2005.11.15
gooニュースより「1−3月生まれの子供は成績が良い=ノルウェーの研究」(時事通信)
1−3月に生まれた子供たちは10−12月に生まれた子供たちより学校の成績が良いとの調査報告が13日、ノルウェーで公表された。
これはオスロ大学が14−15歳の子どもたち6752人を対象に調べた調査の結果です。この調査では1−3月生まれは10−12月生まれよりはるかに成績がいいという傾向があったそうです。
また、同じ調査では年の終わりの方に生まれた子どもたちは友達ができにくい傾向があるという結果もでているようです。
どうしてそうなるかは分かっておらず、リーン氏はもっと研究が必要だと言っている。
僕も3月生まれですが(笑)
<参考>「長男長女の方が高収入で高学歴の傾向がある?」
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2005.06.08
Asahi.comより「米で新たな進化論争 「神」ではなく「知的計画」?」
「生命の誕生や進化の背景には知的な計画があった」という「Intelligent Design(知的計画=ID)」説を学校で教えようという主張が、米国で頭をもたげている。米国では、旧約聖書の創世記に基づき、天地と人類は神がつくったとするキリスト教右派が勢力を保つ。そうした宗教右派の「進化論を学校で教えるな」という主張とは表向き一線を画しているのがID推進派の特徴だ。
Intelligent Design(ID説)とは、進化が自然経過的なものでなく、知的存在によって計画的に造られたものとする説です。科学者も自然的な経過を考えるのでなく、もっと合理的な説明を探ることが必要だと主張しています。
神による創造とはいわずに、designerによる創造が進化だとしているわけですが。
米国では州や学校区の教育委員に教育内容を決める権限が与えられています。ドーバーの学校区では昨年から高校の科学でIDに触れられるようになりました。まだ今のところ全米で唯一ですが、今年の学校区の公選委員の予備選挙でもID推進派とID反対派の7人が残り、11月の本選挙に結論は持ち越されています。
その他カンザス州教育委員会でもカリキュラムの見直し提案が議論されました。IDを科学の授業で教えるべきだとする「IDネットワーク」の提案によるものです。
IDネットのジョン・カルバート共同代表は「進化は事実だとしても、推し進める何らかの仕組みがあるはず。それがIDだ。特に地球誕生や生命誕生は、進化論では説明できず、現在の自然界を見ても、知的な計画の存在を多くの科学者が認めている」と言う。進化論を教えるな、とは主張しない。
神による天地創造説と本質的に何が違うのかは僕にはわかりません(笑)
ただ神による、もしくはDesignerによる進化は楽な考え方ではありますが、ヒトの知的進化を止めてしまうものですね。アメリカではそろそろ政治的な問題になってきているのかもしれませんが。
<参考>「米国民の8割が処女懐胎を信じている!」・ID NETWORK
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2005.05.02
YomiuriONLINEより「科学常識このぐらいは――目安作り、文科省乗り出す」
日本の大人には最低これぐらいの科学常識が必要――文部科学省が、そんな「目安」作りに乗り出す。子供の理科離れが問題になっているが、同省は「大人も科学を勉強していない」と指摘、科学者や教育関係者が今後、数年かけて検討し、望ましい「基礎的素養」を示すことになりそうだ。
これは1999年から2001年にかけて世界17ヶ国の学術機関の連携で、18歳以上の人を対象に科学分野の11問についての正誤を尋ねた結果を受けてのことです。
この11問の日本の正解率は54%で13位。1位のスウェーデンの73%や5位アメリカの63%などに比べずいぶんと遅れをとっています。
そこで文科省が「日本の成人が身につけるべき科学技術リテラシー像を策定する」との方針を決めたとのことですが、その11問とは次の通りです。全て、○か×か、知らないかの3択問題です。
- 地球の中心部は非常に高温
- すべての放射能は人工的に作られた
- 我々が呼吸に使う酸素は植物から作られた
- 赤ちゃんが男の子になるか女の子になるかを決めるのは父親の遺伝子
- レーザーは音波を集中することで得られる
- 電子の大きさは原子よりも小さい
- 抗生物質はバクテリア同様ウイルスも殺す
- 大陸は何万年もかけて移動しており、これからも移動するだろう
- 現在の人類は、原始的な動物種から進化した
- ごく初期の人類は、恐竜と同時代に生きていた
- 放射能に汚染された牛乳は沸騰させれば安全
正解しなかったらどうしようと思ってびくびくしながらやってしまいました。何とか全問正解でホッ(笑)
一応の解答は
1.○、2.×、3.○、4.○、5.×、6.○、7.×、8.○、9.○、10.×、11.×
です。
でもほとんど全ての問題が突っ込みどころ満載です。一般的な大人を対象にした問題なので別に細かいところは無視してもいいだろうと思ってやってましたが、詳しく知ってる人の方が間違えちゃうかもしれません(笑)
でも、この問題で正答率が54%。血液型も信じるし、マイナスイオンがどうたらとかいう商品を大企業がこぞって売っているこの国ですからそんなものかもしれません(笑)
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2005.04.07
常に叫ばれるテレビ有害論ではありますが、
Yahoo!NEWSより「幼児期にテレビを見過ぎるといじめっ子になりやすい=米調査」(ロイター)
4歳時にテレビを見過ぎた幼児は学齢期に達した段階でいじめっ子になりやすいという調査結果が4日、米国で発表された。一方、親が子どもに本を読み聞かせたり、外で遊ばせたりして普通に接した場合、いじめっ子になりにくいとしている。
ワシントン大学の研究グループが、1266人の4歳児のテレビの視聴時間のデータを調査。さらに母親達による6歳−11歳までの追跡調査を行いました。
その結果、4歳の時に一日平均3.5時間のテレビを見ていた子どもたちは、何も見ていなかった子どもたちよりいじめっ子になる数が25%多く、さらに一日8時間テレビを見ていた子どもたちではその割合が200%に達したということです。
この研究では、子どもたちが見ていたテレビの内容までは調査していません。ただ研究者達はそれがアニメのようなものだろうと推測しています。英国の調査によれば子どもたちが見るアニメには平均して9.5分の暴力シーンが含まれているとのこと。
また、同じ研究で親と子の関係についても調査したところ、子どもと一緒に食事を食べて話すことで子どもがいじめっ子になる可能性は減少するとのことでした。
研究グループによると、いじめは肥満と共にテレビの見過ぎから起きる否定的な結果という。テレビ視聴を制限すれば子どもがいじめに走るリスクも軽減されるとしている。
テレビに原因があるというよりも、親と子の対話に原因があるような気もしますが。
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2005.03.16
高校時代に授業中の居眠りは日課でした(笑) 先生の声がだんだんと遠くなって・・・。
Asahi.com「日本の高校生、7割が学校で居眠り 日米中3カ国調査」
授業中によく居眠りしたりぼうっとしたりすると答えた日本の高校生は7割を超え、米国や中国を大きく上回っていることが、財団法人日本青少年研究所などの「学習意識と日常生活」に関する日米中3カ国比較調査でわかった。日本は午前0時以降に就寝する割合でも50%超と突出した。
日本青年研究所が毎年行っている米日中の3ヶ国の高校生に対する意識調査の結果です。日本の11校1,300人、米国の12校1,000人、中国の12校1,300人を対象にしています。
発表された結果の中からいくつかピックアップすると3ヶ国の違いが浮き彫りになります。(数値はは「あてはまる」と「ややあてはまる」と解答した人の合計)
- コンピューターが好きだ・・・日52.1%、米85.9%、中71.2%
- よく勉強をするほうだ・・・日14.1%、米74.4%、中62.9%
- 自分の意見をはっきり言うほうだ・・・日42.3%、米75.1%、中55.2%
- 異性にもてるほうだ・・・日10.4%、米67.4%、中45.7%
- 若いときは将来のことを思い悩むよりその時を大いに楽しむべきだ・・・日50.7%、米39.7%、中19.5%
- 同棲してもよいが、結婚したくない・・・日17.8%、米62.7%、中22.8%
- 結婚しても家族のために犠牲になりたくない・・・日31.4%、米23.3%、中13.8%
- 親が高齢になったときに自分がどんなことをしても親の面倒を見たい・・・日43.1%、米67.9%、中84.0%
- 自分の国に誇りを持っている・・・日50.9%、米71.1%、中79.4%
- 自分の国の国家が歌える・・・日65.5%、米53.8%、中88.2%
- 国歌の吹奏や国記の掲揚のときは起立して威厳を正す・・・日30.2%、米81.6%、中67.0%
- 麻薬は絶対に使用してはならない・・・日93.1%、米73.4%、中97.4%
- ヘソ出しの服は着てはならない・・・日11.8%、米10.5%、中53.2%
- 学習塾、通信教育、家庭教師などで学校以外の勉強をしている・・・日30.6%、米18.3%、中56.9%
- 学校以外で勉強をほとんどしない・・・日45.0%、米15.4%、中8.1%
- 授業中よく寝たり、ボッとしたりする・・・日73.3%、米48.5%、中28.8%
- 宿題をきちんとやる・・・日53.0%、米86.0%、中82.1%
- 自ら進んで勉強している・・・日25.7%、米60.9%、中63.1%
自分の将来予測を10年前の94年調査と比較したところ、「輝いている」「まあよいほうだが最高ではない」と肯定的に答えた割合は、94年の計74.9%から計54.4%まで落ち込んだ。
<参考>財団法人日本青少年研究所
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2005.03.13
Yahoo!NEWSより「有名人教授が続々誕生 知名度アップに関西の大学」(共同通信)
落語家の桂三枝さん、元F1レーサーの片山右京さん、劇作家の唐十郎さん−。関西の大学が有名人を客員教授に招く動きが相次いでいる。知名度を上げて多くの学生をひきつけようと、少子化時代を迎えてPRに懸命だ。
有名人を教授に迎えるのは関西のしだいの特徴なのでしょうか(笑)
桂三枝さんは関西大学の客員教授として「笑いの人間学」を担当します。関西大学といえば以前は桂文珍師匠も非常勤講師でしたね。大阪産業大学は片山右京氏を客員教授に。大阪産業大学といえば交通機械工学科が有名ですが、片山氏はここで特別講義や自身の所属企画会社へのイベント参加、旧車のレストアプロジェクト、全日本学生フォーミュラ大会参加のアドバイスなどを行うようです。
この大学では和泉修氏も客員講師になるようです。
唐さんは近畿大文芸学部(大阪府東大阪市)の客員教授に、同じ劇作家の平田オリザさんは大阪大(大阪府吹田市)のコミュニケーションデザインセンターの教授に就く。関西学院大(兵庫県西宮市)は新たに、評論家の野田正彰教授によるノンフィクション作家養成講座を開設する。
これが学生が集まる直接の原動力になるかどうかは分かりませんが、こういった話はどうして関西の大学が多いんでしょうか(笑)
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2005.03.04
わが家でポケモン大好きなのは息子(4歳)でなく、なぜか娘(5歳)の方です
YomiuriONLINEより「ポケモン、NASAに協力…幼小向けネット教材に」
世界的人気キャラクターのポケットモンスター(ポケモン)が米教育界で活躍――。米航空宇宙局(NASA)は2日、任天堂の米国関連子会社と共同で、ポケモンを使ったインターネット教材開発などの教育事業を開始すると発表した。
とうとうポケモンはNASAのサイトにまで現れました。
このネット教材は全米の幼稚園や小学に向けた算数・理科の遠隔地学習用の教材として開発されたものです。
NASAのラングレー研究所のサイトでは、DNAにちなんだ名前のポケモン「デオキシス」が説明役となり、DNAやウィルス、地球外生物、隕石、オゾン層について解説しています。それぞれの解説部分には簡単な実験などの要項ものっています。
たとえば地球外生物についての部分では、地球外生物についての解説の後、宇宙にいる生物について想像や議論をさせたり、土の中の微生物を見つけて観察したりするなどの実験やワークが掲載されています。
身の回り品やおもちゃ類の持ち込み規制など、ルールやマナーに厳しい米国の小学校で、外国製のアニメ・ゲームのキャラクターが教材に採用されるのは異例のこと。米国での日本製アニメ・ゲームの爆発的人気を裏付ける現象と言えそうだ。
任天堂も課題を達成した褒美としてポケモンの絵はがきなどを学校側に提供するようです。
ちなみに娘のポケモン図鑑には「デオキシス」は載ってませんでした(笑)
<参考>NASAポケモンサイト
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2005.02.16
こういうのってアリなのかなと考えてしまいました。
Asahi.comより「小論文、コンピューターで自動採点 入試センターが試作」
入試で出題される小論文をコンピューターで自動採点する試みが大学入試センターの研究者のもとで進んでいる。第1号のシステムは試作済み。文法、表現が複雑な日本語を精密に読み解くにはまだ課題がある。しかし、実用化されると、採点に時間がかかり、採点者によるばらつきが出やすい小論文の判定に威力を発揮しそうだ。
開発をしているのは大学入試センター研究開発部の石岡恒憲助教授。アメリカのビジネススクールの小論文試験で使われている自動採点システム「e-rater」を参考にしているそうです。
試作システムは「Jess」(Japanese essay scoring system)といわれネット上でも試験稼働しています。Web上で入力された文章を1.修辞(文章の読みやすさ、語彙の多様性、難しい語の割合、受動態の文の割合)、2.論理構成、3.内容の的確さの3点で採点。10点満点で評価を下します。
ためしに適当な問題を打ち込んで自分で回答してみましたが、7.5点をいただきました(笑)。思いつくままにつづった文章としてはいいのか悪いのか。
講評で「長すぎる文があります」、「句の中の文節の数が多すぎる文があります。」、「漢字の使用がやや少ないように見受けられます。」、「連用形や接続助詞の句の並びの多い文が、ややあるように見受けられます。」などといわれてしまいました。
論理構成は満点をいただきました。ちょっとひと安心(笑)
日本語の文章は、接続詞を省くなど特有の言い回しがあり、起承転結をつかみにくい。Jessの実用化には、こうした難解な表現を読みこなす能力が欠かせず、長い文章をコンピューターで短くまとめる文書自動要約の技術を応用するなどの研究が続いている。
問題はこのJessが「毎日新聞」の社説やコラム(「余録」)で理想とする小論文を学習しているという点にあるかも。余録ってそんなに論文らしい文章でしたっけ(笑)
純粋に技術的に見ればこういうのは大好きなんですが、それよりも大学が試験でこういうソフトを使うっていうのがどうかと。自分ところの入試くらい自分たちの基準で採点してほしいものです。
<参考>「Jess」
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2005.02.13
SankeiWEBより「大学入試ミス増加 すでに50件超え 予備校の“検証”高い人気」
大学入試シーズンが最盛期を迎えるなか、入試の出題ミスが10日現在ですでに50件を超えている。入試問題をめぐっては、センター試験で高校教科書に載っていた文章が出題されるミスも起きており、文部科学省は「入試は大学教育の第一歩であり、大学の見識が問われるもの。ミスを防ぐ工夫を徹底してほしい」と呼びかけている。
受験生にとっては一番怖いのが出題ミス。みんなが点をもらえたらラッキーと思うのは一部の不心得者だけ(笑)
限りある時間の中で正解のない問題や、答の出せない数学の問題などに取り組みとことん考え倒して、結果時間切れなんていうと泣くに泣けません。
昨年は過去最多のミスがありましたが今年はそれを上回りそうな勢いです。文科省によると今年度入試でこれまで発覚しているミスは37大学51件。国立大が8大学9件、私大が29大学42件となっています。
昨年度入試では173件のミスがありました。
大手予備校はどこも大学から依頼を受けて入試問題を検証する事業をはじめています。入試終了後に問題を分析し、分量や難易度、ミスがないかということをレポートするサービスですが結構流行っているようです。
入試問題作成を予備校に丸投げしている大学もあります。
文科省は、受験対策を行う予備校が大学側の入試業務に関与することには、慎重な見方を示しており、「理想的には、大学側が入試の専門家を養成して責任を持つべきだ」として、一元的に入試問題の作成・管理を行う部署を学内に設立するなどの対策を提案している。
確かに入試の多様化などで作成しなければいけない問題量も増え、大学側の負担は大きくなっていますが自分の大学で学ぶ受験生を選ぶ試験をよそに頼るのはどうかと。
新課程入試になる来年度はさらに増えるんでしょうか。
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2005.02.08
のんびりとした大学でしたので、大学時代に出席カードなんてものもありましたが堂々と休んでました。どちらかといえば試験の点数がすべてという大学でしたね。結局一度も出席せず単位をとった科目もありました。「あの先生は一問目に私の写真をしたから選べという問題を出すぞ」と聞いてあわてて最終日の講義に出席したことも(笑)
Asahi.comより「出欠はケータイで、「代返」許さず 青森大が新年度から」
青森市にある青森大学(栗原堅三学長、学生数1934人)が、新年度からすべての講義への学生の出欠を、携帯電話を使って確認するシステムを導入する。学生の「代返」を封じるとともに、出席簿を入力する講師陣の手間を省くのが狙い。特定の講義で出席確認に携帯電話を使う例は広がりつつあるが、全学で一斉に導入するのは全国でも珍しいという。
このシステムでは講義中に教員の指示があった段階で、出席している学生が携帯から大学の専用サイトにアクセス。教員がその場で告げる数字を入力するとのこと。
出席している学生が欠席者にメールで数字を伝えて外部からアクセスしようとしても時間差があるため判断できるとのことですが・・・。
同大IT化検討会で新システムを提案した経営学部講師の福永栄一さん(44)は、2年前まで商社で情報システム管理の仕事をしていた。自分の講義ではすでに個人の携帯電話のメールで出席を取っている。「今の学生は誰でも携帯電話を持っていて操作も速い。出席を取る時間が減れば、その分講義にまわせる」と話している。
携帯をもっていない学生は個別に講義中に名前を告げることになっているようです。
なんか抜け穴がいくらでもありそうなシステムですが(笑)
それよりも考えることは別にあるんじゃないのかという気がしてなりません。
<参考>青森大学
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2005.01.23
ミス続きの今年のセンター試験ですが、これもなんだか笑えるミス(?)になるのかな。
東京新聞より「センター試験 英語の正解理科なら×」
十五日に行われた大学入試センター試験の英語で、実際にはあり得ない寒冷前線を描いた天気図=図=が「正解」とされていることが、天気キャスターで気象予報士の森田正光さんの指摘で分かった。同センターは「問題を作った先生の意見を聞いた上で、対応を決めたい」としている。
さすがお天気キャスターの森田さんです。僕も問題を見たときに変わった図だなとは思ったんですが、正解を出すのに苦労する問題ではなかったので見逃してました。いわれてみればそのとおりですね。
指摘されたのは、天気予報に関する英文を読んで6つの天気図から正しいものを選ばせる、第5問の設問C。
問題の説明文は次の通りです。小学生たちが地元のTV局を見学しているというのが問題のシチュエーション。
(略)
Ms.Cole:The map you see now is of our part of the state at eight this morning. Here we are in Jonestown. Here's Lake Axelrod south of us and the Blue Hills to the northwest. Peyton City is northeast.
