の広い複線の鉄道トンネルとしてはそれでも最長だそうで・・・微妙なこだわりが(笑)

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2005.02.22

ナタデココから薄型ディスプレー

まさかあれがナタデココだったとは(笑)

Asahi.comより「ナタデココ、次世代の薄型ディスプレー基板に活用

紙のように曲げられる次世代の薄型ディスプレーの基板づくりに、デザートなどの食材「ナタデココ」が活用できることが、パイオニアと三菱化学、京都大の産学連携の共同研究で分かった。強度や耐熱性などはガラス基板並みという。材料費も安く、開発が急速に進む薄型ディスプレー生産のコスト削減につながりそうだ。
透明基盤と有機発光トランジスタ先日の発表の中に「曲げられる薄型ディスプレー」というのがありましたが、その基板材料がナタデココだったとは(笑)

ナタデココが日本で知られるようになったのは1990年代始め。

ココナッツの果汁から作られる寒天状のナタデココは、99%の水と1%の食物繊維からできています。その食物繊維も非常に細い網目状構造になっていて強い弾力の由来となっています。ココナッツの果肉に水や斎藤を加え、アセトバクター・キシリナムという菌を加えて発酵。表面にできた膜を取りだしたものがナタデココです。

この基盤を作るには、ナタデココかを圧縮機でつぶし水分を飛ばして乾燥。繊維だけが残ったナタデココに樹脂を注入すると、樹脂が繊維の間に浸透し透明な色になります。そこに紫外線を照射して柔らかな基盤を作るとのこと。有機ELを貼り付ければ曲げられる薄型ディスプレーの完成です。

樹脂を注入するということはやはり食べられませんね。ちょっと期待したんですが(笑)

ナタデココを使えば、既存のガラス基板よりも安くつくれる見込みで、研究グループは早期の実用化を目指す。
ナタデココのメーカーにはとんでもないところから注文が入りそうですね(笑)

<参考>「袖に縫いつけられるディスプレーの開発−これって洗濯できませんよね(笑)」(サイト内リンク)

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2005.02.20

握手しただけで名刺交換−皮膚を伝わります

Asahi.comより「握手で「電子名刺交換」、人体通じ瞬時にデータ NTT

NTTは18日、人体の表面に微弱な電気信号を伝わせることでデータをやり取りする「人体通信」を06年度中に実用化する、と発表した。専用のカード端末を身につけた人同士が握手するだけで、端末に保存した個人情報をやり取りする「電子名刺交換」などができるようになる。
RedTacton端末レッドタクトンと名付けられたこのシステムは人体が発生する弱い電界を伝送経路にする短距離の接触式ネットワークです。この技術は他社も開発を進めていますが、他社の技術に比べ伝送距離が長く速度も最大10Mbpsと高速になっているのが特徴です。

人が送信機と受信機にふれると、人の体を伝ってデータが移動する、つまりは人の体をケーブル代わりに利用する技術です。人が送信機にふれると送信機の電極が人の体に微弱な電界を形成します。この電界が人の体の表面を伝わり受信機に。受信機に到着した電界はフォトニック電界センサーによりキャッチされます。

例えばドアノブにふれるだけで瞬時に個人認証をしてドアをあけたり、薬ビンにこのデバイスを埋め込むことで薬ビンをさわっただけで薬の情報などを知ることができるなどの使い方が提案されています。

もちろん握手するだけで名刺のデータが相手のもつPDAなどに流れ込むなんて芸当も。これが普及すると日本も欧米なみに握手するようになるんでしょうか(笑)

今後、メーカーと協力して電子名刺交換などの応用商品の開発を進める。例えば、社員が部屋に入る際、端末をポケットに入れたまま特定の床を踏めば入室できるシステムなどが想定されている。接続線がなくてもパソコンとプリンターに同時に触れれば印刷も可能になる。
でもパソコンとプリンタの間にたってケーブル代わりに触ってるという絵もいまひとつ笑いを誘いそうですが(笑)

ちなみにこの「レッドタクトン」というネーミングですが、触れる(Touch)ことで反応を起こす(Act on)という意味を込め、さらにBluetoothに対抗する意味からRedにしたとのことです(笑)

<参考>NTT RedTacton・「Microsoft 皮膚を通じてデータのやりとりをする特許」(サイト内リンク)・「人体をケーブル代わりに−指先でピッ」(サイト内リンク)

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2005.02.13

温泉濾過して一攫千金?

わが家の近所では温泉発掘がブームなようです。旅館などが共同して温泉を掘っていたのはまあいいとしても何故かスーパーの駐車場でも掘ってました(笑)

毎日新聞より「希少金属:草津温泉から採取計画 原研が捕集布開発

日本有数の湧出(ゆうしゅつ)量を誇る群馬県・草津温泉に溶け込んだ希少金属を採取しようと、日本原子力研究所高崎研究所(群馬県高崎市)と同県草津町が、4月から共同研究を始める。工業用触媒に使われるバナジウムや、1キロ200万円もするスカンジウムなど産出量が少なく高価な金属を、同研究所が開発した捕集用の布を使い、温泉から取り出すという世界初のユニークな試みだ。
これは放射線クラフト重合法を用いて、日本原子力研究所高崎研究所のグループが開発した金属の採取方法です。

ポリエチレンでできた不織布に放射線をあてイオン交換基や錯体形成機能を布自身にもたせる手法で、液体中の微量金属を集めることができるとのこと。

実際に海水からイエローケーキや酸化バナジウムなどを回収することにすでに成功しているようです。

同研究所の試算によると、草津温泉の源泉の一つ「万代鉱」からは1分あたり6000リットルの温泉がわき出し、スカンジウムが年116キロ、バナジウムが年725キロ、ヒ素が年32トン採取できるという。スカンジウムはエックス線の研究材料として貴重、バナジウムは重要金属として国家備蓄の対象だ。ヒ素は半導体の原料になる。金が含まれている可能性もある。
採算がとれればすごいですね。スカンジウムなんかがどんどんとれたらゴールドラッシュ(笑)

その布で近所の温泉を濾してみたいんですけど(笑)

<参考>日本原子力研究所高崎研究所

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2005.02.10

角砂糖大の原子時計

最近、腕時計を持ち歩かなくなりました。携帯に時計はついいるし部屋の中ではどこかに必ず時計があるので不便を感じなくなったからです。というのは表向きの理由で、もってる腕時計が1日で5分くらい遅れるようになったからというのが真相(笑)

CNETJapanより「米科学者、角砂糖大の原子時計を開発--1秒の誤差に300年

角砂糖大の原子時計を開発した研究者が、ここで用いられた消費電力削減技術はいずれ携帯電話やその他の機器に応用されるだろうと話している。
 ミシガン大学教授のClark Nguyenは、サンフランシスコで開催中の国際固体素子回路会議(International Solid State Circuits Conference:ISSCC)で、この原子時計の詳細に説明した。同教授によれば、この時計は1日の誤差がわずかに1ミリ秒で、1秒の誤差が生じるには274年から300年かかるという。
クォーツ時計では、水晶の振動を基準に1秒を測っています。一般的なクォーツ時計の精度は6桁−7桁程度。これは2週間弱で1秒ずれるくらいの精度です。

原子時計はセシウム原子やルビジウム原子などの振動を基準にした時計で、誤差は3000年から30万年に1秒程度。日本の産業技術総合研究所が開発した原子時計「JF−1」はなんと2000万年に1秒しかずれません。

しかし、このJF−1は設置面積が約3.7平方メートルあります。

今回開発されたこの小型原子時計は、精度こそ300年に1秒程度と原子時計としては少し落ちますが、大きさがなんと1立方センチメートルと角砂糖なみです。

消費電力も75mWと小さく、普通のバッテリーで動作します。

原子時計に使うセシウムは常温では固体ですが、原子時計として扱うにはこれを気体にする必要があります。

セシウム蒸気で満たされた空間(ベイパーチャンバ)の奥行きが2センチの場合は、これを15ワットの電力で摂氏80度まで熱するのに15分かかる。今回の試験的原子時計に用いられたベンパーチャンバは一面が0.6平方ミリメートルで、摂氏80度に達するのに3秒強しかかからず、また電力も数ミリワットで事足りるという。
原子時計の進歩は携帯電話やGPSなど様々なところに有効利用されます。

今回の原子時計、さらに小型化が進めば普及する可能性もあります。

それはともかく、僕の腕時計はなんとかならんのでしょうか。高かったのに(笑)

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2005.02.04

世界最大の風車−ドン・キホーテもびっくりです

先日、庭に風車をつくってくれと息子(4歳)がしつこく言うのでつくりました。うちの庭は塀に囲まれてるので風が通りません。当然回らぬ風車に息子は激怒。だからつくっても無駄だよって言ったのに(笑)

Yahoo!NEWSより「世界最大の発電風車が稼働=回転翼の直径61.5メートル−独」(時事通信)

世界最大の風力発電用の風車が2日、ドイツ北部のブルンスビュッテルで本格稼働を開始した。風車は高さ183メートル、回転翼の長さは61.5メートルで、1枚の重さは18トンある。この1基で約4500世帯分の消費電力を賄える。
世界最大の風車人類が自然の力をエネルギー源として利用したのは風力と水力が最初です。

風車がどこで最初に使われたかははっきりとしていませんが、紀元前3600年頃にはエジプトで揚水や感慨などに風車が用いられたという記録が残っています。中世になると、ヨーロッパ各地で相当数の風車が稼働していたようです。

風車を使って初めて発電を行ったのはイギリスのJ・ブライスといわれています。1887年のことです。垂直軸の風車により3kwの発電を行いました。

日本でも各地で風車による発電プラントが稼働・建設されています。コスト的にうまくいっていないところも多いようですが、せっかくの自然の理、利用しない方がもったいないですね。

でもこの風車、でかすぎる。ドン・キホーテもビックリです(笑)

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2005.01.26

袖に縫いつけられるディスプレーの開発−これって洗濯できませんよね(笑)

Yahoo!NEWSより「袖に付けられる携帯の素材 ユビキタスに向け京大開発」(共同通信)

いつでもどこでもインターネットに接続できる「ユビキタス社会」に向け、京都大国際融合創造センター(センター長・松重和美副学長)は25日、軽くて曲げられるプラスチックシート状画面の素材を企業と共同開発したと発表した。
透明基盤と有機発光トランジスタ今回発表されたのは低熱膨張の透明基盤と、有機発光トランジスタ。京都大、パイオニア、三菱化学、ロームの各社の産学融合の開発成果です。

フレキシブルディスプレイ用の有機発光トランジスタとバイオナノファイバー補強による低熱膨張の透明基盤を開発しました。

この基盤は透明ポリマー材料を生物由来の透明ナノファイバーで補強してつくられており、有機はっ呼応トランジスタを載せて曲げても損傷しないことが実験で証明されています。

シートに電子回路や太陽電池、メモリーなどを組み込み、洋服の袖などに縫い付けられる新たな携帯機器や電子新聞を数年以内に作りたいとしている。
10年たったらどの洋服の袖にも透明な画面がついてるんでしょうか。

