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2006.01.31

耳あかのタイプを決める遺伝子発見

Asahi.comより「耳あかのタイプ、1塩基の違いで決定 長崎大教授ら発表

ネバネバか、カサカサか、耳あかのタイプは、ある遺伝子の塩基配列のたった一つの違いで決まることが、新川詔夫(にいかわ・のりお)・長崎大大学院医歯薬学総合研究科教授らの研究で分かった。
0601311
耳あかにはネバネバした「湿型」とパサパサした「乾型」があります。これは遺伝によるものであることは70年ほど前からわかっていました。しかし、具体的な遺伝子は不明でした。

実は、耳あかは本来湿っているもので、乾燥したタイプは耳あかではなく、単に皮膚がはがれたものです。乾燥タイプの人は耳あかが出ない突然変異ということになりますが、日本人は約8割がこのタイプに分類されています。

研究チームは、長崎県在住の日本人126人の耳あかの型を調査。同時に「ABCC11」と呼ばれる遺伝子の特定の部分の塩基が「アデニン(A)」か「グアニン(G)」なのかを分析しました。
 調査対象者のうち乾型は88人で、うち87人が父母の両方から「A」でできた遺伝子を受け継いでいる「AA」型に分類されました。一方、湿型は38人で、全員が父母の片方または両方から「G」を受け継いだ「GA」型か「GG」型だったとのことです。

この遺伝子で「G」を両親のどちらかから受け継ぐと湿型の耳あかになるようです。

耳あかは世界の民族の大半が湿型で、中国北部、韓国や日本など北東アジアでは乾型が多いといわれています。

今回の結果を考古学の研究とあわせたところ、この遺伝子はもともと「G」が一般的でしたが、約2万年前にシベリアなど北東アジアに「A」型に突然変異した人が現れ、その子孫が世界中に散らばっていったのではと研究チームは推測しています。

この遺伝子は、薬剤の代謝や排出と関係しており、将来、耳あかの型が、薬の効果や副作用を予測する一指標になるかもしれないという。29日付の米科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に発表した。
将来は医者に行くと体温を測るのと同じように耳あかをとられるかも(笑)

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優性遺伝子はなぜ発現するのか?

Yahoo!NEWSより「劣性遺伝子押さえ込む メンデルの法則仕組み解明」(共同通信)

遺伝に関する「メンデルの法則」で、植物が“両親”からそれぞれ受け継いだ性質のうち優勢な一方だけ表れる「優性の法則」の原因の1つを、奈良先端科学技術大学院大の高山誠司教授(細胞間情報学)と東北大などのグループが見つけた。
有性生殖をする動植物は、色や形など様々な性質を生み出す遺伝子を父親と母親由来の一つずつ持ちます。19世紀半ばにエンドウマメを使った実験で修道士メンデルは表れる性質と、隠れていて子孫に伝わる性質があることを発見しました。表れる性質を「優性」、隠れているのを「劣性」と呼びますが、性質そのものに優劣はありません。これを「メンデルの優性の法則」と呼びます。

この優性の法則に関しては、遺伝病など遺伝子の働きに異常がある場合に優性・劣性の違いが生じる経過は判明していたが、二つとも正常な遺伝子の場合に、片方だけが表れる仕組みはよくわかっていませんでした。

高山教授らは、アブラナ科のカブラで、自分の花粉がめしべについても受精しないようにする「自家不和合性」の遺伝子を研究。劣性の遺伝子で、遺伝子の発現を制御する部分に炭化水素の一種が取り付いて「メチル化」と呼ばれる化学変化が起き、遺伝子の発現を押さえ込んでいることを発見しました。

「メチル化」のおきた遺伝子は性質を発現するタンパク質に変換することができず、劣性が表れなくなったとみられます。

遺伝子内部の配列自体は変化していないことから、研究グループは、交配後に起きる劣性遺伝子の化学反応により優性の性質が発現していると結論付けました。

高山教授は「今回の仕組みが、優性の法則でどれだけ一般的かを調べたい」と話している。
この仕組みが一般的なものであれば、品種改良などが行いやすくなるのではないでしょうか。

<参考>「メンデルの法則に修正の余地が?

