« NEWS CLIP 05/07/13 | Main | 電源を切っても画像が残る電子ペーパーを開発 »

2005.07.14

パーキンソン病の治療薬でギャンブル中毒に

BioTodayより「パーキンソン病患者の病的賭博と治療の関係

治療過程において、それまで賭博など全くしなかったのに急に賭博にのめりこんでしまうという病的賭博を発現するパーキンソン病患者がいます。通常診療で同定した病的賭博を呈するパーキンソン病患者11人について、病的賭博と薬剤の関係を考察した報告がArch Neurol誌に発表されています。
ギャンブル脳内の神経伝達物質であるドーパミンの欠乏が原因でおこるパーキンソン病は脳が出す運動の指令がうまく伝わらず、スムーズに動けなくなってしまう病気です。難病、いわゆる特定疾患に認定されていますが患者数は人口10万人につき80−100人程度で、決して珍しい病気ではありません。

治療にはドーパミンの分泌を促す薬剤が使用されます。

このパーキンソン病の治療薬によりギャンブル中毒の症状を引き起こすことがあることは数年前からいわれていました。

この研究では、パーキンソン病と診断された患者でギャンブル中毒の症状を呈している11人を詳しく調べました。そのうち4人はそれまで一切ギャンブルを行わない人でした。

その結果、これらの患者がギャンブル中毒になったのはドパミンアゴニストといわれるドーパミン分泌薬の投与開始後3ヶ月以内または用量を増量中でした。服用をやめれば症状は治まったとのこと。

また、11人中9人はD3受容体を刺激するプラミペキソールを服用していました。これまでに発表された報告でも、17人中10人(68%)がプラミペキソールを服用していました。このことから、D3受容体刺激が病的賭博に関連しているのではないかと考えられました。
今年の5月にはパーキンソン病の治療薬の影響でギャンブルをやめられなくなったとして、オンタリオの男性がファイザーなどの製薬会社2社をあいてに訴訟をおこしていますね。

|

« NEWS CLIP 05/07/13 | Main | 電源を切っても画像が残る電子ペーパーを開発 »

Comments

Superb, what a weblog it is! This web site gives helpful data to us, keep it up.

Posted by: Полный текст статьи | 2014.10.05 at 10:02 AM

I visit day-to-day some sites and websites to read articles, but this weblog presents feature based articles.

Posted by: match.com search | 2015.04.07 at 03:20 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17506/4962404

Listed below are links to weblogs that reference パーキンソン病の治療薬でギャンブル中毒に:

» パーキンソン病の患者の脳内では不思議なことが起こっている? [大学への基礎数学-雑記帳]
YomiuriONLINEより「パーキンソン病に道か、ドーパミン作る神経細胞を確 [Read More]

Tracked on 2005.07.27 at 12:16 AM

« NEWS CLIP 05/07/13 | Main | 電源を切っても画像が残る電子ペーパーを開発 »