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2006.04.26

黄砂にもいい面はある?-酸性雨の原因物質を吸着

Yahoo!NEWSより「黄砂粒子に汚染物質吸着 名古屋大が新装置で実証」(共同通信)

名古屋大太陽地球環境研究所の松見豊教授(大気化学)の研究グループは25日、中国などから飛来する黄砂の粒子の一粒一粒に、酸性雨の原因の大気汚染物質が吸着していることを、新開発の分析装置を使って初めて実証したと発表した。
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今年の春は車を洗う気になりません。洗ってもすぐに黄砂でどろどろに。

黄砂は、内陸部のゴビ砂漠やタクラマカン砂漠などの乾燥地帯や黄土地帯で強風により吹き上げられた多量の砂塵が上空の風に運ばれて日本、韓国、中国などで降下する現象をいいます。

一般的には春に多く観測されます。今年は特に東北や東京でも黄砂が観測されるなど、多量の黄砂が日本にも降り注いでいます。これは内モンゴルなどの降水量の減少と平均気温の上昇などの要因が重なったことが原因だと考えられています。

この黄砂にも少しはいい面もあるのかもしれません。

黄砂は、上空へと巻き上げられた直後には、本来の黄砂の化学組成を保っていますが、西風に乗って東進するうちに、中国や韓国などの人間活動に伴う様々な微量成分を吸着します。例えば、化石燃料の燃焼に伴う硫黄酸化物が、黄砂粒子の表面に付着しており、その硫黄分が、日本付近の大気環境に影響をもたらしていることが分かってきました

そこで、研究グループは、大気中からフィルターで集めた粒子の集合体の平均値を測定する従来の手法に代わり、粒子一粒ごとの成分をレーザーで瞬時に分析できる装置を新たに開発。茨城県つくば市の国立環境研究所内で観測を行いました。

その結果、黄砂には酸性雨の原因となる大気汚染物質が吸着していることが分かったということです。

松見教授らは、黄砂がアルカリ成分を持つことから、酸性雨の原因物質を中和し、影響を低減する役割を果たしているとみている。研究結果は米地球物理学会誌に近く掲載される。
僕が車を洗わないのは黄砂のせいなんかじゃなく、単に面倒くさいからではないかと妻は疑っていますが・・・(笑)

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