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2005.05.13

なぜ心臓は左側にできるのか−心臓が左側にできる仕組みを解明

Asahi.comより「心臓なぜ左? 体の左右の決定、かぎ握る物質特定

私たちの体は、なぜ心臓が左側で、肝臓が右側なのか――。東京大の廣川信隆教授と田中庸介助手らのグループが、体の左右の決定に重要な役割を果たす物質が分泌されているのをマウスの実験で突き止め、大きななぞ解きに一歩近づいた。12日付の英科学誌ネイチャーで報告される。
研究グループは細胞内で物質の運搬を行うKIF(キネシン分子モータ群)とよばれるタンパク質の研究を行っていました。その過程で、KIF3というタンパク質をもたないマウスを作ったところ、心臓の血管の向きが個体によって異なるなど体の左右が決定できない異常が生じました。

そこで妊娠前期のマウス胎児を使って詳しく調べたところ、体の左右の決定には、胎児の腹側にできるノードと呼ばれる小さなくぼみの表面で、繊毛が羊水を左向きに流すことが関係すると分かったとのこと。

妊娠前期のマウスでは、ソニック・ヘッジホッグというタンパク質とレチノイン酸というビタミンの仲間を膜で包んだ袋状の物質が、くぼみ表面の細胞から分泌されます。これが水流で左に運ばれ、左側の細胞表面にくっつき、それを合図にカルシウムの濃度が上昇します。

カルシウムの濃度が上昇すると、臓器の決定に関する複数の遺伝子が働き、体の左側が形成されるようです。

廣川教授は「これで体の左右を決める初期の段階が、ほぼ解明できた。後は個々の臓器がどうできていくか、各論を詰めていけば全容がわかってくるだろう」と話す。
臓器反転症などではこの機構がうまく働いていなかったのでしょうか。

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Comments

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