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2005.03.15

アルツハイマー病になるかがMRIで分かる

Asahi.comより「アルツハイマー病の原因物質のMRI観察に成功 理化研

アルツハイマー病の引き金になる物質が脳にたまっているかどうかを、磁気共鳴断層撮影装置(MRI)で観察する手法を、理化学研究所・脳科学総合研究センターの西道隆臣(さいどう・たかおみ)チームリーダーらが開発した。マウスの実験で有用性が確かめられ、ヒトに応用ができればアルツハイマー病の発症前診断や早期治療につなぐこともできそうだ。13日付の米科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス電子版で発表した。
老化により人間の脳内にはβアミロイドという物質が蓄積します。この物質がアルツハイマーの原因物質であると考えられています。このβアミロイドはタンパク質の構造が壊れ、凝集した繊維状の物質で蓄積すると大脳に染みのような老人斑ができます。

このβアミロイドによる老人斑はこれまで死後に解剖するしか確認の方法はありませんでした。今回、研究チームはアミロイドに結合しやすいスチリルベンゼンに、MRIで検知しやすいフッ素を結合させたFSBと呼ばれる化合物を合成。マウスに注射して観察すると、脳内に蓄積されたβアミロイドを確認することができました。

アルツハイマー病が発病するのはβアミロイドの蓄積による老人斑が脳の断面画像の10−30%になったときですが、今回はマウスの脳の2%を占めた段階でMRIによる検知が可能だったということです。

西道さんは「マウスやサルの実験で効果的な診断法を絞り込み、4〜5年先をめどに、ヒトでの応用の可能性を見極めたい」と話している。
将来の発病の可能性は診断できそうですが、それ以前に蓄積を抑える薬の開発をしてもらわないと。

<参考>以下サイト内リンク:「老年性アルツハイマーの原因遺伝子変異がわかった」・「アルツハイマーの進行を阻止できるか」・「アルツハイマー型の痴呆になる前に体重が減少する

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