そこまで情報に振り回されたくないような気もしますが、携帯世代にとっては自然に受け入れられるのかもしれません。

でも、これって洗濯できないですよね(笑)

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2004.12.28

世界最小のモーター

こういった精密部品はどこまで小さくなるのでしょうか。

Asahi.comより「直径1.5ミリ、世界最小モーター 東北大など共同開発

東北大金属材料研究所(仙台市)は27日、直径1.5ミリ、長さ9.4ミリの世界最小のモーターをYKK(本社・東京)、並木精密宝石(同)などと共同開発したと発表した。
世界最小モータ発表されたのは直径1.5mm、長さ9.4mm、重さ0.1gの減速機付きモーター「ギアードモーター」。ニッケルなどを主成分とした金属ガラス製で2段減速ギアを搭載しています。ギアは9枚歯で直径が0.288mm。髪の毛の3.5倍の太さだとか。スイスで開発されたプラスティック製の直径1.9mmのサイズの記録を更新しました。

ギアードモーターは超小型のモーターにギアを組み込んだ精密装置ですが、カメラのズーム機能や携帯電話のバイブレータなどに利用されています。大型のものはエレベータやエスカレータの駆動源としても使われています。これまでは鋼鉄製が主流でした。

今回利用されたのは「金属ガラス」。原子がばらばらに配列したいわゆるアモルファス金属です。熱すれば水あめ状になるためガラスのように曲げ伸ばしでき、強度は鉄の約8倍、弾力性にも富みゴルフクラブや傷が付きにくい指輪として商品化されています。

カテーテルの先端に付けて血管内に入ったり、内視鏡に取りつけたりするなど医療機器への活用のほか、発電施設の細管など人が入り込めない部分で作業する際の動力として06年度の実用化を目指す。
希少金属を利用しているため、コストの問題が残るでしょうが、量産化できれば比較的安価なものになるんじゃないでしょうか。

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2004.12.27

人工のクモの糸開発−カンダタに教えてあげたい

CNNより「イスラエルの科学者ら、人工の「クモの糸」開発

強くて弾力性のあるクモの糸を人工的に作り出す方法を、イスラエルの科学者らがこのほど開発した。遺伝子工学を駆使して、大量生産への道を開いた。医療や電子工学への活用が期待される。
クモの糸は同じ比重ならば絹糸の20分の1の太さで鋼鉄の5倍の強度をもつといわれています。実際にも直径が数ミクロンの糸が小石を持ち上げることも可能です。その他、耐熱性、吸水性が高く帯電しにくいといった特徴をもっています。

糸としては最高の素材の一つでしょう。

そのクモの糸の合成は各地で研究されていますが、なかなか実用化にはいたっていません。絹をカイコに作らせるようにクモに作らせることができればいいのですが、共食いするなどの性質で大量飼育が困難なことと、粘着度が高いため糸の状態に紡ぐことが困難なため大量生産するわけにはいきません。

そこで現在注目されているのは、クモの遺伝子を他の生物に組み込み糸を作らせる手法です。日本ではカイコにクモの糸をつくらせることに成功していますし、アメリカやカナダでは哺乳類を使ってクモの糸の成分を抽出しています。

ヘブライ大の生物学者、ユリ・ガット博士らは、独ミュンヘン大、英オックスフォード大のチームと協力し、2年前から研究を進めてきた。その結果、クモの遺伝子を使って、天然のしおり糸とほぼ同じ組成の糸を実験室で作り出すことに成功したという。「クモの細胞を遺伝子組み換えウイルスに感染させることにより、糸のタンパク質を大量に生産する方法を編み出した」と、ガット博士は説明する。
どこが早く実用化するかの競争になりそうですね。

カンダタが地獄から脱出できるのはいつでしょうか(笑)

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2004.12.21

安価な酸化亜鉛で青色発光ダイオード−ふんだりけったりの日亜化学?

Yahoo!NEWSより「酸化亜鉛で青色ダイオード 安価で高効率、東北大」(共同通信)

東北大金属材料研究所の川崎雅司教授(薄膜電子材料化学)らの研究チームは価格が安い酸化亜鉛を用いた青色発光ダイオードの開発に成功したと、19日付の英科学誌ネイチャーマテリアルズ(電子版)に発表した。
青色発光ダイオードは中村修二(現カリフォルニア代教授)と日亜化学との間の訴訟で有名ですが、今では信号機や携帯電話のディスプレーなど様々な所で活躍しています。

発光ダイオードは80年代には赤色と緑色が実用化されていました。ところが光の三原色の残り1色である青色の発光ダイオードの実用化は難しいとされてきました。

理由は青色発光ダイオードを作るための主原料である窒化ガリウムを使ってp型半導体を作ることが難しかったことによります。

中村氏はそれ以前に知られていた名古屋大の赤崎勇氏らの結果にヒントを得て、結晶を高温で焼鈍することにより水素を効率的に追い出すことに成功しました。これが現在使われている青色発光ダイオードです。

今回開発されたのは、窒化ガリウムでなく、より安価な酸化亜鉛を使った青色発光ダイオード。以前から研究が進んでいましたがこれもp型の結晶を作ることが難しく成果は出ていませんでした。

今回は酸化亜鉛の結晶を作る際、表面温度が400℃の状態でp型に必要な窒素を混ぜ、その後レーザーを照射し1000℃に熱して結晶を育てるという方法を確立し、青色に発光させることに成功したようです。

川崎教授は「発光効率もよく、実用化されればコストダウンに加え省エネルギーにもつながり、高性能DVDの開発も期待できる」としている。
日亜化学は踏んだり蹴ったりでしょうか。

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2004.12.17

世界最速のエレベータ、分速1010m!

僕はエレベータの中のあの沈黙が耐えられません。高層ビルのエレベータに毎日乗れば慣れるんでしょうか(笑)

YomiuriONLINEより「時速60キロ、台北のビルに世界最速エレベーター

東芝エレベータ(本社・東京都品川区)は16日、台北市内にほぼ完成した世界一の超高層ビル「台北金融ビル(通称タイペイ101)」(高さ508メートル、地上101階)に、世界最高速のエレベーターを設置したと発表した。同日、ギネスブックに世界最速と認定されたという。
タイペイ101これまでの最速エレベータはたしか横浜ランドマークタワーの分速750m(時速45km)だったと思いますが、あっさりと抜いてしまいました。

タイペイ101というビルは地上高が508mでこちらも現在のところ世界最高層のビルとなっています。もうすぐ完成予定。地上101階、地下5階のオフィス用ビルだそうです。

このエレベータ、分速1010m(時速60km)ということですからそのへんの車より速い。もし外が見えたら高所恐怖症の僕は上につくまでに失神しているかもしれません(笑)

エレベータの高さは382.2m。気圧制御システムまで完備してあるそうです。

24人乗り、時速60・6キロで、高さ382メートルにある89階まで39秒で到達する。(中略)下りは時速36キロで、48秒で1階に到着する。
世界では宇宙エレベータを作ろうという企業もあるようですからこれくらいでビックリしてちゃいけないのかもしれません。

<参考>東芝エレベーター

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2004.12.15

世界一高い橋開通!−まるで雲の中です

はっきりいって高いところは苦手です。天保山の観覧車でふるえて固まっていたので娘(5歳)に思いっきりバカにされてしまいました(笑)

CNNより「340メートルの「世界一高い橋」開通、仏南部ミヨー

フランス南部ミヨーで14日、峡谷を縫うタルン川から270メートル上空に架かる高架橋の開通式が催され、シラク大統領が出席した。最も高い部分は、パリのエッフェル塔よりも16メートル高い約340メートルで「世界一高い」橋とされる。車両通行は16日から。
世界一高い橋設計したのはイギリスの有名な建築家ノーマン・フォスター。さすがフランス。橋にも美を持ち込みます。日本だと建築した技術者たちがクローズアップされるところですが、フランスだと建築家にスポットがあたりますね。

その他にもルーブルの賛否両論を読んでいるピラミッドを建築したグループなども加わっているようです。

この橋の長さは2500m。総工費は3億9400万ユーロ(約552億円)。

タルン川によりパリとバルセロナを結ぶ高速道路が寸断されている場所に建設されました。

米コロラド州にあるつり橋ロイヤル・ゴージ・ブリッジは高さ331メートルで世界一高いが、歩行者用として設計された。また、これまでに最も高い車両用のはドイツ南部バーデン・ヴュルテンベルク州のコッハー峡谷に架かる高さ185メートルの橋だった。
通行料金は冬季が4.90ユーロ(約700円)、夏季は6.50ユーロ(約920円)です。

でも、どっから見ても雲の中を走ってるように見えるんですが。高所恐怖症の僕は事故ってしまいそうです(笑)

<参考>Le Viaduc de Millau公式サイトFoster and Partners

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2004.12.11

土に埋めると花が咲く携帯電話

娘(5歳)は最近、妻の携帯でメールをうってくるようになりました。最初はまともな文章ではなっかたのですがここのところまともな文章が続いています。彼女たちにとってメールはなんの抵抗もない通信手段なんでしょうね。

WiredNEWSより「土に埋めると花が咲く携帯電話

 英ウォリック大学はこのほど、土に埋めると分解し、花が咲く携帯電話を開発した。生分解性プラスチックを使って実現し、ミニ・ヒマワリが咲く試作機を披露した。使用済み携帯の処理対策に貢献できるという。
 開発したのはケリー・カーワン博士ら。携帯電話の外装を生分解性プラスチックに変えるとともに、種を埋め込んだ。内部の電子部品を取り除いて堆肥に埋めると、バクテリアによって数週間で分解され、発芽する。
Shakey携帯は確かに家電製品の中では最も寿命が短いものでしょう。公式には耐用年数は6年ぐらいあるとのことですが、早ければ1年、長く使っても2−3年というのが普通でしょうか。また、世界をみても携帯の使用人口は増加しており、今や15億人、4人に1人が携帯を使っているとのことです。

日本では携帯電話の交換時に回収したものは分別しほぼ100%リサイクルしているようですが世界をみわたせばまだまだといった状況でしょうか。

で、生分解プラスティックを使い使用後に土に埋めれば花を咲かせることができる携帯の登場ですか(笑)。うけるかもしれませんね。

この携帯には小窓がついていて中に入っている種が見えるようになっています。

開発には、米モトローラ社などが協力。同大学の園芸研究部門に最適な植物を検討してもらった結果、ミニ・ヒマワリが選ばれた。
内部の電子部品は取り除いて土に埋めるようです。外装が分解されて発芽するまで数週間とのこと。

使っているうちに花が咲いたりしませんよね(笑)

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2004.12.07

トウモロコシからDVD−決して食べないで下さい(笑)

ある日、家に帰ると息子(4歳)が僕のDVDの上にのってスケートごっこをしておりました。おこる気力もおきませんでした(笑)