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NEWS CLIP 06/01/30

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2006.01.30

NEWS CLIP 06/01/29

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2006.01.29

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2006.01.28

世界最小の魚を発見!

CNNより「体長7.9ミリ、世界最小の「魚」発見 スマトラ島

インドネシア・スマトラ島中部の泥炭湿地林から、体長7.9ミリと世界最小の新種の「魚」が見つかった。
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この魚は鯉の仲間ですが、成熟したメスでも体長はわずか7.9mmしかありません。

もともと1996年にこの魚は発見されていましたが、新種とは思われず誤って既存の種に分類していたとのことです。

この魚はその生態や体の構造がとてもユニークです。体は半透明ですが、体もそして脳も骨格により保護されていません。また、メスは体内に2、3個の卵を作ることができるくらいの小さな卵巣しかもちません。オスは大きな腹びれと発達した筋肉を持つのが特徴で、これらは交尾時にメスをしっかりつかまえるためと見られています。

何よりこの魚はpHが3という酸性度が高い泥水の中に生息することが可能です。

これまで、泥炭湿地林にはあまり生物が生息していないと考えられてきたが、最近の調査や研究の結果、非常に多様な生態系があることが判明。しかし、計画性のない開発や養殖場開設のため、泥炭湿地林は減少する一方だ。
非常に奇妙な魚です。絶滅しないようにするとともに、生態の詳しい解明も進んでいってほしいのですが。

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NEWS CLIP 06/01/27

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2006.01.27

これがインフルエンザウイルスだ!−内部構造の撮影に成功

YomiuriONLINEより「東大、インフルエンザウイルスの内部構造撮影に成功

東大医科学研究所が、毎年流行するA型インフルエンザウイルスの内部構造の直接撮影に成功した。
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この研究を行ったのは、東大医科学研究所の河岡義裕教授、野田岳志・特任助手らの研究チーム。増殖した直後のウイルスを縦横に輪切りにして、電子顕微鏡で内部を観察しました。

インフルエンザA型の遺伝子は、8つに分かれたRNAで構成されています。感染細胞から出てきたウイルスの内部を電子顕微鏡で輪切りにして観察したところ、RNAが、1本を中心にして、その周りに7本が規則的に配置されている様子が確認できました。また、ウイルスが新たに複製される際は、この8本のRNAが1セットになって取り込まれていることも確認できました。

画像では、タンパク質に巻き付いたRNAは、それぞれの長さが少しずつ異なっていたとのことです。

世界初の成果で、26日発行の英科学誌ネイチャーに発表する。
新型インフルエンザの恐怖が蔓延する中、治療薬の開発につなげることができれば最高なのですが。

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これまでで最も小さい太陽系外惑星発見−地球と似ていますが生命はいないようです

Asahi.comより「重力レンズ応用、新手法で惑星発見 第二の地球探し前進

名古屋大学太陽地球環境研究所やニュージーランドの大学などで作る観測チームは、英米チームと共同で地球の約5倍の重さの、太陽系外にある惑星を発見した、と発表した。
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太陽系外の惑星はこれまでにも150個以上が発見されていますが、そのどれよりも地球に近い惑星の発見です。

発見された惑星は地球から2.2万光年離れた位置にあり、地球の5.5倍の質量をもっています。太陽の5分の1の重さの恒星の周りを回っているとのこと。恒星との距離は太陽と地球の2.6倍で、公転周期は10.4年。

これまでに発見された惑星はすべて木星のようにガスからできている惑星でしたが、今回発見された惑星は地球のように岩石か氷でできているとみられます。

ただ、その太陽にあたる恒星は温度の低い赤色矮星であるため惑星の表面温度は零下220度で、生命が存在する可能性はなさそうだということです。

今回の惑星発見は、アインシュタインが提唱した「重力レンズ」技術を用い、世界中に設置された望遠鏡のネットワークを使って実現されました。

「重力レンズ」とは、恒星の重力効果が巨大な天然の望遠鏡のような働きをし、さらに遠くの恒星を大きく見せる現象です。これまでの惑星は、恒星の前を横切る時に重力によって恒星の光を屈折させる現象を利用した間接的な方法で発見されていましたが、惑星が地球のようにはるかに小さい場合などは発見が困難でした。

