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2005.11.30

「はやぶさ」地球に還れるか

Asahi.comより「はやぶさ、地球帰還が微妙に 姿勢制御装置に不具合

小惑星イトカワで試料採取に成功した探査機「はやぶさ」について、宇宙航空研究開発機構は29日、「化学エンジンのジェット噴射装置が故障し、姿勢の制御が困難になっている」と発表した。原因は調査中で、状況を確認したうえで対策を検討する。
今回故障した小型ジェットは姿勢制御と軌道修正に使われる装置で、6基ずつのA系とB系に分かれており、片方が故障してももう片方で制御できる仕組みになっています。

しかし、26日に試料を採取してイトカワから浮上した際、B系の一部から燃料漏れが発生したため両系統の燃料弁を閉鎖。27日に探査機を操作したところ、A系統のエンジンの出力が十分に出なかったとのことです。

宇宙航空研究開発機構では燃料弁が開かない状態になっているか、配管の凍結が原因ではないかと考えているようです。

ハヤブサは2007年6月に地球に帰還し、イトカワで採取した試料を地球に投下する予定になっています。しかし、試料の回収を確実に行うためには、12月上旬には地球に向けた軌道に乗る必要があります。はやぶさとの通信状況も悪く、このままでは地球に帰還できない可能性もでてきました。

宇宙機構は今後、米航空宇宙局(NASA)の大口径アンテナを借りるなどして、はやぶさから詳しい情報を得る。プロジェクトマネジャーの川口淳一郎教授は「姿勢が制御できないと地球への帰還は難しい。時間的な制約もあり深刻な状況だが決してあきらめない」と話している。
また一難発生です。これまでで最大のトラブルかもしれません。何とかこの状況を乗り切ってほしいものです。

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NEWS CLIP 05/11/29

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2005.11.29

サルにも方言!−ヒトの言語のルーツはやはりサル?

YomiuriONLINEより「サルにも“方言”…環境に応じて変化

鹿児島県の屋久島に生息する「ヤクニホンザル」と、愛知県犬山市にいる子孫のサルとでは、鳴き声に違いがあることを、京都大霊長類研究所の正高信男教授(動物行動学)らのグループが突き止めた。人間以外の哺乳(ほにゅう)類で鳴き声に地域差が確認されたのは初めてで、12月5日付の独学術誌「エソロジー」で報告する。
研究チームは、屋久島に生息するヤクニホンザルの雌23匹と1956年に屋久島から愛知県犬山市の大平山に移された雌30匹を90年から10年間にわたって調査。餌を取るときなどに、群れにいることを互いに確認する際に発する「クー」という声の周波数を年齢ごとに比較しました。

 声帯から出る基本的な周波数成分を分析すると、生後6−8ヶ月までは地域差はありませんでしたが、9ヶ月以降のサルは屋久島の方が高い声だったということです。1−18歳までの各年齢ごとの鳴き声の高さは、屋久島のサルが平均780Hz、大平山のサルが同670Hzと明らかな違いがありました。

 樹木が多い屋久島では、鳴き声がよく伝わるためには高い声が必要で、逆に樹木が少ない大平山では低い鳴き声でも遠くまで伝わったことから、それぞれのサルが環境に適応して鳴き方を変化させたのではと考えられています。

正高教授は「鳴き声の地域差は人間の方言にあたる。親や集団から鳴き声を継承することなどから、サルの音声は人間の言語のルーツを示している」と話している。
ヒトの言語の起源は分かっていませんが、サルの音声とする説など様々な説があります。この研究で、サルの音声がヒトの言語の起源である可能性が高まってきました。

生後6ヶ月未満では鳴き声に差はなく、約9ヶ月で差が出ていますが、これは人間が言語の獲得を終える3歳ごろに相当します。これも面白い結果です。

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アルツハイマー治療にまた一歩

毎日新聞より「アルツハイマー病:原因たんぱく質の生成抑止 京都薬科大など、化合物開発

アルツハイマー病の原因と考えられているたんぱく質が出来るのを止め、根本的な病気の治療に役立つ可能性のある化学物質を京都薬科大、東京大、理化学研究所の共同研究グループが作り出すことに成功した。
0511291
アルツハイマー病は、体の細胞膜にあるアミロイド前駆体タンパク質(APP)を、分解酵素が切断し出来上がったアミロイドβペプチド(Aβペプチド)という物質が脳内に大量に蓄積して起きると考えられています。

症状を軽くする薬はありますが、根本的な治療薬は存在しません。

京都薬大の木曽良明教授らの研究グループは、βセクレターゼという酵素の遺伝子が欠損したマウスでは、アミロイドがほとんどできない点に着目。この酵素が機能する中心部分に結合し働かなくする化合物として、KMI−429といわれる化合物を設計し合成。
 
 家族性アルツハイマー病遺伝子を発現させたマウスと普通のマウスで、脳の海馬にこの化合物を注射すると、いずれも3時間後には生成されるアミロイドが約4割減少しました。また、既に蓄積しているAβペプチドの排出も進んだということです。

マウスでの実験で有効性が確認され、治療薬への実用化が期待出来るという。28日から大阪市で始まる日本薬学会で発表する。
これからの高齢化社会に向けて期待したい結果です。

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大動脈瘤が薬で治るようになる?

Asahi.comより「大動脈瘤の縮小に成功 発症仕組み解明し新薬に道

血管の一部が風船のように膨らみ、破裂して大出血を引き起こす大動脈瘤(りゅう)を縮小することに、山口大医学部の松崎益徳教授(分子脈管病態学)のグループがマウスを使った実験で成功した。27日付の米医学誌ネイチャー・メディシン電子版に発表する。
大動脈瘤は、国内では年間5万人前後の患者が発生していると推定されています。手術での死亡率は2−4%とされていますが、破裂した場合は50%前後に跳ね上がります。

大動脈瘤は、心臓から体内へ血液を送る大動脈の血管壁がもろくなり、その個所が血圧に押されて膨らむことでおこります。もろくなる原因は血管壁の成分であるコラーゲンなどが、免疫細胞マクロファージの分泌する分解酵素によって過剰に分解されるためだとされていますが、詳しい仕組みは分かっていませんでした。

研究チームは細胞内で情報を伝達する役割を担う酵素の一つ、JNKに注目。通常はJNKは細胞が傷ついたときなどに限って活性化しますが、大動脈瘤のできた血管壁では常に活性化していることが分かりました。

そこで、大動脈瘤ができたマウスに、JNKの働きを抑制する試薬を注射したところ、太さが1.5―2倍になっていたマウスの血管が注射後にはほぼ元通りの太さに戻ったとのことです。

これはJNKのはたらきで分解酵素が減少し、コラーゲンの過剰分解が収まって、血管壁が修復され、膨らんだ血管が元に戻ったと考えられるようです。

松崎教授は「実用化に向けて、より安全性の高い薬を開発したい」としている。
大動脈瘤も薬で治癒できる可能性がでてきました。

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NEWS CLIP 05/11/28

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2005.11.28

NEWS CLIP 05/11/27

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2005.11.27

はやぶさ、おそらく試料採取に成功!

Asahi.comより「はやぶさ、2度目の着陸に成功 試料採取もほぼ確実0509111

地球から約3億キロ離れた小惑星イトカワへの着陸を目指していた探査機「はやぶさ」について、宇宙航空研究開発機構は26日朝、「2度目の着陸に成功した」と発表した。重要な目的だった表面からの試料採取も「ほぼ確実」としている。
試料採取に成功していれば、月以外の天体に着陸し、地球へ試料を持ち帰るのは世界初の快挙となります。

思えばはやぶさは苦難の連続でした。2003年5月にM5ロケットで打ち上げられた「はやぶさ」は今年の5月に3つある姿勢制御装置のうち1つが故障。9月に小惑星「イトカワ」に到着し並走を始めましたが、10月には姿勢制御装置がさらに1つ故障してしまいました。11月4日の着陸リハーサルは、目標を見失うトラブルで中止、12日の観測ロボット「ミネルバ」の投下も、小惑星に届きませんでした。20日の第1回目の試料採取も失敗し、残された最後のチャンスでようやく成功しました。

「はやぶさ」は25日夜から降下を開始。26日午前6時すぎにJAXAは着陸実行の最終判断を下しました。地球からの指令がはやぶさに届くまで16分かかるため、着陸の最終段階では搭載したプログラムによる完全自動運転に移行。1個残っていたターゲットマーカーは結果的に使わず、20日の着陸時に投下したターゲットマーカーを目印に、レーザー光で高度を測りながら下りていきました。舞い上がる岩石の量を増やすため、試料採取のための金属球は予定の1発ではなく、0.2秒間隔で2発発射したということです。1秒程度着地した「はやぶさ」はすぐに上昇に転じ、イトカワから数キロ上空に離脱しました。

試料採取装置が正常に作動したことも確認されました。着陸時の姿勢などにより採取できていない可能性も残されていますが、おそらく採取できているだろうとのことです。

地球との位置関係などを考慮すると、はやぶさは12月上旬にイトカワを離れる必要がある。地球周辺への帰還は07年6月の予定で、オーストラリアの砂漠地帯に試料のカプセルを落とす。
実際、確実に試料が採取できているかどうかはそのときにならないと分かりませんが、採取できていることを信じましょう。

「はやぶさ」は惑星探査で初めてイオンエンジンを主な推進機構として用い、太陽のまわりを2周、約20億キロを旅しています。これも立派な成果です。また、かかった費用も127億円と宇宙探査としては驚くほど安くなっています。

それにしても関係者の皆さん、まだまだ帰還までは大変でしょうがとりあえずお疲れ様でした。

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NEWS CLIP 05/11/26

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2005.11.26

南極で歌う氷山を発見!