YomiuriONLINEより「トウモロコシからDVD、日本ビクターが開発

日本ビクターは、トウモロコシのでんぷんを原料に使ったDVD(デジタル多用途ディスク)を開発したことを明らかにした。植物原料を利用することで、石油原料のプラスチック使用量を減らし、環境負荷を低減できるという。3年以内の商品化を目指している。
トウモロコシからDVD1990年代に入ってさかんに研究されるようになった生分解プラスティックですが、その中でも植物由来のものはプラスティック製造時の化石燃料使用量や炭酸ガス発生量が少ないことから注目されています。

植物由来のプラスティックの場合、含まれている炭素は植物が光合成で取り込んだものなので廃棄・焼却後も大気中の二酸化炭素を増加させないいわゆるカーボンニュートラルな原料といわれています。

このDVDの原料となっているポリ乳酸は澱粉を発酵させてできる乳酸を重合させたもので、原料の澱粉はトウモロコシなどの農作物の廃棄部分などから抽出します。今でも食器や農作業用のシートとして利用されています。

記録された映像や音声は従来のDVDと同じだが、耐熱温度は55度と、一般のDVD(70度)よりも高熱に弱い難点もあるという。植物原料を使ったディスクは、三洋電機なども商品化を進めている。
耐熱温度が55℃ではうかつに車に放置はできませんね(笑)

家の中で使う分には大丈夫でしょうが。でも、トウモロコシ好きの息子にトウモロコシからできてるんだよなんていったら彼は食べてしまいそうです(笑)

<参考>日本ビクター

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2004.12.03

家電も着メロ−うるさそうです(笑)

冷蔵庫を開けたら妻の声で「盗み食いするな!」と怒られたらちょっと怖い(笑)

Yahoo!NEWSより「家電の電子音を好みの音楽 携帯から着メロを転送

ご飯が炊けたら、好みのメロディーで炊飯器がお知らせ−。情報サービス会社のサミーネットワークスは2日、携帯電話の着メロを利用し、こんなサービスを始めると発表した。着メロを転送して電子音の代わりに鳴らす技術を開発したもので、幅広い家電製品への応用が可能としている。
MUPASSそのうちどこかがやるんじゃないかと思っていたらやはり(笑)。ご飯が炊けるとキューピー3分クッキングの音楽が流れるんでしょうか。確かに食欲は増しそうですが(笑)

「MUPASS」というシステムを用いて携帯にダウンロードした音楽データを家電にデータ転送するというのがコンセプトです。対応する家電の音を電子音から好みのメロディや音声に変更することができます。

携帯電話にダウンロードした音楽データは赤外線を用いて家電に転送されます。ここで著作権保護やセキュリティ問題をクリアしたというのがこのシステムの売りのようです。

ICチップを埋め込んだ製品の製造・販売には三洋電機やリンナイ、ユピテル工業など12社が参画する予定で、来年4月以降、対応製品が順次出回る見込み。
やっぱり炊飯器なんかが「着うた対応」とかなるんでしょうか(笑)

その他の参画企業としてはアロー電子工業,クラリオン,コンビ,三洋電機,セガトイズ,ツインバード工業,ノーリツ,ノーリツエレクトロニクステクノロジー,バンダイ,ビッグサンズがあります。

リンナイやノーリツはやっぱりお風呂が沸いたことを着メロで教えてくれるの?

<参考>Sammy Networks

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2004.11.26

曲げられるトランジスタの開発−べキッと割れませんように

下敷きを見ると曲げたくなる癖は昔からです。ペコンペコンと曲げているうちに今まで何枚の下敷きを割ったことか。下敷きさんごめんなさい(笑)

Asahi.comより「透明で曲げられる高性能のトランジスタ開発

透明で曲げることができる高性能のトランジスタを、東京工業大の細野秀雄教授らのチームが開発した。従来の素材より電流をよく流し、軽くて壊れにくい。発光素子と組み合わせて、窓ガラスに張れる大きなディスプレーを作ったり、カーブを描くパソコン画面に応用したりすることが期待できるという。25日発行の英科学誌ネイチャーに発表する。
曲がるトランジスタ本物の本のように丸められる電子ブックなどの開発には、プラスティックなど曲がる素材の上に半導体の薄膜を形成することが求められています。従来のアモルファスシリコンなどでは220℃程度の高温が必要なため、PETなど廉価な婦田スティックフィルム上にTFTなどを作成することが困難でした。

この欠点を克服するために有機物半導体が研究されてきましたがその性能は高精細LCDなどの高性能な表示デバイスを駆動するにはまだまだ不十分でした。

この研究では、今まで全く注目されていなかった物質に着目してPETなどプラスティックフイルム上に薄膜を形成し、従来の有機トランジスタなどを用いた場合よりも約10倍優れた性能をもつトランジスタの開発に成功したようです。

研究チームは、薄くて曲げられるプラスチックのフィルム上に「アモルファス酸化物半導体膜」という素材を使って、トランジスタを作ることに成功した。この素材は室温で加工でき、コストも安くすむという。
これで、本物の本のような電子ブックなどの開発が進むかもしれません。

一枚の薄いシートだけ持ち運べば本が読めればいうことないのですが。

べキッと割らないようにしないと(笑)

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2004.11.18

世界最高速とうとうマッハ10−そんなに速くてどうするの?

僕はジェットコースターが大の苦手。娘(5歳)と乗ったお子様用のやつでも吐きそうになりました。なのに娘は大喜び。ジェットコースターに目がない妻といい、娘といい、わが家の女性陣は・・・(笑)

Yahoo!NEWSより「NASA無人極超音速実験機、マッハ10の世界最速達成」(ロイター)

米航空宇宙局(NASA)の無人極超音速実験機「X43A」が16日、太平洋上でマッハ10近い速度に達し、飛行機の世界最速記録を樹立した。
 同機はNASA専用のB52型機で上空に運ばれ、ブースターロケットで高度を上げた後、搭載のスクラムジェット・エンジンで時速約7000マイルの速度を記録した。
X43A今回の記録は約マッハ10(時速1万1260km)。前回同じ型の飛行機が打ち立てたマッハ7の記録を大きく上回りました。

マッハ10といえば地球を3時間半で1周できます。地球1周ってあまり意味のない行為ですけど。だって出発地点に戻るんですよね(笑)

X43Aは全長3.7m、幅1.5mの小さな無人飛行機です。超高速で飛びながら吸い込む酸素をじょうご型をした通路で圧縮し、液体水素の燃料と混ぜて燃やす「スクラムジェット」という推進方式です。このエンジンを機能させるにはあらかじめ音速の5倍程度で飛行している必要があるため単独で飛行することはできません。

今回もB52型機に搭載し、あらかじめブースターで速度をかせいでからの発進。自力飛行も10秒程度しかできませんが。

このX43Aは2001年の初飛行ではブースターロケットがコントロールを失い爆破される目にあいました。しかし今年の3月の飛行は順調でマッハ7を記録。先日ギネスブックに認定されたばかりです。

NASAでは、スクラムジェット・エンジンの技術により、高高度の大気圏での小型かつ軽量航空機の超音速飛行に道が開かれる、と期待している。
この技術が民生用に生かされるのはまだまだ遙か先のことでしょう。さらに期待していてもNASAはこの研究から手を引いてしまうようです(笑)

<参考>「最速ジェットエンジンはマッハ7−ギネス認定」(サイト内リンク)

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2004.11.12

本物のエンジニア23人−のっぽさんも入れて下さい

子どもの頃、いろんな人の伝記を読みまくったものです。エジソンなどは僕もあこがれました。ただ、彼の場合は後に知った実像とのギャップが大きすぎて・・・。

ITmediaより「エンジニアが憧れる「本物のエンジニア」23人のトップは?

リクルートは11月11日、エンジニア向けキャリア情報サイト「リクナビNEXT Tech総研」で、エンジニア500人に「憧れのエンジニア」を聞いた結果をまとめ、Webサイトで公開した。トップは、町工場を世界的自動車メーカーに育てた故・本田宗一郎氏だった。
結果は
  • 1位 本田宗一郎・・・憧れかどうかは別として大好きですね。

  • 2位 ビル・ゲイツ・・・エンジニアなの?という評価はあるでしょうが。

  • 3位 トーマス・エジソン・・・実像にショックを受けたので(笑)

  • 4位 松下幸之助・・・経営者では?

  • 5位 スティーブ・ジョブス・・・経営の神様ゲイツと知的先駆者ジョブスというイメージなんですが

  • 6位・・・アルバート・アインシュタイン・・・言うことなし

  • 同率6位 中村修二・・・エンジニアに金銭的な明るい未来像を描いたと言うことで

  • 8位 田中耕一・・・ご近所さんです(引っ越してなければ)

  • 9位 井深大・・・晩年のお茶目なところも含め好きです

  • 同率9位 ドクター中松・・・何で(笑)

  • 同率9位 ライト兄弟・・・何でも最初はすごいのです

  • 12位 孫正義・・・この人も何で(?)です

この人たちに続くのは、SCEの久夛良木健、Linuxの考案者リーナス・トーバルス、豊田佐吉、東北大の西澤潤一、TRONの坂村健、F1界からエイドリアン・ニューウェイ、野口英世、アルフレッド・ノーベル、今をときめく堀江貴文、SONYからもう一人盛田昭夫、バイク界からはエンジンの神様ポップ吉村の各氏。こう見ると半分くらいはエンジニアじゃない(笑)
 有名エンジニアに加え、「『できるかな』ののっぽさん」「兜博士」も1票ずつあった。それぞれ理由は「幼少の時に番組を視聴して、モノづくりの素晴らしさを強く影響受けた」「本気でマジンガーZをつくりたいと思った」。
そうでした、のっぽさんを忘れてはいけませんね(笑)

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2004.11.08

くねくね動く五重塔−住むならこれだ

娘(5歳)が急に「城がみたい!」と言い始めました。どうも忍たま乱太郎の影響(笑) 城に連れて行っている時間がなかったので仁和寺の五重塔を見せると何故か納得。後ろめたいです(笑)

YomiuriONLINEより「五重塔「くねくね」と衝撃吸収…紀伊半島沖地震で実測

 地震に強いといわれる五重塔の構造を研究している東京都立大と大成建設などのグループが、9月に起きた紀伊半島沖地震の際、塔の揺れ方の実測に成功した。
 地震計の計測データから建物全体が「く」の字状にしなって、上層部と下層部が反対方向に揺れながら、全体で衝撃を吸収し合っていたことが、分かった。

五重塔
世界最古の木造建築、法隆寺五重塔は過去1300年もの間、地震に耐えてきました。その秘密は「積み上げ構造」にあるといわれています。

五重塔を建てるさい、まず各重ごとにくみ上げた後、それらを茶碗をかぶせるように積み上げてあります。それぞれの部材も強固に接合されているのでなく切り組みによって結合されているためいわゆる「柔構造」を実現しています。