Carla:What is that letter in the circle next to Peyton City, and that line with black triangles between Jonestown and Peyton City?
Ms.Cole:The line is called a "cold front", and the "R" in the circle stands for rain. It was raining in Peyton City this morning.
(略)
Ms.Cole:( 3 ), because the wind is from the northeast, and it's likely that the cold front will move past Lake Axelrod by this evening. Even if it doesn't rain. it's going cooler in Jonestown.
(略)

問題文によると、「寒冷前線の通過で天気が崩れて気温も下がる」となっていますが、この寒冷前線は寒気が北東から南西にはいる形で描かれていて、北半球ではあり得ない形になっています。
たとえ南半球だとしても、寒気は南側から入るはずでやはりあり得ない形になります。
天気図を見慣れていれば、寒冷前線の▲矢印が前線面の左に書かれているので、あり得ない形だと気づいた受験生もいるかもしれません。
いちおうそれ以前の段階で選択はできるのですが。
図だけでなく、英文自体も間違った天気図を前提に記述され、寒気が北東から南西へ押し寄せるという誤った説明となっている。森田さんは「学力は総合的なもののはずだが、センター試験では英語と理科で学問が分断されているのでは。気象を知っている受験生は迷って不利になったかもしれない」と指摘している。
センター試験ということに限らず、学問の世界でも英語と理科は完全に分断されてるんじゃないんでしょうか。
受験生たちにバカにされる問題だけはつくってほしくないですね。
<参考>大学入試センター
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2004.12.19
教科書が必ずしも正しいとは思いませんが、
YomiuriONLINEより「東京は京都と呼ばれていた…比でミス満載の教科書回収」
フィリピン教育省はこのほど、高校2年生用の歴史教科書「アジア」の回収を決めた。この教科書は同省の検定を経て公立校で7年間使われてきたが、今年9月に民間の教育関係者から「431か所の間違いがある」と指摘を受けた。115万冊の回収費用は数千万ペソ(1ペソは約2円)に上ると見られ、同省は出版元に経費を請求することにしている。
日本も過去を振り返ればあまり偉そうなことはいえませんが、なかなかビックリさせてくれる間違いが満載です。
「日本の首都東京はかつて京都と呼ばれた」、「現存する万里の長城の長さは170マイル(約270キロ。実際は約2400キロ)」、「ユダヤ人は通常差別されているが、これはドイツ人殺しなどの過去があるためだ」など。最後のはちょっとひどすぎますね。
この教科書が使われたのは高校2年生の「マカバヤシ」という愛国科目。1997年に採用されてから使われてきました。
ただフィリピンは財政難に伴い教科書や教師、教室が慢性的に不足している状態です。今はどうか分かりませんが、つい先日までは初等教育では生徒8人に1冊しか教科書が行き渡らないという状況もあったようです。
教育省は新しく書き直した教科書を来年1月までに全国5700の公立校に配布する予定。間違いを指摘した私立学校経営者のゴ氏は「教育省の決定は歓迎する」としながらも、「ほかにも間違いだらけの教科書はたくさんある。1冊の検定にわずか2人の担当官が計2週間を費やすだけという現行制度を見直すべきだ」と指摘している。
日本の教科書でも正誤表が配られることはしょっちゅうなんですけどね。
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2004.12.02
CNNより「米学校の犯罪発生率、10年間で半減 司法省統計」
米国の学校内犯罪率が、1992年から2002年にかけての10年間でほぼ半減していることが、米司法省統計局が29日に発表した資料で明らかになった。金属探知器の導入や警備員の増加など、学校を挙げての防犯対策が、功を奏した結果だとしている。
統計によれば92年に発生した殺人や暴行、レイプ、強盗などの犯罪は生徒1000人あたり年間48件だったのが、02年には24件に減少したようです。これは小中高あわせての話。日本では1学年が400人程度の高校が多いですが、これだと年間30件近くの犯罪がおきているということに。学校間でも偏りは大きいでしょうから多い学校になると週に数回はこのような凶悪犯罪が発生していることになるんでしょうか。
減少した理由が金属探知器の導入や警備員の増加だというのですから・・・。
一方、学校内犯罪率の低下に伴って校内での殺人事件は減少したものの、校外で被害に遭うケースが増大。学校外で殺される確率は、学校内の70倍に跳ね上がったという。
子どもたちの環境に関してはこの国のあとだけはついていきたくないのですが。
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2004.11.21
カンニングだけはどこの国でも同じなのかもしれません。
毎日新聞より「カンニング:韓国版センター試験で発覚 約90人が関与」
韓国で17日に実施された大学修学能力試験(大学入試センター試験に相当)で、携帯電話を使った大規模なカンニング事件が発覚し、警察当局は20日、事件に約90人が関与したと発表した。日本よりも受験戦争が激しい韓国での不正事件に教育界は衝撃を受けている。
韓国の修学能力試験は日本のセンター試験のようなもの。国立・私立をとわず受験しこの結果で合否がほぼ決まると言ってもいいので、むしろイギリスのAレベルテストみないなものかもしれません。
日本よりはるかに厳しい学歴社会の韓国では、社会でも財閥が君臨しているため学歴がないと就職もままなりません。
今回のカンニングでは、成績優秀な受験生数人が解答を携帯メールで学外の後輩たちに送信し、集まった解答のうち正解と見られるものを後輩たちが他の受験生に再送信するという手口のようです。
韓国の受験ではそんなに簡単に携帯をいじれるんでしょうか。「正解とみられるものを」というのが少し情けない。きっと多数決でしょう(笑)
このカンニング事件は、解答を送信する優秀な受験生、解答を受信する「依頼人」の受験生、解答を総合判断する人物、カンニング用の携帯電話を用意するブローカーなどの役割分担があり、関与した人物は約90人にのぼるとみられる。こうした不正は8月にインターネットサイトで予告されていた。
送信役の優秀な学生の報酬は50万ウォン(約5万円)。
中国では教師がカンニングを請け負っていましたし、それに比べると可愛いものかな。いずれはイタリアのように試験中は妨害電波を流すようになるかも(笑)
でも彼らも国際的なニュースになるとは思ってなかったんじゃ。
<参考>「携帯カンニング、1科目1000元で教師が請け負います」(サイト内リンク)・「カンニング大作戦」(サイト内リンク)
追記(11/24) その後の報道では、カンニングした生徒は総じて普段の成績よりも悪い成績だったとのこと。携帯の受信に気をとられて試験に集中できなかったとか、送られてきた解答が結構いいかげんだったとかが原因のようです。うまくはいかないようですね。
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2004.11.11
ニートが多くってダメだという論調が目につきますが、これじゃぁ
Asahi.comより「景気回復で大学生、高校生とも改善 05年春就職内定率」http://www.asahi.com/national/update/1110/027.html
05年春卒業予定の大学生の就職内定率(10月1日現在)は61.3%で、この時期として過去最低だった前年を1.1ポイント上回り、3年ぶりに好転した。厚生労働省と文部科学省が10日発表した。厚労省が同日まとめた高校生の内定率(9月末現在)も、38.9%と前年同期を4.4ポイント上回り2年連続で改善した。
大卒の男子で62.9%、女子59.2%、高校生は男子が44.0%、女子が33.1%となっています。どの分類でも0.1−5.4ポイントの増加とのこと。
文理別では大卒理系が66.4%、文系が60.2%でやはり理系の方が若干有利のよう。
地域別では関東、近畿、中部の6割台に対し、最も低い中国・四国は3割台で、北海道・東北、九州も前年を下回った。
その他、短大は30.9%、専門学校で32.5%となっています。
あくまで10月段階の中間集計なのでこれから内定率は上がっていくとは思いますが、これ見るかぎりニートは本人の責任だけとはいえないんじゃないでしょうか。
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2004.11.02
Yahoo!NEWSより「中学生23%、小学生8% うつ病リスクの抑うつ症状」
うつ病につながるリスクがある「抑うつ症状」が小学生の約8%、中学生の約23%にみられることが1日、北海道大大学院の伝田健三・助教授(児童精神医学)らの調査で分かった。こうした子供たちは「何をしても楽しくない」といった気分の落ち込みに加え「泣きたい気がする」「独りぼっち」などの悲哀感が強かった。
7月に報告された筑波大による小学生を対象とした調査でも
小学4−6年生の10%以上が抑うつ傾向を示していたようですので、これが今の小中学生の現状としては妥当な数値なのでしょう。
子どもにもうつ病があるといわれ始めてから日も浅く、本格的な調査もこれからですから昔と比べることはできないと思います。僕の個人的な意見では昔のほうが多かったんじゃないかと思いますが。
欧米でも2−9%の子どもがうつ病にかかっているとのデータがあります。抑うつ傾向を持つ人が全員うつ病と診断されるわけではありませんが、今回のデータでは中学生の4.6%はうつ病の可能性が高いそうです。
自殺志向を持つ子供が少なくないことも示され、思春期の心のケアに向けた教育現場の取り組みが強く求められる。
うつ病は症状が陰にでるため、どうしても教育の現場では見過ごされがちになってしまうようです。ただ子どもたちは自分の症状をうまく伝えられないでしょうし、回りがしっかり観察することが必要かな。
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2004.10.16
僕の高校の修学旅行は北九州でした。今はスキーなんかに行くのが多いみたいですね。名前も修学旅行といわずに研修旅行とか。先生は楽なんでしょうがそれなら行かなきゃいいのにと思うのは僕だけ?
毎日新聞より「修学旅行:“新名所”は大学 中高で急増」
中学高校の秋の修学旅行にちょっとした異変が起きている。首都圏のレジャー施設や繁華街を訪ねる傍ら、訪問先に大学を選ぶコースが増えているのだ。少子化で「淘汰(とうた)の時代」を迎え、受験生の確保やPRに躍起の大学側と、修学旅行を利用して進学を真剣に考えさせたい学校側の思惑の一致が背景にあるようだ。リクエストに応じてキャンパスでは模擬授業や進学説明会などが開かれている。
京都に修学旅行で訪れる学校もずいぶんと減ったようです。私立などでは海外へ行く学校のほうが多いのかな。国内では北海道や沖縄、信州あたりが人気のようです。
修学旅行の実態を調査している財団法人「日本修学旅行協会」の剣持文彦理事・調査研究部長の話 修学旅行はこれまで集団観光が多かったが、大学訪問が確実に増えている。少子化で入学生を集めるのが厳しくなる大学側の狙いも大きいのでは。総合学習の一環として大学訪問を修学旅行に組み込みやすくなり、小グループでの訪問も増えているようだ。
先生が気をつかわなくてもいい度合いは、ディズニーランドへ行くのとそんなに変わらないのかもしれません(笑)。確かに授業時間も削られて修学旅行といっても生徒たちはそんなに準備したりできるわけではないでしょうし、ちょうど大学側の思惑とかみ合ったというところでしょうか。
でも訪れるのは少子化で経営がピンチになってる大学じゃなく、名の通った大学なんでしょうね(笑)
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2004.10.04
すでに各所で8月から報道されてますが、今一度。
SankeiWEBより「消えゆく反抗期 中学生の8割「親子円満」? 精神的自立の危機指摘も」
中学生の八割が親との関係は円満だと考えている半面、この年代に特有の「反抗期」の傾向が失われている実態が、教育シンクタンク「ベネッセ未来教育センター」(東京都多摩市)の意識調査から浮かんだ。調査をまとめた深谷昌志・東京成徳大学子ども学部教授は「一見、好ましい結果に見えるが、子供が親に依存し続けて精神的な自立が遅れている。社会全体でみると心配な結果だ」と指摘している。
調査は今年2月に関東の中学生1,350人を対象に行われました。その結果、82.4%が家庭ですごす時間を「のびのびできる」と考えており家庭が安心できてのんびり出来る場になっているようです。
親との会話は「父親とよく話す」が26・7%、「母親とよく話す」が54・9%。「親は自分を理解している」と答えたのは70・6%で、「親とうまくいっている」は父親とが77・7%、母親とは87・4%を占めた。「今と同じ家庭に生まれ変わりたい」(46・6%)が「生まれ変わりたくない」(21%)を大きく上回り、親を肯定的にとらえ、円満な家庭に満足している姿が浮かぶ。(中略)深谷教授は「これが小学生高学年の調査なら全く問題ないのだが、中学生になると、親に依存していた子供は親を疎ましく感じたり目障りに感じるもので、こうした反抗期固有の傾向がうかがえない。これは高校生への調査でもみられる傾向だ」と指摘する。
家庭が円満なのはとてもいいことですが指摘されているように反抗期がデータの上ででてこないというのはとても心配です。調査の内容をチェックすれば「親が信頼してくれるようになっているか」という問いに対して否定的な答が半数近くあります。
つまり親はまだまだ半人前としてしか扱っていないということでしょう。
反抗期は親から自立していく過程で乗り越えなくてはならないものです。これが「ニート」や「パラサイトシングル」の増加と相関があるのであれば何を見直さなければいけないのでしょうか。
<参考>調査結果
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2004.09.15
Yahoo!NEWSより「女性の高等教育、最下位 日本、OECD調査で」(共同通信)
経済協力開発機構(OECD、本部パリ)は14日、加盟30カ国の中高等教育実態調査の結果を発表。日本は高等教育の卒業者に占める女性の割合が学士39%(各国平均55%)、修士26%(同51%)、上級研究部門の博士23%(同40%)と、加盟国の中で最下位だった。学士・修士課程への男性の進学率は48%で各国平均45%を上回ったが、女性の進学率は34%で同55%を大きく下回った。
ここのところ女性の進学率もずいぶん上がってきたと思ってましたがまだまだですね。他の国では学士55%、修士51%と大学や大学院(修士)の卒業者は女性の方が多いんですね。大学への進学率でも34%(文科省の調査では34.4%)と他の平均55%をはるかに下回っています。この数字、短大は含んでないと思うので短大まで入れると48.3%となってまあまあみられる数字になるんですけど。短大は学士じゃないしなぁ。
大学学士・大学院修士課程の「大学型高等教育」の卒業率は33・8%と、各国平均31・8%を上回ったが、博士課程など上級研究部門の卒業率は0・7%と同1・2%より低い。日本の高等教育機関に在籍する外国人学生の比率も1・9%と、各国平均の5・7%を下回った。
卒業率でみると日本が高いのは当たり前かな。卒業できますしね(笑)。
これらの数字が諸外国に並んでようやく社会への男女参画の同格化といえるのかもしれません。
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2004.09.14
僕は親と同じ仕事をするのはイヤでした。それは親の仕事の大変さを十分分かってたからなんですが、
YomiuriONLINEより「中3の7割「親と同じ仕事いや」…理由はつまらなそう」
