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2005.05.22

ヒトは妊娠率を高めた代償で発がん率も高まった?

YomiuriONLINEより「人間は進化の過程でがんになりやすく…米大学など発表

人間は進化の過程で、類人猿を含むほかの動物よりがんになりやすい特性を持つようになったことが、米コーネル大とデンマーク・コペンハーゲン大の研究でわかった。米オンライン科学誌「公共科学図書館・生物学」に発表された。
ヒトとチンパンジーが500万年前に分かれてから、この2つの生物は大きく違う進化を遂げました。分子レベルでDNAを調べて差違は少ないのですが、そのわずかな違いの中に進化の鍵があるかもしれません。

研究チームはヒトとチンパンジーのDNAを解析。いくつかピックアップされた差違の中でヒトにだけがんになりやすくする遺伝子が含まれていることがわかりました。この遺伝子には精子のアポトーシス(死滅)を抑えて量産する働きもあると思われます。

つまりこの遺伝子のおかげでヒトは妊娠率が高くなり人口の増殖に有利になったが逆に発がん率を高める結果ももたらしたと思われます。

人類は約700万年前に類人猿との共通祖先から枝分かれしたが、その後の進化の過程でこの遺伝子を獲得したとみられる。
まさに諸刃の剣の遺伝子です。

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