モナ・リザの微笑みの秘密を解明
gooニュースより「モナ・リザの微笑の秘密を解明=83%が幸せ示す」(時事通信)
レオナルド・ダビンチの傑作「モナ・リザ」の微笑をアムステルダム大学がコンピューターで解析した結果、モナ・リザは83%幸福、9%がうんざりした気分、6%が恐れ、2%が怒りを表していることが分かった。

歴史上最も有名な肖像画である「モナ・リザ」は見れば見るほど不思議な印象を与える絵画です。1503年にレオナルド・ダ・ヴィンチが描き始めたこの絵は、完成までに4年程度かかったといわれています。
モナ・リザのモデルが誰であったのかはわかっていません。フィレンツェの富豪、フランチェスコ・デル・ジョコンドの3番目の妻であるエリザベッタではないかという説が最も有力です。
モナ・リザの絵に不思議な魅力があるのは口元の微笑みによるところが多いのではないでしょうか。フロイトはレオナルドが母親に抱いていた性的な魅力であると表現しています。
今回、アムステルダム大の研究者はイリノイ大と共同で開発した感情を認識し計算するソフトウエアを使いモナ・リザの微笑を解析しました。このソフトウェアには多くの若い女性の表情がデータベースとして登録されており、唇の曲線と目の周りのシワの線などカギとなる特徴を調べることによって人間のムードを測定し、基本的感情を数値化しています。
英国の科学週刊誌ニュー・サイエンティストの次週号に結果が公表される。うんざりしているのは絵のモデルになるのが退屈だからでしょうか(笑)
<参考>「ダ・ヴィンチの未完の名画が壁の後に隠されている?」
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