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2006.04.19

躁鬱病の原因はやはりミトコンドリアか?-躁鬱病のマウスを作成

毎日新聞より「そううつ病マウス:理研チームが作成 治療法、新薬開発に

理化学研究所脳科学総合研究センターの研究チームが、人間のそううつ病に似た症状を示すマウスを作り出すことに成功した。そううつ病のモデル動物はこれまでなく、このマウスを実験に使えば、病気の治療法や新薬の開発に役立つという。米専門誌の電子版に18日付で発表した。
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躁鬱病は、精神分裂病とならぶ2大精神疾患の1つで、躁状態と鬱状態が交互に表れる病気です。鬱状態から急に躁状態になることもあり、一晩のうちに躁転することもあります。鬱病とは違って100人に1人位しかかからない病気ですが、再発率が高いので、生涯にわたる予防療法が必要となります。

躁鬱病の原因は、神経伝達物質の伝達機構に異常が生じるのではとの仮説が有力視されていますが、はっきりと分かっているわけではありません。また、躁鬱病患者にはミトコンドリア変異がみられることもあり、ミトコンドリアと何らかの関わりがあるのではとも考えられています。

研究チームは、遺伝子を改変して、脳の神経細胞のミトコンドリアが徐々に機能障害を引き起こすマウスをつくりました。

その結果、正常なマウスは暗いときに活動し明るくなると活動を止めますが、機能障害マウスは明るくなってもしばらく動き続け、暗くなる前に動き始めるなど、躁鬱病患者の不眠症状に似た異常行動が確認されたということです。

また、このマウスに躁鬱病患者に投与される炭酸リチウムを与えると症状が改善。逆効果とされる「三環系」と呼ばれる抗うつ薬を与えると、症状が悪化しました。

加藤さんは「ミトコンドリア仮説を支持する結果で、モデル動物として利用できる」と話す。
このマウスを研究することで、躁鬱病の研究が進めばいいのですが。

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