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2005.07.03

HIVに対する抵抗力を強める遺伝子群を発見

YomiuriONLINEより「HIV感染防ぐ遺伝子発見、強い免疫反応…日伊チーム

エイズウイルス(HIV)が体に侵入した時、強い免疫反応を起こして感染を予防する遺伝子群があることを、近畿大医学部の宮沢正顯(まさあき)教授(免疫学)とイタリア・ミラノ大の研究グループが突き止め、英医学誌に発表した。
HIVに対して強い免疫を持つ人がいることは知られています。ウィルスに感染した後、数ヶ月でAIDSを発症する人がいる反面、数十年間も発症しない人もいます。

これらは遺伝子の差であるといわれています。例えば、CCL3L1という遺伝子を人より多く持つ人はHIVへの抵抗力が強いという報告もあります。

この研究では、HIVに対し強い免疫反応をすイタリア人のHIV感染抵抗者と、抵抗者と4年以上性交渉をしてきたHIV感染者のカップル計42組84人、同じ地方に住む非感染者の市民47人の遺伝子を調べ、それぞれの違いを比較しました。

その結果、HIVに対して強い抵抗力を持つ人は22番染色体にある複数の遺伝子に、特定のDNA配列を持つ人の割合が高いことが分かりました。このうち一つの遺伝子は感染抵抗者の3人に1人が持ち、感染抵抗者でない人の4.2倍に上ったとのこと。

22番目の染色体には、免疫細胞の働きを調節する複数の遺伝子がある。宮沢教授は「HIVが体に侵入しようとした時にいち早く反応して細胞への侵入をストップするか、感染した細胞を早い時期にたたく遺伝子があるため、感染しないと考えられる」と話す。
エイズ治療薬の開発につながるといいですが。

<参考>「新型のHIV?−潜伏期間短く、薬剤耐性をもつウィルスの可能性

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