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2006.04.14

2億年前からメスだけで繁殖したと考えられてきたカイミジンコのオスを発見!

Yahoo!NEWSより「世界の研究者探したオス発見=カイミジンコ「メスだけ」覆す-琵琶湖博物館など」(時事通信)

メスだけで2億年間生息してきたと考えられてきた微小生物カイミジンコのオスを鹿児島県の屋久島で発見したと、滋賀県立琵琶湖博物館などの研究グループが13日、発表した。
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カイミジンコは水草の多い浅い池や水田に生息する甲殻類で、体の大部分が2枚貝の貝殻に似た殻に覆われています。しかし、その最大の謎は、メスしかいないという点です。

ダーウィニュラ科のカイミジンコの約2億年前以降の化石は、すべてメスと幼体で、約30の現存種でもメスしか確認されていません。したがって、約2億年前の中生代三畳紀にオスが消滅し、メスだけで繁殖を繰り返してきた世界最古の無性生殖生物であるとするのが定説となっていました。

しかし、メスからメスが生まれる無性生殖生物は理論上、長期間生存できないという点は解明されておらず大きな謎とされてきました。

滋賀県立琵琶湖博物館のロビン・ジェームス・スミス学芸技師と金沢大大学院の神谷隆宏教授ら3人は、2003-05年にかけて、鹿児島県・屋久島の海岸近くの泉で約400個体のダーウィニュラ科のカイミジンコを採取。そのほとんどはメスでしたが雄を3匹発見。体長0.395ミリで、雌の0.45ミリより一回り小さいということです。雄は雌の幼体と形や大きさが似ており、生殖器は殻に覆われて外からは分からなかったようです。

この成果は学術雑誌「英国学士院紀要」電子ジャーナル版に掲載された。
やはりオスがいました。外見は幼生とそっくりなためこれまでは幼生だとされてきたのかもしれません。とにかくこれでオスの威厳は守られました(笑)

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