これにより地震で揺れても各層が互い違いに動き、地震による揺れを減衰させるというわけです。近畿地方に分布する多くの塔も同じ構造をしています。

 9月5日の紀伊半島沖の地震で、津市では震度4を2度記録。塔の基壇と各層で計測されたデータを解析した。基壇の揺れを「1」としたところ、1層目の揺れの強さは約2倍、3層目は1・5倍、4層目は0・8倍で、下層部が大きく揺れたのに対し、上層部の揺れは小さかった。これまでのデータでは小さな地震の際には、上層部の方が大きく揺れ、塔は振り子のように動いたが、震度4では逆の結果となった。揺れ方も「く」の字にしなり、各層が互いの揺れを打ち消す方向に動いていたという。

上層ほど揺れるのかと思いきや逆の結果になっていますね。慣性でしょうか。

それにしても日本古来の建築方法はすごい。住むなら五重塔に住みたい(笑)


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2004.11.01

発電するトイレ−塵も積もれば・・・

トイレに入ったあと電気を消さなかった僕と息子(4歳)は妻と娘(5歳)から「もったいない!塵もつもれば・・・」といつも怒られてます(笑)

京都新聞より「小さなエネルギー捨てずに発電 滋賀県内企業など 技術開発が活発化

 雨水や自転車のペダルをこぐ力など、微少な自然エネルギーを使って発電、蓄積する技術が注目を集めている。

家中の電化製品が自分で発電するようになると面白いかも(笑)ガスコンロの廃熱で発電する冷蔵庫とか。でも熱交換機系は電気をくいすぎますからそれくらいじゃダメかな。
トイレ設備メーカーのTOTO(福岡県)は、今月20日から3日間長浜市で開かれた「びわ湖環境ビジネスメッセ」で、手をかざすと自動的に水が流れ、その水力で発電するトイレ用自動洗浄システム「オートクリーンC発電タイプ」を展示した。
 配水パイプの中に内蔵された小型の羽根車が、洗浄用の水(6−16リットル)が流れると回転して発電する。蓄えられた電気は、水を流す時に人の手を感知するセンサーの電源や、水を流すバルブを開閉する動力として使う。「節水だけでなく、節電にもなり、二酸化炭素排出削減にも役立つ」(同社広報部)としている。

発電量が小さすぎますから一般家庭ではどうかなと思いますが、公共施設などの大きなトイレだと有効かもしれませんね。節水と節エネルギーは21世紀のテーマでしょう。

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2004.10.17

世界最小の顕微鏡−何をみようかな

息子(4歳)がガチャガチャをしたがったのでガチャガチャのコーナーに行ったのですが、息子が狙ってるものの隣に高さ数cmの顕微鏡がありました。もちろん息子(4歳)そっちのけで出るまで頑張りました(笑)。髪の毛くらいなら見ることができました。

Yahoo!NEWSより「世界最小の顕微鏡」(時事通信)

ポーランド人発明家ズビグニュー・ロザネク氏が製作した世界最小という触れ込みの顕微鏡(高さ22ミリ)。3ミリの接眼レンズからのぞき込むと、最大100倍に拡大して物体を観察できるとか

世界最小の顕微鏡
無駄に小さいものを作るのは日本人だと思ってました(笑)。

医療用のマイクロマシンではもっと小さいのがありますが、まったく普通の光学顕微鏡のつくりでここまで無駄に小さいのは・・・大好きです(笑)。欲しい!

金属でできてるみたいですね。旋盤やボール盤使ったわけじゃ・・・。どうやって作ったんでしょう。レンズの削り方も教えて欲しいです。

でもプレパラートを準備するのが一苦労。不器用だとステージにものりませんね(笑)

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2004.10.15

RFIDタグの埋め込みを承認−これこそ近未来SFですがプライバシーは?

実家の冷蔵庫には「これいつの?」という食べ物がわんさか。食べてみて初めて「酸っぱい!」というのは日常茶飯事です(笑)。よく誰もお腹をこわさないもんだ。こんなときこそRFIDタグをつけておいてほしいと思うのですが、それが人体に埋め込まれるというと・・・。
Asahi.comより「医療用体内チップ、米で承認 プライバシー侵害懸念も

 米食品医薬品局(FDA)は13日、体内に埋め込む医療用の電子認識票「ベリチップ」を承認した。体の表面にスキャナーをかざせば、患者の体質や治療歴を専用のデータベースから引き出すことができる。きめ細かい医療につながる期待がある一方、プライバシー侵害の恐れも指摘されている。

販売元は米国のアプライド・デジタル・ソリューションズ社。対象としているのは糖尿病や慢性的な心臓疾患をかかえる患者、アルツハイマー病、化学療法など複雑な治療を受けている人などだそうです。

RFID(Radio Frequency Identification)は小さな無線チップによりヒトやモノを識別管理するシステムでバーコードのかわるものとして流通業界で期待されています。

耐久性にすぐれた小さなタグにデータを記憶させ、電波や電磁波で読み取ります。アンテナからの非接触電力伝送技術により電池をもたない半永久的なものも増えてきています。将来的にはすべての商品に微少なタグが付くかもしれません。

ヒトに埋め込めば、そのデータが個人認証のかわりとなります。クレジットカードや免許証、健康保険証などのかわりにもなり暗証番号などともおさらばできます。

ベリチップはすでにメキシコで実用化されおり、注射器で皮下に埋め込むため処置時間も20分以下ですむとのこと。

 16けたの識別番号が入力されており、医師や看護師が患者の体にスキャナーをかざして読み取る。これをもとにデータベースに接続すれば、患者の病歴や投薬歴、血液型などの医療情報が閲覧できる。

問題はプライバシーでしょう。リーダさえかざせば誰でも情報を手に入れることができます。導入までにどういった方法でプライバシーを守るかがしっかりと検討されている必要があります。

日本では小学校の児童がタグを持ち、保護者や教員がWEB上で登下校の時間などをチェックできるシステムがすでに導入されてますね。

しかしこれこそ近未来SF。そこまで必要なのかなとは思いますが。

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2004.10.07

工場でレタスを作る−エネルギーもったいなくはないですか?

21世紀になったら野菜なんかも工場で作るんだよなぁなんてことを子どもの頃に考えてましたが、工場でレタスを作ってます。

Asahi.comより「赤色発光ダイオードの野菜工場で4倍早く収穫

 赤色発光ダイオード(LED)を利用した野菜作りが進んでいる。千葉県光町の菓子メーカー「ユース」では自然光を遮断した工場で赤色LEDを24時間点灯し、リーフレタスを水耕栽培している。

LEDによる野菜工場
見た目は近未来(笑)。

露地物に比べて4倍以上早い約半月で収穫できるようです。当然ながら無農薬。

植物の光合成色素であるクロロフィルaは主に波長が660nm付近の赤色と450nm付近の青色の光を吸収します。人間が見たときに一番明るく感じるのは緑色ですが、植物にとってはあまり必要ありません。植物が緑色に見えるのもいらない緑色を反射しているためです。

 農林水産省生産局野菜課は「電気代はかかるが、天候に左右されず均質な野菜を安定的に供給できる」と評価している。現在静岡、和歌山など全国4カ所で栽培されており、今後も増える見込みだ。

気になるのはコストですね。いくらLEDを使っていても採算はとれるんでしょうか。エネルギー的にもちょっとひっかかるものはあるんですが・・・。

そういえば野菜室にLEDをつけて野菜に光合成させる冷蔵庫なんてのも発売されてましたね。夜中にあけるのがちょっと怖い(笑)

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2004.10.06

上野駅はすでに水没しています−東京駅も

京都住まいのため東京にはあまり行く機会がありませんが、上野駅はすでに水没してたんですね(笑)

Yahoo!NEWSより「新幹線ホーム浮上押さえよ 上野駅で地下水上昇」(共同通信)

 上野駅の地下約30メートルにある新幹線ホームが、地下水位上昇による水圧で一部浮き上がったり、ひびが入ったりする恐れがあるとして、9月から対策工事を進めているJR東日本は5日未明、工事を報道陣に公開した。

東京駅と上野駅はすでに水没しています。というか地下水で浮き上がりそうになっています。東京はもともと地下水の豊富なところで呼応業容水などに利用されていましたが、使いすぎで地盤沈下などが発生したため1970年に使用量を制限しました。

そのため余った地下水が豊富にわき出ています。特に地下深くまでほりこんである東京駅や上野駅では深刻です。東京駅では現在地下4階と5階は完全に地下水の中につかっています。

上野駅の新幹線ホームは水中にあるんですね(笑)

このままでは建物自体が浮力で浮いてしまうため東京駅では200kgのアンカーを130本うめて浮きあがりを防止しています。上野駅では3万3000トンの鉄板が床の上に敷き詰められています。

 工事では約650本のいかり(アンカー)を地中に順次、打ち込んでいる。アンカーはピアノ線を束ねた長さ約17メートル、直径約15センチの棒状。地下水の“海”に浮いた地下駅という“船”にアンカーをつけて“浮上”を押さえようという狙いだ。

アンカー切れるとやっぱり浮いちゃうんでしょうか。ある日突然上野駅がボンッと持ちあがるなんてことがないように祈りましょう(笑)

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2004.10.02

誰でも買えるロケット発売−210万円ですけど

自分の個人用ロケットを持つのは夢でした。かなうかもしれませんがこんなもの買うなんていったら妻に何を言われるか・・・あきらめるしかありません(笑)

ITmediaより「北海道からロケット売ります、1機210万円

 NPO法人の北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC)は10月1日、本格的なロケットの販売を始めた。北海道大学の研究グループが開発した再使用型ハイブリッドロケットで、最大到達高度は1キロ。価格は1機210万円(税込み)。研究・教育用途に加え、個人向け高級ホビー用としても「モデルロケットでは味わえない醍醐味」として販売する。

ロケット
北海道大宇宙環境システム工学分野が開発したのはハイブリッドロケット「CAMUI-50P」。ハイブリッドロケットとは火薬を使わずに固体燃料と液体燃料で推力を得るロケットです。火薬を使わないため安全性が高くエンジンもシンプル、さらにハイパワーときていますから食指を動かされます。

国内で本格的なロケットが発売されるのはこれが初めてとのこと。

燃料はプラスチックで、酸化剤に液体酸素を用います。プラスティックが燃料ってなんなんでしょう。全長は1.6m、外径89mm、重量10.5kgで50kgfの推力をだせます。最高到達距離は1km。燃料を充填し直すだけで何度でも打ち上げることが出来ます。落下時はパラシュートを利用するようです。

 受注生産で、納期は4−6カ月。スペックやデザインの相談も受ける。大学・高専や研究機関で研究用途で購入し、HASTICと共同研究契約を結んだ場合はアカデミック価格を適用する。オプションとして地上燃焼試験用スタンドや展示台、発射台なども販売する。

買ってもどこで打ち上げればいいんでしょう。桂川の川岸じゃダメかな(笑)

「210万円ちょうだい」「そんな大金なにすんの!」「ロケット買う」「・・・・」

わが家では無理っぽいです(笑)

