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2005.03.07

凍結受精卵と養子縁組

CNNより「凍結受精卵と「養子縁組」、14人が出産へ スペイン

不妊治療などの過程で凍結され、そのまま使われなかった受精卵を、「養子」として引き取る運動がスペインで始まっている。主導するバルセロナの医療機関、マルケス研究所によると、すでに14人の女性が受精卵を受け取って妊娠し、近く出産する予定だ。
スペインの国内では不妊治療を目的に作られたものの未使用のまま凍結保存されている受精卵は数万個にのぼるとされています。

不妊治療で受精卵を凍結保存する場合は、治療の成否を考え複数個の受精卵を凍結するのが通常ですが、子供が生まれた後はあまった受精卵は破棄されることになります。いわゆる余剰胚といわれるものです。

スペイン政府は昨年、これらの受精卵を実験や研究に使うことを認める決定を下しました。

これに対して、マルケス研究所は受精卵との「養子縁組」を呼びかける運動を開始。受精卵が研究に利用すされるのを阻止するために自分たちが引き取って育てようと考える女性の子宮に、解凍した受精卵を移植し始めています。不妊治療中の夫婦や子どもを亡くした父母、同性愛カップルらが名乗りを上げているようです。

受精卵から取り出される胚性幹細胞(ES細胞)は、血液や脳、骨などあらゆる臓器や器官を形成することから「万能細胞」とも呼ばれ、難病治療などに役立つとの期待が寄せられている。一方、研究の過程で受精卵が破壊されることに対して、生命尊重の立場から反発する声も強く、各国で論議を呼んでいる。
日本でも数年前にカップルの同意なく研究に利用されたり、破棄処分されたりしていた凍結受精卵が数千個にのぼっていたとの報道もありました。

離婚後の凍結受精卵の扱いも議論を呼んでいるようです。日本ではこのような場合の法的扱いはどうなるんでしょうか。

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