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2006.03.15

彗星のチリの中に高温の生成物−どこからきたのか

Asahi.comより「彗星のちりに高温生成鉱物含まれる NASA発表

米航空宇宙局(NASA)は13日、無人探査機「スターダスト」が世界で初めて持ち帰った彗星(すいせい)のちりには「かんらん石」など高温下で生成される鉱物が含まれていた、と発表した。
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彗星は「汚れた雪玉」とも呼ばれるように冷たいイメージがつきまとっています。この彗星のちりの中に、太陽の近くのような高温下で形成される鉱物結晶「かんらん石」が見つかりました。

かんらん石は鉄やマグネシウムを含む鉱物ですが、NASAのこれまでの分析では、特にマグネシウムが多く含まれており、1000度以上の高温下でできたとみられています。

ほかにも、カルシウムやアルミニウム、チタンを多く含む高温下で生成される鉱物も見つかったということです。

1999年7月に打ち上げられたスターダストは、彗星の物質を採取して今年の1月に地球に帰還しました。サンプルに含まれていた分子と星間ダストは研究のために150人以上の世界中の科学者に配布されています。

スターダストがサンプルを採取したのは「ウィルド第2彗星」と呼ばれる彗星ですが、この彗星は太陽から遠く離れた冥王星の軌道付近で形成されたと考えられています。そのため熱い場所にある成分が含まれるのは予想外のことになります。

研究チームは、誕生直後の太陽からはジェットが噴出し、付近の物質が彗星が生まれる太陽系の周縁部まで運ばれたのかもしれないと推測しています。

ただ、彗星の材料が別の太陽系から運ばれてきた可能性もあり、NASAはちりの年代測定などを進めることにしている。
彗星の成り立ちそのものが議論になるかもしれません。

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Comments

受験時のお忙しさは、ピークを越えられたのでしょうか。
また、文章が拝見できて嬉しいです。>超非科学人間

星の話は、ロマンをかき立てられます。あまり暴いて欲しくなかったりして……


Posted by: | 2006.03.15 at 11:13 AM

覚えていていただいて光栄です。何とかピークを越えました。これからもよろしくお願いします。

Posted by: Fum | 2006.03.16 at 12:06 AM

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