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2005.02.18

最古の銀河団を発見

YomiuriONLINEより「127億年以上前に形成、最古の「銀河団」を発見

137億年前の宇宙誕生から10億年後までの間に形成された銀河の集合体である最古の「銀河団」を東京大、国立天文台などの研究チームが米ハワイ州にあるすばる望遠鏡で発見、17日発表した。これまでの観測記録を5億年さかのぼる。宇宙最大の天体である銀河団が、宇宙開びゃく後早い時期から存在していたことを示す成果という。
最古の銀河ビッグバンにより宇宙ができたのが今から137億年前と考えられています。その後星ができたり銀河ができはじめるまでに10億年かかていると予想されていましたが、ちょうどその頃の銀河が発見されました。

研究チームは2002年から2003年にかけて南天のくじら座の方角を観測。銀河が発する光の波長のずれをもとに地球からの距離を測定しました。その結果、127億光年離れた位置に6個の銀河が差し渡し300万光年の範囲に固まって存在することを確認しました。

127億光年離れた銀河ということは127億年前の銀河の様子を見ているわけで現在発見されている記録を5億年さかのぼった最古の銀河ということになります。

この銀河団は現在の銀河団と比べると、構成する銀河の数が少ないうえ、全体の質量も2桁小さくなっていますが、活発に星がつくられている最中で銀河団が生まれつつある姿を捉えた最初の研究だといえます。

銀河団は、離れている銀河同士が重力で引き合って作られていくという考えが主流だった。だが、研究チームの代表者である米宇宙望遠鏡科学研究所の大内正己研究員は、今回の発見を元に「特定の領域で銀河がかたまって誕生したため、初期の銀河団ができた」と推定、従来の理論の修正につながると話している。
宇宙初期の様子がどんどんと解明されていっていますね。いまだもって謎につつまれている銀河団の成立の様子も分かってくるかもしれません。

<参考>すばる望遠鏡公式サイト

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