ツタンカーメンの頭部を復元−なかなかの美男子です
なかなかの美男子です。
YomiuriONLINEより「ツタンカーメン、CTで再現…黄金のマスクそっくり」
古代エジプトの少年王ツタンカーメンは、ぽっちゃりしたほおのベビーフェースで、王家の遺伝的特徴で歯のかみ合わせが悪かった――フランスと米国、エジプトの科学者らは10日、ミイラからCT(コンピューター断層撮影法)で再現した少年王の顔の画像を公開、有名な黄金のマスクにそっくりだったことがわかった。

今年の1月に王家の谷で墓から運び出されたツタンカーメンのミイラはCTで調べられ、死亡原因などについての分析がされています。ツタンカーメンが死亡したのは19歳の頃。身長は168cm。左足に骨折が発見されました。死因はこの骨折による感染症ではないかとされています。
今回、各チームはこの時のCTスキャンの画像1700枚をもとに頭部の複製に挑みました。各チームはCT画像をもとに骨格のプラスティックモデルを作成。そこに粘土で肉付けし、特徴を明確にしていきました。
この3ちーむのうちフランスとエジプトの両チームはこのデータがツタンカーメンのものと知っていましたが、米国チームはそれを知らされずに作業したようです。
3か国のチームは別々に、約3300年前に亡くなった少年王を再現。鼻筋が通った高い鼻と、細いあごが特徴的な穏やかな表情の顔が浮かび上がるなど、各国チームの調査結果は良く似通っていた。今後、エジプトのプロジェクトではすべてのミイラをCT検査していく予定だとのことです。
<参考>「CTスキャンによりツタンカーメンの撲殺説を否定」・「ツタンカーメンの死因を追求−呪われませんように(笑)」(サイト内リンク)
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