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2005.03.05

まれに見る共感覚の持ち主−あの歌はどんな味?

CNNより「音楽を「味わう」? スイス人音楽家の不思議な能力

音楽を聞くと、舌に甘さや苦さなどの味を感じる――スイス人の女性音楽家、E.S.さん(27)には、そんな不思議な能力がある。チューリヒ大学の心理学者らがこのほど、実験によってこれを確かめ、英科学誌ネイチャーに報告した。
音を聞くと色が見えたり、ものを食べると形を感じる人がいます。その人が料理を食べて「ちょっと尖ってるね」といった場合、本当に尖ったもののように感じているわけです。

人のそのような能力を「共感覚」といいます。この能力の持ち主は2万5000人にひとりとか、2000人にひとりとか説によって様々ですが、一定の割合でいるといわれています。

チューリッヒ大の研究者たちはE.Sという女性の音楽家を1年にわたって調査しました。彼女は「ド」の音が聞こえると赤い色が見えたり、「ファのシャープ」ではすみれ色が見えたりします。それだけでなく、高さの違う2つの音を聞くと、その組み合わせによって異なった色が見え、味まで感じるとのこと。同じ音には常に同じ味が対応しているようで、味を思い浮かべるというのでなく実際に味わっているようだと研究チームは分析しています。

実験ではさまざまな味の液体を用意し、いずれかをE.Sさんの舌につけた上で、和音の音程を聞き分けるテストを実施。液体の味に対応した音程を聞くと、素早く正解を言い当てられることなどが分かったとのこと。

研究チームによれば、E.S.さんのように音と味が同時に感じられるのは「中でも極めてまれなケース」だという。
共感覚は誰もがもっている感覚ですが、大脳辺縁形により修正されているのではという考えもあります。最近研究する人も増えてきていますので詳しいメカニズムの解明もそう遠いことではないかもしれません。

ちなみに物理学者のファインマン先生は数式に色がついているといっています。

興味があればここに共感覚のテストがありますのでやって見ると面白いかも。

でもこの女性、交響曲なんかを聴くとどんな味を感じるんでしょう。いろいろ感じすぎて気持ち悪くなっちゃうというようなことはないんでしょうか(笑)

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Comments

私には幼いころから音や味やにおいだけでなく、感触や痛み、感情、内蔵、人の体や、動物、植物にわたって、数字や色が見えることがあります。そしてその数字が
奥行きをもっていたり、動いたり、形が歪んだり、複数の色や、
数字が入ったり、その相性で不快感を感じたり好意を感じたり、することがあるのです。でも、たまにその複雑で多彩な情報が同時期に頭の中に浮かぶとき、すごく混乱することがあります。それはただの妄想なのでしょうか?それともこの共感覚という物なのでしょうか?

Posted by: 奈々 | 2008.10.20 at 08:57 AM

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