CNNより「南極の海に「歌う氷山」 独研究チームが観測

南極大陸周辺の海に浮かぶ氷山の1つから、歌のような音が出ている――。ドイツの研究者らがこのほど、3年前に観測した珍しいデータを発表した。そのままでは人間の耳で感知できないが、高速で再生すると、オーケストラが演奏前にウォーミングアップしているような音に聞こえるという。
0511262
南極大陸で地震や地殻変動のデータを収集している極地及び海洋研究財団アルフレッドウェーゲナー研究所のチームが「歌う氷山」を発見しました。

研究チームが2002年7月から11月にかけて南極大陸の南大西洋沿岸部で地震から発せられる信号を録音していた際に、今まで聞いたことのない信号が録音されていることに気がつきました。

この音は周波数が0.5Hz前後と人間が聞き取れる最低周波数である20Hzよりもさらに低い音でしたが、高速で再生するとミツバチの羽音かオーケストラのウォーミングアップの時の音のように聞こえたとのことです。

この音源を追跡すると、縦50km、横20kmほどの氷山に行きあたりました。音は氷山が海底の陸地と衝突したときに、その割れ目を海水が勢いよく通り抜け発していたものだったとのことです。

チームの研究者によると「本物の歌と同様、音は上がったり下がったりする」という。研究の成果は、25日付の米科学誌サイエンスに掲載されている。
なんだかとてもロマンチック(笑)

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肥満のニューヨーカーのうち2%は自分を痩せすぎだと思っている!

Exciteニュースより「肥満のニューヨーカーには自覚症状がない」(ロイター)

肥満のニューヨーカーは約100万人いるが、彼らの3分の2は肥満だとは思っていないことがわかった。22日に公表された同市健康・精神衛生局の調査結果によるものだ。
ニューヨーカーのうち5分の1は肥満であるといわれています。肥満と定義されるのはBMIが30以上ですから、例えば身長を170cmとすると体重は86.7kg、180cmとすると97.2kg以上ということになります。

この肥満のニューヨーカーに自分の体重について聞いたところ、肥満であると解答した人は39%にすぎませんでした。42%は自分を「やや太っていると答え、16%は「普通である」と解答しました。

さらに肥満の人のうち1%は「やや痩せている」、2%は「とても痩せている」と答えたそうです。

ニューヨーク市の成人の肥満率は2003年度は20%。2004年の全米の肥満率は23%。全米平均は1993年の12%からほぼ倍になっている。
ニューヨークでは太り気味の人が約200万人、肥満の人が100万人いるといわれています。幼稚園児ですら5人に1人が肥満だとか。

それにしても見事な現状認識です(笑)

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大気中の二酸化炭素濃度は過去65万で今が最高

Yahoo!NEWSより「65万年間で今の濃度が最高 大気中のCO2」(共同通信)

南極で採取した氷柱を使って昔の大気中の2酸化炭素(CO2)濃度をスイス・ベルン大などのチームが分析、現在のCO2濃度は約65万年前までさかのぼっても過去最高であることが分かった。25日付の米科学誌サイエンスに発表した。
0511261
南極の氷床は、降り積もった雪が過去数十万年にわたって堆積し、氷化したものです。氷床の中には過去の大気成分が含まれており、気候と環境の変動を研究する上で極めて有用な試料になります。

これまでの研究で、過去44万年の大気の成分分析は行われています。現在の大気中の二酸化炭素濃度は、その報告でも過去最高でしたが、今回の報告でさらに21万年さかのぼっても最高であることが判明しました。

研究チームは南極東部の「ドームC」と呼ばれる地点で深さ約3200mまで掘削。採取した氷柱を分析しました。

過去39万年−65万年までの大気中の二酸化炭素濃度を調べると、180―290ppmと判明。現在の二酸化炭素濃度が約380ppmで、これらの時代の2倍近い濃度となっています。

また、現在の二酸化炭素濃度の上昇率も、これらの時代の最高上昇率よりさらに27%高くなっていることも判明しました。

今回の結果は、気候変動予測の精度アップにも役立つという。
氷柱の大気分析はここ10年ほどで急速に進歩しました。まだまださかのぼれそうです。

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NEWS CLIP 05/11/25

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2005.11.25

トリブチルスズがサンゴに悪影響を与えている?

Yahoo!NEWSより「化学物質がサンゴに悪影響 東大などが実証実験」(共同通信)

東大海洋研究所の渡辺俊樹助教授(分子生物学)らの研究グループは、船底塗料として使われ、国際条約で規制されたトリブチルスズ(TBT)などの化学物質が、サンゴの生態に悪影響を及ぼすことを実験で確認した。25日から琉球大で開かれる日本サンゴ礁学会で発表する。
0511241
トリブチルスズは代表的な有機スズで、14種の化合物があります。殺菌や汚れ防止等の作用を持ち、かつては船底塗料や漁網防汚剤などに広く用いられていました。

しかし1980年代はじめに、イボニシなどの巻貝にインポセックス(メスの巻貝にオスの生殖器が形成される現象)を生じることが報告されから規制が進み、それらの化合物は第1種特定化学物質または第2種特定化学物質に指定されています。しかし、世界的には規制の行われいない国もあり、大型船舶などの船底塗料として使用されたりもしています。

この研究では造礁サンゴの一種ウスエダミドリイシの稚サンゴを、海水1リットルあたり100万分1グラムの濃度でトリブチルスズやジウロンなどの化学物質を溶かした海水中で10日間放置しました。その結果、サンゴに共生する藻類の減少が見られ、サンゴ生育への悪影響が確認されたということです。

TBTは巻き貝の一部に生殖異常を起こすことなどが分かっているが、サンゴへの影響が確認されたのは国内で初めてという。
サンゴの死滅は世界中で問題となっていますが、これまでの白化現象や、オニヒトデによる食害に加え、新たな原因として考えなければいけないのかもしれません。

<参考>「二酸化炭素濃度が上がればサンゴが溶ける?

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NEWS CLIP 05/11/24

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2005.11.24

NEWS CLIP 05/11/23

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2005.11.23

ウエストのくびれがないと心臓病になりやすい

日経Healthより「ウエストのくびれがなくなるのが、心臓病リスクの前兆

心臓病のリスクを知る新しい指標として、「ウエスト/ヒップ」の比率が注目されている。ウエスト、つまり胴まわりの寸法を、ヒップの寸法で割った値で、これが心臓血管系の病気になる危険度を知る手がかりになる、というのだ。
通常、肥満度を表す指標として用いられるのはBMIです。これは1999年にWHOで基準が発表されており、18.5から25までが正常範囲とされています。このBMIは統計的に病気になりにくい範囲を表しているもので、22くらいが適正とされています。25を越えると高脂血症や高血圧などの生活習慣病になる確率が2倍以上になるともいわれています。

ただ、BMIによる判定が正確かどうかは最近議論の的となっています。むしろウエストサイズなどの方が高血圧、高脂血症の判定では正確なのではという研究結果も出されています。

今回、研究チームは初めて心臓発作を起こした1万2461人の患者と、心臓発作を一度も起こしたことがない1万4637人を比較。この人たちのBMIを調べたところ、その値は必ずしも心臓病のリスクを知る指標として正確ではないことがわかったとのことです。
 