中学3年生の約7割が、「親と同じ仕事に就きたくない」と考えていることが、お茶の水女子大の耳塚寛明教授らの研究グループの調査で分かった。東北大で11日開かれた日本教育社会学会で発表された。“拒否反応”は小学生より強く、親の仕事を知らない生徒も見受けられた。
調査は昨年、公立の小学校3年生、6年生、中学校3年生の約3300人を対象に「将来、父親や母親と同じ仕事をしたいか」「どんな仕事がしたいか」などの質問を行いました。
この結果、中3では72%が「父親と同じ仕事に就きたくない」と回答。母親の仕事についても、64%が否定的にとらえた。小3は60%と50%で、学年が上がると数値が高くなった。理由は「つまらなそう」「夜遅く帰ってくるから」などがトップ。「自分の道を行きたい」「ほかにやりたいことがある」などがこれに続いた。
「つまらなそう」ですか。日々働いている親父たちも報われませんね(笑)。せめて自分の仕事の魅力なんかを少しでも語らないといけないのかもしれませんね。
自分の仕事は大変だからと子どもに同じ道を歩んで欲しくない親も多いとは思いますし、子どもの自発的意志を尊重するのは当たり前なんですが僕たちも胸をはって「こんな仕事してるんだぞ」と子どもに自慢できるように頑張らなきゃ。
その子どもたちがなりたい仕事はというと中3で「保育士」「教師」「デザイナー」など。これは今も昔もあまり変わりませんね。でも
中3では「未定・何もしたくない」も7%に上り、進学校や高校の専門学科を希望する生徒に比べ、一般的な「普通科高校」を希望する生徒にこの傾向が強かった。
最近では中学生で職業体験をするなどいろいろと手は打ってるようなんですが。
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あっかんべぇさん経由で
Asahi.comより「大学生が勤勉志向に?6年前より「学業重視」 学会発表」
「勉強しない気楽な大学生」から「勉学に励むまじめな大学生」へ。そんな変化をうかがわせる調査が11日、仙台市の東北大学で開かれた日本教育社会学会で発表された。全国各地の12の国私立大学の学生を調べたところ、「出席を厳しくとるべきだ」「大学は学問の場」「大学の先生は指導した方がよい」と答えた学生が6年前に比べ、それぞれ10ポイント近く増えていた。
調査したのは上智大学武内清教授ら。12の国私立大の学生1923人の回答。結果を97年に行った調査と比較したようです。
確かに僕の回りの学生たちも最近はずいぶんと真面目になっています。勉強が一番大切と考えてる様子が分かります。就職難の影響が一番大きいのかな。純粋に学問に対する欲求が増したとは考えにくい気がしますが(笑)
「大学での授業も出席を厳しくとるべきだ」「試験やリポートがよければ良い成績を」で「出席を厳しく」と答えた学生が49.6%と6年前より9.3ポイント増えた。「大学は学問の場」「学問よりさまざまな体験をする場」で「学問の場」と答えた学生は49.2%と8.8ポイント多くなった。「大学の先生は生活や学習を指導した方がよい」「学生の自主性にまかせた方がよい」では「指導」が13.5%と7ポイント増え、倍以上になった。
でも上の結果からも見てとれるように自発的な勉強というよりは受け身の勉強姿勢が目立つのが不安です。大学に行っての勉強は自分の知的欲求を満たすもの。自分で勉強しろよといいたくなります。
知人の京大の教官も「昔は大学なんか来なくても自分で勉強していたぞ、俺らの仕事が邪魔くさくなった!」と叫んでいました。おいおい。酒の席ですけど(笑)
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2004.08.17
高校生を対象にした国際学力コンテストとしては数学オリンピックが有名ですが、
YomiuriONLINEより「アインシュタインを探せ、学会が高校生対象コンテスト」
全国の高校生から“日本のアインシュタイン”を発掘する日本初のコンテスト「物理チャレンジ2005」が来年の夏、岡山県で開かれる。アインシュタインが26歳で特殊相対論など革命的な3つの理論を発表した1905年から100年を迎えるのを記念し、日本物理学会などが企画した。将来の国際物理オリンピック出場も視野に、100人の高校生が物理の思考力や実験技術を競う。
高校生レベルを対象にした国際学力コンテストは数学オリンピックの他に、化学オリンピック、物理オリンピック、情報オリンピック、天文オリンピックなどがあります。
このうち数学オリンピックは日本からも毎年参加していますし、化学オリンピックには2003年に初参加。今年は見事に金メダルを獲得した人も出ました。
ところが物理オリンピックや生物オリンピックには資金難を主な原因として今まで参加していません。数学オリンピックなども企業の協賛金で日本大会などが運営されているのが現状です。
スポーツにお金をかけるのと同じくらいこういった国際学力コンテストにも国のお金をかけられないものでしょうか。
大会出場者は来年8月12―15日に、「原子間力顕微鏡の原理を説明せよ」といった理論問題や、2―3人でチームを組む実験問題に泊まり込みで挑戦する。参加できる100人は、インターネットで配布される模擬問題や、課外活動の経験などで決定される予定。来月にも、正式な募集要項を発表する。
ぜひ国際物理オリンピック目指してがんばってもらいたいものです。ただそのためには学校ぐるみでもりあげていかなきゃ。
<参考>日本物理学会
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2004.08.11
教育にITを持ち込むことに文科省は必死のようです。
Yahoo!NEWSより「好きな勉強は「インターネット」=小学生の勉強観調査−ベネッセ」(時事通信)
インターネット大好き、「金持ちになるため勉強」は少数−。ベネッセ未来教育センターがこのほど、首都圏の小学5、6年生約1200人を対象に実施した「勉強観」に関するアンケート調査でこんな結果が出た。現代の小学生は「体験的」な授業を好むことや、試験をゲーム感覚でとらえていることが浮き彫りになった。
「好きな勉強」を複数回答で聞いたところ、「インターネットで分からないことを調べる」が83.0%で1位、「会社や工場、市場を見学する」(78.3%)が2位だった。
社会見学は僕も子どもの頃大好きでした。工場へ見学に行って機械が動いてるのを見るだけでワクワクしていた覚えがあります。もっとも見学後にもらえるジュースなんかの方が魅力的だったのかもしれませんが(笑)。某下着メーカーでパンツもらったときはあまり嬉しくなかったけど・・・。
子どもにとってインターネットなどの授業はとても魅力的だということでしょうね。あとはいかにしてネットにおける情報の取捨を学んでいくかということでしょう。玉石混淆のネット上の情報を教科書のように鵜呑みにされても困るし。ネチケットなんて言葉は聞かなくなりましたが、ネットのマナーも大切でしょうね。
こうやって情報をしっかりと選択できる子どもたちが大きくなった頃が本当のネット社会になるのかもしれません。
ただ、
全体的に体験的にかかわる授業の人気が高く、こうした項目では女子よりも男子の肯定的な回答が多かった。その一方で、「商店の人にインタビュー」「勉強内容を大勢の前で発表」など、人とのコミュニケーションを求められる項目は35%前後で下位だった。
小学校の時に生身の人間と触れあうことを軽視すると・・・。まず生身の人間から仕入れる情報が第1だということを分かっておいてほしいものです。その情報を仕入れるためにはどんな人間関係を築けばいいかということも含めて。
<参考>Benesse
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2004.07.27
お金があるにこしたことはありませんが、家族をほったらかしにしてお金を儲けようとまでは僕は思っていません。なんて言ってもやっぱりお金も欲しいぃ(笑)
UKTodayより「「お金で幸福は買えない」――が、「幸せ」が「裕福」につながる確率は高し!」
「お金で幸福は買えない」と昔から言われているが、「幸せ」だと思っている人は経済的にも裕福になり、愛情関係においても生涯の伴侶となれる人と出会う可能性が高いことが、経済学者たちの行なった調査の結果明らかになった。
別にプラス思考を強要、賛美しているわけではありませんが前向きに考えた方がいい結果がもたらされるということでしょうか。
イギリスで8,000人に定期的にインタビューしてきたところ所得が以前の2倍になった人でも1−10の10段階で評価した幸せ度は0.1ポイントしか上昇していないとのこと。所得が増えたからといって幸せにはつながらないとの調査結果です。
これに対し、「幸せ」である人の場合、経済的に裕福になる傾向が強いと分析されており、調査元では、すでに十分な収入を得ているにもかかわらず、さらにそれを増やそうと四苦八苦することの「無意味」さを指摘。一度希望の収入額に達したら、人はそれに飽き足らなくなり、さらに上を目指したがるようになるため、このようなイタチごっこを永遠に繰り返す中で、本当の幸せを見失ってしまっている人が少なくないと結論付けている。
「幸せであると思っていればお金がやってくる」。なんて勇気づけられる言葉でしょう(笑)。まずは妻にこれを教えて、飲んできて帰りが遅いとか多少のことは目をつぶって幸せだと思うようにすればいいんだよということにしましょう(笑)
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2004.07.21
大学入試では2006年問題と2009年問題があります。2006年問題は新学習指導要領で育った高校生が大学に入学する2006年をさかいに大学生の学力がますます下がるのではないかという問題。そして2009年問題は大学の定員が進学希望者を2009年に上回り、数字の上では全入になる問題です。
NIKKEI NETより「「大学全員入学時代」2007年到来・中教審試算」
少子化で大学・短大への進学希望者は2007年度に約69万9000人まで減り、全校の合格者数の総計と同数となることが20日、分かった。文部科学相の諮問機関、中央教育審議会が試算したもので、数字のうえでは3年後に、志願者全員が入学できる「全入時代」に突入する。進学率の頭打ちにより、当初予想より2年早まる。
2009年問題でなく2007年問題になってしまいました。2007年というと今の高校1年生が受験する年です。全入時代は思いの外早くやってきました。
全入になって受験生が喜ぶかというとそうではありません。昨今のながれから大学の二極化ははっきりと進んでいます。受験生もあの大学以上じゃなければ行きたくないという意志をはっきりと持つようになってきました。
これからますます大学の淘汰が激しくなるでしょう。
試算によると、04年春は高校卒業者の56%にあたる69万3000人が大学・短大を志願し、浪人生を加えた82万5000人が志願。これに対し、各校が発表する合格者の総数は定員を9%上回る70万7000人で、えり好みしなければ85.6%は大学・短大に入れる計算。
大学もつぶれていくでしょうが、文科省はつぶれるにまかせるのか定員の削減を行ったりするのか。どういうかじ取りをしていくのでしょうか。
<参考>文部科学省
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2004.07.20
こんなのは昔からで、あえて今問題になるのかなとも思いますが、
Yahoo!NEWSより「「父子」意識にすれ違い 都調査「深刻な問題」」
子供が抱える悩みに、父親は六割が「自分は相談に乗っている」と考えているのに対し、子供は四割しか思っていないことが、東京都が行った「青年の自立・社会性に関する調査」の報告書で明らかになった。「子供との距離」をめぐる父と子の「意識のすれ違い」に、都では「深刻な問題だ。今後、青少年健全育成事業の参考にしたい」と話している。
僕の父親も仕事一辺倒だったので、何かを相談したという記憶はあまりありません。母親にも相談しませんでしたが(笑)。
調査は都内の15歳から29歳までの男女とその父親・母親3945人に対して行われました。その結果、
それによると「父親がよく相談に乗ってくれているか」との質問に、「その通り」と答えた子供は10・8%。「大体そう」(27・3%)と合わせても、父親が「よく相談に乗ってくれている」と感じている子供は四割に満たなかった。
特に、十五歳から十八歳の女子高校生に不満は強く、「その通り」(8・1%)と「大体そう」(12・1%)を合わせてもわずか20・2%。同年齢の男子高校生(同50%)に比べて、著しく低かった。
一方、父親は18.9%が相談によく乗る、42.5%が大体そうと答えており両方あわせると61.4%。倍近い開きがでました。ひとりよがりな父親像がくっきりと。
でも父親ってそんなもんじゃなかったんでしょうか。母親が相談に乗ってくれると答えた子どもは62.7%、逆に相談に乗っていると答えた母親は82.9%。こちらも意識のずれが。でもビックリしたのは
このほか、親を尊敬しているかとの子供への質問では、「父親を尊敬している」が76・4%だったのに対して、母親は81・8%。
そんなに親って尊敬されてたんですか。身を引き締めなくては(笑)
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うちの職場にも博士課程の修了者が何人かアルバイトをしていますが就職は厳しいようです。
YomiuriONLINEより「博士号取っても定職なし、文科省が「余剰博士」対策へ」
博士号を取得したのに定職に就けない「余剰博士」が増え続けているため、文部科学省は来年度から、博士号取得者の進路を詳しく調べて問題点を分析、博士の活躍の場を広げる方策を検討することを決めた。
実際に対策が行われるのはまだまだ先になりそうです。文科省の統計では2003年に博士課程を修了した人は1万4500人。ここ10年で2倍になっているようです。このうち自然科学系が1万400人と大多数を占めます。
社会全体が高齢化しているということは、教育の終了年限もますます上にスライドして行くのではないでしょうか。20代終わりまでは働かずに大学にという人も増えてくるでしょう。今の新卒一辺倒の採用計画でなく、こういった人をいかに社会に生かしていくかというシステムを考えないといけないのかもしれません。
2003年の博士の就職率は54・4%と、最近10年間で約10ポイント低下。自然科学系の就職率は60・9%にとどまる。
自然科学系の博士余りも深刻。絶対数の少ない人文科学系よりも深刻かもしれません。この数値に医学博士は入っているのかな。医学博士はまた別でしょう。
政府も「ポストドクター等1万人支援計画」を行ってますが、これはあくまでも一時的なもので雇用期間終了後に就職しなければならないのは変わりありません。
民間企業も「博士は社会経験が乏しく、視野も狭いので使いにくい」などの理由で博士の採用を避ける傾向がある。
結局は民間が吸収するしかないんですがこう思われてちゃ・・・。
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僕はものを貯めるという行為自体ができないようなのですが(笑)、うちの妻はポイントが貯まるものは何でも大好きです。
神戸新聞より「「成績ポイント」ためて海外へ行こう 関西国際大」http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/0718ke38730.html
関西国際大(三木市)は今秋から、学業の成績やクラブ活動の実績などを数値化し、獲得したポイントに応じて海外や国内旅行などと交換できる制度「キャンパス・マイレージ」を導入する。「無気力」「目的意識に乏しい」などと評される最近の学生に「やる気」を、という苦肉の策。学生らの考案だが、学内には「即物的」との声もある。
あちゃぁー。とうとうやっちゃいましたか。禁断の領域に足を踏み入れた感もあります(笑)
学業成績に応じて自動加算される基本ポイントと学業以外の付加ポイントの2本立て。クラブ活動で世界大会に出ると30−50point、執行部の役員になると10−20point、ボランティアに参加すると1回あたり5−25pointだそうです。ボランティアはポイントが高いんですね。
千ポイントになると米国へ二週間の研修旅行に行けるほか、七百ポイントで東京ディズニーランド研修、二百ポイントで学生食堂の食券(一万五千円相当)などと交換できる。
そこまで学生のやる気は低下してますか。大学の二極化がますます加速しているという印象ですね。身の回りの学生たちをみていると僕らの時代よりも真面目でやる気のある学生も多いんですが。無目的に大学に入っちゃうとこうなるんでしょう。
マイレージがたまるとやる気が出るのかな?
