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2005.07.08

ダイオキシンは子宮内膜症と無関係−大量摂取では分かりませんが

Asahi.comより「ダイオキシン濃度と子宮内膜症、日常摂取なら「無関係」

子宮内膜症と日常の生活で摂取するダイオキシンには関連が見られなかったとする研究結果が、厚生労働省の研究班から出た。この病気は若い女性の間で増えていると指摘され、危険因子の一つとしてダイオキシンなど内分泌撹乱(かくらん)化学物質が疑われてきた。
子宮内膜症は、子宮以外の卵巣や膀胱、腸などで子宮の内膜細胞が成長・増殖する病気です。おもな特徴として月経痛や不妊症があります。

現在少なくとも成人女性の10%が子宮内膜症だと推定されています。

この病気の原因はよく分かっていません。ただ1992年にアカゲザルに対するダイオキシン投与実験の結果、子宮内膜症が発生したという報告のあと、この病気とダイオキシンの関係が注目され始めました。女性の生理用品にダイオキシンが含まれると問題になったこともあります。

この研究では58人の子宮内膜症の女性とそうでない81人の女性の血液を比較。ダイオキシン類の濃度の中央値は患者で血中の脂質1gあたり19.4pg、そうでない女性はそれよりも高く21.58pgでした。

ポリ塩化ビフェニール(PCB)をあわせても、患者の方が濃度が低かったとのこと。

さらに濃度の高さごとに4つのグループに分けて、月経周期などの影響を取り除いて発症率を計算すると、統計上は差がある結果ではなかったものの濃度が高いほど低くなる傾向が見られたそうです。

同医大柏病院産婦人科の佐々木寛診療部長は「大量摂取の影響は不明で、さらに詳しく調べる必要がある」と話す。
定量的な判断が難しいダイオキシンに関する研究ですが、通常の生活を送る限りは問題ないようです。

<参考>「ダイオキシンを分解する細菌発見

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