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2005.09.27

失音楽症では脳の右側に異常が見られる

週刊米国健康ニュースより「音痴を科学的に解明

失音楽症、いわゆる音痴の人では脳の右側の活動に異常がみられることが、カナダおよびフィンランドの研究者らによって明らかにされた。医学誌「Annals of Neurology」8月29日号に掲載された。
音楽の能力には非常に個人差が大きく、音感の非常にいい人から悪い人(いわゆる音痴)まで様々です。

この中で、特に音楽感覚に問題がある場合を「失音楽症」と呼びます。失音楽症は生理的な欠陥により正しい音の認識と記憶ができない感覚性失音楽賞と音の認識と記憶はできるが正しく発声ができない運動性失音楽症に分けられます。

モントリオール大などの研究チームは、脳波検査(EEG)を実施し、さまざまな領域の脳細胞が音に対してどのように応答するか評価しました。そのために音痴の人8人と正常音程の人10人を対象として、異なる音程を各音100ミリ秒ずつ連続して聴かせたました。その結果、音痴の人は音程が少しずれただけではその変化を感じ取ることが困難だったとのことです。さらに、音痴の被験者には脳の右側に異常も認められました。

このような先天的な音痴の場合は、通常のトレーニングで治療することは困難なようです。ただ、知能面をはじめ他には一切問題はなかったとのこと。

専門家らは「音痴と失読症などの言語障害や読字障害との関連が認められており、今回の研究結果は、聴力、言語能力および読字に関する症状の診断法や治療法に寄与するものと考えられる」と評価している。また、治療選択肢の可能性を得るきっかけとなり、種々の治療法が脳に対してどのような影響を及ぼすかを評価する道を開くものとして期待されている。
この分野での研究報告もMRIやPETでますます多くなってくるでしょう。

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