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2005.03.03

超伝導時の電子を観測

Asahi.comより「超伝導電子、アインシュタイン理論でくっきり観察

アインシュタインが100年前に解明した「光電効果」という現象を利用して、低温で電気抵抗がゼロになる超伝導物質の電子を世界最高の精度(分解能)で観察することに成功したと、東京大物性研究所と中国科学アカデミーの共同研究グループが2日発表した。
光電効果はその研究によりアインシュタインがノーベル賞を受賞したものですが、エネルギーの高い紫外線などの光を物質にあてると電子が飛び出す現象です。

東京大学の辛埴教授らは波長が短い特殊なレーザー光線を「セリウムルテニウム」という超伝導物質に当て、飛び出してくる電子の量などを調べました。このときに超伝導物質に当てる高品質のレーザー光源と、飛び出した電子をとらえる高精度の測定器を新たに開発。超電導が起きた時に電子の量が急増することを直接観測することに成功しました。

反発し合うはずの2個の電子がペアになってふるまうなど、物質が超伝導になる場合に特有な状態が、飛び出した電子から詳しく読み取れた。なぞの多い超伝導のしくみの解明につながるという。

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