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2006.04.10

富国強兵でE型肝炎もやってきた

YomiuriONLINEより「E型肝炎ウイルス、100年前に土着化…ブタ輸入で

最近になって存在が確認され、ときおり集団感染を引き起こすE型肝炎ウイルスは、すでに約100年前には国内に侵入し、“土着化”していたことが、厚生労働省研究班(主任研究者・三代俊治東芝病院研究部長)の調査研究でわかった。
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E型肝炎は水や食べ物などを通じて感染するウイルス性肝炎です。潜伏期間は数週間で、発熱や吐き気などの症状があります。感染は一過性で発症しない人も多いが、まれに劇症肝炎になることもあります。大部分は完治しますが、妊婦が感染した場合は10%以上の高い致死率を示すといわれています。

もともとアフリカやインド、東南アジアなど衛生状態のよくない国で流行していたため、これらの国への旅行者にのみ見られる輸入感染症だとされてきました。しかし近年、渡航歴のない患者の存在が各国で知られるようになり、同時に豚にも類似のウイルスが存在することが明らかにされ、ブタが感染源の一つではないかと疑われています。

E型肝炎ウイルスは遺伝子の特徴から1-4型があることが知られており、時間の経過とともに変化していきます。この遺伝子の変化を調べることで、ウイルスの歴史、移動、系統関係などがわかります。

この研究では、国内と世界各地で見つかったE型肝炎ウイルスの遺伝子を比較。国内のウイルスは大きく分けて3型と4型の二つのグループが混在し、いずれも約100年前に、起源となるウイルスが国内に侵入したことがわかりました。

富国強兵政策の一環で、軍人の体力をつけるため英国から輸入したブタによって持ち込まれ、肉食文化の普及で全国に拡大したのではないかと研究チームは考えています。

E型肝炎ウイルスの感染経路は、ブタやシカ、イノシシなどの肉の生食によるものと分かってきた。しかし数年前まで日本のE型肝炎のほとんどは、インドなど海外で感染したものと考えられていた。
加熱すれば大丈夫といわれていますので、豚やシカ、イノシシなども生食でなければ大丈夫です。

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