<参考>北海道宇宙科学技術創成センター

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2004.09.25

成層圏プラットフォーム−山の上でもインターネットは実現できるか

飛行船って一度乗ってみたいと思いませんか。見た目はのんびりしてて良さそうなんですが・・・。でも飛んでいる間もグランドクルーが追いかけたりして結構人出もかかるんですよね。

Yahoo!NEWSより「飛行船の浮上試験公開 成層圏プラットホーム計画」(共同通信)

 独立行政法人宇宙航空研究開発機構と情報通信研究機構は24日、北海道大樹町の実験場で高度約20キロの成層圏に無人飛行船を滞空させ、通信・放送の中継や地球観測に利用する「成層圏プラットホーム」の浮上試験を報道陣に公開した。

Shakey
成層圏プラットフォーム構想は各国がしのぎをけずっています。成層圏に滞空させた高々度飛行物体により通信・放送サービスや観測・監視システムに利用する計画です。草原に持って出たノートPCでインターネットなんてのも可能になるかもしれません。

衛星を使った通信システムに比べコストも安く遅延・伝播ロスも少なくなります。

対流圏と呼ばれる地上から10km上空までには雲があり、雨や雷といった気象変化が発生
偏西風も吹いているためその上空の成層圏に飛行体を滞在させることになります。

高々度に滞空させる飛行体としては米国AeroVironment社が開発を進めている「Helios」というソーラープレーンや日本が開発している飛行船が有力でしょう。

試験に使用したのは全長68メートル、重さ6・4トンの飛行船。気密性を高くし、骨組みを使用しないなど一般の飛行船と異なる特殊な構造で、操縦は遠隔操作で行う。

今回は上空600mまでの飛行でしたが、すでに2003年に飛行船を成層圏まで飛ばしていますし順調に計画は進んでいるようです。

ただ、制御技術や太陽エネルギーの供給方法,更には,故障時に落下して惨事を招くのではないかという不安を杞憂化する方策などクリアしなければいけない課題も多いようですが。

<参考>宇宙航空研究開発機構(JAXA)情報通信研究機構

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2004.09.23

口臭を感知する携帯開発中−そんなもの持ってどうするの?

やっぱり口臭は気になるもので、

Yahoo!NEWSより「口臭を感知する携帯電話端末、ドイツで開発中」(ロイター)

 ドイツの通信大手シーメンス・モバイルは21日、口臭感知機能を持つ初の携帯電話端末を開発中であることを明らかにした。
 同社の広報担当者によると、端末には不快な臭いを探知する1ミリ以下のチップを搭載する予定。新たな感知技術を利用した極小チップの開発は、現在ミュンヘンで行われている。

ヨーロッパではキスをする機会も多いのでこういう発想になるんでしょうか(笑)

口臭の主な原因は、歯垢が口腔細菌によって腐敗発酵し発生する生理的口臭、虫歯、歯槽膿漏、代謝系疾患、消化器系疾患などが原因の病因性口臭、においの強い食べ物やアルコール、タバコなどによる口臭などがあります。

口臭の原因物質は硫化水素やメチルカプタン、ジメチルサルファイドなどの揮発性硫化物が主です。

 チップは周辺の空気を検査し、口臭やアルコール臭、大気ガスのレベルまで感知するという。

しかし何で携帯端末につくんでしょうか(笑) 日本の携帯端末はちょっといろんなものがつきすぎじゃないのと思ってましたがそんなレベルじゃないですね。

口臭がきついと携帯かけられないようなシステムには・・・なってないでしょうね(笑)

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2004.09.15

人体をケーブル代わりに−指先でピッ

以前の記事で「Microsoft 皮膚を通じてデータのやりとりをする特許」というのがありましたが、現実離れした話とおもいきやそうではなかったようです。

nikkeibpより「松下電工、人体をケーブル代わりにする「人体通信」技術

松下電工は9月13日、人体を通信ケーブル代わりにしてデータ通信を行なう「人体通信」技術を実用化、「タッチ通信システム」として発売したと発表した。すでに、対面販売計量プリンタの商品データ入力装置として寺岡精工へ納入した。

matsushita
リストバンドになっている通信機を装着した手で情報端末の電極にタッチすると500μAの電流が体内を流れ通信を行うとのこと。人体と機械の間の通信だけでなく、人体と人体の通信も可能なようです。つまり握手するだけで情報が伝達できるっていうこと?

将来は名刺交換も指先をくっつけてピッて。それじゃETです(笑) でもMITのメディアラボでもそんな研究してような。

寺岡精工の対面販売プリンタとはいわゆるお肉屋さんなんかにある量り売りの機械のことのようです。肉には商品タグがついてないので手で他の場所にあるタグを触ってピッという感じかな。

人体の導電特性には個人差があり、また体の部位や、発汗状態などによって変化する。このため人体を介したデータ通信には、信頼性などの面で課題があった。同社では2001年に、こうした差異をセンサーでリアルタイムに検知、通信機にフィードバックする機構を組み込み、実用化にめどをつけた。(中略)「赤外線や電波を使用しないため、混信の心配がなく、傍受へのセキュリティも高い」(同社)

そりゃ傍受には強そうですね。商品タグのデータを誰も傍受しないでしょうけど(笑)。通信速度は3700bps。古き時代のモデムを思い出します。

でもこれって使ってるとだんだん血行が良くなって健康になってきたりして(笑)

<参考>松下電工プレスリリース寺岡精工

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2004.09.08

魚のアラで燃料電池

昨日の台風はすごかったです。妻はもっぱら停電を心配してロウソクを探していました(笑)。そんなものあるかい!

Yahoo!NEWSより「魚のあらリサイクルで発電 八戸 近く実験開始」(河北新報)

 青森県八戸市河原木で郊外型食品市場を運営する協同組合「八食センター」(福田真幸理事長)は、廃棄物の魚のあらなどを発酵させて水素を発生させ、発電に利用するシステムの実験を近く始める。水素の発生には、シロアリの体内から取り出した細菌を利用する。来年度中に実証試験を進め、早ければ2007年度にも実用化する。

魚のアラや野菜くずから水素を発生させるために使われるのはシロアリから分離したAM21Bという水素生成菌。北里大の田口文章教授が発見したものです。

確かパンダの糞から生ゴミを処理する菌も見つけ出していましたね。今回もパンダの糞に含まれている生ゴミ分解菌を使うようです。

 生ごみからの水素生成は、一般的に行われているメタン生成より菌の取り扱いが容易で、反応時間も20分の1から30分の1に短縮できるなどのメリットがある。発酵槽は実証試験では200リットル規模に拡大し、水素の取り出し量は実用段階で年間4万立方メートルと計画。センターが必要とする電力の一定量をこの発電装置で賄う構想も浮かんでいる。
 センターには16の鮮魚店が入居。排出される魚のあらは03年度は計161トンに上った。養殖用ミールの原料として、加工業者が有料で引き取っている。

この菌による水素発生はコストの面でまだまだどうなのかとは思いますが、コスト面よりはむしろ消費者へのアピールの方に重点がおかれているのかもしれません。

そういえば映画バック・トゥー・ザ・フューチャーでデロリアンがバナナの皮で動いてましたが、これも同じ原理だったんでしょうか(笑)

<参考>八食センター・エイチ・ツー・ジャパン株式会社

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2004.09.04

完全養殖のクロマグロが出荷−回転寿司でも本マグロのトロが食べられるか

子どもを寿司屋に連れて行ったときに「この寿司屋さん回ってないよ」といわれたなんていう笑い話はありきたりですが、きっと娘(5歳)と息子(4歳)も同じ事を言うかもしれない(笑)

でも、メバチマグロやキハダマグロでなく、本マグロが回転寿司で当たり前のように出てくる日はもうすぐかもしれません。

Yahoo!NEWSより「完全養殖マグロ出荷 近畿大水産研が世界初

近畿大水産研究所(和歌山県串本町)は3日、完全養殖に成功したクロマグロの稚魚が成長、世界で初めて3匹を市場に出荷すると発表した。
 マグロは体長約1メートル、体重20キロ、市場で流通している食用サイズのマグロに比べて小さいが、脂身が多いという。
 出荷されるマグロは、大阪市の阪急百貨店梅田本店などで販売される予定。

養殖マグロ
「海のダイヤ」とも言われるクロマグロ。近畿大が30年以上の年月をかけてクロマグロ(本マグロ)の完全養殖に成功したのは2002年です。完全養殖とは、人工孵化から育った親魚が産んだ卵を再び孵化させることをいいます。稚魚を獲ってきていけすで育てるのとは難しさが異なります。

クロマグロは成長すると3mにもなり太平洋を横断するほど行動範囲が広いため狭い生け簀では最も育てにくい魚です。また皮膚がとても弱く、人の手や網に触れただけで傷ついて死んでしまうそうです。

完全養殖のマグロを出荷したといってもまだ問題点は多く、最大の問題は1%にも満たない生存率です。これをクリアして初めて採算ベースに乗ってくるのでしょう。

近畿大のこの研究は文科省の21世紀COEプログラムにも選ばれていますし、近畿大ではすでに養殖マグロの流通のための会社も設立しています。

1匹に最高2020万円もの値がついたこともあるクロマグロ。マグロといえばクロマグロといえる日が来るのも遠い日のことではないでしょう。

<参考>近畿大水産研究所

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2004.08.31

最速ジェットエンジンはマッハ7−ギネス認定

YomiuriONLINEより「「マッハ7」出したNASAの無人飛行機、ギネス認定

米航空宇宙局(NASA)は30日、今年3月にジェット機としては史上最速のマッハ7(音速の7倍、時速約8000キロ)を達成した無人飛行機X43Aの記録が、様々な世界一を集めたギネス・ワールド・レコーズ(ギネス・ブック)に公式認定されたと発表した。

X43A
ジェット機の最速はマッハ7と認定です。この飛行機でNASAは最終的にマッハ10を目指しています。

試験は2004年の3月27日にカリフォルニア州の沖合640kmの空域で行われました。試験器はB52爆撃機から切り離されラムジェットにより高度3万mまで上昇。その後スクラムジェットを10秒間噴かしてマッハ7をこえる速度を記録しました。

航空機に使われているのはターボジェットやターボファンエンジンで、いずれも圧縮した空気に燃料を噴射し点火する仕組みです。しかし飛行速度がマッハ3以上になるとわざわざコンプレッサーで圧縮しなくても前方からの気流を取り入れるだけで十分に圧縮された空気を得ることができます。この仕組みを利用したのがラムジェットエンジンです。

しかし、このラムジェットもマッハ5以上の速度になると効率が悪くなります。この問題を解決しようと開発が行われているのがスクラム・ジェットエンジンです。次世代の推進エンジンとしても期待されています。

X43Aは全長が3.6m、重量1.2t。無人飛行機で最終的には太平洋にさせられています。

でも、コンコルドも引退したことです。そんなに速くってどうするんでしょう(笑)

