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2006.01.19

HIVに感染しにくい人は西ナイル熱に感染しやすい?

Yahoo!NEWSより「抗HIV遺伝子に弱点 西ナイルに感染しやすい?」(共同通信)

エイズウイルス(HIV)に感染しにくい遺伝子変異を持っている人は、蚊が媒介する西ナイルウイルスには通常人よりも感染しやすい恐れがあることを米国立衛生研究所のチームが突き止め、米医学誌ジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・メディシン(電子版)に17日発表した。
HIVウイルスが人間の免疫細胞に吸着し侵入する際には、ウイルスの表面にあるgp120というタンパク質がヒトの細胞のCD4に結合し、さらにウイルスのgp41というタンパク質がヒトの細胞のCCR5に結合します。この結合によってHIVウイルスの膜とヒトの細胞の細胞膜が融合し、ウイルス本体が細胞内に侵入します。これが感染です。

しかし、HIVに感染しにくい遺伝子変異を持つ人は、このCCR5が全く作られなくなります。

北米の白人では約1%がこの遺伝子変異をもっているといわれています。

今回、研究チームが、CCR5を持たない変異マウスに西ナイルウイルスを感染させたところ、脳炎など症状の進行が速く、死ぬ率も高いことが分かったとのことです。

 また、米国内で人から採取した血液を調べたところ、変異を持つ人の割合は、西ナイルに感染していない群では約1%でしたが、感染者では4%を超えており、変異があると西ナイルに感染しやすい傾向が浮かびました。

西ナイル熱は、西ナイルウイルスに感染した蚊が、人の血を吸うことによって、感染する病気です。世界では毎年5,000万人が感染し、1−5%が死亡しているといわれています。

研究チームは「この種の薬を使う人は、西ナイル感染の危険を減らすため、蚊に刺されないよう注意した方がいいかもしれない」と話している。
何もかもとはいかないようです。

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