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2006.02.17

小さな魚を逃がすのはよくない結果をうむかもしれません

YomiuriONLINEより「大物ばかり捕っちゃダメ…魚群の生命力低下

魚群から大きい個体ばかりを漁獲していると、魚群の小型化や生命力の低下を招き、水産資源の崩壊につながる恐れがあると、米・ニューヨーク州立大ストーニーブルック校と東京農業大生物産業学部(北海道網走市)の共同研究チームが実験で突き止めた。
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かつて地球上に豊富に見られた魚の漁獲量は年々減少しています。これは魚の乱獲によるものだと考えるのが普通です。しかし、乱獲した魚を守るために漁獲量を制限した地域でも、乱獲された魚のうちある種のものは以前の個体数に戻ることはありません。これを説明するかもしれない研究結果が発表されました。

研究チームは、2002年から、トウゴロウイワシの仲間である「アトランティックシルバーサイド」を使い、大きい方から90%の個体を取り除いた群と、小さい方から90%を除いた群、規則性なく90%を除いた群の計3群に分けて、6世代にわたって実験室で飼育しました。

その結果、小型魚ばかりの群は、稚魚の体長や餌に反応する時間、生存日数など、ほとんどのデータでほかの群よりも劣っていることがわかったとのことです。

漁を行うときは、大きな魚を手元に残して、小さな魚を逃がすのが普通です。これは将来の漁獲資源を守るための行動ともいえますが、この研究では、その行動により魚類の集団の遺伝子が偏り、最終的な繁殖力をも低下させてしまうといえそうです。

研究に参加した東京農業大の千葉晋講師は「自然界への影響が証明されれば、大型魚を残すための規制や、優れた魚の遺伝子を残す『ジーンバンク』の設置を考える必要がある」と話している。
小さな魚をリリースすることが逆に悪い結果を生んでいるのでしょうか。

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Comments

「逃がした魚は大きい」とも!
意味が違ったっけ?(大汗)

Posted by: | 2006.02.17 at 01:36 AM

だからますます小さな魚が増えるわけですね(笑)

Posted by: Fum | 2006.02.18 at 12:39 AM

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