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2005.12.09

毎年ひどくなるヴェネチアの冠水−100年後には水没の危機

YomiuriONLINEより「地盤沈下、温暖化で海面上昇…ベネチアが水没の危機に

世界遺産にも指定されている「水の都」イタリアのベネチアが、今月も高潮の影響で水浸しになった。歴史的建造物に囲まれたサンマルコ広場は3日の満潮時から冠水が始まり、一時は広場全体が水浸しになった。7日には水はほとんど引いたが、満潮時に強い季節風が吹けば、広場が再び水没する可能性は高い。
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イタリア屈指の観光地ヴェネチアは干潟の上に造られた人工の島です。いまから約1500年前ローマ帝国が衰亡しはじめたころ、人々がこの安全な中州のような潟地帯に住み着いたのがはじまりです。町は117の島々からなり150の運河を400の橋が結んでいます。

しかし、この美しい町も最近では地盤沈下に加え、地球温暖化による海面上昇で水位が上昇、年平均40回も冠水に見舞われているとのこと。

20世紀初頭には年数回ほどだった冠水ですが、この100年間に地盤が約13cm沈下し、海面は逆に約10cm上昇、冠水回数も年々増えているようです。100年後には街の大部分が水没するとの予測もあります。

国会では可動式水門で外海からの水を止めたり、地下に水を注入するなどの対策が議論されています。

このうち、可動式水門による対策は「モーゼ計画」と呼ばれ、幅20mの水門79基を建設する壮大なプロジェクトです。すでに2割の工事が終わっていますが、反対運動もまた起こっています。

計画名の「モーゼ」はイタリア語の「電気機械実験モジュール」の略で、海水を割って海底を渡った旧約聖書の預言者の名にちなむもの。だが、「水没する都」の救世主になるかどうかは、まだ分からない。
市街地の浸水が頻繁なため、一般的な住居では1階部分は水につかることを前提にして利用されているのが現状です。

外敵から身を守るためにあえて水上に作られた都市ですが、それが苦しみのもとにもなっているのはなんとも言い難いものがあります。

ちなみに、ヴェネチアには下水道はないそうです。

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