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2005.03.01

アイスマンの謎は続く−世界最古の殺人事件

またまた最近アイスマンの話題が多くなってきました。

CNNより「「アイスマン」発見から14年 なぞの解明は遠く

オーストラリア・イタリア国境の氷河で約5300年前の凍結ミイラが発見されてから、今年で14年。当時の生活やこの人物の死因をめぐり、最新技術を駆使した研究が進められているが、依然として多くのなぞが残る。またミイラの発見者らが相次いで不運な死を迎えたことから、不吉なうわさも巻き起こっている。
1991年9月、オーストリアのチロリアンアルプスの渓谷で山歩きをしていた夫妻が、海抜3,200mの溶けかけた氷の中に変色した死体を発見しました。当初は10年以上前に遭難した人ではないかと考えられていましたが衣服などを放射性炭素の測定にかけてみると死後約5,300年経過していることが明らかになりました。

このアイスマンは発見場所にちなんで「エッツィ」と命名されています。

アイスマンの詳しい分析により様々なことが分かってきています。当初は飢えと寒さで死亡したと考えられていましたが、右手に残る裂傷、鼻骨の骨折、肋骨の骨折そして背中から射られたと思われる矢じりにより何者かと争い殺害されたのではないかと推測されています。

またミトコンドリアDNAの分析では北部ヨーロッパ人に近いとされましたが、鼻の粘膜からは北イタリア特有の花粉が発見されています。腸内からはヤギ肉と穀物が見つかっており、農業社会に属していたとの説もあります。DNAの分析はさらに継続中で数ヶ月以内には人種の推定結果が判明しそうです。

さらに興味深いのは彼の体にあった59箇所の入れ墨の跡です。その場所が東洋医学の針治療のツボと一致していたといいます。針治療のようなものがあったんでしょうか。

このアイスマンの話には別の側面もあります。それは発見チームのメンバーが次々に不幸なしを遂げているということ。発見者を案内したガイドが転落死。エッツィを最初に調べた法医学者はこれをテーマにした講演に向かう途中、交通事故で亡くなりました。そして昨年10月には、発見者のヘルムート・ジーモン氏が発見現場付近で突然の嵐に襲われ遭難しました。

ジーモン氏が死亡した夜、エッツィの「殺害説」を主張するオーストリア・インスブルック大の考古学者、ワルター・ライトナー氏も現場近くにいて、米国人ジャーナリストらに持論を紹介していた。嵐に見舞われ、ヘリコプターで脱出する羽目になった翌日、ジーモン氏らが行方不明になっていると聞いて「気持ちが悪くなった」という。研究者らの間からは「エッツィののろいでは――」とのささやきも聞かれ、なぞは深まるばかりだ。
大勢の人が関わっている出来事ですから何人かが死亡してもおかしくないといえばそれまでですが、実際に自分が関わっていたらやはり何か感じるものがあるかもしれません。

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