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2004.08.29

空飛ぶ車

1886年にドイツのダイムラーとベンツが自動車を作ってから100年以上がすぎました。いよいよ自動車が空を飛ぶ時代がやってくるのでしょうか。

YomiuriONLINEより「「飛ぶクルマ」開発中!ボーイング社が模型公表

米航空大手ボーイング社が、開発を進める「空飛ぶ乗用車」の模型を公表した。同社は交通渋滞の解消や移動の高速化のため、滑空と走行が可能な空陸両用車の実用化を目指しており、AP通信によると同社は、実用化された場合の交通整理(管制)や違反の取り締まり方などについても検討を始めているという。

空飛ぶ車
日本でも岐阜県工業会が中心となって空飛ぶ自動車「ミラクルビーグル(MV)」を開発していたはずですがどうなったんでしょうか。たしか試験飛行まで行ってたような記憶があるんですが。

子どもの頃の未来予想図には必ずチューブの中を走る車や空飛ぶ車が出てましたね。21世紀になったら自分もそんな車に乗ってるはずだったんですけど(笑)

でもこの車、空飛ぶ車というよりは走るヘリコプターといったほうが似合いのようですが(笑)

 車社会の米国では、空飛ぶ車を今世紀の新産業と期待する声があり、ベンチャー企業なども空飛ぶ車の開発に参入している。空飛ぶ車が現実となる日は意外に近いかも知れない。

しかし車が空を飛んでどうするんでしょう。国土が広く車社会のアメリカならではの発想なのかもしれません。少なくとも日本ではかえって邪魔になるような気がしますね。

でも一度は乗ってみたい(笑)

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2004.08.28

船の上で風力発電

この前、息子(4歳)とオモチャの帆船をつくって遊びました。適当に作っても走るのが帆船のいいところ。むかし潜水艦を作ったときは見事に沈しましたけど(笑)

Yahoo!NEWSより「日本飛行機、風力発電装置を搭載した車用運搬船を実用化へ

日本飛行機は26日、日本郵船の自動車専用運搬船「アンドロメダリーダー」に舶用直線翼垂直軸風力発電装置(写真、舶用縦型風力発電システム)を搭載し、実用レベルの運用試験を始めたと発表した。発電能力は、1秒当たり風速25メートル時で30キロワット。

風力
海に囲まれた日本では風を使った帆船の技術が進歩していたのかといえばそうでもありません。むしろ帆船に関する技術では遅れていた部類ではないでしょうか。さらに江戸時代の鎖国により日本の航海技術は圧倒的に遅れをとることになります。

しかし、帆船とは別の方法で風の力を利用することができそうです。

船は常に風を切っていますから、この力を発電に利用するという考えは当たり前といえば当たり前。これが初めてというわけでもありませんが、発電能力や船が揺れても連続運転ができるシステムを備え、実用レベルに達したのは初めてのようです。

ただ、この力をハブリッド自動車のように推力に利用するわけではなく艦内の照明などに利用するとのこと。推力に利用するならエネルギー損失の少ない「帆」が一番でしょうね(笑)。

一部、ディーゼル発電機による電力と系統連係する。またプロペラ型風車のように風向に対向させる機構が不要で、風車の騒音も低い。独自の安全制御装置は、日本郵船と共同特許を出願中。

もっと風車の部分を大きくすればいいんじゃないというのは素人考えなんでしょうが、いかした技術の割にあんまり目立ちませんね(笑)

ちなみに日本飛行機のサイトからはよく飛びそうな飛行機のペーパークラフトがダウンロードできます。日曜日にでも息子(4歳)と作って遊びましょう(笑)。

<参考>日本飛行機

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2004.08.03

世界最小の潜水艦 Serafina

子どもの時「海底2万マイル」を読んでから潜水艦にはまりました。プラモデルの潜水艦も作りました。見事に進水式で沈しました(笑)。

PCWEBより「低価格で海中探査!? 世界最小サイズの潜水艇「Serafina」を研究開発

オーストラリア国立大学(ANU: Australian National University)は、世界最小サイズとされるプラスチック製の潜水艇「Serafina」の研究開発を進めている。将来的には複数艇のSerafinaで編隊を組んでの実用化が目指されることになるようだ。

Serafina
1艇あたり1,000ドルで製造されるSerafinaは40×21×14cmのサイズ。最大10時間の自律型連続走行を行えるとのことです。特筆すべきはあくまで目標ですが3,000−5,000mの潜行能力です。Motorola MPC 555を搭載するコントロールシステムに潜行ルートなどをプログラムすることで自律型潜水を行えます。
研究開発チームを率いるANUのUwe Zimmer博士は「Serafinaのような潜水艇が登場することで、水中探査を低価格で効率的に進めるための大きな弾みがつけられる」とコメントした。非常に高価な潜水艇を所有し、海中の未知の世界を探索することは、これまで一般の人々には手の届かない研究プロジェクトとされてきたが、Serafinaの実用化で状況は異なってくるだろうとの見解を、同氏は示している。

調査研究や水中構造物の保守などあまりお金のかけられない分野にとっては喜ばしいニュースです。

1,000ドルだったらちょっと高いオモチャのレベルですよね。コントロールマシンはいくらくらいするんでしょう。

ちょっと面白かったのはBBC NEWSによる次のコメント

The only possible problem with the submarine's size, is that it could possibly be eaten by an aquatic creature.

潜水艦のサイズよる唯一の問題は水中の生物が恐らくそれを食べることができるかもしれないということです。

深海生物vs潜水艦。見事なB級映画です(笑)

<参考>Serafina公式サイト

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2004.07.29

疲労回復カプセルで夏を乗り切ろう

仕事が猛烈に忙しいシーズンです。睡眠時間も少なくなってきてます。来週が山なんですが、疲労が蓄積してます。それなのにエントリー書いてるのかというツッコミはやめましょう(笑)。エントリーがなくなったときが限界です。こういうときにはこんな記事に目が・・・

Yahoo!NEWSより「疲労回復カプセル」(毎日新聞)

 中に入ると疲労回復や健康増進効果があるというカプセルを、川崎エンジニアリングが売り出した。「Dream―Plus」で、長さ2.1メートル、直径65センチ。外から空気を送り込んで気圧を高め、体内へ取り込まれる酸素を増やす仕組み。スポーツクラブなどへの販売を見込んでおり、税抜き価格380万円。

Dream-Plus
スポーツ界では以前から使われてきた装置ですね。1.3気圧程度の高圧にしてより多くの酸素を吸収することで新陳代謝を活発にします。

巷でも酸素吸入をキーワードにした商品は好調のよう。酸素チャージャー酸素を供給するエアコン、新鮮な酸素を吸うことができる酸素バーなんてのもあるようです。みんなそこまで酸素が欲しいのか(笑)。使ってみるとやみつきになるんでしょうか。

このDream-Plusの効果として疲労回復、ケガの回復など新陳代謝の効果のほかに美容や老化防止、なんとダイエットにも効果ありとのこと。新陳代謝がよくなるので脂肪の燃焼効果が高いということでしょうか。

でも気をつけましょう。「耳抜きのできない方」「風邪気味の方」「鼻詰まりのある方」「妊娠中の方」のご使用はお避けくださいとのこと。まずは耳抜きの練習をしてから使いましょう(笑)。

<参考>川崎エンジニアリング株式会社

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2004.07.18

世界最小のダイヤモンドリング

ナノテク全盛ですが、小さけりゃいいってものばかりでもないようです。

Yahoo!NEWSより「“世界最小”ダイヤの指輪 10億分の5カラット」(共同通信)

 10億分の5カラットのダイヤモンドを直径0・02ミリのリングにつけた超小型の指輪を、日立ハイテクノロジーズ(東京都港区)が半導体加工技術を使って、17日までに作った。顕微鏡でないと見えず、同社は「世界最小のダイヤの指輪ではないか」としている。
Diamondダイヤモンドの重さの単位のカラットは昔、ギリシャ語でキャラティオンといわれる豆を分銅代わりにして重さを量ったことに由来しています。今は1ct=0.2gです。

10億分の5カラットということは10億分の1g。ダイヤモンドの原子1個の重さがだいたい2×10の-23乗gですから、原子が5×10の13乗個位ですね。はい、全然意味のない計算でした(笑)。

この会社の集束イオンビーム(FBI)加工技術のデモンストレーションとして製作されたもののようです。

まず、細いタングステンの線を輪切りにして穴を開け、リングを作製。直径0・01ミリのダイヤを取り付けて、表面をカットした。
 タングステンの線は電球のフィラメント、ダイヤは研磨用粉末で、材料費はほとんどかかっていないという。

製作時間はなんと2時間。これを結婚指輪代わりに女性にプレゼントしたら・・・。あるのかないのかすら分かりませんね。貴方の愛はこれくらいといわれてフッと飛ばされるかな。

<参考>日立ハイテク

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2004.07.13

ハイテクとローテク カイコから光触媒

子どもの頃、専業農家だった祖父がカイコを飼ってました。ちょっとグロテスクなあの体とニオイは苦手でした。

NIKKEI NETより「カイコ使い光触媒生産・長野のベンチャー企業

 ベンチャー企業のエイチ・エー・エル(長野県松本市、伊藤一郎社長)は、カイコを利用した光触媒材料の生産技術を開発した。カイコに特殊な飼料を与え、光触媒機能のある繭を作らせる。光触媒材料は有害な有機物の分解や抗菌、脱臭といった効果があり、インテリア用品の原料などとして利用できる。

光触媒として多用されているのは酸化チタンです。酸化チタンに光をあてると電子が飛び出すことにより触媒作用をもちます。

光触媒の主な機能には「大気浄化」「脱臭」「抗菌」「防汚」「浄水」があります。この働きを利用して空気清浄機や外壁・タイルの防汚、浄水器、キッチン関連の抗菌などに利用されています。

カイコの活用には、繭から取れる生糸をそのまま製品の原料として使える利点がある。飼料は光触媒物質の原料となる二酸化チタンをセラミックスで覆い、シクロデキストリン(環状オリゴ糖)と結合させたもので、与える期間は3―4週間。オリゴ糖の形状を変えることで分解する物質が選べる。

伝統あるカイコによる製絹と光触媒という取り合わせに驚かされました。酸化チタンを食べさせることで酸化チタン入りの生糸を作らせるというのも少しビックリ。

汚れない服などができるんでしょうか。不精者の僕にはピッタリ(笑)

<参考>H.A.L.co.,LTD

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2004.07.11

花から音楽が

癒しが求められている時代に、花も音楽も癒しを与えてくれる代表としてあつかわれてますが、

Asahi.comより「花びらから音楽 「花スピーカー」名古屋のメーカー開発

 切り花の花びらや葉から音が出る「花スピーカー」を、名古屋市の通信機器メーカー・レッツコーポレーションが開発した。花瓶に内蔵したコイルの振動が、水を介して植物そのものに伝わり、花びらや葉がスピーカー代わりになって、音が出る仕組みだ。