 ここで提唱されているのがウエストとヒップの比率です。この調査ではこの値と心臓病リスクとの関連がはっきりとでました。

  この比率は、女性で平均0.85、男性で平均0.95でしたが、平均値を上回ると、心臓血管系の病気になりやすいということです。一方、単にヒップサイズが大きいだけの場合はむしろ心臓病になりにくかったとのこと。お尻にくらべてウエストのくびれがしっかりあることが心臓病のリスクを減らすことになります。

新指標を医学誌「ランセット」2005年11月5日号で提唱したのは、カナダのマクマスター大学(トロント)のサリム・ユスフ教授(一般医学)。
ウエスト周りは内臓脂肪の量を表していることになるんでしょうか。

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NEWS CLIP 05/11/22

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2005.11.22

フラーレンで造形−綺麗なラッパ型もできます

Yahoo!NEWSより「炭素分子をさまざまな形に 物質・材料研が手法開発」(共同通信)

炭素原子60個が五角形と六角形を組み合わせたサッカーボールのように結び付いた分子「フラーレン」を使って、さまざまな形の極小の素材を作り出す技術を物質・材料研究機構(茨城県つくば市)の中西尚志研究員らが開発し、21日発表した。
0511211
フラーレンは黒鉛・ダイヤモンドに次ぐ第3の炭素の総称です。60個以上の炭素原子が強く結合して球状あるいは、チューブ状に閉じたネットワーク構造を形成しています。

このフラーレンはその性質上、ナノテクノロジーにおける電子部品として用いることが期待されていますが、小さなフラーレンを目的の形状に加工する手法は確立されていません。

この研究では、フラーレンにアルキル鎖を3本はやした分子を新たに合成。この分子でできた化合物に溶媒を加えてセ氏60度程度で2時間加熱した後、冷やしました。このときにフラーレンが集まろうとする力とアルキル鎖が集まろうとする力が溶媒によって変化するため、様々な形の物体を作ることができたとのことです。

できた物体の形を電子顕微鏡で観察すると、円盤状(ディスク型)、チューブ状、カプセル状、コーン構造などがありました。

いずれも大きさは数十ナノメートルから数ミクロン。

フラーレンは、電気を通す性質を持っているため、電子回路の部品や燃料電池の電極などへの応用が期待されている。
フラーレンを使った実用素材の開発が一気に進みそうです。

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遺伝子治療のベクターに人工ウイルス

YomiuriONLINEより「カプセルで遺伝子運び患部狙い撃ち…東大が治療法開発

高分子カプセルで治療用の遺伝子を患部に運び、レーザー光で活性化させる、新しい遺伝子治療法を、東京大大学院工学系研究科の片岡一則教授らが開発し、20日付の英科学誌ネイチャー・マテリアルズ電子版に発表する。
遺伝子治療は、正常な遺伝子を細胞におぎなったり、遺伝子の欠陥を修復・修正することで病気を治療する手法です。遺伝子疾患だけでなく、がんやエイズ、難病など様々な病気への応用が期待されています。

この際に治療用の遺伝子を細胞に運ぶためのものを「ベクター」と呼びます。通常、ベクターは病原性をなくしたウイルスなどを使用します。しかし、炎症などの副作用が出たり、治療目的以外の細胞の遺伝子を組み換えてしまう可能性があります。

この研究では、天然のウイルスの構造を参考に、光に反応して活性酸素を放出する性質を備えた高分子の“殻”で治療用遺伝子を包み、大きさ約100ナノメートルの球状のカプセル型をした人工ウイルスを作成しました。

このカプセルを患部に注射してレーザー光を当てると、カプセルが分解し、薬品が反応して遺伝子を活性化させる仕組みになっています。

実際に、マウスの目の実験で光を当てた部分だけでカプセル内にあった遺伝子が働くことを確認したとのこと。光が当たった部分にだけ反応して効果を発揮するため、特定の部位を限定的に治療するのに役立ちそうです。

加齢黄斑変性症など目の疾患やがん治療に応用する研究を進めている。さらに再生医療への利用も目指しているという。
以前には磁石でベクターをコントロールするという研究も発表されていましたね。

<参考>「磁石でベクターを標的細胞に引き寄せる

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NEWS CLIP 05/11/21

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2005.11.21

NEWS CLIP 05/11/20

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2005.11.20

はやぶさ、いよいよ試料採取へ降下開始−とれたかどうかは2年後まで分かりません

Asahi.comより「探査機はやぶさ、イトカワに向け降下

宇宙航空研究開発機構の探査機「はやぶさ」は19日夜、小惑星「イトカワ」に着陸するための降下を始めた。表面に着陸して、砂や岩の破片などの試料を採取することが目的だ。順調に行けば、20日午前6時ごろ着陸する見通しだ。はやぶさは姿勢制御装置の故障などを抱えながら、最大の任務に挑む。
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はやぶさがいよいよ小惑星イトカワに向けて降下を開始したようです。

現在、イトカワは太陽をはさんで地球の公転軌道の反対側近くにあり、通信には片道約16分かかります。そのため、地球からのリアルタイムの指示ができないので、はやぶさは計測した距離や画像などをもとに自律的に行動します。

自律行動に切り替える判断は午前5時頃になされる予定になっています。

イトカワに高度40mまで近づくと、着陸の目印として反射板付きのターゲットマーカーを投下。この中には世界149の国と地域からつのった約88万人の名前がプリントされたフィルムが入っています。

その後エンジンを止め、小惑星の重力に従って落下。下につきだした長さ1mのメガホン状の試料採取装置の先端だけを地表に押しつけ、直径約1cmの金属球を秒速300mで発射します。舞い上がった岩石の破片や砂埃をメガホン状の装置で集め上昇します。

これまで、人類が地球以外の天体から持ち帰った試料は、米アポロ計画での「月の石」しかありません。今回の計画が成功すれば世界初の小惑星からの岩石採取ということになります。日本にとっても地球以外の天体に機器を着陸させる初めての計画です。

惑星や月などは、重力の影響や地殻変動で、太陽系が誕生した約46億年前の姿をとどめていません。しかし、このような小惑星の岩石には、太陽系の起源に迫る当時の情報が化石のように保存されており、科学的な価値は高いと思われます。

ただ、はやぶさは自ら危険を判断する機能を持っていることから、イトカワに接近するのを途中でやめる可能性が3分の2程度あるということです。

また、実際に試料がとれたかどうかもはやぶさが小惑星を離れて2007年に地球に帰還し、投下されたカプセルが回収できた後でしか知ることはできません。

着陸の予定は25日にも設定されている。
今回の着陸に際して運用室の模様が、インターネットで生中継されます。アドレスはhttp://jaxa.tv/。11月20日2:00−9:00の予定です。

<参考>「「はやぶさ」、探査ロボット「ミネルバ」の投下に失敗−次は頑張れ!」・「はやぶさがイトカワに接近−月の石以来のサンプル採取

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NEWS CLIP 05/11/19

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2005.11.19

ベートーベンの頭蓋骨を確認

Yahoo!NEWSより「ベートーベンの頭蓋骨確認 米サンノゼ大」(共同通信)

ロイター通信によると、ドイツの楽聖ベートーベン(1770−1827年)の頭蓋(ずがい)骨とされた骨片がDNA鑑定の結果、本人のものと確認された。米カリフォルニア州のサンノゼ大ベートーベン研究センターが17日発表した。
0511193
楽聖ベートーベンが亡くなったのは1827年3月26日。彼は20代後半から始まった難聴が次第に悪化し、晩年の約10年ほどはほぼ聞こえない状態にまで陥っています。また、晩年は慢性的な腹痛や下痢などに苦しんだといわれています。

彼の難聴の原因としては耳硬化症や、神経性難聴あるいは梅毒など様々な説が唱えられてきました。しかし最近になって、ベートーヴェンの毛髪から通常の100倍近い鉛が検出されたことから、これが難聴の原因でないかともいわれるようになってきました。

今回鑑定された骨は、2個の大きな断片と7つの小さな破片からなっています。これは1863年にベートーベンの検死が行われた際に採取されたもののようです。この骨の所有者は長い間分かっていませんでしたが、最近になって所有者のビジネスマンがサンノゼ大のベートーベン研究センターに提供し鑑定されました。

鑑定の結果、ベートーベンの鉛中毒は死の直前だけでなく長い期間にわたっていたことも分かりました。

この鉛中毒が難聴の原因であるかどうかはまだはっきりとはしていません。

研究者は「ベートーベンが長期間、鉛中毒に苦しんでいたことが分かった。病気が彼独特の気難しい顔つきにも影響していた可能性がある」と話した。
さらに詳しく調べることで、ベートーベンが難聴の遺伝子を持っていたかなどいろいろと新たな事実が判明するのではないでしょうか。

<参考>「モーツァルトの頭蓋骨をDNA鑑定−夢はこわさなくても

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フォトニック結晶構造を羽に持つチョウがいた!