<参考>関西国際大学
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2004.07.18
最先端の科学を伝えるための出前授業が各地で行われてますが、
YomiuriONLINEより「理科・数学の先生、修士以上…文科省審議会が提言」
小、中、高校で理数教科を担当する教員は大学院の修士課程以上の修了者にすべきだという提言を、文部科学省の科学技術・学術審議会人材委員会(主査=小林陽太郎・富士ゼロックス会長)が16日まとめた。子供や若者の理科離れを食い止め、理科教育の質を向上させるためという。
年齢層が低くなるほど加速する理科離れをくいとめるのが狙いだそうですが。
理工系の大学院で学んだ教員が高い専門性と最新の知識に裏打ちされた魅力ある授業を展開するのがいいそうです。
文科省はこれを受け、〈1〉理数教科の教員を新規採用する際は、修士課程修了を条件とする〈2〉現職教員には大学院修学のための休業制度を使った、専修免許の取得を促す――などの具体的な方策を検討する。
現職教員の専修免許(つまり大学院修了)の保有率は小学校で1.4%、中学校2.7%、高等学校24.5%だそうです。専修免許制の導入は1988年ですから実際の大学院修了者はもっと多いかもしれませんが。
しかし、安直な結論じゃないでしょうか。大学院を修了したから最新の知識を持っているわけではありません。最新の知識についていく勉強をしているからもっているわけで、進歩の激しい理系社会において勉強をさぼれば知識はすぐに陳腐化します。IT関連の技術など典型でしょう。
僕も大学院は修了してますが最新の情報に通じているかと言えば...(笑)
理数系離れは社会構造の問題なんだという視点がぬけてますね。
むしろ教員が休職して大学院で学べるようにしたり、何年かに一度半年くらいかけて大学院への出向を行えるようにしたほうがいいんじゃないかなと思いますが。
のんびりした大学院よりも企業の研究所でノルマに追われた方がいいかもしれません。いっそのこと免許を更新制にするとか。
<参考>「世代が下がればますます科学嫌いに」(サイト内リンク)
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2004.07.13
主に理系分野の学力比較が行われました。
YOMIURI ONLINEより「理系は中国、日本は情報科学…日中韓など学力比較」
日本、中国、韓国、シンガポールの高校生と大学生の「理系学力」では、中国が他国を“圧倒”しているものの、日本も「生物」「情報科学」では優位にある――。内閣府の委託を受けた研究グループ(代表=遠藤誉・筑波大名誉教授)が12日、こんな調査結果を発表した。 調査対象は、各国で学力上位の「エリート層」で、同グループは、「日本の学生は解いたことのない問題に挑む精神に乏しい」と指摘している。
調査の対象となったのは日韓中の高校1年生、これにシンガポールを加えた4カ国の大学1年生、4年生合計2300人。それぞれ各国の学力上位校を選んだとのこと。
それによると、数学は、高校1年では「かなり難しい本質的な力が問われる」出題だったが、中国のトップ校が「驚異的な正答率」をマークした。大学1年では、受験勉強の成果か、日本も中国と互角のところまで追いつくが、中国はその後、大学4年までコンスタントに伸び続けるのが特徴だという。
これを見れば、日本の高校では「驚異的な正答率」をマークしている中国に追いつくだけの教育をしているととれるんですが...どうなんでしょうか。ただその後の大学生の勉強量に差があるようです。
大学生の物理は日本と中国はほぼ互角。化学も中国と日本はほぼ互角。また生物は日本の優位が目立ったとのことです。
もう少し差がつくのかと思いましたが日本の学生たちも健闘してますね。でも中国の上位層の勉強量は強烈です。教育システムの差というよりは一人一人のモチベーションの差が影響してるような。
コンピューターなどの情報科学は日本とシンガポールが強かった。中国では、「情報倫理」で正答が少なく、社会的な浸透の遅れがうかがわれるという。
やはり中国。違法コピーNo.1の国です。うならせてくれます(笑)
日本が最も低迷したのは英語。中国はリーディング(読解)、韓国はリスニング(聞き取り)の平均点が高い傾向が出ていた。日本の高校1年は、語彙(ごい)や文法も含めた全分野で最低点だった。
英語は何とかならないのでしょうか。教育システムうんぬん以前に勉強時間数でなんとかなるように思うのですが。あいかわらずの結果です。
<参考>総合科学技術会議
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2004.07.07
大阪芸術大学が新設を発表した「キャラクター造形学科」ですが、キャラクターの造形なんて大学で学ぶことなのかなと思っていたら、漫画界の重鎮たちが講師として教えるようです。
YomiuriONLineより「漫画家らが魅力あるキャラ作り伝授、大阪芸大に新学科」
漫画やアニメでいかに魅力ある登場人物をつくるか、を専門に学ぶ「キャラクター造形学科」が来年4月、大阪芸術大(大阪府河南町、深田尚彦学長)に誕生する。初代学科長に就任予定の「子連れ狼」原作者、小池一夫さん(68)や「マジンガーZ」の作者、永井豪さん(58)らが、キャラクター作りのコツを学生に伝授するという。
小池一夫氏は子連れ狼が再び脚光をあびているのでそっちに・・・と思っていたらなんとキャラクター芸術学科の初代学科長での登場です。
その他にも豪華講師陣。永井豪、里中満智子、池上遼一などの各氏に加えアニメーションディレクターの伊藤有壱氏、ナムコの岩谷徹氏、映像プロデューサーの大月俊倫氏などが名を連ねています。この面々がメインで教えていくようです。
学科新設の発案も小池氏のようです。
漫画やアニメの名作キャラクターだけでなく、長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督やイエス・キリストの例も挙げてキャラ作りの基礎を学ぶ「キャラクター原論」、読者心理や著作権問題、演習など約40科目を準備。池上遼一さんや里中満智子さんらが専任教授に名を連ね、高橋留美子さんらも講師として参加する。
漫画家が大学で教える例としては他に京都精華大学の竹宮恵子教授や東北福祉大学、デジタルハリウッド大学で特別教授をつとめる松本零士氏などがいます。
このキャラクター造形学科、なんと入試もキャラクター造形です(笑)。推薦入試の問題は主人公とライバルのオリジナルキャラクターをつくりその背景を説明するというもの。
アニメが日本文化として経済産業省の重点分野にもなっていることですし、いいのかも。どうなんでしょう。
<参考>大阪芸術大学・入試問題例(PDF)・「モンキー・パンチ氏が大学教授に」(サイト内リンク)
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2004.07.04
イタリアでのカンニングの妨害電波のエントリーでに中国のことも触れましたが、
SankeiWebより「「カンニング・メール」中国で横行 大学統一入試、親も教師も」
中国全国でこのほど一斉に行われた大学入学統一試験で、河南省鎮平県、濮陽県などで相次いで携帯電話のショートメッセージを利用したカンニング事件が発覚。カンニング・メール料は各科千元(一元は約十三円)前後で、濮陽県のケースは教師がかかわり、親が金を出していた。科挙の伝統がある「受験の国」中国だけに、親・教師ぐるみでハイテクツールを駆使したカンニングは大きな社会問題となっている。
同一時間帯に同じ問題で行われた社会人入試の受験生が試験終了前に問題をもち退出し、待ちかまえていたメンバーが解いて答を送信するという手口です。
妨害電波はながしてなかったんでしょうか(笑)。驚いたことに現役教諭も参加していたとのこと。
濮陽県では県一番の進学率を誇る高校で発覚。主犯は同高の教師で、教師の立場を利用して問題を試験開始直前に入手、六人の他の教師を誘って犯行に及んだ。
中国では大学進学率は年々のびていて、1990年に2.57%だったものが2000年には10.2%になっています。大学進学のためには漢語水平入試という統一テストを受けなければいけません。徹底した学歴社会の中国では貧困から抜け出すためには大学進学が必要という社会事情も影響しているのでしょう。
このカンニングの請負料金は1科目あたり1000元とのこと。試験前には2000元以上に値上がりしたそうです。さらにさらに
中国の大学入試は三点までなら一点一万元で採点官が売買できるという。
おいおい(笑)。
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2004.06.29
ちょっとニュースさん経由で知ったのですが、
SankeiWebより「「日本の漫画、アニメ化で国際的に」モンキー・パンチ“教授”」
メディア・芸術学科を来春新設する大手前大(兵庫県西宮市)で26日、同学科の専任教授に就任する漫画家のモンキー・パンチ(加藤一彦)氏(67)を招いたシンポジウム「世界があこがれる日本のマンガとアニメ」が開かれた。
ルパン三世はテレビから入った人がほとんどでしょう。僕もテレビから入ったせいか始めてマンガ版を読んだときにはちょっとびっくりしました。でも、テレビ、映画、マンガどれをとっても大好きでした。
大手前大は「ルパン三世」で知られる同氏が製作過程にコンピューターを積極的に取り入れている点に注目、新学科の教授として白羽の矢を立てた。
でもどうなんでしょう。通年で講義を受け持つならいいんですが客員ということで年に1回くらいしか顔を見られないというのでは期待して入った受験生はガッカリですね。そうじゃないことを祈りましょう。
ここのところ新設の大学・学部の教授として名前の通った人をすえるところがよくありますが、実は大学には滅多にこないという人がほとんどです。どこかの国の国政選挙をみてるようで・・・。せっかくですから皆さんがんばってほしいものです。
<参考>大手前大学
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2004.06.27
子どもたちは「がんばったね」という評価をもらうのがとても励みになります。
中国新聞より「勉強の頑張り度を数式 広島大大学院教授ら考案」
広島大大学院教育学研究科の中原忠男教授たち「算数達成度に関する国際プロジェクト」の研究者が、テスト成績の推移から個人やクラスの頑張り度を評価する数式を考案した。二十六、二十七の両日、東広島市の同大キャンパスである全国数学教育学会で発表する。
がんばり度を表す数式。なかなか面白いじゃないですかと思ったのですが...
前回のテストで同点だった人たちが次のテストで平均5点しか上がらなかったのに、自分は10点あがればがんばり度2ということになります。他の人の方ががんばったときにはがんばり度がマイナスででてきますね。
でも、困ったことにこの数式はテストが難しくて平均点がさがるとがんばってるのにがんばってないといわれたりちょっと困ったことになるんですが(笑)。
平均より伸びていればプラス、伸びが低ければマイナスの値が出る。偏差値や総合点では難しかった達成度の評価ができるという。
素点じゃなく偏差値を使って同じ事をしたほうがいいんじゃないですか。
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2004.06.26
昔は教員に対する社会の見方がそれほど厳しくなかったため、変わった先生も多かったと思います。が、これは周りの評価が厳しくなったという以前の問題でしょう。
毎日新聞より「日本史試験:「自衛隊派遣に賛成」は0点 愛知の高校」
愛知県の県立高校の3年生で実施された日本史の中間試験で、イラク戦争に関する考え方を問う記述式の設問があり、自衛隊派遣に肯定的な解答をした場合、配点を0点とする一方、否定的な解答をすれば5点と評価していたことが24日、分かった。
これが日本史の問題なのでしょうか。カリキュラム上、この時期に現代史を勉強するとは思えません。仮に大正政変前後の近代史をやっていたとしても設問そのものが点数化する試験の問題としては不適切かなと思います。個性を重視する教育ってこんなもんなんですか。
高校の授業でイラク問題について取り上げることはあって当たり前でしょう。しかし、その根底に教育の視点がないと生徒たちに思考の暴力をふるっているととらえられてもしかたがないのでは。
中間試験は先月に行われた。日本史担当の教諭が、自分が担任するクラスだけを対象に通常の試験問題以外に、「イラク戦争についてどう思うか」と問う記述式の問題を課した。試験後、教諭はクラス全員に対し、解答例と配点を記したプリントを配布。そこには「自衛隊派遣に賛成」と記述したり、設問自体に疑問を示すような解答は「低俗な例」で0点。逆に「派遣に反対」などと解答すれば、「模範解答」として5点を配点すると記されていた。
模範解答が低俗です。今の子どもたちにとって、氾濫する情報の中からいかにして必要なものをひろいあげ、いかにして自分の考えをまとめあげるかを学ぶのが一番大切なことです。そこに単一の考えを押しつけることは、おそらくこの教諭が批判している多数による国会運営となんら変わることがないということに気がつかないのでしょうか。
ま、周りはさわぎますが現実の高校生は僕らが心配するよりはるかに賢明です。この場合も「こんな先生もいるよな」と軽く受け流しているんじゃないかと思います。むしろ彼らが気にしているのは5点の行方じゃないかな(笑)。
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2004.06.19
昔は消しゴムに公式を書いたり、定規の後ろに書いたりなんていうのがカンニングの常套手段だったでしょうか。いえいえ僕はしてませんって(笑)
Yahoo!NEWSより「携帯電話でカンニング 学校は妨害電波で対抗」(共同通信)
イタリアの高校で、試験中に携帯電話を使って外の仲間と通話、カンニングする事件が相次ぎ、手を焼いた一部の学校は電波を妨害する軍事用の電子機器を教室の壁に取り付け、カンニング防止に成功した。
イタリアでは大学入学資格を得るための試験が各高校で実施されるそうですが、問題用紙の画像をカメラで撮って送り、携帯メールで答を教えてもらったりするカンニングが多発しているそうです。
大学入学資格を得るための試験ですから、ある意味大学入試でカンニングをするようなもの。結構大胆(笑)。大学入試のない国ですから仮に資格試験(マトゥリタ)に合格しても卒業が大変だと思うんですが。
対抗手段が軍事用の妨害電波発生器を使用しているのも仰々しくてイタリアらしいですね(笑)。
カンニングは今に始まったことではなく、古今東西を問わず昔からあったようです。中国の科挙のためにびっしりと四書五経を書き込んだ下着なども残っていますね。鼻の穴にカンニングペーパーをつっこんで見つかった受験生もいるとか。
科挙の国、中国でも同じようなことがあったみたいです。「カンニング防止のため、大学が妨害電波を流す 遼寧」
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2004.06.17
今の学生たちは四六時中携帯をいじくってます。大学の大教室での講義ではひどいだろうなと思ってましたが、
Asahi.comより「挙手も出欠もケータイで 悩みの携帯電話、授業に利用」
授業中に携帯電話をいじる学生は、大学にとって悩みの種だ。そんな「授業の障害」を逆手にとって、ケータイを講義に利用する試みが始まっている。「手を挙げるのはイヤだけど携帯メールなら気軽に質問できる」というのが最近の学生気質。ただ講義を聴くだけだった学生の態度に、変化も現れている。
明治大学経営学部川島高峰助教授の講義では携帯を使った授業が始まったとのこと。教員が何かを問いかけると、その回答を全員が携帯で集計システムに送り、リアルタイムで結果がスクリーンに映し出されるとのこと。出欠もこのシステムでとるようです。
学生たちの理解度や共感度を確認し、それをフィードバックして講義を進めるという少人数のゼミでしかできなかったことが、携帯を使うことで数百人規模の大教室でもできるようになった。学内では他の教員も関心を示しているという。
メールなら気軽に質問できるという意見が学生たちからあがっているのは少し気がかりですが。これで社会に出て、人と人との間でうまく自分を主張しコミュニケーションできるんでしょうか。積極的にコミュニケーションできる人とできない人がくっきりと分かれていきそうな気がします。
ただ、携帯電話というものがこれだけ普遍的なものになっているのですからそれを授業に取り入れていくというアイデアは見習うべきでしょう。逆効果にならないように綿密に練り上げることは大事だと思いますが。
うちの娘(4歳)も先日に妻の携帯で僕にメールを送ってきてました。まだ自分の名前だけですけど(笑)。こんな子どもがすぐに大きくなります。僕たちも考え方をどんどんと新しくしないと。
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小学校の頃は勉強がきらいできらいで、部屋に入って机に向かっていれば親をだませたので机の後ろに本棚をおいて何をしてるか分からないようにしてました。すぐに撤去されましたが(笑)。
Yahoo!NEWSより「子どもは勉強よりゲーム ネット利用実態、親知らず」(共同通信)
子どもはインターネットを「ゲーム」や「動画、音楽のダウンロード」などに使っているのに、勉強で利用していると思っている親が多いことが16日、日本PTA全国協議会のネット利用に関する調査で分かった。
子どもが考えるのはいつの時代もたいして変わらないということでしょうか(笑)。勉強のためというとコンピュータを買ってくれる親も多いんでしょう。
子どもの73%は自宅に専用か共用のパソコンがあると答え、パソコンや携帯電話によるネット利用は小五の69%、中二の80%が経験していた。
利用目的は複数回答で「趣味や娯楽」57%、「気分転換・ひまつぶし」52%、「勉強のための情報入手」37%の順。
勉強にパソコンをフル活用してる小学生というのも少し考えにくい。具体的な利用目的はオンラインゲームがトップで、動画・音楽・ソフトのダウンロード、チャット・掲示板の利用と続きます。
ただ問題なのはそれに対する教育体制がまだまだ不十分だということでしょう。子どもたちに周りがついていけていない現状がうかがえます。
Yahoo!NEWSより「<IT教育>学校IT環境の05年度達成は困難 JAPET」(毎日新聞)
日本教育工学振興会(JAPET)がまとめたアンケート調査では、コンピューター教室は小学校で約7割、中学校で2割が未整備であり、未整備校の8割以上が2005年までに整備できないと考えていることが分かった。
ハードも整っていませんし、ハードがあってもしっかりとした教育をできる教員が育っていないのが現状です。
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2004.06.09
大学の学部や学科の改組がさかんです。
毎日新聞より「理工学部3分割の再編構想」
早稲田大学は8日、07年度から理工学部を3分割する再編構想を発表した。現在の1学部13学科が3学部16学科となる。学部創設100周年の08年を前に、新領域を取り入れて産学連携を強めることで、大学間競争に勝ち抜く狙いとみられる。新学部は「先進」「基幹」「創造」の各理工学部。
