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2005.04.29

机の上で核融合に成功−ただしエネルギーは取り出せません

Yahoo!NEWSより「卓上核融合に成功と発表 エネルギー源は無理」(共同通信)

卓上に置ける小さな実験装置で、核融合反応を起こすことに成功したと、米カリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)のセス・パターマン教授らのチームが27日、英科学誌ネイチャーに発表した。
核融合常温核融合は1989年にサウサンプトン大のマルチン・フライシュマン教授とアメリカ・ユタ大学のスタン・ポンス教授が発見したと報告してから一躍ブームになりましたが、追試でも同じ結果が再現されないことや、その他実験結果および発見者の報告に怪しいところが多すぎたためほぼ葬り去られた状況となっています。

しかし、この常温核融合も固体内核反応など別の観点から研究を続けている研究者もいるようです。

今回のセス・パターマン教授らの研究ではタンタル酸リチウムの結晶を希薄なガス中で加熱するとX線を放つ現象に着目。核融合への応用を試みました。

トースター程度の大きさの装置に核融合の燃料である重水素のガスとタンラル酸リチウムの結晶を封入。加熱すると、結晶周辺に生じた強い電界で重水素の原子核(重陽子)が加速され、他の原子核と衝突し、核融合を示唆する中性子の発生を検出できたということです。

ただ、核融合を起こさせるために要したエネルギー量以上のエネルギーを生み出すことはできなかったということで、本来のエネルギー源としての意味の核融合とは異なります。

核融合は、無尽蔵なエネルギー源になると期待されているが、今回の方法は反応が持続しないので、エネルギー源には使えそうにないという。
 同教授らは「医療や産業向けの小型の中性子発生装置としての用途が期待される」としている。
加速器で加速した重水素を衝突させたのと同じことが小さな装置の中で起きたのでしょうか。そうだとすれば、それはそれですごいことかも。

この教授は常温核融合の否定論者として有名じゃなかったかな。

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