花スピーカー

花と音楽がドッキングしちゃいました。15年か20年ほど前にダンシングフラワーがはやってましたが一瞬それかなと思ってしまいました。

花を売っているわけではなく、専用の花瓶や植木鉢に花を生けるとその花を通して音楽が聞こえるようです。花が枯れれば取り替えればいいというのは普通の花瓶と同じですね。

花スピーカーは植物を振動板として位置付けた。音を直接出す花びらは、通常の音量でかすかに揺れるのが分かる。花瓶型では、生ける花はとくに問わない。また、土と伝導パイプを介して植物を振動させる植木鉢型もある。

どういう仕組みになっているのか花瓶は全く振動体として利用してないのかちょっと見てみたいですね。

価格は5,000円から5万円。年間3万6千セットを販売目標にしているそうです。生産は受注生産とのこと。そこらへんで売ってるわけじゃなさそうですね。

重低音のビシバシきいた音楽をかけると花びらがハラハラと・・・なんてことにはならないんでしょうか。癒しグッズだからそんな音楽かけないか(笑)

<参考>LET'S corporation

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2004.07.10

墓石に液晶

墓参りに行っても液晶を見るんでしょうか

毎日新聞より「ハイテク墓地:墓石に埋め込んだPCから「故人のビデオメッセージ」

 米カリフォルニア州在住の発明家ロバート・バロウズ氏がこのほど、タッチスクリーン式液晶とコンピューターを埋め込んだ墓石システムを開発、特許を出願した。故人が生きている間に収録したビデオメッセージを、遺族など墓参客に向けて流せる電脳墓地ができるという。

墓石に内蔵されたコンピュータはハードディスクかメモリーチップを内蔵し、墓地の照明システムから電源をとるそうです。親切なことに隣の墓参りの邪魔にならないようにワイヤレスヘッドフォンも使用できるとか(笑)。

田舎の育ちでしたので、小学生のときは夜中に土葬の墓地で近所の子どもたちと肝試しをやってました。暗くて墓石に触れてしまうと液晶から「こらぁ!」と故人に怒られたりして(笑)。

雨風は防げそうにないですね。やはり屋根付きの墓でないと無理なのかな。その時に備えてビデオメッセージを撮っておかなくちゃ(笑)。

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2004.07.07

線路も道路も走れます

Yahoo!NEWSより「線路も道路もお任せ JRが両用車を試験運転」(共同通信)

 JR北海道は7日、線路と道路の両方を走る旅客車両として開発中の「デュアル・モード・ビークル(DMV)」の走行試験を、学園都市線・石狩月形−晩生内間で行い、一般に公開する。
 往路は線路、復路は道路を走り、安全性や乗り心地を確認するのが目的。8月末まで実施し、3年後の実用化を目指す。

DMV
2000年からJR北海道が開発していたデュアル・モード・ビーグル(DMV)の走行試験がいよいよ始まりました。

DMVは鉄輪で線路上を走り道路上ではゴムタイヤを使用して走ります。道路と線路の相互乗り入れを行うインターチェンジでは10−15秒でタイヤと鉄輪の切り替えが完了。線路と道路の両方を時速60kmで走行できます。

運行システムには信号の代わりにGPSを使う予定。

 JR北海道は、DMVを富良野などの観光地周遊や、学校や病院の入り口への直接乗り入れに使うことを検討中。過疎地域のローカル線の切り札と考えている。車両の改造にかかる費用は鉄道車両の8分の1程度の約1500万円で、実用化できれば大幅なコスト削減にもなる。

マイクロバスを改造したため、運転席にはハンドルがありアクセルとブレーキで運転操作を行うとのこと。

北海道は鉄道のニーズが高いですが面積に比べて鉄道の密度が低いため、過疎地域のローカル線を廃止せずに残すにはいいプランかもしれません。歩かなくても学校や病院まで乗り入れできれば、子どもやお年寄りにとっては役立ちそうですね。

<参考>JR北海道

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2004.07.02

血液を燃料電池の電極にかえる?

なかなかショッキングな見出しでした。B級ホラーかと思った(笑)。

Yahoo!NEWSより「血液を原料に電極製造 燃料電池用に大阪市工研」(共同通信)

血液中に含まれるタンパク質を炭化させて燃料電池の電極を製造する方法を大阪市立工業研究所が開発、1日発表した。
 開発したのはプラスの電極用だけだが、現在主に使われている白金に比べ費用は10分の1になるといい、食肉加工場で不要となった牛などの血液を再利用できれば、燃料電池の低コスト化につながるとしている。

燃料電池はどんどん小型化し、実用化されているものも多くなってきました。しかし一番の問題は価格です。特に電極に使われている白金や触媒のコストです。

白金は埋蔵量も限られているため、車載用燃料電池として使用した場合現在の自動車保有台数の4分の1程度の分量しかありません。

 同研究所は血液中のヘモグロビンなど鉄分を含むタンパク質を約800度で焼いて活性炭にすると、化学反応する際の触媒の役目を果たし、プラスの電極に使えることを見つけた。性質上、マイナスの電極には使えない。

別に人間の血液を使うわけではありません(笑)。食肉加工場などで捨てられているものを蒸し焼きにすれば電極としてつかえるようです。

しかし、よくこんな発想しましたね(笑)。

<参考>大阪市立工業研究所

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2004.06.29

食用油100%で車が走る

息子(3歳)が幼稚園で「お父さんの絵」を書いてきました。なにやらカラフルな丸らしきものが一面に広がっています。これ何?と聞くと、「車のけむり!」。なんなんだ。僕の車はそんなに排ガス出さないと思うんだけど(笑)。

Yahoo!NEWSより「食用油燃料の車開発へ 地球温暖化対策で国交省」(共同通信)

 国土交通省は28日、地球温暖化を防ぐため、菜種油など食用油からつくった自動車用燃料を、軽油の代わりに使う「バイオディーゼル燃料専用車」を2006年3月までに開発すると発表した。

食用油から燃料をつくる試みはいろいろと行われています。自治体のなかには廃油から生成した車を公用車として走らせているところもあります。地元の京都市でも国内最大のバイオディーゼル燃料精製施設を先日完成させ、ゴミ収集車と市バス300台を走らせていまして、うちの妻もせっせと使用済み天ぷら油を近所の回収場所に運んでます。

イギリスでは菜種油が5%まじったディーゼル燃料が売り出されてもいます。ただ問題も多く、バイオディーゼル燃料ではエンジンの故障が多いようです。

 バイオディーゼル燃料は、燃焼して排出される二酸化炭素(CO2)が生物が成長過程で大気から取り込んだCO2のため、温室効果ガスの排出削減につながると期待され、ドイツやフランスなどでは軽油に混ぜて使われている。

ドイツやフランスでも使われているようですね。あとはエンジンにかける負担が大きいこととコストが問題でしょう。廃油改質の場合でも京都市では1リットルあたり80円程度の製造コストがかかっています。エンジンが壊れるのも問題ですしね。

この車、ガス欠でガススタンドじゃなくスーパーへってことになるんでしょうか(笑)。

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2004.06.23

牛の糞尿で燃料電池

どうも下の方の内容が続きますが(笑)

FujiSankei Businessiより「バイオガスで燃料電池 東北大などがプラント発電に成功

 東北大の野池達也教授を代表に、葛巻町畜産開発公社、清水建設、岩谷産業、三洋電機、オリオン機械が参画した「葛巻バイオガス高度利用コージェネレーションシステム研究会」は21日、バイオガス利用の固体高分子燃料電池プラントの発電試験に成功したと発表した。岩手県葛巻町で実験を行っているが、今回の実証をもとに本格的な運転試験を開始する。
 今回のプラントでは、成牛20頭分に相当する日量1.1トンの牛のふん尿を発酵させ、同19立方メートルのバイオガスを発生させる。これを精製・濃縮。燃料電池で、内部の燃料改質装置を通して、水素を取り出し、大気中の酸素と反応させて、約1キロワットの電力を発生させると同時に、熱回収し、有効利用する。

バイオマスというと真っ先に思いつくのが糞尿のメタン発酵を用いたものですが、通常の場合このメタンガスを燃焼させ発電や熱源利用を行います。だいたい牛2,3頭で標準的な家庭のエネルギーをまかなえるといいますから、酪農地域では売電などの動きも起こっているようです。

燃料電池ではこれをさらに推し進めて、温室効果ガスの排出の少ないシステムを作り上げるということでしょう。発生したメタンを改質て水素を取り出します。いわゆる糞尿改質(笑)。

ただ20頭で1kwの電力では効率が悪いのでは。もう少し効率を上げていかないと。でもなんでこの単位kwhじゃなくkwなんでしょう。

人間の糞尿も処理できないのかな(笑)。

バイオマスや燃料電池については東京電力のサイト

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2004.06.22

究極のF1カー

先日(6/20)のF1アメリカGPでとうとう佐藤琢磨が表彰台。おめでとう。

WIRED NEWSより「車の「交配」で究極のF1カーを作るプロジェクト

 ロボットが自らを修復したり、コンピューター・プログラムが自力で進化することを可能にする技術が、今度は『フォーミュラ1』(F1)の超高速レーシングカーを改良する研究に使われている。

遺伝的アルゴリズムを用いたコンピュータシミュレーションで究極のF1カーを作り出そうというプロジェクトです。30年ほど前から提唱されている遺伝的アルゴリズムはコンピュータの中でダーウィンの進化論の考え方で対象物を進化させていくシミュレーション技法です。

この場合は、いくつかの初期条件をもつ車をコンピュータ内につくりそのうち速いものだけの特徴を交配して新しい車を作り出します。当然、駄作もできるわけですが中にはとても速いものもできるでしょう。その速いものだけを選び出して、また同じことを繰り返します。何代か繰り返すととても速い車が...。交配の途中では突然変異なども起こさせます。

 この後、最も進化した車を1台選び、レースに参加させた。競争相手は、コンピューターが作った初期設定の車、レース専門家が調整した2台の車、研究グループのメンバー、クシシュトフ・ウロッチ氏が設計した1台だ。コースには、イギリスのシルバーストン・サーキットが選ばれた。このレースの結果、交配によって最も進化を遂げた車がラップタイム1分20秒349で優勝した。

このレースもあくまでコンピュータ上でのシミュレーションで行われたそうです。この技術をフェラーリが手に入れないことだけを祈りましょう(笑)。

もっと気になったのは

 デジタル生物学研究グループは現在、自身のオペレーティング・システム(OS)やプログラムコードをユーザーのニーズに合わせて作成、修復できる故障知らずのコンピューターを開発している。

故障知らずのコンピュータ。これ絶対欲しい(笑)。

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2004.06.21

えぃっと念じてゲーム操作

念力ではありません(笑)。

CNNより「念じるだけでゲーム操作 米で実験成功

バーンズ・ユダヤ教病院(米セントルイス)の神経外科医らが、専門誌「ジャーナル・オブ・ニューロ・エンジニアリング」の最新号に発表した。チームでは、てんかん患者の発作の原因を調べるため頭部を切開し、脳の表面に多数の電極を取り付ける手術に注目。患者の中から被験者4人を募り、電極を付けた状態でゲーム操作を試みる実験を行った。