〈国立天文台の田村元秀・太陽系外惑星探査プロジェクト室長の話〉 これまで多くの惑星を見つけたのとは違う方法で、軽い惑星を発見したことが新しい。生命が存在する可能性がある「第2の地球」を見つけるのにつながる成果だ。
惑星の発見も加速しています。それこそ生命体が存在できる可能性のある惑星が発見されるかもしれません。

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NEWS CLIP 06/01/26

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2006.01.26

NEWS CLIP 06/01/25

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2006.01.25

NEWS CLIP 06/01/24

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2006.01.24

1月23日は1年で最も憂鬱な日?

gooニュースより「きょうが1年で最悪の日=英心理学研究者

1月23日(月曜日)は1年で一番憂鬱な日―。英国の心理学者がこんな学説を唱えている。
0601242
この説を唱えているのは英カーディフ大学のクリフ・アーノール氏。数百人を調査し、数式を使ってその結果を一般化しました。

その結果、人が最も憂鬱になるのは1月24日に最も近い月曜日で、今年は23日がそのパターンに当てはまることになります。

使った公式は、[W + (D-d) x TQ ]/( M x NA) というもの。Wは天候、Dは借金、dは月給、Tはクリスマスからの時間などを表す変数だとのことです。

つまり、クリスマスから大晦日、新年に至るお祭り気分が終わり、日常の仕事に本格的に復帰しなければならないこの時期。気がつくとクリスマス以来の遊びに使った経費の支払いがのしかかり、向こう数週間を眺めても、格段面白そうな出来事も期待できないのがこの時期で、さらに寒い気候が追い討ちを掛けるということでしょうか。

さらに氏はテキサスやフロリダ、カリフォルニアのような気候の良い土地をのぞいてアメリカにもこの公式は当てはまるだろうと述べています。

ただし、23日に憂鬱になりやすいという事実を逆手に取り、ウツを撃退することができる。アーノール氏は「ウツな気分を契機に自分の心を入れ替え、新たな飛躍台にすることに活用できる」と話している。
そういえば僕も一日中、鬱な気分でした(笑)

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冷蔵庫からジュースを取り出すヒューマノイドロボット

毎日新聞より「人間型ロボット:自律動作で生活支援 産技総研が開発

産業技術総合研究所(茨城県つくば市)は23日、自律動作ができる新システムを組み込んだ人間型ロボット「HRP−2」が、人の声を聞き分けて冷蔵庫からジュースの缶をテーブルまで運ぶ様子を公開した。
0601241
またまたヒューマノイドロボットです。ヒューマノイドロボットは家事支援、看護・介助支援、消防防災等の生活分野でのサポートを行う次世代型ロボットとしての開発が主となっています。

このロボット「HRP−2」も生活環境内での人間の生活活動を支援するためのヒューマノイドロボットプラットフォームです。

ヒューマノイドロボットHRP-2プロメテに高速度・高精度のカメラシステムを搭載することで、人間の眼のように作業する環境や対象物を立体的にとらえて知覚する視覚システムの機能および精度を向上しました。また、レーザー距離センサを搭載して歩き回ることで、部屋の地図を作成したり、作成した地図から自分の位置を認識し、ステレオカメラから得られる距離情報を利用して三次元的な障害物を発見することが可能となっています。

複数のマイクロホンを用いて人間の音声と雑音を分離・除去する音声インターフェースも備え、聴覚機能とよべるものまで付加されているとのこと。

この公開では、1台目のロボットが「ジュースを持って来て」という人の声を聞き分けてもう1台のロボットに伝達。伝達されたロボットは、途中の椅子を片付けた上で冷蔵庫の扉を開けてジュースの缶を取り出し、命令者の近くまで運びました。

