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2005.07.20

アスベストの無力化に新しい技術−毒をもって毒を制す

Asahi.comより「アスベスト無害化に新技術 フロン混ぜ加熱、別の物質に

建材に使われ、発がん性が指摘されるアスベスト(石綿)を従来よりも低い温度で加熱して無害化する技術を、群馬高専=前橋市=の小島昭教授(物質工学)らが開発した。アスベストに、オゾン層を破壊する有害物質フロンを混合させる方法で、「毒をもって毒を制す」という触れ込みだ。埋め立てより低額で処理ができるといい、アスベストの現存量を減らせそうだ。
アスベストは天然の鉱物繊維で安価なため、多く使用されてきました。火山から吹き出た溶岩が水で冷やされるとき、特殊な条件下でアスベストの結晶が成長します。

1本の繊維の太さは髪の毛の5000分の1といわれ、熱や薬品にも強く、紡いで織ることもできます。そのため「奇跡の鉱物」といわれていた時期もありました。主成分は、珪酸マグネシウム塩で蛇紋石石綿と角閃石石綿に大別されます。主な産出国はカナダ、南アフリカ、ロシアなど。

このアスベストが肺ガンや中皮腫の原因になることは日々報道されている通りです。

アスベストは処理・無毒化が困難なため、従来はセメント固化、埋め立てが主な処分方法でした。最近では溶融固化しスラグ化する方法が主になりつつあります。しかし、この場合、1000℃以上の高温にする必要があり費用がかかりました。

小島教授らはフロンを分解してできたフッ化カルシウムや酸化カルシウムをアスベストと混合させ、700℃に加熱して粉末にすることにより粒状の物質に変え無毒化することに成功しました。

小島教授はすでに特許を取得し、実用化研究も進めており、「無害化したアスベスト融解物も、タイルやコンクリートなどの原料として再資源化できるよう研究を続けたい」と話す。
費用が安くすみ、不安の残る埋め立て以外の方法が開発されることで処理が進むことを期待したいものです。

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