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2005.05.10

台風の中心気圧は実測値ではなかった!

台風の中心気圧は実測値かなと思いこんでいましたが違うんですね。

YomiuriONLINEより「お天気キャスター森田さん、台風観測法見直しを訴え

1990年代以降、中心気圧の低い強い台風が、80年代に比べて減ったのは、気象庁の観測手法の変更に原因があることが、お天気キャスターの森田正光さんらの分析でわかった。台風を実際より弱く伝えることは、データの信頼性を揺るがすだけでなく、被害を広げる懸念もある。森田さんは15日から東京都内で始まる日本気象学会で発表し、手法の見直しを訴える。
台風気象庁のデータでは、80年代までは最低中心気圧が920hPa以下の台風は毎年平均3.5個あったのですが、90年以降は2.6個に減少。特に中心気圧が900hPa以下の台風は1.6個から0.29個になっているとのことです。

森田キャスターによればこれは観測手法の変更によるものだとのこと。87年の台風11号までは気象庁の発表するデータは米軍の観測結果を利用していました。これは米軍の飛行機が台風の上空から観測機器をパラシュートで落として測っていた数値だそうです。

現在は「ドボラック法」(Dvorak method)と呼ばれる手法を利用しています。これは気象衛星からの雲画像のパターンをこれまでの観測結果に応じて分類、最も類似した台風を探してそれに雲の様子や温度、台風が発達中かどうかなどの要素を加味して中心気圧を類推するものです。

手軽な手法ではありますが、雲画像の分類の段階で人の主観的な判断がまじることや、あくまで過去のデータに基づく類推であるということが問題です。

実際、昨年の台風15号でも中心気圧の速報値と台風通過後の解析に大きな差が出たようです。

気象庁は「海上の台風は観測が難しく衛星に頼らざるをえない。しかし、それほど大きな誤差はない」としている。森田さんは「最近の台風は、目がはっきりしなかったり、コースや形状が珍しいものが少なくない。観測手法の再検証が必要だ」としている。
台風は気圧よりも最大風速などの方が問題かなとも思いますが、それにしても台風の目の上から観測機器を落としていた米軍には敬服です(笑)

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