« 新たな虫歯治療法2種−塗るだけか吹き付けるだけか悩むところです | Main | 3万2000年の眠りから覚めた太古の細菌 »

2005.02.25

地球と金星の大気成分の違いは海があったため

Yahoo!NEWSより「海の存在が大気成分を左右 地球と金星の違いの原因?」(共同通信)

ほぼ同様の環境で生まれたのに地球と金星で大気の成分が大きく違うのは地球の基になった「原始地球」に海があったためらしい−。そんな研究結果を玄田英典東京工業大研究員(惑星科学)と阿部豊東京大助教授が24日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
金星金星は地球から最も近い距離にある惑星で、大きさや平均密度が地球に似ているため地球の姉妹惑星と表現されることもあります。標準的な惑星形成理論によればこのような地球型惑星は質量が10分の1程度の微惑星が衝突や合体を繰り返して形成されたと考えられています。

地球と金星では平均密度が同じ程度であることから、衝突した物体の組成もほぼ同じと考えるのが妥当なようですが、地球と金星では大気組成が大きく異なります。

金星の大気は地球の大気に比べてアルゴンやクリプトンなどの「希ガス」を数十−数百倍も多く含んでおり、その理由が分かっていませんでした。

太陽風が原因ではないかとの説もありましたが、完全に大気組成の違いを説明するには至っていません。

そこで玄田さんらは地球や金星が形成される様子をコンピューターシミュレーションで解析。海がない場合、衝突の衝撃で飛び散った岩石や大気はやがて重力で引き戻されることを確かめた。
海がない場合には、いわゆる原始大気が重力に引き戻されて惑星状に残ったのに対し、地球のように海がある場合には希ガスが宇宙に飛び散ってしまったとの結論です。

ただ同じ希ガスのネオンに関してはこのモデルでも説明できていないようでもあります。

|

« 新たな虫歯治療法2種−塗るだけか吹き付けるだけか悩むところです | Main | 3万2000年の眠りから覚めた太古の細菌 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17506/3067895

Listed below are links to weblogs that reference 地球と金星の大気成分の違いは海があったため:

« 新たな虫歯治療法2種−塗るだけか吹き付けるだけか悩むところです | Main | 3万2000年の眠りから覚めた太古の細菌 »