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2005.03.09

CTスキャンによりツタンカーメンの撲殺説を否定

ツタンカーメンのミイラのCT撮影の結果が出ました。

Yahoo!NEWSより「ツタンカーメン王、撲殺の証拠なし=頭がい骨折は死後−エジプト」(時事通信)

黄金のマスクで知られる古代エジプトのツタンカーメン王(新王国第18王朝、紀元前14世紀)のミイラをコンピューター断層撮影装置(CT)などで調べていたエジプト考古学チームは8日、関心の的だった頭蓋(ずがい)骨の骨折跡が生前にできたものではないとする調査結果をまとめた。骨折跡は王が撲殺された可能性を示唆するものとも考えられていたが、証拠は見いだせなかった。
ツタンカーメンCT画像約3300年前に在位したツタンカーメンの最期をめぐっては暗殺説があり、死因を特定するためエジプトの考古庁は南部ルクソールの「王家の谷」で今年1月5日、1922年の発見以来初めてミイラを墓から移動させ、CTスキャンで1700枚の画像を撮影しました。

その結果、彼の死因ではないかといわれていた撲殺は否定されたようです。

1968年にミイラのX線写真が撮られたときに、ミイラの頭の中に砕けた骨の破片が発見されました。それがツタンカーメンの撲殺説につながったわけですが、今回研究チームは撲殺を裏付ける証拠は何一つ発見できなかったといいます。

この骨の破片は生前に砕けたものではなく、死後ミイラにする段階かまたはミイラの発見後にできたものではないかということ。また、その他に足の大腿骨にひびが見つかりました。

同チームは、死後に脳を取り出して防腐物質の注入などを行うミイラ化の際か、発見時に骨が破損したらしいと結論付けている。死因は特定されなかった。
はっきりと死因が特定されたわけではありませんが、大腿骨のひびが生前についたものだとすれば、そこから病原菌に感染し死亡したとも考えられます。

いずれにせよ他殺説が否定された以上、ツタンカーメンのミイラはそっとしておいてあげましょう。

<参考>「ツタンカーメンの死因を追求−呪われませんように(笑)」(サイト内リンク)

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