先進理工学部は物質、生命、システムを、基幹理工学部は情報、数理を、創造理工学部はヒューマン、生活、環境を対象にするらしいです。
わかりにくい。研究領域からみれば分かりやすいのかもしれませんが受験生側から見ればわかりにくいです。聞かれたこっちも困る。早稲田の場合まだ分かりやすい方ですが全国の大学の中にはこれ何するの?という学部があります。では列挙、
公益学部 東北公益文科大学
コミュニティ振興学部 常磐大学
技能工芸学部 ものつくり大学
危機管理学部 千葉科学大学
ヒューマンケア学部 帝京平成大学
21世紀アジア学部 国士舘大学
社会イノベーション学部 成城大学
キャリアデザイン学部 法政大学
表現学部 和光大学
情報フロンティア学部 金沢工業大学
未来創造学部 北陸大学
アジア太平洋学部 立命館アジア太平洋大学
名前だけでは見当もつかない学部たちです。それぞれどんな学部かは各大学のサイトでどうぞ。履歴書に書いても分からないだろうな(笑)。
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2004.06.05
僕の時代は学生服は当然学ランでして、長ラン(一部には短ラン)などがはやりでした。裏地に何が描いてあるかは重大なポイントだったのですが、
京都新聞より「おしゃれ気分で学校生活 ベネトンブランドの学生服」
「ベネトンジャパン」と学生服メーカーの滝本(大阪市)は4日、ベネトンブランドの中学・高校生向け学生服を販売すると発表した。チェックのスカートなど、ちょっとしたおしゃれ気分で学校生活が楽しめそうだ。来年の新入学シーズンをにらんで、本格的に販売を開始する。
今はどこの高校も制服はとてもおしゃれですよね。中学生が高校を選ぶポイントの一つでもあるようです。有名デザイナーのデザインした制服がほとんどのよう。
そういえば、先日テレビで制服を何種類もの中から選べる学校というのもやってました。校内は学ラン、ブレザー、ネクタイ、リボンなど色とりどり。
とうとうベネトンも学生服に進出ですか。でも、ベネトンです。ベネトンとピンクハウスは一番学生服と遠いところにいるブランドのような気がしたんですが。一応色は抑え気味にするようです(笑)。
この大阪のメーカー、滝本株式会社のサイトで発見したのは、「スカート折り曲げ防止機能」つきスカート(笑)。短くすると五羽つくらしいです。
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2004.06.01
やはりこの記事については書いておかなければいけないのかな。
Asahi.comより「センター試験、「数学力」の判定に疑問 東北大教授研究」
大学入試センター試験の数学問題では「数学力」を十分に判定できない――。日本数学会理事長の森田康夫・東北大教授が、同大の2次試験との比較からそんな分析結果をまとめた。
02年から今年まで3回の入試を対象に、主に理学部志願者のセンター試験と大学独自の2次試験の各教科成績を調べた。外国語などはセンター得点が高ければ2次得点も高いという相関が表れるのに対し、数学ではそれが極めて弱かった。
これは僕たちからすればあきらかな結論です。センター試験の数学と2次試験の数学は抜群にできる生徒たちをのぞけば異なるものを要求されています。
今年の前期日程試験で見ると、センター試験の数学(1)(主に数学1・A)では理学部受験生約600人の約30%が満点の100点だったが、2次試験(300点満点)になると、センター満点組が260点前後から40点台まで分散し、4人に1人の割合で平均を下回った。センター試験80〜90点台でも同様の分布を示した。数学(2)(主に数学2・B)でも、全体的に2次試験との相関は弱かった。
いやぁはっきりとしたデータが出てきました。ふだん感じていた実感そのものです。相関が弱いということはやはり違う種類の能力をはかっているということ。満点をとっている受験生でも2次試験で40点台をとっているのはびっくりしましたが。
(1)平易な問題で平均点を60点程度にする制約から、計算量の多い問題を出している(2)計算力は学習で伸びるため、数学的思考力がそれほど高くなくても高得点を取れる、といったセンター試験の事情が背景にあるという。
おっしゃるとおりです。ここ数年のセンター試験の問題はとかく計算量が多い。僕がやってものんびりと解いてると時間ぎりぎりなんてこともあります。
センター試験と2次試験の問題は、アプローチが異なります。センター試験で高得点をねらうにはある程度のパターンプラクティスが必要です。ゆっくり考えていたのでは時間は全く足りません。一方2次試験では問題を多角的にとらえて数種類の方法から解法を選択し、試行錯誤の中で答えに近づいていかなければなりません。
最近は2次試験では部分点だけで合格する受験生が多い。思考力がなくなったなどと嘆く大学関係者もいるようです。
逆に2次試験である程度の高得点をとれるだろうと予想される生徒でも、センター用の練習が不足していれば「何これ?」という点数をとってきたりします。
ただ、これもある意味仕方ないのかもしれません。120分などの時間がとれるのであれば別ですが、60分しかないセンター試験(さらにマークシート)では問題量を多くせざるを得ません。問題量が少ないと1問間違えただけで10点近く得点が下がることに。これはこれで受験生は不幸です。しかし、問題量が多いとどうしても思考力を問うよりは計算力で差をつけるという流れになるでしょう。
理系の問題のようにあまり思考力を求めても、数学が苦手な文系の受験生の得点が悲惨なことになりますし。平均点と得点分布をある水準で保つためにはいたしかたないかも。得点分布が2こぶになると大学入試センターは後で批判の嵐です。
制約の中でいい問題を作ってもらうにこしたことはないんですけど。どちらにしても受験生は与えられた問題を解くだけです。やれる対策はやるしかないでしょう。
<参考>センター試験2004年度問題と解答(河合塾)
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2004.05.31
Asahi.comより「自殺率高い医・歯学生、4年制大を上回る 茨城大が調査」
過去約20年間の大学生の自殺では、医学部、歯学部、獣医学部といった6年制大学に通う学生の方が、4年制の学生に比べ自殺率が高いことが、茨城大学保健管理センターの内田千代子助教授(精神科)らの調べでわかった。
大学生の自殺が社会問題として取り上げられる例はあまりないけれど、過去22年間・国公立大88校で979人の自殺者が出ている。記事によれば87〜95年は事故死率が自殺率を上回ったが、96年を境に逆転したとのこと。
男女別で学生1万人当たり・1年当たりの自殺者数を比較すると、95〜00年の場合、6年制男子は2.3人、6年制女子は2.1人。これに対し、4年制男子は文系が1.8人、理系が1.4人、女子も文系が0.6人、理系が0.7人と、いずれも6年制より低かった。94年以前も同様の傾向だった。
厚労省の人口動態調査によれば、平成14年度で自殺率(変な言い方ですけど)は人口10万人あたり23.8人(平成14年)。年齢が高くなるほど自殺率が上がるといわれているので、6年制学部の数字は大学生としてはたしかに高い。
内田助教授は「私自身、大学の保健管理センターでいろいろな学生の相談にのっているが、医学部生らはカリキュラムが詰まっていて、医師へのレールから一度外れると、どうしていいか分からなくなりやすいのではないか。教育の見直しと、心のケアの態勢づくりが必要だ」と指摘している。
いろいろと話を聞いてみると、医学部生だけがカリキュラムがつまっているわけではないし、やはり話の後半部分の「医師へのレールから一度はずれると・・・」の部分がしっくりくるような気がする。こんなステレオタイプな見方でいいのかなとは思うけれど。
もっと強くがんばれなんて言い方も紋切り型すぎるかも。彼らを育てているのは周囲の環境、社会なんだし。
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2004.05.25
Yahoo!NEWSより「リスニング試験時間は30分 06年のセンター試験」(共同通信)
大学入試センターは25日、現在の高校2年生が受験する2006年のセンター試験を1月21、22の両日に実施すると発表した。06年から英語で初めて導入するリスニングの試験時間は30分に決まった。
出題は現行の6教科32科目から28科目に再編するが、浪人生に対する経過措置として、旧課程の「総合理科」「物理1A」「化学1A」「生物1A」「地学1A」の理系5科目は、出題科目として残す。現役生はこの5科目を受験できない。
2006年(つまり再来年)は新学習指導要領で中学校から勉強してきた生徒たちがはじめて受験する大学入試。この年から英語にはヒヤリングが導入されることが決まっています。
ここで浮上してくるのが教育における2006年問題。教育以外では2006年問題といえば日本の人口が減少に転じることになっていますが、大学入試での2006年問題は、新学習指導要領つまりは一般でいうところの「ゆとり教育」(本当はもっと前からはじまっているけど)で勉強してきた学生が大学に入り、学生のレベルが一気に下がってしまうのでないかという危惧のことです。
たしかに(新学習指導要領のせいかはわからないけれども)学力の二極分化はかんじます。読解力・論理的思考力のない生徒は少なくとも僕のみたかぎりは増えています。
2006年問題を大きくさけんでいるのは中堅の国立大や私立大。これから2年後の入試をひかえこれらの生徒が本格的に受験勉強に参入してきます。さてどうなるのか。
大学入試センターのサイトはこちら。
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2004.05.19
特区を利用して特色ある学校づくりをめざすところが増えているが、
asahi.comより「英語特区、高額教科書に悲鳴 英訳版1冊、8千円超す」
授業を英語で行う小中高一貫校を来春開く群馬県太田市が、「教科書問題」に頭を抱えている。文部科学省の検定済み教科書をそのまま英訳したテキストを、国語を除く全教科でつくろうとしたが、教科書会社の試算だと、小学校の4教科だけでも6年生までの1セットが21万5000円になった。検定済み教科書なら国から無償で配られるが、英訳版は対象外になる。
そうか、授業を英語で行うためには英語で書かれた教科書がいるんだと改めて納得。外国の教科書を使うのでは保護者も納得しないのだろうな。それなら教える方が自分たちで訳したらどうなのかと思えば、
小学校の算数、理科、社会、生活の教科書を採択している大手教科書会社に、計4教科の1〜6年生までの教科書を100部ずつ作る見積もりを求めたところ、同市によると、約2億1600万円(6年までの1セット当たり約216万円)かかるという数字がはじかれた。特区認定4カ月後の昨年8月末のことだった。
内訳は、印刷費などの製作料約1億円、挿絵や写真などの著作権使用料約5400万円、翻訳料約3200万円や人件費など。検定済み教科書とは別の出版物のため、著作権使用料を改めて支払わなければならず、少ない部数しか刷らないので、コストがかさむ。「新しい試みに協力したいと、もうけを考えずに計算した」と教科書会社は話す。
そうか、図や写真、グラフなんかがなければいけないのだ。それにしても著作権料は5400万円! 教科書ってお金かかってるなぁと実感。トータルで2億ですか。
教科書会社が採択に必死になるのがよく分かる。
この市では、自分たちで著作権の契約を結び直したり、教員自ら翻訳したりしてコストを減らしたそうだが、それでも6年間の教科書代が21万円になるそうだ。1年当たり3万円以上。大学の教科書代みたいです。
特色ある学校教育が各地で行われているが、教育の機会均等ということが大きな問題点として浮かび上がってくる。あまり杓子定規にはいいたくないが、行き過ぎないようにしないと。
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2004.05.15
いよいよ薬学部が6年制になることが決まった。
Yahoo!NEWSより「改正学校教育法が成立」(読売新聞)
給食の管理と「食」に関する教育を担う「栄養教諭」制度の導入を柱とする改正学校教育法など関連法は14日午前の参院本会議で全会一致により可決、成立した。同制度は来年4月から実施される。
改正学校教育法は、薬剤師を養成する薬学部の教育課程について、基本的に、現行の4年制から6年制に延長する。2006年度からスタートする。高度化する医療技術に対応できるよう、薬学部の専門教育を充実させ、薬局などでの半年程度の実務実習を実施するためだ。研究者を目指す学生のため、4年制学部も残すが、薬剤師国家試験を受験するには、大学院修士課程で必要な科目を履修していることが条件となる。
薬学部の6年制移行については賛否両論うずまいているが、いろんな分野で大学院まで修了することがだんだんと当たり前になってきはじめた(ただし薬学部の場合は学部が6年間ということになる)。特に理系の大学では大学院進学率は高いところだと8割以上にものぼる。国公立大では特に顕著。
確かに僕は工学部出身だけれど、本当に専門的なことをやったと言えるのはのは大学院に行ってからだった気がする。
学部4年間では全然勉強にならないということか。これからの教育は6,3,3,4,2、の18年になっていくのだろうか。
しかし、卒業(修了)まではどうしても半人前扱い。15歳で元服していた時代とは大違いだ。ただ、いったん社会に出てから大学や大学院に戻れるシステムをしっかりと整備しないとすねをかじられる親も大変。20歳で成人しても学生時代はまだまだ続くのだ。
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2004.05.12
京都新聞より「国立大半数が数値目標明記 6年間の中期計画で」
文部科学省の国立大学法人評価委員会は11日、4月から法人化した国立大89校が提出した今後6年間の教育・研究と運営の指針「中期目標・中期計画」の原案を了承した。 河村建夫文部科学相は週内にも正式な中期目標として決定。各国立大はこれに基づき、2009年度までの6年間、運営に努め、達成状況に対する国の評価を受ける。評価は国からの運営費交付金額に反映される。
昨年秋の素案は抽象的な内容が多く、数値目標を盛り込んだのは一部だった。これに対し評価委が1月、具体的な記述を増やすよう再検討を要請。89校中85校が修正に応じ、学内手続きを経て提出した。時間の制約もあって大幅な計画変更をした大学はなかった。
国立大学が独立法人になってなんだかあわてふためいているような印象を受ける。数値目標をいれろと文科省にいわれなんとかそれらしきものを間に合わせでつくったという印象。文科省のページで見てみると、数値目標以外のところはきっちりと考えられているが、数値目標のところだけが各大学とも少し浮いているようだ。
東大のように教育・研究に数値目標はなじまないと突っぱねることができない大学がほとんどだったということか。
一方、毎日新聞より「国立大法人:「入試のプロ」学長補佐に」
「学長補佐」。法人化で和歌山大にも新設された監事ポストに就いた小畑力人さん(57)の名刺には、もう一つの肩書が刷り込まれている。
予備校で進学指導に15年間携わった。その後は今春まで、母校の立命館大で入試部長などを務めた「入試のプロ」。4万人台にまで落ち込んだ志願者数を、大学入試センター試験を大手私大で初めて導入するなどして10万人台へと引き上げた。
「私学的発想が必要になる。来てほしい」。小田章学長からそう口説かれたのは、法人化を間近に控えた昨秋だった。大企業がなく、寄付や共同研究の機会に恵まれない地方のハンディを地元自治体との連携で何とか補おうとする和歌山大にとって、不足していたのが入試改革を手がけることのできる人材だった。
「中途半端な規模よりも、地方の小さい国立のほうがオンリーワン戦略を立てられるし、改革モデルを作りやすい」。再度の転職を決意した。
この人は僕も知っているが、人気が凋落傾向にあった立命館大学に京都市内の予備校からうつって、数年間で受験生を倍にした実績がある。
その手法の是非はよく知らないので何ともいえないが、地方の国立大学の危機感があらわれている。
今年はとくに独立法人になったということで各大学とも何か浮き足立っているような印象をうける。何年かすると落ち着いてくるのだろうけど。
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2004.05.11
うちの子どもが通う幼稚園で、今春ひとりの先生が退職された。規定の事実であったらしくこの春からは新卒の先生がやってきた。
面白いのは(どの幼稚園でもそうかもしれないが)、その先生はこれから数年間は遊軍的な存在となり他の先生の手伝いをしながらクラス担任をもつための研修をするシステムをとっているところだ。退職の先生のあとには、今まで遊軍だった先生がはれてクラス担任を担当することになる。
幼稚園での子どもたちの扱いというのは、相当大変だろうと思っている。ひとりひとりへの目の配り方、声のかけ方、気遣いなどをマスターするにはやはり数年間はかかるだろう。
で、ここで言いたいのはこのような研修制度を小学校などにも適用できないかということだ。あくまで現場の外から傍観者の立場で言っている勝手な意見だと思ってはいるのだが。
学習指導要領の一部改訂により、発展的な内容にまで踏み込んで教えることができたり、総合学習の時間など各教員の裁量の幅は増えてきている。しかし、このような内容を教えるにあたっては、その教員の力量が大きく問われることになる。力量のある教員と不足しがちな教員で児童が受け取る教育の内容が大きく変わってくる。
また、学級崩壊などの問題への対処にしても同じことがいえるだろう。
が、文科省が初任者研修の制度を充実させたといっても、やはり初任の教員が担任をもつケースは多いようだし、実際担任を持ってしまえば、他の教員のクラス運営を自分の目で確かめながら自分を高めていくということはなかなか難しくなるだろう。
子どもたちの価値観も多様化している今、昔ながらの画一的な教育方針の押しつけが難しくなってきている。つまり、教える側の技量もそれだけ高いものが必要とされているということだ。
医師には臨床研修が義務化された。教員という仕事も、子どもたちの将来を左右するという意味では医師と同じように重要な意味をもつ。
どうでしょう文科省さん。
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2004.05.07
受験生と進路相談をする季節になった。ここ数年は完全に国立志向で生徒もはっきりと国立大へ行きたいという。理由はひとつ、親に経済的負担をかけたくないからだ。しかし、いざ受験となるとそのうちの半数は私立大学に進路を変更することになる。
京都の近辺には国立大も私立大も数多い。自宅から通える大学が多くて選択肢が広いので生徒たちも安易に考えているところがあるのだが、家の生徒たちが自宅から通える範囲の国立大学はどれも難易度が高いところばかりなのだ。
早くから受験に対する備えをしっかりとしている生徒はそうでもないが、高3になってあわてて受験勉強をはじめた生徒にとってはなかなかに高いハードルとなっている。で、近畿圏内の国立は難しいとなると地方の国立にとなるのだが、地方の国立大学では授業料の他に生活費もかかってくる。
