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2006.01.27

これまでで最も小さい太陽系外惑星発見−地球と似ていますが生命はいないようです

Asahi.comより「重力レンズ応用、新手法で惑星発見 第二の地球探し前進

名古屋大学太陽地球環境研究所やニュージーランドの大学などで作る観測チームは、英米チームと共同で地球の約5倍の重さの、太陽系外にある惑星を発見した、と発表した。
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太陽系外の惑星はこれまでにも150個以上が発見されていますが、そのどれよりも地球に近い惑星の発見です。

発見された惑星は地球から2.2万光年離れた位置にあり、地球の5.5倍の質量をもっています。太陽の5分の1の重さの恒星の周りを回っているとのこと。恒星との距離は太陽と地球の2.6倍で、公転周期は10.4年。

これまでに発見された惑星はすべて木星のようにガスからできている惑星でしたが、今回発見された惑星は地球のように岩石か氷でできているとみられます。

ただ、その太陽にあたる恒星は温度の低い赤色矮星であるため惑星の表面温度は零下220度で、生命が存在する可能性はなさそうだということです。

今回の惑星発見は、アインシュタインが提唱した「重力レンズ」技術を用い、世界中に設置された望遠鏡のネットワークを使って実現されました。

「重力レンズ」とは、恒星の重力効果が巨大な天然の望遠鏡のような働きをし、さらに遠くの恒星を大きく見せる現象です。これまでの惑星は、恒星の前を横切る時に重力によって恒星の光を屈折させる現象を利用した間接的な方法で発見されていましたが、惑星が地球のようにはるかに小さい場合などは発見が困難でした。

〈国立天文台の田村元秀・太陽系外惑星探査プロジェクト室長の話〉 これまで多くの惑星を見つけたのとは違う方法で、軽い惑星を発見したことが新しい。生命が存在する可能性がある「第2の地球」を見つけるのにつながる成果だ。
惑星の発見も加速しています。それこそ生命体が存在できる可能性のある惑星が発見されるかもしれません。

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