同研究所は、レーザー光線で自分の周りを立体的にとらえるシステムを組み込んだロボットも開発しているが、「HRP−2は、実生活で生活支援に役立つロボットの一つの形態。技術を組み合わせ、さらに機能強化を進める」と意気込んでいる。
ロボットが冷蔵庫をあけている姿はなかなかユーモラスですね。まるで盗み食いでもしてるかのような(笑)

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NEWS CLIP 06/01/23

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2006.01.23

NEWS CLIP 06/01/21・22

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2006.01.21

玉手箱の中にはしっかりと彗星のちりが入ってました−アミノ酸なんかあったりして(笑)

Asahi.comより「これが彗星のちり NASAが公開

米航空宇宙局(NASA)は18日、無人探査機「スターダスト」のカプセルが地球に持ち帰った彗星(すいせい)のちりの写真を公開した。
0601213
彗星には、約46億年前に太陽系を形成した物質が、ちりやガスの形で閉じ込められているとされています。このちりの形状や成分を、顕微鏡やさまざまな分析法で詳細に調べることが可能になるため、太陽系の進化過程の理解が大きく進むと思われます。

NASAの彗星探査機「スターダスト」は、1999年の打ち上げ後、2000年に惑星間ダストを採取、2004年には、火星と木星の間にあるウィルド第2彗星に接近し、彗星核のまわりに広がっている彗星頭部の“コマ”を構成する粒子を採取していました。

今回、調べてみると「エアロゲル」と呼ばれる物質を詰めた採取器に、ちりがしっかり捕らえられていたそうです。粒子は黒っぽく、長さ0.01mmほどのいびつな形をしています。
この粒子以外にも、顕微鏡でしか見えない微小サイズも含めると、100万粒以上捕らえている可能性があるとのこと。

 米ユタ州の砂漠地帯に15日に着地したカプセルから、採取器が入った容器を取り出し、17日にテキサス州ヒューストンのNASAジョンソン宇宙センターに移送していました。

主任科学者のドナルド・ブラウンリー教授(米ワシントン大)は「予想を上回る大成功だ。大きなものから小さなものまで、たくさんのちりが確認できる」と話した。
生命の基となるアミノ酸が含まれている可能性もありますね。

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妊娠中に魚を多く食べるほど子供は聡明になる?

Yahoo!NEWSより「魚食べれば聡明な赤ちゃん出産=「オメガ3」が貢献−英米研究者」(時事通信)

妊娠中の女性が「オメガ3脂肪酸」を含む魚を多く食べれば、生まれてくる子供はより聡明(そうめい)かつ社交的になる傾向があることがこのほど、英米研究者らの調査で明らかになった。
0601212
米国の国立衛生研究所らの研究チームは、9,000人の母親と子供たちを追跡調査。

その結果、「オメガ3脂肪酸」を含む魚を妊娠中に多く摂取した母親から生まれてきた子供は大きくなってから社交的で聡明になる傾向があると明らかになったそうです。

オメガ3脂肪酸はヒトの必須脂肪酸の1つです。必須脂肪酸にはリノール酸の系列の「オメガ6」とリノレン酸の系列の「オメガ3」があります。この2つはお互いに補うことができないため、両方ともバランスよく摂取することが求められます。

オメガ3を多く含む食品には、海藻、シソの実、魚介類、亜麻仁油などがあげられますが、現代人の食生活はオメガ6が多くオメガ3が少ないことが問題となっています。

今回の研究では、オメガ3の摂取量が少なかった母親から生まれた子供は、言語性知能指数が平均よりも6ポイント低いという結果になりました。

また、友人を作ることが苦手だという傾向も見られたそうです。

英誌エコノミスト最新号(21日付)によると、研究者らは15年前から1万4000人の子供を対象に調査を実施。
しかし、魚のとりすぎは逆に水銀などの汚染物質の摂取の危険性も増えるような気が・・・。