ちなみに大学進学でどれくらいの費用がかかるかというと、国立大学の授業料が52万800円、私立大学だと70万円から100万円くらい。これに入学金を加えると初年度は国立大学で80万2800円、私立大学で110万円から140万円くらい。私立大の場合は幅が大きく薬学系や芸術系はもう少し高くなる。ちなみに私立の医学部だと初年度400万から2000万円くらいだ。
生活費は自宅生の場合は0円だとして、一人暮らしをさせると平均で13万円くらい。このうち仕送りは8万5千円くらいが平均らしい。
そうすると自宅から私立大に通った場合は年間にかかる費用は授業料くらいだが、一人暮らしをして国立大に通った場合は150万円くらい親が支払う計算になる。
ということに気づいた生徒たちは近くの国立大が無理だと思うと私立大へとなるわけだ。僕からすれば大学の内容や教育を見て決めてほしいなという気持ちが多いのだけれど・・・。
でも贅沢な話だ。僕は自宅から通えるところに大学なんてなかったのだから。
追記 授業料等のデータはいろいろなところにのっているが YomiuriONLINEが詳しい。
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2004.04.28
修学旅行もずいぶんと様変わりしたもので
京都新聞より「修学旅行生は最少の31万人 03年度広島原爆資料館」
広島市中区の原爆資料館は28日、2003年度に入館した修学旅行生の数が前年度に比べ約1万3000人減り、31万2853人だったと発表した。統計を取り始めた1982年度以来、最も少ない。少子化に加え、旅行先として海外や沖縄などの人気が高まっていることも影響したとみられる。03年度の入館者総数は前年度比約3万7000人減の約110万2000人。
データを見るかぎりでは、修学旅行生が減少したというよりも原爆資料館に訪れる人そのものが減少しているようで、修学旅行だけがというわけではなさそうだが。
京都に訪れる修学旅行生もずいぶんと減少している。近所の土産物屋のおばちゃんにその話を振るとぼやくぼやく。
うちの生徒たちに聞いてみると、高校の修学旅行は信州でスキーというのが圧倒的。名称も修学旅行といわずに研修旅行。中学生では東京ディズニーランドが多いらしい。
うちの親父は京都の郡部の中学の校長を長い間やっていたが、うちの家族で東京ディズニーランドに一番詳しいのは親父殿。なんせ毎年行っていたから(笑)。現地では生徒は自由行動なのでとにかく暇らしい。おかげで時間をつぶせるポイントは詳しいのなんの。
その親父に「何でそんな所へ連れて行くんだ」と聞くと、「自由にさせとけばいいので引率が楽でいい」との見事な答。そんなんでいいのか。
でも、中には面白い修学旅行に行った話も聞いたりして、例えば今から10年ほど前の生徒では38度線を見学した生徒もいた。バスに銃をもった兵士が乗り込んできてびびったという話を興奮してしゃべってくれた。海外に行く高校も多いが、単なる物見遊山でなくこういうのは面白いなと思う。
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2004.04.24
22日の記事より
信濃毎日新聞より「学食食券で仕送り 親心配慮、信大生協が新制度導入」
信大生協(本部・松本市)は四月から、県内五カ所のキャンパス内にある生協で、学生が仕送りの一部を生協食堂の食券で受け取る「健康食券」制度を始めた。下宿の信大生が仕送りを使い果たして食事がとれず、健康を害するようなことがないように―との「親心」に配慮した取り組みだ。
制度は、保護者が仕送りの一部を生協に送金し、学生が生協窓口で食券として受け取る仕組み。食堂で支払いに使えるほか、生協が販売する弁当も買える。換金できず釣り銭も出ないため、携帯電話代など、他の用途に転用できないのが特徴だ。
親子の交流も図る狙いで、学生が食券を受け取る際には、領収書を兼ねた保護者あてのはがきに近況を書いてもらっている。
大学時代からは僕も一人暮らしをしていたが、食費は学生が最も流用しやすい経費だ。仕送りをつかってしまい次の仕送りまでとても貧しい(涙)食生活をすることは多かった。
他のものを買いたいから計画的に食費を切りつめることもまた多かった。
親が我が子を心配するのはよく分かる。子どもがちゃんと食べてるんだろうかというのは一番心配だろう。うちの親もよく食料(自分ちの畑でとれたものだけど)をよく送ってきてくれた(兼業農家だったので)。
友人にも、異常にジャガイモ料理が上手なのがいる。聞けば、学生時代はいつもジャガイモを箱ごと買ってきて毎日食べてたとのこと。バラエティも豊富でこれがなかなか美味しい。
最近は、情報通信費(つまりはネットや携帯電話)に費用がかかり生活費を圧迫しているとうちのOBたちもこぼしているが、でも、学生が餓死したなんて話も聞かない。
いいじゃないですか、一週間くらいろくなもの食ってなくたって。この制度は、一人暮らしの学生のためというよりは親を甘やかしてるだけなんじゃないだろうか。ましてや、食券を受け取る際に親宛に近況報告をさせるなんて・・・。「可愛い子には旅をさせよ」だ。
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2004.04.23
先日のクローン猫もあったが、この経済状況の中ペット産業は元気らしい。先日のニュース
Yahoo! NEWSより「初の動物看護短大オープン ペットブームで人気」
全国で初めて動物看護を専門にしたヤマザキ動物看護短期大(東京都八王子市、中村経紀学長)の開学・入学式が20日、東京都渋谷区内で行われた。3年間のカリキュラムを修了すると、獣医師のような医療行為はできないが、看護や健康チェックなどを行う民間資格「動物看護士」の受験資格が得られる。
申し訳ないが、「動物看護士」という資格は初耳だった。民間資格ということなので、仮に持っていなくても動物病院などで働くことはできるのだろう。で、検索でかかったサイトで少しお勉強。
高まるペットブームの中で定員数が少ない大学の獣医学科は難関化。同短大は「とにかく動物にかかわる仕事に就きたい」という若者の人気を集めている。
確かに動物関係の職につきたいと希望をもっている生徒は多い。うちでも警察権の訓練士になりたいといって施設を見学にいった生徒もいた。かといって獣医学科は難関。獣医学科を設置している大学も少ないし、どちらかといえば医学部の滑り止めとなっている現状では、ちょっとやそっとの勉強では受からない。で、たいていはあきらめていくわけだがそこに目をつけた短大設置だ。
この日入学した1期生は500人以上の応募者のうち入試や推薦で合格した129人。看護技術やしつけ、衛生管理などを3年間学び、動物病院やペットショップ、動物美容院などに就職を目指す。入学金を含む初年度の学費は約180万円。
ここ数年、短大は半数程度が定員割れをおこしている。その中、129人に対して500人以上の志願者を集めているのはたいしたもの。今は、どこの大学・短大・専門学校とも生き残りをかけて必死だ。迷走状態におちいっているところも多いが。
短大が専門学校化しているとの見方もできる。もともと同じ内容の専門学校をもっていた学園らしい。短大をつくることに意味はないような気がする。やはり、専門学校ではちょっと抵抗はあるが短大だとと考える受験生を集めているのだろうか。
ただ、180万円の学費は高いな。
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2004.04.19
僕らが小学校のころ、給食を残すことはいけないことだった。最後まで食べないとお昼休みに遊びに行けない。同級生のI君は野菜が嫌いだったので、毎日お昼休みを全部使って泣きながら食べていた。おかげで彼は昼休みに遊んだことがなかった。
京都新聞NEWSより 「野菜イヤ、やっぱりハンバーグ 大津市教委の給食残飯調査」
滋賀県の大津市教委が、小学校の給食で残されている残飯を金額に換算したところ、2003年度の給食調理費約3億8100万円のうち、16%の約6200万円分の給食が残され、廃棄されていた。野菜料理は児童に敬遠され、肉料理が好まれている傾向もはっきり表れた。
アレルギーやアトピー、その他特定の食品を食べられない子供たちへの配慮から給食は残してもよいというのが今の学校での指導だ。昔にくらべると生活面でずいぶん個人の自由裁量の部分が大きくなっている。こればっかりは意見の分かれるところだろう。
確かに、君は残してもいいけど君はダメだよという指導は難しい(出来ない?)。でも、かたやコンビニの残飯を環境問題(ゴミ問題)として総合学習などで扱いながら、自らの学校給食の残飯にふれないのはどうなのだろう。
さらに昨年9月から12月まで、給食で児童が食べきれなかった残菜を調べた。残菜が多量に出たのは、小松菜の煮びたし(58・9%)▽チンゲンサイのエビあんかけ(57・1%)▽ニラとモヤシのいためナムル(55・7%)−などの野菜料理が占めた。
半分以上残してるメニュー。ううむ。残してるのってどっちかといえば大人向きの料理だな。こりゃ確かに小学生は食べないわ(笑)。
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2004.04.17
京都新聞より「そろばん復活兆し 小学校で続々導入 検定受検者も増加」
教育現場で最近、そろばんが見直されている。計算力が身に付き、集中力が高まるなどとして導入する小学校が出始め、検定試験受験者も増えている。電子計算機の普及で日常の計算手段としての地位を失ったが、日本のそろばん教育発祥の地とされる京都で新たな脚光を浴びている。
そろばんを習っている小学生はずいぶんと少なくなっていると聞いた。昔はほとんどの小学生が習っていたものだけど(僕も半年だけ行った、行かされた?)、今は身の回りでも聞くことは少なくなった。
小学校の教科書を見ると、そこかしこに電卓マークがついている。これって電卓で計算しようということなのか。
なぜ今、そろばんなのか。02年度から導入された新学習指導要領との関連を挙げる声がある。同要領で教科内容が削減されたことで保護者らが子どもたちの計算力低下を危ぶんでいることが背景のひとつにあるようだ。あるそろばん塾経営者は「小学校低学年や幼稚園の子どもが増えている。計算力アップに役立つと考えて習わせる傾向がある」と話す。
別の効用もあるよう。そろばんは、制限時間の中で繰り返して計算したり、読み上げられる数を正確に聞き取る必要がある。このため集中力向上に効果があるとされる。桃山東小の中島繁雄校長は「読み上げ算の際にはじっと聞かなければならない。こうした態度が普段の授業でも現れ始めている」と喜ぶ。
生理学的な見地から注目する学者もいる。そろばんが脳に及ぼす影響を研究する林壽郎・大阪府立大名誉教授(65)=京都市北区=は「集中して指先を速く動かすことで大脳神経が活発化する」と説明する。
今の小学校ではみんなで討論したり意見を出し合ったりする時間はとても多い。ただ、黙って計算に取り組んだり、漢字を書き取ったり、いわゆる集中する時間が減っているようだ。そろばんをやったから学力アップにつながるとは思わないが、集中力をつける観点からは賛成できる。計算力のアップもあるだろうし。
そういえば「そろばん特区」というのもあったっけ。
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2004.04.14
先日の日本数学会の数学出前授業の話に続き、またまた出前授業の話。
asahi.com より「「先端科学の授業、出前します」 東大生らのNPO発足」
「天文学や物理学の最先端授業を出前します」――。若い世代の理科離れに歯止めをかけようと、東京大学の学生らが中心となって特定非営利活動法人(NPO法人)「サイエンス・ステーション」を発足させた。「座学ではなく、手を動かしながら考える学問の面白さを伝えたい」と張り切っている。
高校への出前授業やセミナーなどをやる予定らしい。できれば、高校だけでなく小中にも。
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2004.04.13
YOMIURI ONLINEより「数学・算数の楽しさ伝える学者の出前制度、今月開始」
学力低下が著しい数学・算数の面白さ、奥深さを味わってもらおうと、数学者などで構成する日本数学会(理事長=森田康夫・東北大教授)は今月から、学校などに講師を派遣する「出前授業」制度をスタートさせた。
計画によると、講師は出前授業に登録した全国の大学教官ら約80人がボランティアであたり、費用は原則として交通費と教材費のみ。派遣先は小中高校や市民講座などで、学会は講師の専門などをまとめた一覧表を公開し、派遣依頼は学会を通じて行う。
授業は、ゲームや折り紙、創作などを通じて楽しみながら始める算数・数学から、カオス、フラクタル理論など最先端の研究事情、入試数学の舞台裏など、要望に応えて幅広くテーマを設定する。
とても面白そうな制度です。特に小学生にむけてやってほしい。学校側もどんどんと利用すればいいでしょう。
京都でも、今はやっているかどうか知りませんが、日文研(国際日本文化研究センター)の先生方が、近所の小学校に月に1回程度、出前授業をされてました。小学校の校長先生のご尽力で実現したと聞いてますが、小学生の時に、トップクラスの研究者にふれあえるなんて幸せです。
他の分野でもどんどんとやってほしいですね。
ただ、大学や大学院時代の数学の先生は話術に少し難点があったなあ・・・。最近の子どもたちは内容が良くても話術がないとなかなかついてきません。がんばって下さい(笑)。
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2004.04.12
Yahoo! NEWSより「太陽は地球の周りを回っている…小学生の4割」
小学生の4割は「太陽が地球の周囲を回っている」と思っている――。国立天文台の縣(あがた)秀彦助教授らが行った調査で、天文現象に対する子供たちの理解の乏しさが浮き彫りになった。
調査は2月、長野市と北海道上富良野町の公立小学校の4、5年生計116人を対象に行った。「地球は太陽のまわりを回っている」「太陽は地球のまわりを回っている」という2つの文章から正しいものを選ばせたところ、41%が“天動説”を選んだ。
たて続けにびっくりニュースだ。最近目につくのはこんな調査結果ばかり。科学に興味がないのは小学生の頃なのかと少し考えさせられた。
そういえば数年前の話。当時中学3年生の女子生徒と話をしていてびっくり。彼女は地球の「内部」に自分たちが住んでいると本気で思っていた。つまり地球空洞説。彼女によれば地球の真ん中に太陽があるらしかった。人は地球の表面に住んでるよという話をすると、「何で落ちひんの?」
しごく真っ当な質問だけど、小学生の頃にしてほしかった。中学3年生の質問ではないな。ごく普通の生徒だったんだけど・・・。
で、彼女がどうしてそう思っていたのかを聞いていくと、要は全く関心がなかったからという結論に達した。関心がないので、地球や宇宙に関することは彼女の頭を素通りしていたのだ。
「世代が下がればますます科学嫌いに」のところでは、小学生のうちは持っている科学への関心がだんだんつみ取られているのではと書いたけど、どうも間違ってたのだろうか。それとも、小学生のときってこんなレベルだったっけ。
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2004.04.08
京都新聞より 「“AA+”の格付け取得 学校法人同志社」
同志社大などを経営する学校法人同志社(京都市上京区)は8日、民間格付け会社・格付投資情報センター(R&I)から「AA+(ダブルAプラス)」の格付けを取得した、と発表した。21段階のうち上から2番目で、学校法人としては早稲田、慶応義塾と並びトップクラスという。
先日、小学校を開校することを発表したばかりだが、今回は格付けの発表。
これから先、少子化が進み大学経営も不透明な時代に入る。今年も多くの大学で定員割れがおこり、大学の二極化がはっきりとしてきた。
受験生も最近は「○○大学」以外は行きたくないと、はっきり口にする。それ以外なら行ってもしかたがないとも。
これだけ二極化が進むと、やはり将来は廃校せざるをえない大学の数も多くなってくるだろうし、受験生としてもそんな大学には行きたくないといったところだろう。
で、受験校・進学先を選ぶのに慎重にもならざるを得ないが、このような格付け会社から格付けを大学が得ていることも受験生にとっては選択材料のひとつになるに違いない。それが、どこまで信用できるかは別としても。他の大学も続くんじゃないだろうか。
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2004.04.05
Yahoo! NEWSより、「新入生と教職員朝食共に 新生活の不安解消に鳥取大」
鳥取大が4月、新入生が抱く新生活の不安解消のため、教職員が新入生と朝食を共にするユニークな取り組みを始める。無料利用券を配布。
この記事を読んだ誰もが「過保護」じゃないかという感想を抱くだろう。大学生なんだからもう大人だという言葉は通用しなくなってきているかもしれない。
ただ、今は小学校から高校までのいずれもが過保護すぎるくらいの面倒を見てくれる。以前は大学に入ったら、もう一人前で何でも自分でやれという考え方が多かったと思うが、今は学生の面倒見の良さを売りにしている大学も多い。
勉強が分からなければ補習をする大学もある。
学生や生徒たちもそれに慣れてしまっているので、彼らにとっては違和感は感じないだろう。そういう若者が会社に入って、急に激流に投げ出されることになる。
どこかで激流に投げ出されなければいけないが、その年齢がだんだんと上がってきているということ。で、実際会社に入って「今の若者は・・・」と言われることになるんだろう。
しかし、それは決して彼らの責任ではなく、そういうシステムや教育環境を作り上げた僕たちなど大人たちの責任なんだろうと思う。
午前8時から40分間。新入生は大学生協の食堂で事前配布の無料利用券と引き換えに、ご飯かパン、みそ汁かスープ、厚焼き卵などおかず2品を選ぶ。教職員も出席し、朝食を食べながら新生活の悩みや不安の相談に応じる計画だ。
でも、反面、彼らは醒めているところも多い。新入生は誰もこないかも・・・。でも、彼らの世代は経済観念の発達した子が多いので無料だったら来るだろうか。朝から頑張る教官や職員の方々にご苦労様と言いたい。
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2004.04.02
京都新聞より「米、理数系教育不足が原因 IT雇用の海外流出」
米電子工業会は情報技術(IT)業界で海外への業務委託(アウトソーシング)が進み、雇用がインドや中国に流出するのは、米国内の理数系教育が十分でないのが原因とする報告をまとめた。
報告は、米国で数学・工学・科学系博士号学位の約半分が米国籍外の学生に与えられ、卒業後国内にとどまらないことが多いと指摘。また、工学系の学部卒業生数が1999年調べで全米で6万1000人と、中国(19万5000人)、日本(10万3000人)、インド(8万2000人)に比べ少ないこともIT業界が海外委託に頼らざるを得ない原因としている。
アメリカでも理数系離れとは知らなかった。日本では頭脳流出がいわれているのだけど。