毎日新聞より「アフリカ生息のアゲハチョウ:光で輝くりん粉は、天然のダイオード−−同じ結晶構造

光が当たると羽が青や緑に輝くアフリカのアゲハチョウのりん粉が、最新の発光ダイオード(LED)などと同じ結晶構造をした物質を含んでいることを、英エクセター大の研究チームが突き止めた。最新のLEDはナノテクノロジーで作り出されたが、鮮やかなアゲハチョウの羽の輝きは天然のLEDが生み出していた。18日付の米科学誌サイエンスに発表した。
0511192
ヒトが長い年月をかけて我が手にした最新の高輝度LEDの技術を、アフリカのチョウは体の表面にもともとちりばめていたようです。

研究チームによれば、東アフリカから中央アフリカにかけて生息し、黒い羽に青や緑の模様を持つニレウスルリアゲハというアゲハチョウのりん粉を調べたところ、「フォトニック結晶」と呼ばれる物質を含むことが分かりました。

フォトニック結晶とは、屈折率の異なる物質を光の波長以下のサイズで規則正しく周期的に配列させた構造体で、特定の色の光だけ透過させたり遮ったりする働きがあります。そのため光デバイスの小型化にブレークスルーをもたらす材料として期待されています。

ニレウスルリアゲハが持つこの結晶物質の側面には、逃げた光を表面に効率よく返す層状の構造もありました。

フォトニック結晶と層状構造(拡散反射板)の組み合わせは、ナノテクを生かして開発された最新のLEDなどとまったく同じだった。
人間は単に自然の後追いをしているだけなのかもしれません。

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草食恐竜は本当に「草」を食べていた

Yahoo!NEWSより「「草」を食べていた恐竜 ふんの中から化石発見」(共同通信)

インド中央部の白亜紀後期(約6500万年前)の地層で発見された恐竜のふんの化石からイネ科の草の痕跡が見つかった。地球上で草が繁栄したのは恐竜が絶滅した後とされ、一般に「草食恐竜」と呼ばれているものの実態は、木の葉や枝などを食べていた植物食恐竜とみられていた。草食恐竜が実際に草を食べていたことを示す発見だ。
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最も初期の爬虫類は全て肉食でした。その後、進化とともに歯や消化器官を適応させて草食恐竜が現れたといわれています。

しかし、それらも「草食恐竜」と呼ばれてはいますが、「草」というものがあらわれたのが中生代の末だと考えられており、実際は「草」を食べたのでなく、木の葉や枝、根や幹の皮などを食べていたのではないかと思われていました。

今回、研究チームは、草に由来するシリカ小片を、約6,500万年前(白亜紀後期)にインドに生息していた竜脚類恐竜の化石化した糞(糞石)中から回収しました。

その化石は複数のイネ科植物に由来するものだと考えられているようです。化石の量からみて、草が主食ではなかったようですが、白亜紀後期までのイネ科植物の多様性はこれまで考えられていた以上に豊かであった可能性がでてきました。

インドのバーバル・サーニ古植物学研究所などのチームが、18日付の米科学誌サイエンスに発表した。
当時の初期哺乳類もこのような草を食べていたのかもしれません。

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NEWS CLIP 05/11/18

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2005.11.18

胃腸の変化を測定する嘘発見器

日経Healthより「胃腸の電流を調べて「うそ発見」

うそ発見器(ポリグラフ)を発展させて、胃腸に生じる電流の微妙な変化を捕らえて、うそを見破ることが可能であるとの研究成果が、2005年11月初めに開催された「米消化器病学会」(American College of Gastroenterology)の会合で発表された。
人はうそをついたとき、心と身体の両面でさまざまな反応が起こります。どのような反応を示すかは人によって異なりますが、真実の回答を行っている際の生理的反応との違いは検出することが可能です。その反応の違いを利用して嘘の発見などを行うのがポリグラフです。通常、ポリグラフでは呼吸パターン、心拍、血圧、発汗などを測定します。

しかしこれらの反応以外にも、胃や腸などは精神的なストレスに対して敏感です。

今回、研究チームは16人のボランティアに心臓や胃腸に生じる生理的変化を測定する装置を取り付け、嘘をついたときの変化を調べました。

その結果、心臓よりも胃腸の電流の変化の方が、正確に反応したとのことです。うそを言った時には、心臓も反応しましたが、心臓は他の場合にも反応したのにたいし、胃腸の方は間違いなくうそをついたときに電流が変化したとのこと。

発表したのは、テキサス州ガルベストンにあるテキサス大学医学部パンカジ・パスリチャ博士ら。
発汗や心拍をはかるより胃腸の変化を調べる方が簡単なんでしょうか?

<参考>「嘘をついているときは脳がフル回転−嘘つくのは難しい(笑)」・「嘘を見破る能力を持った人は1000人に1人−うちの妻は・・・

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減数分裂に必須のタンパク質を発見

YomiuriONLINEより「不妊症治療に光、精子・卵子形成の必須たんぱく質発見

未成熟な生殖細胞が精子や卵子になる際に起きる「減数分裂」の進行に欠かせないたんぱく質を、東北大加齢医学研究所の松居靖久教授らのグループがマウスの実験で発見した。
生物は減数分裂により染色体数を半減させ、精子や卵などの生殖細胞を作ります。

減数分裂の前期ではそれぞれの親由来の相同染色体がペアをつくり、一部の遺伝子の交換が起こります。その後、2回の細胞分裂により親の半分の染色体を持つ細胞ができます。

この遺伝子の交換は、生物個体で起こりうる遺伝子の異常を補い合ったり、生物の多様性を生み出す上で重要な意味を持っています。こういった減数分裂の初期段階で起こるできごとは、それらを直接引き起こす遺伝子の働きが調節されることにより制御されていると考えられていますが、詳しいメカニズムは分かっていません。

今回、研究チームは減数分裂の際に、遺伝子の働きを活性化し組み換えを促すたんぱく質が存在することを、マウスを使った実験で確認し、「マイセッツ」と名付けました。

マイセッツの遺伝子を持たないマウスを作って調べた結果、正常なマウスよりも卵巣や精巣が小さかったとのことです。また、遺伝子の組み換えが正常に行われないため生殖細胞の減数分裂が止まり、卵子や精子にならないことも確認されました。

松居教授は「マイセッツと構造が似た遺伝子はヒトにもある。ヒトの不妊症の一部はこの遺伝子の異常によって起きている可能性もある」としている。
人でも同じことが起こっているのでしょうか。

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NEWS CLIP 05/11/17

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2005.11.17

NEWS CLIP 05/11/16

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2005.11.16

世界最高齢?のカメが175回目の誕生日

Yahoo!NEWSより「世界最高齢のカメが175歳の誕生日を迎える」(ロイター)

オーストラリア、ブリスベーン近郊の動物園で飼育されているカメが15日、175歳の誕生日を迎え、ハイビスカスの花でできたケーキで祝福された。
このカメは雌のガラパゴスゾウガメで、1835年に英国の博物学者チャールズ・ダーウィンがガラパゴス諸島からロンドンに持ち帰ったとされています。3頭持ち帰ったカメはその後オーストラリアへと移されました。

このカメはもともとオスと考えられており、「ハリー」と名付けられていましたが、その後の研究でメスであることが分かり「ハリエット」と改名されました。

鑑定の結果、「ハリエット」は1830年の11月に孵化したことが判明しているとのことですが、鑑定の詳しい内容は分かりません。しかし、ギネスブックにより世界最高齢のカメとして認定されています。

この鑑定が正しければ、世界最高齢のカメというだけでなく、知られている中で最高齢の動物ではないでしょうか。他の2頭のカメは死んでしまったとのことです。

同園経営者で、自然保護論者としてテレビでも人気のスティーブ・アーウィン氏は、ギネス・ワールド・レコーズに対し、「ハリエットは明らかに、地球上で最も長寿の動物となるだろう。200歳まで長生きるに違いない」と語った。
亀は万年といいますが、カメの寿命は資料によってもまちまちで信頼すべき数値はよく分かっていないのが実状です。種類によっても異なりますが、一般には30−50年といわれています。ただ陸生の大型種は150年以上生きるのではともいわれており、飼育記録としてもアルダブラゾウガメの152年、カロライナハコガメの138年などが知られています。

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世界の森林減少は毎年730万ヘクタール!

