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2005.03.13

人は常に先を読んでいる−ぼーっとしてても大丈夫?

Yahoo!NEWSより「誤差最小、わずかに先回り 人間の動作原理で新発見」(共同通信)

キャッチボールの球を受ける時など、動く物を追い掛ける際、人間は無意識のうちにその動きを予測して先回りするように体を動かし、急な変化にも素早く対応できる巧妙な方法を取っていることを沢田康次東北工業大教授と石田文彦電気通信大助手が実験で突き止め、12日までに米物理学誌フィジカル・レビュー・レターズに発表した。
この話題、以前から論文としてはでていたような気がするのですが。

ヒトは刻々と変化する環境の中で生きています。そのためには、視覚、聴覚などがキャッチする外部環境に対応して自分の体をコントロールする必要があります。それも遅れを最小にし、外部環境の変化に対し実時間で対応する必要があります。

このために脳がどのような情報処理を行っているかというのは非常に興味のわくところです。

この研究では、パソコン画面内を動く直径6ミリの赤い丸をマウスを操作して白い円で追い掛けるという作業を20代の男性8人が行いました。

その結果、ヒトは動くものを追いかける行動を取るときには無意識のうちにその動きを予測して先回りするように体を動かしているとのこと。これにより急な変化にも素早く対応できます。物体の位置や速度という情報を脳がリアルタイムで処理することで「先行行動(Proactive control)」という仕組みが働くとのことです。

沢田さんは「人類の祖先が餌を上手に捕り、生き残るために生まれた仕組みだろう。先行運動は当初予想された結果を変えることがある。そんな経験が“自己”を意識させ、心の形成が始まるきっかけになったのではないか」と話している。
ロボットを人間並みに動かそうとすれば、ここまで処理をしなければいけないということでしょうか。

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