工学系の学部卒業生が日本より少ないというのも驚きだ。人口も日本の2倍以上の国だから人口比でいくと日本の1/4程度しか工学系の卒業生はいないことになる。思いっきり認識をあらためないと。
豊かな国(?)といわれる国では、理数系離れが進むのではないかと最近思っている。数学は習得するのが簡単な科目ではない。ある程度の忍耐が必要だし、適当に答をでっち上げることも簡単ではない。目的意識がないとなかなか勉強できない科目だ。
しかし、今の日本のような国では特に勉強しなくても十分豊かに暮らすことができる。あえて数学や理科のような科目を勉強しようという気にはなれないだろう。
子どもたちの興味・関心が薄れているということで、指導内容も手をかえ品をかえの状況が続いているが、指導内容を簡単にするわけにはいかない(なっているけど)。
大学入試の問題を見てもらえばわかるが、大学側が求めている学力と高校の教科書レベルの学力の間には相当深い溝がある。このギャップをうめられなくてますます理数系離れは加速していく。
この問題をクリアにするためにの方策を見つけている国はないということだろうか。
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2004.04.01
関西の某有名私立大の某学科の話。この学科の現役(つまり4年)での卒業率は6割弱だという話を聞きました。あくまで伝聞情報だということを承知して下さい。
この学科はとても卒業が難しく、単位を落とす学生が多いそうです。教官達の口癖は「日本の大学生は勉強をしなさすぎる。米国のように卒業を難しくすべきだ」とのこと。就職も決まっているのに卒業論文の審査で落とされる学生も少なからずいるそうです。
今までの日本の学生が勉強をあまりしなかったというのはまぎれもない事実でしょう。今は各大学とも徹底して学生に勉強をさせる教育システムをとっています。10年前の大学生に比べて今の大学生はよく勉強しているのではないでしょうか。
京大など上位国公立大学でも例外ではないようです。最近の学生は勉強が受け身なので自律的な姿勢にまかせておいても勉強しない。大学側が勉強を与えなければならないというスタンスはどの大学もとっています。
しかし、この大学のように卒業率が6割というのは極端ではないでしょうか。米国のようなスタイルをとりたい気持ちは分かりますがそのためには日本の社会システムの変革が同時に必要です。日本の社会では中退した学生の受け皿はありません。
敗者復活のシステムがないのです。留年した場合、どうしても就職で不利になりますし、中退した場合はフリーターへの道しか残されていません。まして就職が決まっているということはそこまでの単位はしっかりと取っているわけで、これは指導教官の責任でしょう。
6割弱の成功率しかないことはすなわちその学科の教育システムが問題なのではないでしょうか。
真偽のほどは分かりませんが、日本の大学教育のシステムを米国風にするにはその前に社会システムを変革しておかないと結局は学生の人生を狂わしてしまうことになりかねません。
ま、勉強が足らなかった学生も問題なんでしょうけど。
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2004.03.31
いよいよ明日から国立大学が法人化される。独立法人といっても、独立採算をしていくわけではないので何かが劇的に変わるというわけではないだろうが、それぞれの大学が目指す方向性は少しずつ違いが出てくるだろう。
受験生にとっても今まではあまり差違が感じられなかった各大学の間にもはっきりとした違いが出てくるようになるだろう。各大学も差別化に必死だ。
受験生も自分の志望校をしっかりと考えないといけない。独立法人化は大学内部の機構改革であって、教育システムに直接関わることではないが、大学の運営の柔軟化によって入学後の教育内容や研究に対する取り組みに大きく差が出てくる可能性もある。
今の大学は以前とは違い、学生は勉学に励まなければならないようになってきている(当然だが)。また専門教育は大学院へとシフトしているようで入学時には大学院のことも考えた志望校選択が必要になるだろう。
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2004.03.30
京都は自宅から通える大学が多いので、大学合格後、一人暮らしを始める生徒はそんなに多いわけではない。しかし、地方の国立大に行く生徒は一人暮らしをすることになるのだが、最近は寮に入るという話をよく聞くようになった。
ひと頃は学生といっても一人暮らしをするときはワンルームマンションに住む方が多かったように思うのだが、やはりこの経済情勢を反映しているようだ。
大学側も、古い寮を残しておいても誰も入ってはくれないということで壊してしまったところも多いと聞く。しかし、今、人気があるのはそういった寮だ。
国立に後期で合格した場合は寮の定員がいっぱいになっていてあきらめざるを得なかったという話もあった。民間のアパートなんかを探しても安いところはほとんど埋まっていてどうしようという相談も受けた。
今の高校生たちは、結構シビアな金銭感覚を持っている。ま、みんながみんなというわけではないが。
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2004.03.27
京都新聞によると同志社も小学校を設立するようです。06年度にも開校したい意向とか。
そういえば早稲田も小学校を開校してさわがせてますね。同志社も悪い意味で新聞紙上をにぎわすことがありませんように。
しかし、少子化の時代に、大学も新規設立がまだ多いですしそこまで増やしてどうするんでしょうか。
追記 この記事を検索してこられる方が多いようなので追記しておきます。
学校法人同志社は、「同志社小学校(仮称)」を2006年度にも開校する方針を固めた。開校予定地は左京区岩倉の同志社高周辺が有力で、05年度中の着工を目指す。
計画素案では、同高北側グラウンドか、近隣の同志社大野球場に校舎建設を予定。規模は1学年3、4クラス程度とし、開校時には1年生のみ募集する見通し。個々のクラスは少人数で、同志社伝統の国際主義やキリスト教主義に基づく教育を進める、という。
実現すれば府内では初めて男女共学の中学校、高校、大学と一体になった私立小学校となる。
学校法人同志社のサイトはこちら。ただし、現時点ではこれ以上の情報は出ていません。詳しい情報が分かった場合はこのブログではなく、別のブログにアップすることになります。もし情報などお求めでしたらこちらのブログをチェックしておいて下さい。
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Asahi.com によると入学シーズンを迎えて、電子辞書の売れ行きが好調らしい。高校生も最近は紙の辞書を持つより電子辞書を持っている生徒の方が多くなってきた。
この電子辞書、教える側の評価は様々だ。僕は数学なのであまり関係がないといえるが、英語や国語の先生は賛成派、反対派、消極的賛成派などわかれている。
反対派の先生の言い分は主に2つ。一番目は、電子辞書を使った場合英単語などをあまり覚えないということ。紙の辞書ならば引くのに手間がかかるし、一度引いた単語を再び引いてしまうと「しまった、また同じ単語を調べてしまった」と思って、なるべく引いた単語を覚えようとするが、電子辞書ではそうはいかない。二番目は、手軽に引けるために類推しようとしないことだそうだ。
また、画面が小さいのでたくさんの意味を持つ単語などは一度に全部を俯瞰できないという意見も聞いた。
一方、賛成派は今までじゃまくさがって引かなかった辞書を気軽に引くようになるのはいいことだという。古典単語なんかは典型で、今までは引けといっても辞書を引かなかったのに電子辞書だと気軽に調べてくれるらしい。
僕はというとやはり賛成派だ。これは理数系の人間だからかもしれないが。
電子辞書のいいところはハイパーリンクの機能だろう。ある単語などを調べていて、その解説文の中にさらに詳しく知りたい単語などが出てきた場合簡単にジャンプすることができる。これは紙の辞書では味わえない。
このような便利な道具があるのだから今さら紙の辞書に持ち替えろといわれても難しい。むしろ電子辞書をもっていることを前提として、教え方や勉強のさせ方を工夫していくことの方が大切ではないだろうか。
この電子辞書、各社から多くの製品が出ているがひとつだけ注意をしておくと「安物は買うな」ということ。よく通信販売などで安い辞書が出ているが、英和辞典にしても意味だけがのっていて用例がのっていないなど受験を考えると決して使えるものではない。少なくともそれなりの値段のものを買うべきだろう。
下は各社の電子辞書のページ
SHARP http://www.sharp.co.jp/products/menu/pc_mobile/edictionary/
CASIO http://www.casio.co.jp/exword/
セイコーhttp://www.sii.co.jp/cp/
CANON http://cweb.canon.jp/wordtank/
僕自身は今は半年ほど前に買ったCASIOのものを使っている。とても重宝している。買ってしばらくしてから、辞書が追加できるタイプのものが出たときはしまったと思ったけど。
できれば購入時に辞書が選べるようになるともっといいなと思う。わけのわからないスペイン語やフランス語などの会話集、世界の料理事典なんてついてなくてもいいので。
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2004.03.26
Asahi.com から「親の半数「予習・復習しなくても」 民間研究所調査」
子どもが予習・復習をしなくても「別に良い」と思う親が5割近く――。こんな結果が、くもん子ども研究所の保護者調査でわかった。「勉強をきちんとしなければいけないという価値観が急速に薄らいでいる」と研究所は見る。
具体的な授業態度を挙げ、「絶対に良くないと思う」か「別に良いと思う」かを選んでもらったところ、「予習・復習をしない」に「別に良い」と答えたのは46%に上った。「居眠りしたり、他の事などを考えたりしている」に「別に」と答えたのは25%。「宿題をしない」は16%、「他の教科の勉強をしている」が14%、「先生に注意されると、反抗する」「塾の勉強をしている」はそれぞれ13%だった。
ちょっと考えされられた。親の意識が以前と変わってきているなというのは実感としてあったけれど、このような数値で示されると説得力を持つ。サンプル数は少ないが、このような流れがあるのは事実だろう。
予習復習をしないに、別に良いと答えた親が46%。予習というのは僕もあまり認めてないけど。時間がかかるだけで効率は良くない(ただし語学は別)。でも自分の子どもが予習復習なんてしないよと言ったら、したほうがいいと言うだろう。古いのだろうか。
「絶対に良くないと思う」という選択肢は少し選びにくいけど。
先生に注意されると反抗することを13%の親が認めているのはびっくり。
示された二つの考えのうち自分に近い方を選ぶ問いでは、「先生の言うことは、どのようなことでも守るべきだ」が9%なのに対し、「正しくないと思えば、自分の意見をはっきり言うべきだ」が9割を超えた。
この先生の部分をすべて両親にかえたらどんな結果がでるんだろうか。
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2004.03.25
山口大学工学部がはやばやと来年度入試でのセンター試験の科目を減らすことをうちだしたようだ。今年度は5教科7科目だったものを3教科4科目にするらしい。
私立大学では受験生確保のために以前から入試科目を減らす大学が多くなっていた。理系学部でも10数年前は当たり前だった理科2科目を課す大学はほとんどないし、文系学部にいたっては英語すら課さない4年制大学もある。
受験生人口が入学定員を下回る時期が目前に迫る今、大学入試の難易度(人気度)も完全に二極化してきた。難関大学や中堅の人気大学の難易度は以前とほとんど変わっていないが、それ以外の大学は定員割れをおこすところもでてきている。短大にいたっては、これで経営が成り立つのだろうかと心配になるところも多い。
国立大学協会は昨年、大学生の学力低下を憂いて国立大学にセンター試験5教科7科目を課す方針を打ち出した。
しかし、今年4月からの大学法人化を前に国立大学も迷い始めているようだ。他大学の追随もでてくるだろう。国大協の方針はもろくもくずれさるのだろうか。
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2004.03.24
受験指導をしていて最近よく聞くのが「資格の取れる大学に行きたい」の一言だ。
この不況の中、分からないでもない。しかし実際の所、大学で就職に有利になる資格が取れるところは限られている。医療系(医師・薬剤師・看護師・理学療法士・作業療法士など)、栄養系(栄養士・管理栄養士)、保育系(保育士・幼稚園教諭)、建築系(建築士)、福祉系(社会福祉士・介護福祉士など)くらいである。
これ以外に教員免許があるが、これは小学校教諭など特殊なものをのぞけばほぼどこの大学でも取得できる。また、これらの資格も無条件でというものではなく、受験資格が得られるだけのものが多い。
生徒にこの中でどれに行きたいのかと聞くと、急にう〜ん、あまりどれも興味がないという返事が返ってくる。特に文系男子の場合、比較的興味のある学部はないようだ。理系の生徒でも、薬学部や建築学科などは特に難易度が高いことを話すと悩みはじめる。
そこでこちらは、大事なのは何を勉強するかよりも、どう勉強するかなんだよという話を始めることになる。
大切なのは大学生活の送り方だ。大学時代に何を自分でつかみ取れるかが一番大切なことだ。その下準備としての受験勉強は意味があると思っている。つまり、自分の行きたい大学に入るために、他の事を我慢して必死で勉強することに意味がある。当然、各科目を学問として学び身につけることも大事だが、それ以上にストイックな姿勢で目的にむかって自立的に行動するという経験が大切だと思っている。
気をつけなくてはいけないのは、受験勉強で燃え尽きてしまわないこと。大きく希望に胸ふくらませて大学に入ってほしい。
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2004.03.23
大学が入学辞退者に授業料を返還するよう命じた判決が全国各地で出されている。大学に合格すると手続き日までに入学金と授業料の半期分などを納入しなければならない。私立大学の手続き日より後で他大学合格などの理由により入学を辞退するときはお金はドブに捨てなければならなかった。
しかし、このような各種判決のおかげで3月中に入学辞退の手続きをすれば少なくとも授業料に関しては返還されるようになってきた。これは消費者契約法が根拠になっている。
大学にとっては経営上、大打撃なのは分かるが受験生(つまり消費者)にとってこれほどうれしい話はない。今までは、第1志望、第2志望といくつかの大学を受験する場合、滑り止め大学の手続き日が第1志望の大学の発表日より早い場合は、なくなく受験をあきらめたケースも多い。
ただ入学辞退の手続きには後でもめないためにもいくつかの注意事項があるようだ。前納入学金・授業料返還弁護団のサイトに詳しく書いてある。いくつかをピックアップしておくと、
1.配達証明付き内容証明郵便を使って書面で辞退と授業料返還を通知すること
2.大学指定の用紙があるときには、1とは別に大学所定の用紙も配達証明付きで郵送すること。
3.3月31日までに必着で郵送すること
が大切だそうだ。
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2004.03.22
京都府の教育委員会が一万人以上の中学2年生を対象に行った学力診断テストの分析結果がここに出ている。
英語と数学、国語の3教科を対象に行ったものだが、そのうち数学だけが設定正答率を下回った。特に目につくのは図形問題の正答率の低さである。分野全体でも平均38.9%の正答率しかない。
設問自体は難しいものではなく、1.四角柱でねじれの位置にある辺の数を求める問題、2.三角形を軸の周りに回転させると何という図形になるか、3.その円錐の体積を求める問題、4.扇形のこの長さを求める問題、5.垂直二等分線の作図問題の5問である。それぞれの設問にひねりは入っていない。
三角形を回転させるとできる図形が円錐であると答えられているのが全体の47%というのも低い数字だ。
教えていても図形の把握ができない生徒は多い。空間図形になると頭の中でなかなかイメージできないようだ。図形の把握だけは小学校くらいのときにいろいろな形を実際に見たりさわったり作ったりしないとできるようにはならないのではないか。高校生に空間ベクトルを教えていても、問題文の内容が把握できない場合が多い。また、回転体の体積を求めるときなども、少しはみ出したような図形になると急に把握できなくなる。
じゃあそういう生徒をどうしたらいいのか。これが難しい。
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2004.03.19
京都新聞から「向陽高PTAが解散 校長ら脱会、活動できず」の記事。
京都府向日市上植野町の京都府立向陽高校(馬場健校長)のPTAが、3月いっぱいで解散する。2000年春、当時の校長ら管理職の脱会を機に、校内でPTA活動できない事態が続いていた。双方で打開策を探ってきたが、PTA側は正常化は困難と判断した。
なんだこれはという記事である。ここでは何が問題なのかは触れられていないが、イデオロギーの対立が根幹にあるのだろう。
この高校は公立高校だ。以前、うちの近所の公立高校でも同じように校長がPTAから脱退するということがあった。そのときは学校をいかに変革するかで校長側(府教委)と保護者側の対立があったようだ。
しかしあまりにも生徒の存在感のない話だ。高校の主役はあくまで生徒であるということが伝わってこない。
PTA解散は2月28日の総会で決めた。関係正常化を求めて話し合ってきたが昨秋、学校側が「現在のPTA本部と話し合うつもりはない」と伝えてきたため、打開策は得られないと判断したという。
学校評議員制度の導入など、開かれた学校が議論されている今、理由はどうあれこのような状態では開かれた学校という言葉が空虚なものに聞こえる。
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2004.03.17
Mainichi Interactiveより
「子どもに携帯電話は必要ない」−−県PTA連が緊急アピール /鹿児島
県PTA連合会は、「子どもに携帯電話を所持させない」運動に取り組む姿勢を示した緊急アピールを発表した。携帯電話を使った出会い系サイトの性被害や、高額の通話料請求などが多発しているためで、各学校長や保護者に同調を呼びかけていく。
どこかで始まると思っていた。携帯電話の所持は、高校間でも温度差があるようで周りの高校をみても持っていてもOKな学校と、持っていると没収される学校があるようだ。しかし、没収といってもそんなに厳格なものでなくほぼ黙認状態の学校がほとんどではないだろうか。
全国高校PTA連合会が高校生2381人を対象に、昨年実施した調査では、87・9%が携帯電話を所持。うち70・9%が1日に5回以上の着信があるとし、11・6%が出会い系サイトにアクセス、8・6%はそこで知り合った相手と通話し、0・5%は実際に会っていたという。