Yahoo!NEWSより「世界の森林面積減少が鈍化 中国の植林でアジアは増加」(共同通信)

世界の森林の総面積は2000年以降、日本の本州の約3分の1に当たる約730万ヘクタールが毎年減少し、破壊は依然として深刻だが、植林や自然の生育により1990年代に比べ減少ペースは鈍化したとの報告書を、国連食糧農業機関(FAO)が14日発表した。
0511161
国連食糧農業機関(FAO)が5年間の調査結果をまとめた「グローバル・フォレスト・リソーシズ・アセスメント」が発表されました。

この報告書によれば、2000─2005年の間に森林は年率730万ヘクタールの割合で減少しています。これはほぼパナマの大きさに相当するとのこと。ただ、1990─2000年までの年率約890万ヘクタールの減少に比べると、減少の速度は鈍っているようです。

しかし減少が止まったわけではなく、報告書では「森林破壊は、警戒すべき速度で進行している」と警告しています。

減少が鈍った理由は植林活動と自然の森林拡大によるものだとのこと。

この5年間に森林減少が最も深刻だった地域は南米で、毎年430万ヘクタールが減少。次はアフリカで400万ヘクタール減。オセアニアと北・中米も30万ヘクタール以上減りました。

一方アジアは中国の大規模植林が功を奏し増加に転じたとのことです。

日本など約230カ国・地域のデータに基づいた報告書によると、05年の世界の森林面積は約40億ヘクタールで、陸地の約30%。
依然危険な水準であることは間違いありません。

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NEWS CLIP 05/11/15

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2005.11.15

1−3月生まれの子どもの方が成績がいい?

gooニュースより「1−3月生まれの子供は成績が良い=ノルウェーの研究」(時事通信)

1−3月に生まれた子供たちは10−12月に生まれた子供たちより学校の成績が良いとの調査報告が13日、ノルウェーで公表された。
これはオスロ大学が14−15歳の子どもたち6752人を対象に調べた調査の結果です。この調査では1−3月生まれは10−12月生まれよりはるかに成績がいいという傾向があったそうです。

また、同じ調査では年の終わりの方に生まれた子どもたちは友達ができにくい傾向があるという結果もでているようです。

どうしてそうなるかは分かっておらず、リーン氏はもっと研究が必要だと言っている。
僕も3月生まれですが(笑)

<参考>「長男長女の方が高収入で高学歴の傾向がある?

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NEWS CLIP 05/11/14

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2005.11.14

NEWS CLIP 05/11/13

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2005.11.13

孤独を感じるのは遺伝子のせい?

UKTodayより「社交性の欠如にあらず――「孤独」を感じるのは遺伝子のせい!

孤独は誰もが経験したことのある感情だが、このほど、人が孤独を感じる原因を探った研究結果が発表され、孤独を感じる原因は太古の昔から引き継がれてきた遺伝子にあるとの結果が報告されたことが伝えられた。
孤独を感じる程度は人によってまちまちです。しかし心理学的には人が孤独を感じる原因は、引っ込み思案の性格や社交性の欠如などが原因と考えられてきました。

今回、研究チームは1991年から12年にわたって8,387人の双子を継続的に調査しました。双子の比較研究は遺伝について考察するときによく行われます。

孤独の程度を定量化するために、これらの双子に様々な状況に対する自分の反応を段階づけてもらったところ、一卵性の双子の半数が同じ結果を出し、二卵性の双子でも4分の1が同様の結果だったということです。

このことから、研究チームは孤独の感じ方は部分的にしろ遺伝するのではないかと指摘しています。

これまで、子どもの双子を使った研究で同じような結論が出されたことはありますが、大人の調査によるものはこれがはじめてです。

またこの研究では、孤独を感じる原因の半分は遺伝子にあり、女性は男性よりも孤独を感じやすいと指摘しています。

人類が狩猟や採集によって食物を得ていた太古の昔、食べ物が不足すると人々は、限られた食糧を他人と分け合わなければならない事態を避けるために、家族や友人からわざと自分を隔離していたとみられ、このような孤独にうまく耐えることのできた者だけが生き残って、子孫を残すことができたという。
孤独を感じない方が生存する上で有利だということでしょうか(笑)

たしかに、孤独を感じることは心臓病のリスクとなるという研究結果が発表されたこともありますが。

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「はやぶさ」、探査ロボット「ミネルバ」の投下に失敗−次は頑張れ!

Asahi.comより「探査機「はやぶさ」、投下したロボットが行方不明

地球から約2億9000万キロ離れた小惑星「イトカワ」の観測を続けている宇宙航空研究開発機構の探査機「はやぶさ」は12日午後3時半ごろ、イトカワへ小型探査ロボット「ミネルバ」を投下したが、イトカワ表面には到達せず、行方不明になった。
0511131
2003年5月に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ」は、目標の小惑星「イトカワ」に到着し、いよいよ着陸と試料採取の本番をむかえようとしています。

今日はその前哨戦として、小型探査ロボット「ミネルバ」の投下を行いましたが残念ながら失敗に終わってしまいました。

「はやぶさ」は太陽系や惑星の成り立ちを解明する手がかりとするため、小惑星「イトカワ」から地表の試料を採取し地球に持ち帰るために打ち上げられた探査機です。

今日は着陸・試料採取に向けた誘導航法機能の確認と、近距離レーザ距離計(LRF) の較正、および探査ロボット「ミネルバ」の投下を目的として、地上からの指令で高度約1.4kmから降下を開始しました。

探査ロボット「ミネルバ」は高度60mの地点で切り離す予定で、実際、「はやぶさ」が高度60mに達したときに切り離し指令が出されました。しかし、地上からの切り離し指令が届いたときには「はやぶさ」は予想以上に高い200mの位置にいたと思われ、放出された「ミネルバ」はイトカワの重力につかまることなくあたりを漂ってしまっているようです。

「はやぶさ」は、イトカワ表面の明るい部分を目標に、自律的に接近する仕組みを持っていますが、先日はイトカワの表面が予想以上にでこぼこしていたため、この仕組みがうまく働かず、降下実験が失敗に終わっています。

今回も同じようなことが原因となっているのではないでしょうか。

はやぶさは今後、「ミューゼスの海」という地点に一瞬だけ着陸。金属球を表面に打ち込んで舞い上がってくる物質を採取し、07年6月に地球へ帰還する計画になっている。着陸時には岩を避けるため、30メートル四方の位置に下りなければならず、より難しい機体制御が必要だ。成功すれば、小惑星からの物質採取は世界で初めてとなる。
本番が無事に終わることを祈りましょう。

<参考>「はやぶさがイトカワに接近−月の石以来のサンプル採取

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NEWS CLIP 05/11/12

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2005.11.12

食欲を減退させるホルモンを発見−食欲増進とは紙一重

Yahoo!NEWSより「食欲抑制のホルモン発見 空腹ホルモンと遺伝子共通」(共同通信)

食欲を抑制する作用がある新たなホルモンを米スタンフォード大のチームがラットの胃で発見、「オブスタチン」と名付け、11日付の米科学誌サイエンスに発表した。
肥満に関するホルモンなどは数多く発見されています。しかし、今回発見されたのは食欲を抑制する作用のあるホルモンということで、これまで発見されたものとは少し異なることになるようです。

1999年に日本の研究チームによって食欲を増進するホルモンである「グレリン」が発見されました。研究チームはグレリンの遺伝子や、グレリンのもとになる前駆体のアミノ酸配列を、人間やマウスなど約10の哺乳類について調査。同じ遺伝子からグレリンとは別のタンパク質がつくられている可能性が高いと予測し、ラットの胃からこのホルモンの分離に成功しました。

このホルモンをラットに投与するとグレリンの食欲刺激効果とは反対に、食物摂取が半分に抑制され、8日間で20%体重が減少したとのことです。

このホルモンは意味のラテン語「obedere」抑制を意味する「statin」から「obestatin」と命名されました。

2つのホルモンの役割を解明することで、先進各国で深刻な問題になっている肥満の治療薬開発につながる可能性がある。
同じ遺伝子から正反対の機能をもつタンパク質が作られているとは驚きです。微妙なバランスの上に成り立っているのが私たちの体のシステムなんだということでしょうか。

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2005.11.11

オスがメスに惹かれるのはなぜ?

