鶏肉に含まれる脂肪は昔の3倍?
UKTodayより「もう「ヘルシー」じゃない――現代の鶏肉はたんぱく質よりも脂肪がたっぷり!」
一昔前までは、脂肪が少なくたんぱく質が豊かな、健康によい食肉とみられていた鶏肉だが、養鶏環境の悪化により、今日の鶏肉はたんぱく質よりも脂肪が多く、以前ほど健康的な選択肢とはいえないことが調査の結果明らかになった。

鶏肉100gあたりの脂肪は、1970年代には平均8.6gであったのに対し、現代の鶏肉は22.8g。一方タンパク質は24.3gだったものが16.5gしか含まれていなかったとか。
鶏肉のどの部位での調査結果かは分かりません。鶏肉といえども皮付きの場合は脂肪の含有量は増加し、ささみなどでは脂肪はほとんど含まれていません。
一般的に脂肪が少ないと思われている鶏肉ですが、皮付きの場合は牛や豚の赤身肉よりも脂肪の量は多くなります。
しかし昔の鶏肉に比べて脂肪の量が増えているのは事実のようです。
クローフォード教授は、現代の鶏肉の品質低下は、養鶏段階でニワトリが運動不足となっていること、虫やハーブ、種子類といったエサのバラエティがなくなり、代わりに高カロリーの穀類をベースとしたエサを常にたっぷり与えられることが原因と分析。平飼いの地鶏がもてはやされるわけですが、なんせ高いからわが家の食卓にはなかなかのぼりません(笑)
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