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2005.07.29

地球内部からのニュートリノをとらえた!

Asahi.comより「素粒子ニュートリノ「地球生まれ」初検出 東北大チーム

火山活動や大陸移動を引き起こす地球内部のエネルギー源から出た素粒子ニュートリノを、岐阜県・神岡鉱山にある東北大の観測装置「カムランド」が初めてとらえた。
地球の地殻やマントルは地球内部のウランやトリウムが崩壊するときに放出される熱で常にあたためられており、これがマントルの対流や大陸移動を引き起こす主要なエネルギー源の一つと考えられています。地球内部で発生する熱は約40テラワットと推測され、これは原子力発電所1万基分にものぼります。

この崩壊のときにエネルギーの低いニュートリノが出ることは理論的に分かっていましたが、これまで検出することはできていませんでした。

検出に使われたのは「カミオカンデ」の跡地にある高感度の後継装置である「カムランド」。直径18mの球形のタンクに1000トンの透明なオイルを入れ、ニュートリノと反応し発光する光を検出します。水を使ったカミオカンデに比べ、低エネルギーのものまで検出できるのが特徴です。

この研究では02年3月−04年10月に検出した粒子152個のデータを解析し、原子炉ニュートリノや放射能による誤反応の粒子を除外。少なくても4.5個、多い場合は54.2個がいずれも90%の信頼度で、地球内部のウランやトリウムの原子核が壊れて生じた地球ニュートリノだと分かったとのこと。

データを蓄積すればウランやトリウムの総発熱量を推定でき、地磁気などのしくみ解明にもつながりそうだ。
まだまだ誤差の大きい結果ですが、これらのデータを地球各地で集めることで、地球内部の様子が詳しく分かってくるでしょう。

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