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2005.08.03

味覚は脳のどこに伝わるか

Asahi.comより「舌から脳、甘いと苦いは別の場所に伝達 広島大が解明

舌で受け取った苦味や甘味の情報が、脳の中ではそれぞれ違う場所につながっていることがマウスを使った実験でわかった。情動に関連する場所にもつながっていて、「甘いものを食べていい気持ち」など、味と情動の関係を調べる糸口にもなりそうだ。広島大の柴芳樹教授(口腔生理学)と杉田誠助手(同)が最新の米科学誌サイエンスに発表した。
研究チームは、哺乳類では何か食べた後に気持ち悪くなったときなどは、しばらくその食べ物を受け付けなくなるなど、不快な経験と結びついた特定の味覚を拒否することがよくおこることに着目。目印となる蛍光を発するたんぱく質を作るよう遺伝子操作したマウスで、目印が神経細胞を経て脳に伝わる過程を追跡しました。

味覚は舌の細胞にある甘味や酸味、苦味、辛味などの受容体で信号化され脳に伝達します。

この実験でマウスにより作られるタンパク質は、苦味に反応する受容体または甘味・うま味に反応する受容体で作られ、脳内のどの部分に伝わったかがわかるようになっています。

その結果、甘味やうま味の目印は、味の識別に重要な役割を果たすとされる大脳皮質味覚野の前方に伝わり、苦味の目印は後方に伝わったとのこと。一方、恐怖やその他の感情に関連した脳構造である嗅覚皮質や扁桃体にも現れたようです。扁桃体の中でも味によって伝わる部位が違いました。

杉田さんは「これをもとに将来、味がうまく感じられない味覚障害や、味覚の学習の解明を進めたい」と話している。
味覚に関する研究はとうとう脳内にまでおよんできました。

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