今年もありがとうございました−Science誌の10大ブレークスルーとともに
今年も「Science」誌により2005年の科学における10大ブレークスルーが発表されました。
そのトップを飾ったのは「Evolution in action(活動中の進化)」。チンパンジーなど多くの生物のゲノム解析が行われたことやスペイン風邪のウィルスの再現など進化の分野では多くの成果が報告されました。
次点は「Planetary blitz(惑星急襲)」。火星の地表探査や土星の月タイタンの探査、日本のはやぶさ、ディープインパクト計画など多くの計画が実施されました。
その他の8個はつぎの通りです。
「Flower Power(花の力)」。花の開花などに関する遺伝子やホルモンの働きが特定されました。
「Neutron Stars(中性子星)」。ガンマ線バーストの観察など中性子星の研究が加速しています。
「Miswiring the brain(脳の誤配線)」。脳障害(例えば失読症やトゥレット症候群)のメカニズムが解明されようとしています。
「Complicated Earth(複雑な地球)」。隕石と地球の石の比較分析により地球のでき方についての考え方が変わろうとしています。
「Protein portrait(タンパク質の肖像)」。カリウムチャンネルの詳しい構造がとらえられました。
「 A Change in Climate(気候変化)」。温暖化に関する多くの報告がなされました。今年は本当に多かったですね。
「Systems biology(システム生物学)」。ネットワークシステムの手法が生物学に用いられ、成果をあげようとしています。
「 Bienvenu, ITER(ITERを歓迎)」。とにかく建設地が決まったということで。
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2005年も終わろうとしています。今年も拙文におつきあいいただきありがとうございました。個人的には非常に多忙な一年でしたが、ほどほどに良い一年だったかなと思います。来年はどんな年になりますやら。
では、皆様にも良いお年が訪れますよう。


これは、NASAの「プルート・カイパー・エクプレス」といわれる計画です。