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冥王星への旅に出発−過去最速のスピードですが

Asahi.comより「冥王星へ探査機打ち上げ NASA

太陽系の第9惑星の冥王星を目指し、米航空宇宙局(NASA)の探査機「ニューホライズンズ」が米東部時間の19日午後2時(日本時間20日午前4時)、フロリダ州ケープカナベラル空軍基地からアトラス5ロケットで打ち上げられた。
0601211
冥王星の無人探査機「New Horizons」がいよいよ48億キロ離れた冥王星に向かって旅立ちました。

1960年代初めから、NASAは火星、水星、金星などの太陽系の惑星に無人探査機を送り込んできました。そして冥王星が残された最後の惑星になります。

「New Horizons」は、幅2.1m、奥行き2.7m、高さ0.7mのグランドピアノほどの大きさで、重さは478kg。大気の組成を調べる高性能の紫外線分光計、地形を調べる高性能カメラなど、7つの観測装置を搭載しています。

この探査では、冥王星の衛星カロンの探査に加えて、冥王星周辺の「エッジワース・カイパーベルト」と呼ばれる多数の小天体が集まる領域への接近も試みられる予定です。

実は、「New Horizons」はこれまで打ち上げられた中で最も高速の探査機です。アポロ11号では3日間かかった月までの道のりをわずか9時間で通過、1年で木星に到達する予定です。木星に到着後は木星の重力を利用して、さらに時速7万5600kmまで加速します。

冥王星周辺への到着は、15年7月ごろの予定です。

打ち上げは当初、17日の予定だったが、強風などで2日間延期された。
冥王星は太陽から遠く離れているため太陽電池は使えず、「New Horizons」はプルトニウムを動力源としています。原子力反対派の注目も集めていたようですが、無事打ち上げられました。

<参考>「冥王星探査機「ニューホライズンズ」、年明けに打ち上げ

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NEWS CLIP 05/01/20

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2006.01.20

復讐を好むのは女性より男性?

YomiuriONLINEより「不正を働いた人物に電気ショック…男は「満足」

不正を働いた人物が苦しむ姿を見ると、男性は満足する傾向にある――。英ロンドン大が行った最新の脳研究で、そんな結果が明らかになった。
0601201
この研究は他人の不幸に対し、人間がどう反応するかを脳画像技術を使い調べたものです。男性と女性とでは反応に明らかな違いが見られたようです。

ロンドン大ユニバーシティー・カレッジの研究チームは、男女各16人の被験者の前で、4人の役者たちに簡単なマネー・ゲームを演じてもらいました。その役者たちはマネーゲームにおいて公正な振る舞いを行い好感を持たれるような演技をした人と、詐欺行為を働き他人に嫌悪感をもよおさせる役割の人に分かれていました。

その後、公正な人物たちと嫌悪感を与える役割の人物たちそれぞれに軽い電気ショックを与えて痛がる様子をボランティアに見せ、そのときのボランティアの脳内の活動を分析しました。

分析では、「痛み」「共感」「報われたとの感情」のそれぞれに関係する脳の領域のうち、どの部分が活発になるかを調べたとのことです。

その結果、好意的に思っている他人が苦しんでいるのを見たとき、男女いずれの被験者の場合も、脳の「共感」や「痛み」と関連する領域に反応がみられました。

一方、苦しんでいるのが嫌いな人間の場合、女性は好きな人間が苦しんでいたときと同じ脳領域に反応がありましたが、男性は脳の「報酬」と関連する部分に大きな反応が見られたということです。

研究チームは、より大規模な調査を実施して、今回の研究結果を確認する方針という。
古来から男性の方が社会的な秩序を大切にする環境にあったということでしょうか。紋きり的すぎるような気がしますが・・・。

<参考>「孤独を感じるのは遺伝子のせい?」・「腹内側前頭皮質(vmPFC)が厚い人ほど不安になりにくい」・「強欲な人ほど進化の適応度が高い−慈善行動は不適応?

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ヒトをヒトたらしめているのは8番染色体?

