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2005.09.17

ディープインパクトで100mのクレーターが

Asahi.comより「彗星にでっかいインパクト 探査機子機衝突でクレーター

米航空宇宙局(NASA)の探査機ディープインパクトの子機が衝突したテンペル第1彗星(すいせい)の表面に、直径約100メートルのクレーターができたとみられることが分かった。国立天文台や東京大、NASAなどの国際研究チームがハワイにある国立天文台「すばる望遠鏡」で観測した。16日発行の米科学誌サイエンスに発表する。
テンペル第1彗星7月4日の独立記念日に探査機ディープインパクトはテンペル第1彗星にむけて衝突体を打ち込み、彗星の組成をさぐりました。

テンペル第1彗星は太陽から近い軌道にあり、長期間にわたって表面が焼け焦がされてきた彗星です。そのため、この彗星には、粉塵からできている風化層が内部の氷に富む新鮮な層を覆った構造ができています。ディープインパクト計画は、この風化した彗星表面を掘り返し、彗星の内部に隠された本来の姿のままのダストや氷を調査するために計画されました。

研究チームは、すばる望遠鏡の赤外観測装置で衝突の様子を観測。分析の結果、彗星から有機物やチリなど約1000トンの物質が宇宙空間に放出されたことを明らかにしました。また、衝突の結果、表面には直径100メートルほどのクレーターができたと推定されます。

画像の赤色は炭素に富む彗星表面の物質、緑色はケイ酸塩を含む内部物質でした。これにより彗星内部はケイ酸塩、水、有機化合物が複雑に混じり合っていることが分かったとのこと。

国立天文台の渡部潤一助教授は「放出物が大量だったことは彗星の表面が壊れやすいことを示している。放出物を詳細に調べ、太陽系の成り立ちに迫りたい」と話している。
この彗星は太陽を中心に5.5年の短い周期で公転していますが、その組成は長周期の彗星と非常によく似ているそうです。

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