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2005.06.04

化石から恐竜の性別を判定−ティラノサウルスは雄か雌か

毎日新聞より「恐竜の性別:化石から特定 米の研究チーム

米ノースカロライナ州立大などの研究チームが、米国の約7000万年前の地層から発掘された肉食恐竜ティラノサウルス(全長約10メートル)の化石から恐竜の性別を見分ける特徴を発見し、「産卵期のメスだった」とする研究成果を3日付の米科学誌「サイエンス」に発表した。
鳥類と恐竜の類似組織化石として発掘される恐竜は、雌雄を判別できる組織が化石の中に残りにくく、性別の特定は難しいのが現状でした。

この研究では鳥類の骨と恐竜の骨の類似性に着目。ティラノサウルスの大腿骨の化石内部を調べると、骨髄の通っていた空洞に沿って密度の低い骨が発達していることを見つけました。

鳥類の雌は産卵の際に大腿骨の中に骨髄骨という組織を形成します。これはカルシウムや細かい血管を多く含み、卵の殻のカルシウム源となっています。

ティラノサウルスから採取した骨組織はこの骨髄骨と非常によく似ていることが確認されました。現在生息している鳥類の中では、全く同じではないものの走鳥類(ダチョウ、エミューなど)の雌の骨とよく似ているとのことです。

性別判定の有力な武器になりそうです。

真鍋真・国立科学博物館主任研究官は「今回の研究成果を使えば、恐竜の性別や産卵期かどうかを確認できる。化石の発見状況と合わせて恐竜の繁殖行動や生態への理解が進むのではないか」と話している。
この研究から、鳥類と恐竜の産卵過程がよく似ていることも確認されるため、鳥類が恐竜から進化したという説の有力な証拠にもなりそうです。

<参考>「6800万年前の恐竜の化石から血管を発見

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