Asahi.comより「染色体にヒト進化の根源? 慶大など発見

ヒトの23対ある染色体のうち8番染色体の中に、チンパンジーと比べて遺伝的な相違が大きい領域があることを、慶応大の清水信義教授(分子生物学)ら日米独などの研究グループが見つけた。脳や免疫機能に関連している遺伝子が含まれ、ヒトの進化に関与している可能性があるという。19日付の英科学誌ネイチャーに発表する。
チンパンジーヒトの染色体は性染色体を含めると23対46本ありますが、このうち8番染色体は全遺伝情報の5%を担い、今までに739個の遺伝子が発見されています。

研究チームはこの8番染色体を詳しく分析し、染色体の片方の端に近い部分でチンパンジーと大きく相違する部分を発見しました。

ヒトとチンパンジーのゲノムを比較すると、全体では1.2%の相違があります。しかし、8番染色体のこの部分での相違は平均2.1%で、最大では3.2%だったとのことです。

変異が大きい領域には、外敵などが侵入した際に最初に働く自然免疫や、脳が小さくなる「小脳症」の原因となる遺伝子など神経系の遺伝子が多数存在していることもわかった。
また、脳の大きさに関連する遺伝子なども含まれているとのことです。

同領域には機能不明の遺伝子もあり、今後解析を進めるという。
8番染色体がヒトをヒトたらしめているということでしょうか。

<参考>「チンパンジーのゲノム概要解読−ヒトはなぜヒトたりえるのか」・「ヒトとチンパンジーの大きな違い

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NEWS CLIP 06/01/19

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2006.01.19

HIVに感染しにくい人は西ナイル熱に感染しやすい?

Yahoo!NEWSより「抗HIV遺伝子に弱点 西ナイルに感染しやすい?」(共同通信)

エイズウイルス(HIV)に感染しにくい遺伝子変異を持っている人は、蚊が媒介する西ナイルウイルスには通常人よりも感染しやすい恐れがあることを米国立衛生研究所のチームが突き止め、米医学誌ジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・メディシン(電子版)に17日発表した。
HIVウイルスが人間の免疫細胞に吸着し侵入する際には、ウイルスの表面にあるgp120というタンパク質がヒトの細胞のCD4に結合し、さらにウイルスのgp41というタンパク質がヒトの細胞のCCR5に結合します。この結合によってHIVウイルスの膜とヒトの細胞の細胞膜が融合し、ウイルス本体が細胞内に侵入します。これが感染です。

しかし、HIVに感染しにくい遺伝子変異を持つ人は、このCCR5が全く作られなくなります。

北米の白人では約1%がこの遺伝子変異をもっているといわれています。

今回、研究チームが、CCR5を持たない変異マウスに西ナイルウイルスを感染させたところ、脳炎など症状の進行が速く、死ぬ率も高いことが分かったとのことです。

 また、米国内で人から採取した血液を調べたところ、変異を持つ人の割合は、西ナイルに感染していない群では約1%でしたが、感染者では4%を超えており、変異があると西ナイルに感染しやすい傾向が浮かびました。

西ナイル熱は、西ナイルウイルスに感染した蚊が、人の血を吸うことによって、感染する病気です。世界では毎年5,000万人が感染し、1−5%が死亡しているといわれています。

研究チームは「この種の薬を使う人は、西ナイル感染の危険を減らすため、蚊に刺されないよう注意した方がいいかもしれない」と話している。
何もかもとはいかないようです。

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NEWS CLIP 05/01/17

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2006.01.18

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2006.01.17

大口開けてダイオキシンを一飲み−スーパー細菌

Asahi.comより「ダイオキシンひと飲みスーパー細菌 京大グループ発表

体長の10分の1にも及ぶ「大きな口」をあけて物質をのみ込む特殊な細菌の遺伝子を、ダイオキシンを分解する能力がある別の細菌に組み込んでその力を倍増させることに、京都大大学院農学研究科の村田幸作教授(応用微生物学)らのグループが成功した。
OSK200601150021
この大口細菌は研究グループが京都市山科区の山林で採取したものです。