頭部を切開して脳の表面につけた電極からの信号でゲームをコントロール。被験者もすごい勇気です。想像しただけで痛みが走りそうな実験ですが、記事によれば標的をねらうゲームを行ったとのことですから、リアルタイムのシューティングに近いゲームをしたんでしょうか。

脳の奥深くに電極を埋め込んで信号伝達を試みる実験は、これまでもサルや人間での例がいくつか報告されている。研究チームによれば、今回の方法は電極を大脳皮質の表面に取り付ければ済むため、本人の負担が軽いのが特徴だ。

ただこの方法の研究が進んで、脳内に装置を埋め込めるようになれば今寝たきりにならざるを得ない人が車椅子で外出できたり、義手を自由に動かしたりと随分救われる場合も出てくるでしょうね。

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2004.06.20

宇宙からきたとれとれサラダ菜マシン(仮称)

うちの実家はじいさんの代まで農家をやってまして、家の横に畑がありました。夕食の準備の時間になると母親から、「ほうれん草とってきて」とか「きゅうりぼいできて」なんていわれてました。ちなみに「ぼいできて」というのは取ってきてという意味です(笑)。

YomiuriONLINEより「とれたて野菜OK!全自動栽培機、大阪府立大など開発

 無農薬のサラダ菜やホウレン草、チンゲンサイなどを家庭で手軽に栽培できる装置を、大阪府立大大学院の宮武和孝教授(56)(応用生命化学)の研究グループが産学連携で開発した。

人工の畑ですね。なんだかドラえもんのポケットから出てきそう。縦長にしてスーパーやコンビニにもおけるようにしたとのこと。コンビニでこの機械から野菜を抜いてレジにもっていくんでしょうか。面白いかも。

 縦長の回転式栽培装置に、少量の土やスポンジとともに種や苗を植え付け、側面から発光ダイオード(LED)と蛍光灯の光を当てて育てる。水と肥料は液体肥料にして、点滴や霧状で施す。外部から病原菌が入りにくい構造なので、無農薬で育てられるという。

しかし価格が50万円弱。これはちょっと家庭菜園のレベルはこえてますね。1平方メートルあればおけるらしく、10年使うと装置代や電気代など全て込みで1日300円程度で毎日3株の野菜を食べられるらしいです。

もう少しコンパクトで安ければ需要はあるかもしれませんね。

ちなみにこの装置、もともと宇宙ステーションでの利用を目指していたそうで、その名も「宇宙からきたとれとれサラダ菜マシン(仮称)」。やっぱりドラえもんだ(笑)。

<参考> 司電機産業大阪府立大学生物循環工学研究室

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2004.06.19

飲酒運転防止装置。車にのったらフッ

結婚していちばんよかったこと。飲んだら妻が運転してくれることなんていったら怒られるの間違いなし(笑)。

Yahoo!NEWSより「飲んだら運転させません サーブがシステム開発中」(共同通信)

ロイター通信は17日、スウェーデンの自動車大手サーブが、運転者のアルコール濃度を検知し、酔っていればエンジンを作動させないシステムを開発していると伝えた。

 このシステムは「アルコーキー(Alcokey)」と呼ばれ、エンジンキー部分に組み込まれた検知器に運転者が息を吹き込むことでアルコール濃度を分析。違法なレベルに達していれば、エンジンが作動しないようにする。システム装備には約300ドルがかかる見込み。

息を吹き込まなければ車のエンジンはかからないんでしょうか。昼間に車に乗るときも車にフッと息を吹きかけてからじゃないと走れないとしたらちょっと間が抜けた印象です(笑)。

300ドルなのでそう高価なオプションにはンならないようですが、どんな人がターゲットかと思えば、

 欧州では企業幹部の通勤に社有車を支給するのが一般的で、サーブは企業幹部の飲酒運転が防げるとして開発に着手した。

重役が車に乗るたびフッ。親会社のGMの車に数年以内に装備されるそうです。アメリカでは運転をはじめたばかりの若者の暴走を防ぐのに期待しているらしいですが、若者はそんなのついた車買いませんって。

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2004.05.27

触覚コンタクト

京都新聞InetrnetNEWSより「指に付けると感度アップ 名工大教授 名付けて「触覚コンタクト」

 通常なら触れても気付かない凹凸が、指に付けるだけではっきりと認識できるようになる「触覚コンタクトレンズ」を名古屋工業大の佐野明人教授が開発した。28日に同大学で開かれる講演会で披露する。

 自動車などの製造業はハイテク化が進む一方で、鋼板にわずかな凹凸やゆがみないかは手で触ってチェックするなど、人間の触覚に頼っている部分も多いことから、ものづくりの現場での活用が期待される。

 触覚コンタクトレンズは、厚さ0・3ミリのシートの上に、直径1ミリ、高さ3ミリほどの小さな突起を1平方センチに40−50本を並べた。

 視覚をアップする眼鏡や赤外線ゴーグル、聴覚をアップする補聴器など感覚器の性能をアップする装置というのは多々あれど、触覚を過敏にする装置という発想は面白いです。

 これだけ技術が発達してもミクロン単位で水平面をとったり、人工衛星などで要求される完璧な溶接技術など機械は人間の職人芸にかないません。

 でも、そんな技をもった人たちもどんどん少なくなっているようで、ある会社では定年をすぎてもそのような人たちが引き続き働いているとか。

 記事でもふれてありますが、そんな技術の手助けになるのではないでしょうか。

 でも、他にも面白い使い道はいっぱいありそう。麻雀の盲牌とか(笑)。

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2004.05.21

がんばれ!まいど1号

 東大阪の中小企業が集まって、産業活性化のために小型人工衛星を自分たちで作って打ち上げようという計画「東大阪宇宙開発協同組合」のまいど1号。できるかなと思っていたら着実に前進してます。

Yahoo!NEWSより「宇宙機構がまいど1号支援 東大阪の協同組合と調印

 民間で独自に人工衛星「まいど1号」の開発を進めている大阪府の中小企業グループ「東大阪宇宙開発協同組合」に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が小型衛星に関する技術情報を提供し支援する取り決めの調印式が20日、東大阪市で行われた。  この取り決めにより、同組合は2005年度のうちにまいど1号を、次いで同2号を開発し、小型人工衛星を産業化、地域の活性化を目指す。

 宇宙開発研究機構ってもとの宇宙開発事業団ですよね。東大や阪大の先生方も何人かバックアップにまわっているようです。来年度には完成するかも。

 東大阪宇宙開発協同組合のサイトはこちら。ひとくち1,000円でサポーターも募集しています。

 がんばれ!おおさかのおっちゃんたち。やっぱり「まいど1号」の次は「もうかりまっか2号」、「ぼちぼちでんな3号」と続いてほしい

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2004.05.08

はねられても安全な自動車はどれ?<自動車アセスメント>

 国土交通省自動車事故対策機構から15年度の自動車アセスメントつまり自動車安全情報が公表されている。

 各社から代表的な車種を選び、その車が事故を起こしたときの安全度を試験し公表しているのだが、今年から新たに歩行者頭部保護性能試験が始まった。

 これは、歩行者が車にはねられたときに歩行者の衝撃をどれだけ提言させるかという試験だ。レベル1から5までの5段階でレベル1だと時速40kmの車にはねられたときに40%以上の確率で頭部に重大な障害をうけることに相当するらしい。ちなみにレベル5だとこの確率は10%。

 で、最高点のレベル5を達成した車はゼロ。レベル4もなく今年のトップはレベル3だった。まだまだ歩行者の安全にはほど遠かった。ただ、こういう試験が行われることでますます安全率が高くなるように各社努力してくれるだろう。

 ちなみにレベル3の車はオデッセイ(ホンダ)、WISH(トヨタ)、アクセラ(マツダ)、WiLL CYPHA(トヨタ)、ミラ(ダイハツ)の5車種。

 最低のレベル1はアルトラパン(スズキ)、RX-8(マツダ)、ハリアー(トヨタ)の3車種だった。

 ところでこの自動車アセスメント、最近常に新聞沙汰になっているM社の車はいつ見ても点数が悪い。平均点はすべてのメーカーの中で最低じゃないだろうか。ユーザの優先度が低い企業体質はこの辺にもあらわれているのかな。

 かくいう僕の車はフロントにスリーダイヤモンドが光っている(笑)。

これまでの試験結果一覧表はここ
歩行者頭部保護性能試験の結果はここ
他にも、衝突試験の映像(これなかなか面白いです)やチャイルドシート性能試験の結果(ただし昨年度まで)もある。

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2004.04.21

ゆっくりいこうやリニアモーターカー

Yahoo! NEWSより「小柴さんがリニアモーターカー試乗

 ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊・東京大名誉教授(77)が21日、JR東海の招待で山梨県都留市の山梨リニア実験センターを訪れ、リニアモーターカーに初めて試乗した。

 以前から関心があったという小柴さんは、終始笑顔で最高速度501キロ、約25分間の走行を体験。「乗り心地は思ったよりずっと良く、大したものだ」と満足そう。

 リニアモーターカー、僕たちの子どもの頃に計画がはじまったのじゃなかったかな? 今は時速600キロ近く出るらしい。21世紀にはこんなのがびゅんびゅん走っていると子どもの頃は思っていたのだけど。

 計画では、東京から信州を通って大阪を結ぶと記憶しているが、技術的にはほぼクリアできているんだろうがるやはりお金か。

 みんなそこまでして早く移動したいのかな。でも、乗せてくれるといえばやっぱりのりたい! 好奇心の虫がうずく。

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2004.03.06

車のハイテク化

 WIRED NEWS によれば、メルボルンモーターショーでトヨタがメモリーカードにより運転者を認識し、初心者であれば一定以上のスピードを出さないなど個人情報で性能を制限する車を出展したそうです。デザインもトヨタらしい。とんがったプリウスという感じかな。

 個人情報というのが少しひっかかりますが、将来はこういう方向性で車の開発も進んで行くんだなあと感じました。

 今は、どこのメーカーも省エネルギーと同時に事故を起こしたときの安全性(車も歩行者も含めて)を追求していますが、これを推し進めるとやはり自動運転になっていくんでしょうね。移動手段としての車を考えると、これもまたありかなと思います。

 いずれは、ガソリンのマニュアル車は走行を規制されるようになるかもしれませんね。日本もITS−Intelligent Transport Systems(高度道路交通システム)で自動運転の研究を行っていますし交通戦争という言葉はあまり耳にしなくなりましたが、それでも毎年多くの人たちが犠牲になっていることを考えるとふだん自動車を足として使ってる身としては考えさせられることが多いです。

 何年後くらいに自動運転の世の中になるんでしょうか。技術的にはもう相当高いレベルにまで来ているとは思いますが。

 こんな話題のあとですが、いよいよF1開幕です。速報によればやはりPPはシューマッハですね。今年こそフェラーリの牙城は崩れるんでしょうか。佐藤琢磨も頑張ってほしい。

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