うちの高校生をみても、だいたい9割が携帯電話を持っている。この数字はあてになる数字だろう。しかし出会い系サイトにアクセスした生徒が1割以上もいるとは少し驚いた。年頃の高校生のことだから分からなくもないが。
しかし、ここまで携帯電話がコミュニケーションツールとして発達した今、携帯電話を禁止するのは世の中の状況にそぐわないのではないか。
だいたい出会い系サイトなんてインターネット上のサイトなので、別に携帯電話にかぎったコンテンツでもないはずだ。これがいきつくとインターネットの規制という例の流れになるんだろう。
出会い系などは古くから、そのときのコミュニケーションツールに付随して発展してきたもので、古くは雑誌の文通欄に始まり、伝言ダイヤルになり、今の出会い系サイトになってきたはず。携帯電話なので手軽にアクセスできるというのはあるが。
むしろ今は、携帯電話を禁止するのではなく、携帯電話をもっていることを前提とした教育をしていくべきじゃないだろうか。
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2004.03.16
Yahoo newsによれば「4年連続で志願者10万人突破 立命館大、早稲田次ぐ人気」とのこと。
立命館大(京都市北区)の2004年度入試の志願者数が16日までに、計10万5407人で最終確定し過去最多となった。関西の主要私大が志願者数を減少させるなか、4年連続で10万人を突破し、全国最多の早稲田大(約11万3000人)に次ぐ人気を維持した。
確かに、今年も合格しやすい大学ではなかったですね。関西ではあいかわらず難関私大のひとつです。
全国に試験会場を設けているほか、今年は「感性入試」などの新制度も導入した。新設の情報理工学部も9000人近い志願者を集めた。
この感性入試はいったいなんなんだ!と思いましたが。どんな受験生が合格したんでしょう。
でも、この大学は奇抜なこともやりますがものすごくコツコツと受験生を集めてきました。10年前位はほんとに一人一人受験生を集めてまわったような時代もありました。少しでも受験する見込みのある人がいるところには入試課の担当者が来て説明会をこまめに行ってました。
そんな時代があっての今の状況でしょう。そのころネームバリューにあぐらをかいていたライバルD大学は、ようやく今になっていろいろと重い腰をあげています。ただ以前から立命館大の地道な取り組みを見てくると、今の状況も当たり前かなと思います。
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今年の大学入試もなんとか一段落というところだ。あとは国公立後期日程の発表を残すのみ。大部分の生徒がなんとか志望校に合格してくれてホッとしている。
京都は受験に関しては少しのんびりとしている地域なので、高校生たちも受験に本腰を入れる時期が全体的に遅い傾向にある。3年生の夏から本腰を入れはじめる生徒も多い。それまでに知識の蓄積があればいいのだけれど、3年の夏まで何の勉強もせず(模試を受けさせれば偏差値30台という状態)に夏になって僕たちのところにやってくる。
問題なのはその段階になってもフットワークが重いこと。自宅では全然勉強がはかどらない。自然、僕の目の届くところでずっと勉強させることになる。1年生から預かっている生徒たちはその頃になると全力疾走モードになるので、その生徒たちとの温度差が大きくその差はなかなか詰められない。
それでも毎日毎日根気よくつきあっていると、秋口からなんとか全力疾走のモードになれる生徒も多い。こんな生徒が全力疾走モードになると強い。今までの鬱憤をはらすがごとく目つきもきりりとしまってくる。
1年生から預かっている生徒はそれだけ教える側のプレッシャーも大きく、何があっても落とすわけにはいかない。しかし3年生の夏から預かった生徒もこれだけ必死になってくると僕も無理かもしれないけど何とかしてやろうとあの手この手をつくすことになる。
1年生から預かっている生徒たちが早々と志望校に合格していく中、推薦入試×、私大一般入試×、3月の私大一般入試後期までもつれこむのはほとんどがそういった生徒たちだ。
今まで何通もの不合格通知をもらって半ばあきらめ気味になっている生徒をなんとかもう一度がんばれと一般後期入試に送り出す。発表の日、はじめての合格通知をもらって今までのつりあがった目がたらんと垂れ下がりやってくる。僕も思わず涙がこぼれそうになる。
今年もそうやって受かっていった生徒たちがいた。がんばれ。これからは今までよりももっと大変な世界に飛び出していくんだ。でも、この門出を拍手で送り出したい。
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2004.03.10
国立前期日程の発表がひとだんらくした。
この時期からモーレツに悩みはじめる生徒がいる。複数の合格をもらったけれど、実際の進学先をどこにしようかという生徒だ。
受かったところが第1志望校だったりすればいいのだけれど、第2志望校だったり、ちょっと受けてみるかで受かってしまったりした場合はやっかいだ。
本人にとっては人生今までで一番大きな決断かもしれない。
最近は、親の家計を心配して少しでも学費の安い方へと考える生徒も多い。受かったのが地方の国立大と自宅から通える私立大だった場合は、仕送りまで考えた場合地方の国立大の方が高くつく場合が多い。OBの中にはほとんど仕送りを受けず頑張っている猛者もいるけれど、学生の本分が勉強であることを考えるとあまり生活に時間をとられすぎてもと思う。
地方の国立大へ進んだ場合はもうひとつネックがある。就職のときに畿内になかなか帰りにくいといいうことだ。公務員ならいざ知らず、民間企業に就職した場合やはり多いのはその大学のある地方での就職だろう。
毎年、多くの生徒から相談をうけアドバイスもするけれど、自分の人生納得いくような決断をしてほしい。
といっても、自分の人生、今までどれだけ納得のいく決断をしてきたんだろう。
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2004.02.27
例えば、目の前に碁石があるとします。一瞬見ただけでそれが何個あるかを把握できるのは何個の碁石まででしょうか。数えないでということです。通勤途中に車の中でふと考えてしまいました。
個人差の相当大きい話だとは思います。映画「レインマン」を思い出しますね。試しに自分の前に石ころをおいてやってみると(自分でやってるのであまり参考にはなりませんが)3個は確実に把握できます。5個までは大丈夫みたいです。ただ6個以上になると一瞬でも数えているんじゃないかと思います。
視覚情報をどのように大脳が処理しているかに関わる問題だと思いますが、こんなことを考えたのはおそらく自分の子どもの発達過程をみていてのことです。
我が家には4歳(娘)と3歳(息子)の年子の子どもがいます。この二人がいつ頃、数の概念をどれくらい習得するのかをいつも観察してるわけです(なんか愛情が感じられない表現になってしまった。愛情は捨てるくらいあります、もちろん)。上の娘は最近は3個ぐらいまでなら1対1の対応として数えることなく数をいえますが、下の息子は手に碁石をもってこれ何個?というとひとーつ、ふたーつ、と数えはじめます。数えれば10個(たぶんもっと)位は数と対応できるようです。
生徒にこんな話をすると、実験材料みたいや可哀想といわれますが、僕自身は純粋に興味があって見まもっています。とても面白いです。決して早期英才教育してるわけではありません。ただ観察してるだけ。名誉のために書いておくと、近所の奥様方からは子煩悩なパパで・・・といつもほめられてる(?)ようです。
子どもの時間の概念の獲得もとても興味深いものがあります。それはまたいずれ。
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2004.02.26
「数学は暗記科目か否か」と聞くと教える側の立場でも2通りの答が返ってきます。僕自身は曖昧なようですが、「あるレベルまでは暗記科目だ」と答えています。
将棋や囲碁などでも、定石を覚えないと上達しません。ただし、ある水準以上をこえるためには定石をいかに使うか、定石をこえた手をどう使っていくかということが必要になります。
数学でも同じことがいえるのではないでしょうか。公式を覚えたりするのは当然ですが、定石ともいえる定番の解法はしっかりと頭の中に整理しておく必要があります。このとき、理解することは必要ですがそれ以上に解法を暗記してしまうことが大切になります。この段階をこえないと受験数学をとくことはできないでしょう。
また、公式の導出などをしっかりと理解して・・・なんて話も聞きますが、むしろ順序は逆のような気がします。教えていても公式の導出をしっかりとやってからその公式の使い方を説明すると、導出部分の定着が思わしくありません。それよりも、こんな公式があってこんな使い方をするんだよということを徹底演習させて公式を暗記させてから、その公式の導出を説明する方がはるかに定着率がいいのです。
受験勉強でも、初歩段階では基本的な問題の演習を繰り返し解法の定石を暗記することが必要です。一通りの定石を暗記したあとでしっかりと考える演習をするべきでしょう。
千葉大のトルシエジャパン8強問題がなかなか賑わいをみせてますね。記述論述問題で全員に100点を与えるというのはついぞ聞いたことがないですね。
メディアなどは、サッカーを専門にする教員がいるのに間違えるなんてという論調でしたが問題はそこではありません。
千葉大の総合問題の内容を詳しくは知りませんが、250点満点の問題なそうで、このうち100点を占める設問ということはこれが一番点差のつくはずの設問ではないでしょうか。受験生はこの設問のための対策を一生懸命にしてきたはずです。全員が満点をもらえる問題というのは、このために一生懸命勉強した人が他の人に差をつけることができずに落ちる可能性をひめています。そうなればあまりにもむごい話。5点や10点の設問ではないのですから。
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2004.02.25
今日は国立大学の前期試験。受験生の健闘をいのりましょう。
さて、「なぜ数学を勉強するのか」という問いは数学を教える立場にある人なら常に投げかけられる問いです。みなそれぞれの意見をもっているでしょうし、僕も何度も投げかけられ答えてきた問いです。自分なりの答も用意しています。
この間、ある企業で研究・開発をしている友人から「数学は仕事をする上でいるんだ。論理的思考力を養うとかそういう問題じゃなく、実務上必要なんだ。だからそういう具体例を生徒たちにしっかりと教えてやって欲しい。最近分かってないやつが確かに多い。」と言われました。確かにその通りでしょう。僕も出身は工学系で大学院では数値解析をひたすらやっていました。ただ自分の専門分野はわかりますがそこを一歩でると、なかなか具体例はわからないのが実情です。まあ、気長にリサーチ(といってもみんなに聞くぐらい)をして、ちびりちびりとサイトででも出していきましょう。これは宿題。
ところで、「Car io」という雑誌を見つけました。こんなのが出てたのは今まで知りませんでした。他の雑誌にはない味があって、こういうのは個人的に大好きです。「NAVI」の香りも好きですがそれよりもっと身近でいいですね。
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2004.02.24
いよいよ明日から国立大の前期日程入試がはじまります。平常心で受験してもらいたいものですね。
今年は前年よりも若干倍率が下がっていますが、受験生減よりも5教科7科目の影響が思ったより大きいのでしょう。関西のほうでは私立大学入試でも前年と違った傾向がみられます。なかなかすべりどめがすべりどめになりません。
そういえば、最近は国立大学の数学の問題をなかなか完答できる受験生が少なくなったという話を某所で入試の採点にあたる人から聞きました。大学入試では2006年問題というものが存在しています。これは03年度から実施されている新課程による高校教育の卒業生が大学受験をする年にあたります。このときには相当の学力低下がおきるのではないか・・・というのが内容です。
東大は2006年度からも学習指導要領の内容を逸脱しない問題を作成すると発表しました。さて、他の大学は・・・
ところで、実はビデオの予約録画というものを生まれてこのかたしたことがないことが判明しました。「ビデオの予約録画をしといてね」と妻にいわれて自分でもはじめて気がつきました。う〜ん。確かにテレビはついていれば見ますが、もともと番組表なるものを見ないので、予約したいという気持ちがありません。断っておきますができないわけではありませんよ。今回もたぶんこうするんだろうなと思ってやるとできました。もともと自分の知らないスイッチ類があることに耐えられないので、どんな機械類でもすべてのスイッチをさわってみたくなります。ところが、例外がビデオとカメラ類です。我が家でもこれらは妻の持ち物です。さわったこともほとんどありません。ゆえに我が家では妻の写真はほとんどありません。う〜ん。
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2004.02.21
千葉大の飛び級入試がはじまってずいぶんとたちます。今年も8名の生徒が入学したというニュースは聞きましたが、入学後の学生たちの様子はまったく耳にしませんでした。はじまった当時は賛否両論でした。中途半端に考え中途半端にしかできないのであればやめたほうがいいというのが持論です。それでは単なる青田買いでしかありません。その後どうしてのばしていくのか。実際にそれだけの才能をもった若者たちを選抜できているのか。それだけの才能があるものを、中途半端な教官たちがつぶしてしまうのではないか。大学の授業の質のまずさからくる意欲の低下を転化しているだけなのではないか。などという疑問も持ち続けていました。しかし、偶然このような文章をみつけました。内容はともかく、この文章の力強さ、説得力にうれしくなりました。
それはともかく、今日は娘の通う幼稚園の学芸会(娘の幼稚園ではみのりの会というんだそうです)でした。規律というにはあまりにも微妙な「しばり」の中でみんな劇(のようなもの)やダンス(のようなもの)をやってました。全員が目をきらきらさせていたわけでもありませんが、見る分にはとても面白かったです。ただ、いい席をとろうとならばなくてはいけないのはなんとかしてもらえませんか(>園長先生)。それにしても、いつも思いますが幼稚園の先生ってすごいですね。
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2004.02.20
慶応でも出題ミスがあったようですね。これだけ入試が多様化してくると、しかたがないことでしょう。受験生もそれを考えた受験をしなければいけません。
以前某国立大学で大問1問がまったく解けない問題がありました。受験した生徒がその問題をもってきたのですが、明らかに出題ミスとわかるようなものではなく、答を出せるのではと考えてもしかたがないような問題でした。彼女(女子生徒でした)は、その問題に20分を費やしたそうです。次の日のニュースでさっそくそのことが報道され全員に得点を・・・といういつものパターンになりましたが、その問題を投げた生徒も、必死で考えた生徒も同じ得点というのは納得がいかないと彼女は憤慨してました。
それ以来、授業では問題が間違っている場合もあるよという忠告をしてますが、忠告にしたがって分からない問題は間違っていると投げてもらうのも困りものです。
出題ミスを指摘するには相当高い学力がいります。ぎりぎりの受験生では無理でしょう。
ちなみにそのときの彼女は無事合格しました。
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2004.02.19
専門学校が大学を設立したという話を立て続けに2つ聞きました。京都情報大学院大学と東京リーガルマインド大学です。
新しい発想の大学がでてくることは歓迎すべきことです。しかし、過去にいろいろとあった新しい発想の大学はあまり成功していません。その例からいくと今回も・・・となりそうですが、どちらも母体が専門学校としては十分に成功しているだけに、少々期待をしております。
私立大学はどこもこれからの時代を生き抜くために試行錯誤しています。時代にあった(ように見える)学部を作ったり、学生のケアを増やしたり。国立大もいろいろと動きが出てきはじめてますね。
全て含めて、学生側からは歓迎すべきことです。選択肢がふえるのですから。
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2004.02.18
茨城県のどこかの町でで小学校が通年制を採用するとのニュースがありました。どうでしょうか。通年制は極端でも二学期制を採用している学校は増えてきています。しかし、中途半端に考えられた学期制ならば反対です。二学期制で年に2回しか通知票をもらわないというのであれば、刺激が少なすぎます。勉強はたいていの人にとっては苦痛を伴うものです。継続してやりとげるには何らかの刺激が必要です。今まではその刺激が通知票であったわけで、それが少なくなるのは・・・。
一方、二学期制をとる学校では小テストなどを増やしているところが多いようですが、小テストは生徒にとっては刺激ではなくストレスです。
ストレスが増えるばかりでモチベーションをたかめる刺激がへるのはどうなんでしょうか。もちろん、その辺をしっかりと考えている学校や地区もあるでしょうが。
一番大切なのは、だめだったなと思ったらすぐにもとにもどすことでしょう。過ちを認めずなかなかもとの状態にもどすことをしないのが行政の常ですが、教育は国の柱です。日本の将来がかかっています(ちょっとおおげさですけどでもそうでしょう)。
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2004.02.14
今日は大学の合格発表がいくつかありました。受かった生徒もいれば落ちた生徒もいます。大学受験ですから全焼する(間違えた全勝ですね。でもこれはこれでいいかも。こういう気分の人もいるかな。そうならないようにがんばらなくては)ことはなかなか難しいことです。今日はそのケアに追われていました。爆裂モード進行中です。
今朝は6時半おきでした。これは少しつらいですね。深夜はお稲荷さんのお祭りでしたので飲んでいるはずですからいかなくては。いそいそ。
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2004.02.10
首都大学東京ですか・・・。これはすごいネーミングなのか、あまりにも陳腐なのか判別不可能です。なんで大学のうしろに東京がつくのか? さらに極めつけはよくわからないサポーター組織です。これは学友会や同窓会が名前を変えただけのものなんでしょうか。
まあ、ホンダのオデッセイも最近よくみかけますが、あのブルドッグ顔がかっこよく見えてきました。最初写真でしかみてなかった時には、ゾッとしてたんですが。今は、ちょっとほしいです。
首都大学東京もどんなイメージでうけいれられるんでしょうかね。
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