通常の細菌は、糖が重合した高分子をエサにするとき、体外に酵素を出し高分子を分解してから体内に取り込みます。しかし、発見された細菌は細胞の表面に大口を開けて高分子を丸飲みしていました。

この細菌はスフィンゴモナス属の細菌の一種で、体長約1マイクロメートル、口の大きさは約0.1マイクロメートル。

遺伝子を解析したところ、物質を輸送する膜タンパク質「ABCトランスポータ」などが穴を形成することを確認しました。

研究グループは、細胞表層で物質をつかまえ、内部へ送り込むタンパク質などを作る遺伝子5個を、同じ属で土壌中のダイオキシン分解能力を持つ「RW1」に導入。

その結果生まれた新しい細菌も同じような「大口」をもち、導入前の細菌と比べ2倍程度のダイオキシン分解能力がありました。高濃度のダイオキシンの中でも死なずに増え続けたとのことです。さらにポリウレタンの原料PPGを分解する菌に遺伝子を導入しても分解能力が向上することが分かりました。

グループは、ほかの細菌にも応用できるとみており、重金属などの有害物質を浄化したり、有用物質を効率よく作ったりするさまざまな「スーパー細菌」の開発につなげたいという。
ダイオキシンを分解する細菌はこれまでにも発見されていますが、分解能力が低く実用にはいたりませんでした。この大口細菌で少しは実用に近づいたかも。

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NEWS CLIP 06/01/16

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2006.01.16

NEWS CLIP 06/01/15

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NEWS CLIP 06/01/14

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2006.01.13

地下410kmにあるマグマの謎を解明!

Asahi.comより「地底410キロ「もう一つのマグマ」のナゾ解明

火山の下など地表近くに浮上してくる液体のマグマとは別に、地下410キロの深さにもマグマがあるのはなぜか。地震波の解析で存在がわかってから地球科学者が頭をひねってきた謎を、東北大の大谷栄治教授らが高圧実験で解明した。
地球の内部は、厚さ10−30kmの地殻の下に、高温の岩石からなるマントルがあり、その内側に核が存在します。マントルは組成物質の違いから、三層構造になっていて、このうち地下約30km−410kmの上部マントルの固体が溶けて液体になったものがマグマです。

できたマグマはまわりの岩石より密度が小さいので上昇していきます。上昇したマグマは地下数kmのところにマグマ溜りを作り噴火につながります。

これまで、このマグマ溜りが存在するのは、せいぜい地下数十km程度の深さまでと考えられてきましたが、最近の地震波による解析で約410kmの深さにも液体らしい存在が示されていました。

岩石が溶けるには約2000度の高温が必要ですが、その深さでは実際には1700度程度しかありません。

そこで大谷教授らは、水を含むと、とけ始める温度が下がることに注目。高温高圧をかけ鉱物を溶かして作ったマグマに含まれる水の量を変えて密度を測定しました。

その結果、水を最大で6.7%含む条件にすると、この深部付近でも液体の状態を保っていることを確認。さらに、高温高圧下でも溶けないダイヤモンドの浮き沈みの度合いを見ることで、比重を測定したところ6.7%の水を含んだマグマは、上部マントルの下層部の比重と一致。この付近でもマグマが滞留できることがわかったとのことです。

「プレートの沈みこみに伴い、水が地下深くまで運ばれることでマグマができると考えられる」と大谷教授は話す。
マグマのでき方なども詳しくは分かっていません。

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ホタテの貝殻から水虫治療薬−個人輸入もできます(笑)

Yahoo!NEWSより「水虫、ホタテ貝殻で撃退 八戸工大など治療薬開発」(河北新報)

ベンチャーで新素材メーカーのチャフローズコーポレーション(横浜市、笹谷広治社長)は、八戸工大(青森県八戸市)と共同でホタテ貝殻を原料とした水虫治療薬を開発した。今月下旬にも市販薬として米国で発売する。
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この薬の商品名は「MOIYA(モイヤ)」。日本語の「もーいや」から命名したようです。米国では昨秋、市販薬として承認されました。1月下旬から1本9ドル50セントで販売するとのこと。

この会社はホタテの貝