Asahi.comより「求愛の相手性、遺伝子が決めていた ハエで確認

一つの遺伝子が脳の中で働くか働かないかで、オスに求愛するかメスに求愛するかの行動が変わることを、北海道教育大の木村賢一教授(発生遺伝学)らがショウジョウバエで確認した。
0511111
遺伝子が行動にどのような影響を及ぼすかという研究は、よくショウジョウバエの遺伝子を使って行われます。

ショウジョウバエの中には同性愛の傾向を示す「サトリ」といわれる突然変異体が存在します。この「サトリ」は「フルートレス(Fru)」という遺伝子の変異が原因であるといわれていました。

この遺伝子はオスでのみ発現しますが、どのように働く遺伝子であるかははっきりとは分かっていませんでした。

今回の研究では、脳の中でフルーツレスが働いている細胞を調べ、オスとメスは一部で神経回路パターンそのものが異なることを発見したとのことです。この違いは、ニューロン前駆細胞が雌で消失するために生じるようです。雄では、フルートレスがこの消失を阻害するため、前駆細胞が神経回路を形成し、その働きでオスではなくメスに求愛するようになるようです。

サトリのような同性愛のハエはこの神経回路がメス同様消失しています。

さらにメスの遺伝子を操作してフルーツレスが働くようにすると、オスそっくりの回路ができ、行動の面でも他のメスに対して迫るようになったとのこと。

木村さんは「フルーツレスは哺乳(ほにゅう)類では見つかっていない。人間の性行動は、多くの遺伝子や環境などの要因が複雑に絡み合っているのではないか」と話している。
ヒトはともかく、性行動のような複雑に思われる行動がたった一つの遺伝子に左右されているというは驚きです。

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砂糖から硫酸にかわる高性能な固体酸触媒が作られた!

Asahi.comより「砂糖からエコ触媒、焼いて煮るだけ 東工大チームが発見

砂糖を焼いて煮た物質が、石油製品を作る性能のよい触媒として使えることを、東工大の研究チームが見つけた。繰り返し使え、消費エネルギーが少なくて済む「エコ触媒」だといい、ガソリン添加剤などの製造で工業利用する研究も進んでいる。10日付の英科学誌ネイチャーで発表した。
触媒はそれ自身は変化せずに化学反応を活性化する物質で、石油製品の製造には不可欠なものです。現在主に触媒として使われているのは硫酸ですが、硫酸は毒性・腐食性が高く、液体のため分離・回収しにくいという欠点があります。

そのため繰り返し使用することができ、分離・回収が容易な固体の酸触媒の開発が行われています。

この研究では、硫酸なみの能力をもつ固体酸の開発に成功しました。東工大資源化学研究所の原亨和助教授らは、砂糖やでんぷんなどの炭素化合物を300−400度で加熱させ、砂糖でいえばカラメル状態と炭のあいだの「中途半端な炭」にして硫酸で煮ることで、硫酸並みの触媒能力を持つ固体の化合物を作りました。

炭素材料を低温で炭化し、スルホン化することによって得られるアモルファスカーボンということになります。

酸を触媒とする反応においては高い能力を示し、特にバイオディーゼル燃料の合成においては、通常の固体酸の8倍という高い活性を有するとのことです。

廃油や植物油から作り、二酸化炭素(CO2)削減効果が期待されるバイオディーゼル燃料の製造でも、液状の触媒が使われている。できた燃料との分離に手間とコストがかかり、結果的に大量のエネルギーが消費される。原助教授らの触媒は材料が安価で製造工程もシンプルなため、ディーゼル車の多い海外でも注目されているという。
アルコールや食品添加物、医薬品などを作る反応においても利用できるようです。

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NEWS CLIP 05/11/10

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2005.11.10

金星探査に出発!−ビーナス・エクスプレス

Asahi.comより「欧州宇宙機関の金星探査機打ち上げ 来春に到着予定

欧州宇宙機関(ESA)の金星探査機「ビーナス・エクスプレス」が9日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から、ロシアのソユーズロケットで打ち上げられた。来年4月に金星に到着する予定。
0511101
金星探査は、90年に厚い大気に遮られていた地表の観測に成功したNASAの探査機マゼラン以来となります。

金星は地球の兄弟星ともいわれています。金星の大きさや太陽からの距離など地球と近い条件を兼ね備えています。ところが実際には地表は高温の二酸化炭素に覆われ、硫酸の雲が浮かぶ地球とは全く異なる環境です。

また金星は太陽系の惑星の中で唯一逆方向に自転し、その時点周期も243日と大変ゆっくりしたものです。しかしなぜこのようになってしまったのかは、まだ分かっていません。

特に謎とされる現象が「スーパーローテーション(大気超回転)」といわれるものです。これはゆっくりした自転をしているにもかかわらず、4日間で金星を一周するような強い風が吹いているという不思議な現象です。

ビーナス・エクスプレスは、金星を上空から詳細に調べ、様々な金星の謎を明らかにすることを目的にしています。探査機は来年4月に金星を周回する楕円軌道に到着。金星表面から250キロの距離まで近づき、表面近くの大気を詳しく調べて水分や酸素の存在を確かめます。雲があっても透過して先を見られる赤外線カメラなどを搭載、鮮明な画像が得られると期待されています。

日本の宇宙航空研究開発機構も、08年に金星探査機「プラネットC」を打ち上げる計画を進めている。
今回の打ち上げにかかった費用は2億2000万ユーロ(約304億円)とのことです。

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早起きですっきりと目覚める方法

Yahoo!NEWSより「早起きで、眠気すっきり=光浴び、ステロイド分泌−神戸大など」(時事通信)

体内時計が「夜」の状態で光を浴びると、副腎皮質からステロイドが活発に分泌されることを、神戸大大学院医学系研究科の岡村均教授(脳科学)らの研究グループがマウスを使った実験で突き止めた。米科学誌セル・メタボリズム11月号に掲載される。
研究チームは、人やマウスの視床下部にある「マスター時計」が、体全体の末梢細胞の体内時計を統括していることに注目。

正常なマウスとマスター時計を欠損させたマウスにそれぞれ光を当てたところ、正常マウスは1時間後に血中のステロイド濃度が約3倍に上昇。一方、欠損マウスは濃度がほとんど上がらず、ステロイド分泌には体内時計の存在が極めて重要なことが確認されました。

また、全身麻酔をかけて意識がない正常マウスに、体内時計が夜と昼の場合に分け、それぞれ暗闇の状態で光を当てたところ、体内時計が夜のマウスでは光を強く感じて副腎皮質の活発化が認められましたが、昼のマウスはほとんど反応を示さなかったとのこと。

ステロイドは朝起きる前に大量に分泌され、眠りを浅くする効果があるとされる。光を浴びるとより分泌が進むことから、岡村教授は「朝日を浴びて起きるとすっきりする仕組みが解明されたのでは」としている。
朝の苦手な僕ですが、朝日の差し込まない部屋に寝てるのが悪いのでしょうか(笑)

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NEWS CLIP 05/11/09

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2005.11.09

木の中に故人のDNAを保存する?

WiredNEWSより「故人のDNAを含む木を「生きた墓標」に

他界した後も人間のDNAを生き続けさせる方法を、イギリスのアートグループが編み出した。遺伝子組み換え技術の神秘的な応用法だ。
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これはアーティストであるゲオルク・トレメル氏と福原志保氏が設立した英バイオプレゼンス社による企画です。「DNAマニホールド法」という方法を用いています。

この方法では、木のDNAのうち実際に発現することはない、いわゆる冗長な部分に余分な情報を載せることが可能になります。

これを用いて亡くなった人のDNAを木の中に埋め込み墓の代わりにするという計画です。

最初の試みは日本の桜の木で行なわれる予定になっています。これにかかる費用は約3万5000ドルと試算されています。一般的な葬儀より少し高くなりますが、この方法が考案された背景には英国の墓地不足があります。同じような墓地不足で悩む日本でももしかすれば受け入れられるかもしれません。

日本にはすでに樹木葬というものもあることですし。

ただこの木から将来的にDNAをとりだし、クローンを作ることができるようになるかというと少し疑問です。

一連の複雑な遺伝子操作を駆使すれば、保存したデータを取り出すことは可能だろうが、実際に情報を取り出すことは「故人が映っている『ベータマックス』のテープを埋めて、2050年に誰かがそのテープを再生する方法を見つけてくれるのを期待するようなものだ」と、米ジェネティクス・センター社のデビッド・ハイマン氏は述べた。
ただ無機質な墓でなく、生きている木とともに亡くなった人が生きているような感覚もありますね。ただその木が枯れてしまったらどうするんでしょうか(笑)

