« タマネギはにおいがきついほど健康にいい | Main | NEWS CLIP 05/05/11 »

2005.05.11

同性愛の男性はやはり視床下部の働きに違いがあった?

CNNより「同性愛男性の脳、フェロモン反応は女性に近いと報告書

性フェロモンに対する同性愛男性の脳の反応は、異性愛男性の脳よりも、むしろ異性愛女性の脳の反応パターンに近いと、スウェーデンのカロリンスカ大学病院の研究チームが9日、米科学アカデミー紀要(電子版)に発表した。
男性の脳と女性の脳の機能差については多くの研究がされています。右脳と左脳をつなぐ脳梁など、いくつかの部分にはっきりとした医学的差違が見られるとの報告もあります。

また同性愛者の脳の解剖の結果、視床下部のINAH−3という部分に同性愛男性と異性愛男性で大きな違いがあるとの説も話題をよびました。

今回、研究チームは男性の汗などに含まれる男性ホルモン、テストステロンの誘導体である「4,16-androstadien-3-One(AND)」と女性の尿などに含まれる女性ホルモン様物質「estra-1,3,5(10),16-tetraen-3-ol(EST)」を12人ずつの同性愛男性と異性愛男性、異性愛女性にかがせ、間脳の視床下部をPET(陽電子放射断層撮影)装置を使って調べました。

男性の汗などから抽出したANDをかがせた場合、女性と同性愛の男性で視床下部が活性化したのに対し、異性愛男性では活性化しませんでした。一方、女性の尿などから抽出されるESTに関しては異性愛の男性しか反応しなかったとのことです。ほかの香料などではどのグループも同じような反応をしめしました。

研究チームは、同性愛男性の視床下部がANDに対して反応していることから、同性愛の傾向と、視床下部の神経系が、大きく関係している可能性がある、と話している。
また議論をふりまきそうな報告ではありますが。

|

« タマネギはにおいがきついほど健康にいい | Main | NEWS CLIP 05/05/11 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17506/4076007

Listed below are links to weblogs that reference 同性愛の男性はやはり視床下部の働きに違いがあった?:

» 落胆したときに働く脳の部位 [大学への基礎数学-雑記帳]
Asahi.comより「「仕方ない」でも脳は次善の策、別部位で思考 サル実験」 [Read More]

Tracked on 2005.06.18 at 12:36 AM

« タマネギはにおいがきついほど健康にいい | Main | NEWS CLIP 05/05/11 »