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2005.03.29

暗黒星雲の全天図完成−目指せ伊能忠敬です

Asahi.comより「「暗黒星雲」の地図作り成就 東京学芸大などのチーム

星の生まれる現場といわれる「暗黒星雲」の全天の地図作りを、東京学芸大などのチームが成し遂げた。海外の膨大な観測資料を基に、約7年かけて7億個の星を調べあげて暗黒星雲の姿を描き出した業績は、江戸時代に伊能忠敬が作った日本地図になぞらえて「暗黒星雲の伊能図」とも評されている。28日から東京都日野市で始まる日本天文学会で発表する。
暗黒星雲のMAP暗黒星雲は、低温の塵やガスが濃く集まっている部分をいいます。自らは光を発せず背後からの光も遮ってしまうため、地球から見るとその部分だけポッカリと暗い穴が開いているように見えます。

しかし、その名に反して暗黒星雲では星が誕生しており、暗黒星雲を探ることは星の誕生過程を知る重要な研究対象となります。

今回、チームは米宇宙科学研究所が公開した50年代から蓄積されてきた全天の写真、1541枚のデジタルデータを解析しました。

暗黒星雲があるとその背後の恒星の出す光は減衰して観測されます。これまでに7億個の星の明るさを調べ、暗黒星雲によって暗くなっている領域と、近くにある明るい領域を比べることで暗黒星雲の分布や塵の量を推定しました。

これまでこうした地図は人間の目を頼りに作ったものだけでした。

今回の地図は、約5300個の暗黒星雲の座標や広がり、背景の星の光がどのくらい減光されるかなども示した。東京学芸大の土橋一仁・助教授は「日本からデータベースを発信したかった。伊能図は幕府によって海外への持ち出しが禁じられたが、世界中の研究者が観測計画をたてる上でこの地図が参考になれば、うれしい」と話している。
しかし「暗黒星雲の伊能図」とはえらくアナクロです(笑)

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