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ミトコンドリア病の母子遺伝を核移植で防ぐ!

omiuriONLINEより「ミトコンドリア病、核移植で阻止…筑波大研究グループ

心疾患などを引き起こす遺伝性のミトコンドリア病の発症を核移植によって防ぐことに、筑波大の林純一教授らの研究グループが成功した。
ミトコンドリアはヒトの全ての細胞内に存在し、細胞内の生命活動に必要なエネルギーを供給する役割をはたしている器官です。このミトコンドリアの機能の低下や異常が起きて様々な臓器に障害が出現してしまった状態をミトコンドリア病といいます。

正確な統計はありませんが、全国で数万人の患者がいるといわれています。

この病気の主な原因はミトコンドリア遺伝子の変異です。変異の種類にもよりますが、卵子に含まれるミトコンドリアを通じ、母から子へ遺伝することがわかっています。

研究グループは、この病気のマウスの受精卵から核を取り出し、あらかじめ核を取り除いておいた別の健康な卵子に移植。39個の「核移植卵」から11匹のマウスが誕生。寿命まで発病が抑えられることを確認したということです。

成果は7日付の米科学アカデミー紀要電子版に掲載された。
ミトコンドリア病のように認知度の低い難病でもしっかりと研究は進んでいます。

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NEWS CLIP 05/11/08

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2005.11.08

腹内側前頭皮質(vmPFC)が厚い人ほど不安になりにくい

BioTodayより「腹内側前頭皮質(ventral medial prefrontal cortex、vmPFC)が厚い人は不安になりにくい

ボランティア14人を対象にした試験の結果、腹内側前頭皮質(ventral medial prefrontal cortex、vmPFC)が厚い人は不安になりにくいと分かりました。
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精神的にストレスの強い状態で受けたトラウマはその後もちょっとしたきっかけで精神的・肉体的な苦痛をもたらすPTSDを発症することがあります。しかし、PTSDを発症しやすい人とそうでない人がいるようです。

研究を行ったのはMGH(マサチューセッツ総合病院)の研究チーム。研究チームは14人の被験者を対象にした実験を行いました。被験者は手に電極をつけてモニターの前にすわります。画面にライトアップした部屋の写真が映し出されると、軽い電気ショックが流れます。この操作を5回繰り返した後に、電気ショックなしで10回以上写真を見せました。

次の日に皮膚の発汗の様子をチェックするモニターをつけて同じ写真を見せたところ、発汗量が多く、不安を感じている人とそうでない人にわかれました。

脳スキャンを利用して不安消滅に関係する脳部位、腹内側前頭皮質の厚みを測定したところ、この部分の厚みが少ない人ほど発汗量が多く、不安に感じていることがわかったということです。

この結果から、そのメカニズムは不明ですが、vmPFCが大きい人は不安障害になりにくくタフであると考えられました。
神経で図太い部分はここだったんですね(笑)

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免疫反応のスタートポイントを特定

YomiuriONLINEより「異物侵入でセンサー作動、すぐに免疫反応…理研が解明

異物の侵入から体を守る免疫反応が、従来考えられていたよりも早い段階で始まることを、理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センターの斉藤隆・副センター長らが突き止めた。
免疫反応は、異物(抗原)を食べて分解する細胞(抗原提示細胞)が、リンパ球の一種であるT細胞に抗原の情報を伝え、T細胞が活性化することで進みます。

このとき、抗原提示細胞とT細胞は接着し、その接着面に、「免疫シナプス」という構造をつくり情報を受け渡しすることは知られています。免疫シナプスの中心には、抗原を認識する受容体が集まっており、これまでは免疫シナプスの中心こそが抗原を認識し細胞が活性化される場であると考えられてきました。
 
しかし、免疫シナプスの形成には10〜15分の時間が必要なのに対して、細胞の活性化が、わずか1〜2分で開始されるという事との間に、説明のつかないギャップが存在していました。

今回の研究ではガラス平面上に人工の細胞膜を作り、その上に抗原提示細胞が発現するT細胞の認識や活性化に重要な細胞表面分子を、細胞表面の上と同様に動くことができるような状態でのせました。この人工細胞膜上にT細胞をのせ、接着面で起きる現象を感度の高いレーザー顕微鏡で観察しました。

その結果、抗原提示細胞と接触したT細胞の表面に、50−200個の分子が集まった小さな塊(ミクロクラスター)が無数に発生することを突き止めました。塊には、抗原を認識するセンサーと、センサーからの信号を細胞内に伝える分子が含まれており、これらがすぐに働いて免疫反応が始まるということです。

研究グループは「花粉症など免疫の過剰な働きを抑える新薬の開発につながる」と期待、米科学誌「ネイチャー・イミュノロジー」電子版に6日、発表する。
アトピー性皮膚炎やスギ花粉症などのアレルギー疾患などの自己免疫疾患が大きな問題となっています。免疫系の研究はどんどんと先に進んでほしいものです。

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NEWS CLIP 05/11/07

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2005.11.07

NEWS CLIP 05/11/06

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2005.11.06

NEWS CLIP 05/11/05

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2005.11.05

NEWS CLIP 05/11/04

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2005.11.04

NEWS CLIP 05/11/03

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2005.11.03

マウスもラブソングを歌う!

YomiuriONLINEより「大好きでチュー…ネズミも求愛の歌

マウスの雄が、雌に対して求愛する時に、鳥のように歌うことが米ミズーリ州のワシントン大の研究で1日、明らかになった。
0511031
マウスも歌をクジラやコウモリのように歌うことができる哺乳類の仲間入りです。

マウスがヒトの聞くことができない高い周波数領域の音を出すことができることは以前より知られていました。この音は単調な鳴き声であると思われていましたが、どうやら違ったようです。

この歌は偶然、発見されました。研究チームは雄のマウスが雌のマウスの尿から出される性ホルモンにどのように反応するかという研究を行っていました。その過程で、雄が発する音を録音し、人間が聞き取れる音に変換して聞いたところ、マウスが「チッチチ、チッチチ」という規則的なリズムで、音程を微妙に変えながら、数十秒間も歌い続けていることが分かりました。

ラブソングの存在は、マウスが音声による意思疎通や認知の中枢機能を持つことを意味するとのことです。

発達障害や情緒障害の仕組み、遺伝子との関連性などを調べる実験動物として、新しい治療法開発にも役立ちそうだという。
ネズミのラブソング、ちょっと聞いてみたい気がします(笑)

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子どもの寿命は父親次第?

Yahoo!NEWSより「子の寿命は父親次第?=染色体「減り方」に相関−スウェーデンの研究チーム」(時事通信)

寿命の長さのバロメーターとされる染色体末端部の長さは、父親から子に遺伝し、母親からは遺伝しない可能性があることが分かった。スウェーデン・ウメオ大の研究チームが2日までに、同国の49家族を対象に分析した成果を米科学アカデミー紀要の電子版に発表した。
寿命に大きく関わるのではないかと考えられているのがテロメアです。テロメアは直線上のDNAの両端に位置している部分ですが、細胞分裂のたびに短くなります。これが限界まで短くなると細胞が死ぬことになります。

研究チームは49家族の計132人について、血液の単球細胞のテロメアの長さを分析しました。

その結果、男性の平均テロメア減少率は年間25塩基対であったのに対し、女性は同16塩基対であり、これが男性より女性が長生きする理由でないかとのことです。

また、132人を父、母、息子、娘の4グループに分け、親子間のテロメアの減少率の相関を調べたところ、父と息子、娘の間には統計的に強い関係がありましたが、母と子どもの間には関係が見られなかったということです。

原因はまだ分からないという。
父親が長生きしてくれることを祈りましょう。(笑)

ただ、以前には母と子どもが相関しているという全く逆の報告もありましたが・・・。

<参考>「肥満と喫煙はテロメアを短くする!−早く老けこむことになるのか?」・「テロメア修復のメカニズム−ヒトは不老不死に近づいているのか?

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NEWS CLIP 05/11/02

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2005.11.02

冥王星に新たな月を2つ発見?

