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2005.06.07

生殖細胞の分化に必要な遺伝子を特定−受精後6日で次の代への源が生まれます

Yahoo!NEWSより「精子、卵子へ“羅針盤” 分化は受精後6日で」(共同通信)

胚(はい)の中で、初期の生殖細胞がその他の細胞と分かれて精子や卵子になるコースを進む際に“羅針盤”の役目をするタンパク質を理化学研究所神戸研究所の斎藤通紀チームリーダー(分子生物学)らがマウスの実験で見つけ、英科学誌ネイチャー(電子版)に6日、発表した。
体細胞生物の体を構成している細胞には、体細胞と生殖細胞があります。このうち体細胞は様々な形態に分化し、個体の恒常性を維持するという働きがあります。一方、生殖細胞は次の代に情報を誤りなく伝えることが唯一の働きとなります。

生殖細胞のもとになる始原生殖細胞は発生7日目の原腸陥入運動開始後の中胚葉に40個ほどの細胞として作られます。

今回の研究では、受精卵から生殖細胞に分化するのに必要な遺伝子を発見しました。

この遺伝子は「Blimp1」と呼ばれるもの。この遺伝子を働かなくしたマウスの胚をつくると生殖細胞はできず、胚は約10日で死にました。

またマウスの場合、生殖細胞は従来いわれていた7日と6時間で他の細胞から分かれるという説を覆し、6日と6時間で現れることもわかりました。

このタンパク質はこれまで免疫細胞の最終的な分化に関与することが知られており、生殖細胞では最初の部分で関与しているらしい。
受精後6日で次の代への足がかりができているんですね。

<参考>理化学研究所

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