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2005.06.28

ハチドリの空中浮揚の謎に迫る

CNNより「ハチドリの静止飛行、最新技術で仕組み解明 米チーム

ハチドリが空中の同じ位置にとどまる「静止飛行」の仕組みを最新技術でとらえる実験に、米研究チームがこのほど成功した。ハチドリの羽は、一般の鳥類と昆虫類のちょうど中間に当たる動きを示すことが分かったという。
ハチドリハチドリはブラジルやペルーなど中南米や北アメリカ各地に分布している世界一小さい鳥です。体長は10cm前後、重さは2−20g。ブンブンというハチのような羽音をたてるため、ハチドリと名付けられました。

ハチドリの特徴はその飛び方にあります。1秒間に80回も羽ばたいて空中にホバリングし静止しながら花の蜜を吸います。その様子は鳥というよりは昆虫に近いものといわれています。

この研究では液体やガスの流れを調べるために使われる「デジタル粒子画像流速測定法(DPIV)」という技術を採用。ハチドリを入れた実験器の空気にオリーブオイルの微小な粒を加え、その動きを300マイクロ秒ごとに記録しました。

このデータを分析した結果、ハチドリは羽を下向きに動かすことで体重の75%を支え、上向きに動かすことで残り25%を支えていることが明らかになりました。

一般的な鳥類の場合は、下向きの羽ばたきで全体重をささえます。一方、ハチドリが似ているとされる昆虫の場合は上方向の羽ばたきで50%、下方向の羽ばたきで50%の体重を支えることが分かっています。

ハチドリはどうも昆虫と鳥類の中間の仕組みを持っているようです。

チームでは、「上向きの羽ばたきの役割が予想より小さいのに驚いた。ハチドリが静止飛行するようになった進化の過程を探る上で、新たな手がかりが得られた」と強調する。
ハチドリはこの激しい運動を維持するために毎回、自分の体重と同じくらいの餌を食べる大食漢です(笑)

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毎日新聞より「昆虫:羽ばたき、六角形に秘密 たんぱく質結晶、きれいなら素早く」 [Read More]

Tracked on 2005.12.18 at 01:32 AM

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