YomiuriONLINEより「冥王星に新衛星?2つの天体を発見…ハッブル望遠鏡で

米ジョンズホプキンス大などのチームは31日、ハッブル宇宙望遠鏡の観測で、冥王星を周回する新たな衛星と見られる二つの天体を発見したと発表した。
0511022
1930年に発見された冥王星は、太陽系の9番目の惑星とされていますが、最近の研究では、単に質量が極端に大きい小惑星(カイパーベルト天体)であるという説が有力になってきています。

冥王星のこれまで知られていた唯一の衛星は、1978年にアメリカの天文学者ジェームズ・クリスティーによって発見された「カロン」でした。

今回、ハッブル望遠鏡の観測で衛星は3つに増えることになりそうです。

新たに発見された衛星は直径45−160キロと推定され、カロン(直径1200キロ)よりはるかに小さいと思われます。まだ正式名称がないため、暫定的にP1、P2と呼ばれています。P2は冥王星から4万9000キロ、P1はさらに遠く6万5000キロの地点を公転しています。

ハッブル望遠鏡が最初にこれらの天体を観測したのは5月15日。その3日後にも再び観測されました。

冥王星は太陽系最遠部にある小天体群「カイパーベルト」の一員との見方もあり、惑星としての地位が危ぶまれているが、観測チームは「衛星が3個に増えても、惑星であることの証にはならない」としている。
冥王星もそろそろ白黒つけてもらいたいんじゃないでしょうか(笑)

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幻の流星群の正体を49年ぶりに解明

SankeiWebより「幻の流星群の正体解明 49年ぶり、母彗星を特定

1956年に観測されたが正体が分からず、天文関係者の間で幻の流星群とされていた「ほうおう座流星群」は、1819年に出現したブランペイン彗星(すいせい)が発したちりで起きたことを、国立天文台の渡部潤一(わたなべ・じゅんいち)助教授らのグループが1日までに解明した。
これまで「幻の流星群」と言われてきたもののひとつに、「ほうおう座流星群」があります。この流星群は1956年12月5日、日本の南極観測船「宗谷」が南極へ向かっている途中、インド洋上で遭遇した流星群で、第一次南極越冬隊の隊員らにより目撃されました。1時間に500個程度の流星が出現する派手な流星群だったとされていますが、それまでもまたそれ以降も流星の出現はほとんど見られず、幻の流星群となっていました。

この流星群は1819年に出現したブランパン彗星との関連が指摘されていましたが、彗星自体がそれ以降行方不明となっていたため詳しく分かっていませんでした。

ところが最近になって、2003年に発見された小惑星2003WY25が、ブランペイン彗星と同じ天体であることが判明。軌道を基に1760―1830年にちりを放出したと仮定し、ちりの動きを計算したところ、越冬隊員らが流星群を目撃した時間帯に地球と交差したことが分かりました。帯状のちりの幅が狭いため、それ以外では観測されなかったということです。

ブランペイン彗星は、太陽を挟んで地球の軌道と木星の軌道の間を、約5年周期で回っている。2014年12月2日に南半球で流星群が見える可能性があるという。渡部助教授は「正体不明の流星群はたくさんあるが、謎中の謎だった。今後はほかの流星群の正体もはっきりするだろう」と話している。
ほうおう座といえば不死鳥。流星も不死鳥のようによみがえるようです。

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ブロッコリーの新芽で胃がん予防

YomiuriONLINEより「ブロッコリーの新芽で胃がん予防の可能性…筑波大

ブロッコリーの新芽に、胃がんの原因と注目されるヘリコバクター・ピロリ菌を殺傷し、胃炎を抑える効果があることを、筑波大の研究グループが突き止めた。米国で開催中の米がん学会主催の国際会議で2日発表する。
0511021
研究では、ピロリ菌に感染している50人を二つのグループに分け、一方にはブロッコリーの新芽を、残り一方には、アルファルファのもやしを、それぞれ毎日約70グラムずつ、2ヶ月間、食べ続けてもらいました。

その結果、実験前後で、ピロリ菌の活性の強さを比較したところ、新芽を食べたグループは、活性が約30%−60%減少、さらに、胃炎も抑えられたとのこと。もやしを食べたグループでは変化が見られなかったようです。

ブロッコリーの新芽には、スルフォラファンという抗酸化物質が多く含まれています。このスルフォラファンはブロッコリーの芽のピリッとする辛味の成分ですが、解毒作用と抗酸化作用から優れたガン予防効果があると言われています。

ラットを使った実験でも、優れたガン予防効果があることが認められています。

谷中講師は「スルフォラファンは、特にブロッコリーの新芽に大量に含まれる。ピロリ菌を除菌しなくても、胃炎を抑え、胃がんを予防できる可能性がある」と話している。
この成分はブロッコリーの新芽に多く含まれていますが、他にもカリフラワー、キャベツなどにも含まれています。ただし普通のブロッコリーでは新芽の100分の1程度しか含まれていません。

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NEWS CLIP 05/11/01

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2005.11.01

マラリアを媒介する蚊がマラリアにならない理由

BioTodayより「マラリア原虫を運んでマラリアを媒介する蚊がマラリアにならない理由

マラリア原虫を運んでマラリアを媒介する蚊はマラリアになりません。Johns Hopkins UniversityのMarcelo Jacobs-Lorena等による研究の結果、感染前には発現していない遺伝子・SPRN6のスイッチが入ることで蚊はマラリアにならないと示唆されました。
ハマダラカマラリアは、熱帯・亜熱帯地域に広く分布する重要な感染症で、全世界で1年間に3億〜5億人の患者、150万人〜270万人の死者があると推測されています。そのほとんどはアフリカ熱帯地方で発症しています。

日本でも1935年頃までは年間数万人の患者が発生していましたが、媒介する蚊の撲滅などの結果、現在では海外で感染し国債に持ち帰る患者だけとなっていますが、それでも毎年100名〜150名が報告されています。

マラリアを媒介するのはハマダラカ属の蚊です。この蚊の雌がマラリア原虫を持つ人を吸血することでマラリア原虫は蚊の体内に入ります。この蚊がさらに別の人を刺すとマラリアに感染します。しかし、当然のことながらこの蚊はマラリアを発症することはありません。

この報告によればそれには「SPRN6」という遺伝子が関係しているようです。

マラリアを媒介する蚊ではSPRN6は通常スイッチが切られた状態になっています。しかし蚊の体内にマラリア原虫が侵入すると、この遺伝子のスイッチが入ります。

SPRN6遺伝子発現を抑制したままにしておくと、この蚊の体内でマラリア原虫の数が3倍に増え、また、SPRN6遺伝子をノックアウトすると、体内のマラリア原虫が取除かれにくくなったということです。

したがって、SPRN6を活性させると蚊のマラリア原虫駆除能力が高まると考えられます。BBCによると、研究者等はSPRN6の発現を増強させる薬剤を開発したいと考えているようです。
マラリア原虫と,それを媒介するハマダラカのゲノム情報はすでに解析されています。

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醤油や味噌をつくる好塩菌が黄砂に乗ってやってくる?

YomiuriONLINEより「しょうゆ・みそ作る好塩菌、黄砂に乗って飛来

しょうゆやみそなどを作るときに活躍する「好塩菌」の仲間が、黄砂に乗って中国奥地から日本に飛来している可能性の高いことが、東洋大工学部の宇佐美論教授(応用微生物学)らの調査でわかった。
塩分濃度が高いと、通常は細胞の中から水分が出て行くため細菌などは生きていくことはできません。腐敗菌なども生きていけないため食べ物も腐りにくくなります。塩が食品の保存に使われるのはこういった理由によります。

しかし、菌類の中には高い塩分濃度でも生きていくことができる「好塩菌」というものがいます。この菌類は細胞外の高い塩分濃度にも耐えられるように細胞内の浸透圧を高くしています。

この好塩菌は古来から生活に利用されている菌でもあります。醤油や味噌などの製造では高塩分濃度で雑菌が繁殖しないようにすると同時に、有用な好塩菌が活躍できる環境をつくり出すことで、独自の風味を醸し出す食品を製造してきました。

この好塩菌は黄砂にのって中国から飛来しているとのことです。

東京周辺の畑や道ばたの360ヶ所の土壌を分析したとところ、塩分がほとんどないにもかかわらず、132ヶ所で好塩菌が発見されました。本来は日本にはいない菌で、中国内陸の塩湖周辺など海水よりも塩分濃度が高いところで生息している種類だったとのことです。

中国は生物資源の国外持ち出しを厳しく制限しており、近ごろは菌であっても入手困難になっている。同大大学院生の越後輝敦さんは「中国奥地に行かなくても、好塩菌を採取して研究できるのは素晴らしいこと」と話している。
醤油や味噌など日本独自の味ももともとは中国から来たものなのでしょうか(笑)

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NEWS CLIP 05/10/31

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