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2005.06.16

腹腔鏡手術の技術認定審査、第一線医師の半数が不合格!

YomiuriONLINEより「腹腔鏡手術、半数が不合格…一線の医師対象に初テスト

がんの手術などで、患者の体への負担が少ない腹腔(ふっくう)鏡手術の経験を積んだ医師を対象に、日本内視鏡外科学会が初めて行った技術認定審査で、消化器・一般外科領域の全体の合格率が53%にとどまり、約半数が不合格になったことが14日わかった。
腹腔鏡はいわゆる内視鏡の一種で、開腹せずに腹腔鏡で腹腔内の様子をスクリーンに映し出し、この画面を見ながら特殊な器具を使って手術を行います。

近年は手術法も進歩して、胆嚢切除や早期胃がん、早期大腸がんなどの手術にも用いられています。開腹せずに直径1cm程度の穴を開けるだけですむため傷の治りは早い反面、手術そのものの難易度は高くなります。

今回の技術認定審査の受験者は日本外科学会など他学会の専門医資格をもつ第一線の医師。胆嚢摘出で50件以上、大腸や胃などの切除で20件以上の腹腔鏡手術を経験した医師が対象でした。大腸、胃、胆道など臓器別8部門に計422人が申請。

審査は、同学会の審査委員会が行い、手術の記録ビデオをそれぞれ2人の審査員が見て、カメラや切除器具の使い方、助手との連携などを総合評価。

その結果、合格率は基本技術とされる胆道(胆嚢摘出など)が66%、胃は49%、大腸は40%、食道は36%にとどまりました。

申請者はいずれも病院では、指導的な立場で手術を担う専門医。それでも合格率が低かったことについて、審査を担当した医師は「第三者の評価を受けてこなかったため、自己流のやり方に疑問を持たずに手術を続けてきたのだと思う。切除や縫合の基本ができていないケースもあった」と指摘する。
合格できなかった人はショックだったでしょうが、まな板の上の鯉となっている患者側にはもっとショックな結果です。これはぜひとも医療関係者からのコメントがほしいところです。

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Tracked on 2005.06.16 at 11:44 PM

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前に取り上げました腹腔(ふっくう)鏡手術について、東京・港区の慈恵医大で独自の資格制度をスタートさせたようです。 1次から3次の3段階の試験になっており、実際に1次試験を実施したところ64人中41人の合格と6割程度の合格率になっております。ちなみに、3年間で3次試験までパスしないと手術ができなくなるそうです。 約10台の練習装置を備えたトレーニングルームを設置し、力量アップのための環境を整備しており、ただ試験... [Read More]

Tracked on 2005.06.24 at 10:04 AM

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