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2005.05.24

苦味を感じる遺伝子は進化の過程で急速に退化した

YomiuriONLINEより「苦味感じる遺伝子、人類進化で急速に退化

苦味を感じる遺伝子は人類進化の道のりで急速に退化したことを、総合研究大学院大学(神奈川県葉山町)の郷康広研究員らが突き止めた。
舌多くの動物は「苦み」を「毒」と判断し避けるといわれています。動物たちはあまり苦いものを食べません。

ところがヒトは「苦味」も味覚の一つととらえているようです。例えば山菜やゴーヤなど苦味を味わう食べ物もあるくらいです。ビールなども苦みを味わう飲み物ですね。

研究ではチンパンジーやゴリラ、マカクザルなど12種類の霊長類の苦味遺伝子(苦味を感じるセンサーをつくり出す遺伝子)を調べました。ヒトではこの遺伝子は25個働いており、他に機能を失った残骸のような遺伝子が11個あります。

しかし他の霊長類が持つ残骸遺伝子はヒトよりも少なく、さらに1個の苦味遺伝子が機能しなくなるのに平均して780万年かかっていました。ヒトの場合は200万年と退化が3.9倍も速かったとのこと。

苦味への感受性は、毒を体内に取り入れないよう備えられたとされているが、人類は、発達した脳で毒を学習し、実際に食べなくても見分けられるようになったことが急な退化の原因らしい。この成果は米遺伝学会誌の今月号に発表された。
同じ霊長類でも苦味に関する感受性は体の小さいものほど強いという研究結果もあります。大型の動物であれば多少摂取しても大丈夫だからでしょうか。

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