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2005.11.13

「はやぶさ」、探査ロボット「ミネルバ」の投下に失敗−次は頑張れ!

Asahi.comより「探査機「はやぶさ」、投下したロボットが行方不明

地球から約2億9000万キロ離れた小惑星「イトカワ」の観測を続けている宇宙航空研究開発機構の探査機「はやぶさ」は12日午後3時半ごろ、イトカワへ小型探査ロボット「ミネルバ」を投下したが、イトカワ表面には到達せず、行方不明になった。
0511131
2003年5月に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ」は、目標の小惑星「イトカワ」に到着し、いよいよ着陸と試料採取の本番をむかえようとしています。

今日はその前哨戦として、小型探査ロボット「ミネルバ」の投下を行いましたが残念ながら失敗に終わってしまいました。

「はやぶさ」は太陽系や惑星の成り立ちを解明する手がかりとするため、小惑星「イトカワ」から地表の試料を採取し地球に持ち帰るために打ち上げられた探査機です。

今日は着陸・試料採取に向けた誘導航法機能の確認と、近距離レーザ距離計(LRF) の較正、および探査ロボット「ミネルバ」の投下を目的として、地上からの指令で高度約1.4kmから降下を開始しました。

探査ロボット「ミネルバ」は高度60mの地点で切り離す予定で、実際、「はやぶさ」が高度60mに達したときに切り離し指令が出されました。しかし、地上からの切り離し指令が届いたときには「はやぶさ」は予想以上に高い200mの位置にいたと思われ、放出された「ミネルバ」はイトカワの重力につかまることなくあたりを漂ってしまっているようです。

「はやぶさ」は、イトカワ表面の明るい部分を目標に、自律的に接近する仕組みを持っていますが、先日はイトカワの表面が予想以上にでこぼこしていたため、この仕組みがうまく働かず、降下実験が失敗に終わっています。

今回も同じようなことが原因となっているのではないでしょうか。

はやぶさは今後、「ミューゼスの海」という地点に一瞬だけ着陸。金属球を表面に打ち込んで舞い上がってくる物質を採取し、07年6月に地球へ帰還する計画になっている。着陸時には岩を避けるため、30メートル四方の位置に下りなければならず、より難しい機体制御が必要だ。成功すれば、小惑星からの物質採取は世界で初めてとなる。
本番が無事に終わることを祈りましょう。

<参考>「はやぶさがイトカワに接近−月の石以来のサンプル採取

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Tracked on 2005.11.20 at 12:38 AM

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