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2005.03.10

花粉症にはやっぱり減感療法?−でも負担が大きいです

今年の花粉症は厳しそうです。わが家の花粉症持ちの妻と娘(5歳)は苦しそう。僕と息子(4歳)はそれを横目にキャッキャと遊んでますが(笑)

Yahoo!NEWSより「減感作療法効果15年以上 小児の花粉症で千葉大確認

スギ花粉のエキスを薄めて注射し続ける「減感作療法」を受けた小児患者の約76%は、治療から15年以上たっても花粉症の症状の改善や消失がみられることが、厚生労働省研究班の調査で9日、分かった。主任研究者の岡本美孝・千葉大教授によると、治療2−3年後の改善率は70−80%とされており、効果が長続きすることを裏付けた。
スギ花粉症は放置しておいても治る確率が10%程度あるといわれていますが、多くの場合は放置すると症状が悪化します。

花粉症の療法としてはいくつかありますが、その中で最も効果的だといわれているのが減感療法です。これは花粉症の原因となっているスギ花粉などのアレルゲンを薄めたものを長い時間かけて徐々に注射し、体をアレルゲンに慣らしていくという療法です。

アメリカなどでは広く行われている療法ですが、日本では最近注目されるようになってきました。

ただ患者にとって負担の大きい療法でもあります。

まず春が過ぎ、花粉症の症状が治まった頃から治療を開始します。最初は週に1−2回の注射を半年程度続けます。その後は1ヶ月に1−2回程度の注射を数年に渡って打ち続けることになります。最初は低濃度のアレルゲンを注射。だんだんと濃い濃度にしていきます。
ただアレルゲンを直接注射するので中には発作などを起こしてしまう人も出ます。そのような事態にも対処できなければいけないため、この療法を行っている病院は大きな病院がほとんどです。大病院となれば数が少ないのはもちろん、1週間に1−2回も通い続けられる人は少ないでしょう。大病院であれば診察だけで半日仕事になってしまいますし。

研究班は、千葉大病院で1970−90年に受診した患者に、現状を質問。減感作療法を2年以上受けた約120人と、対症療法などを受けた約90人が回答した。
レーザーで鼻の粘膜をやくという療法もありますが、これは効果の持続性がよくありません。数年でもとに戻ってしまう人もいるようですし、いわゆる鼻の粘膜に火傷を作るわけですから小さい子どもたちにとっては辛い療法でしょう。

減感療法が効果的なのは確かですので、できる限り負担のない方法を考案してほしいものです。

<参考>「花粉症用ワクチン開発−早く実用化をして下さい<妻

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